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【ブダペスト世界柔道選手権2017特集】芳田司が世界初挑戦、最大のライバルはドルジスレン・スミヤ・女子57kg級概況×有力選手紹介

(2017年8月28日)

※ eJudoメルマガ版8月28日掲載記事より転載・編集しています。
【ブダペスト世界柔道選手権2017特集】芳田司が世界初挑戦、最大のライバルはドルジスレン・スミヤ・女子57kg級概況×有力選手紹介
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57kg級実力推測マップ

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■ 階級概況

ロンドン―リオ期に階級を牽引した松本薫(ベネシード)とオトーヌ・パヴィア(フランス)が揃って戦線を離脱。コリナ・カプリオリウ(ルーマニア)もエントリーを見送り、リオデジャネイロ五輪から比べると一気に上位陣の層が薄くなった。とはいえもともとこの階級は上位から中堅の選手層が異常に厚く、失った「名前」の大きさに比すればさほどのレベルダウンはないという印象。

特にベテラン勢が意気軒高。37歳のザブリナ・フィルツモザー(オーストリア)に35歳のミリアム・ローパー(パナマ)が休まず出場しており、テルマ・モンテイロ(ポルトガル)やマーティ・マロイ(アメリカ)ら30歳前後の若いベテランたちは依然として表彰台候補に名が挙がる。

そんな中、今大会の優勝争いの軸は世界選手権初出場の芳田司(コマツ)と、リオデジャネイロ五輪銀メダリストのドルジスレン・スミヤ(モンゴル)と規定しておきたい。どちらも他の出場者と比べると力が頭ひとつ抜け出ている印象だ。

両者のワールドツアー(ワールドマスターズ、グランドスラム、グランプリなどIJF主催の国際大会)での対戦は過去芳田の3戦3勝。ただし直近の対戦である今年のアジア選手権団体戦ではドルスレンが芳田の左小外刈に左背負投を合わせて「技有」を奪って勝利している。力は互角と考えるべきだ。

この2人の力関係は階級の主筋であるので、もう少し踏み込んでおきたい。前述アジア選手権の対戦は試合全体としては芳田が優勢で「指導2」まで奪っており、圧倒的に優位な過去の対戦歴までを考えればこのポイント失陥をあくまでアクシデントと捉えることも可能ではある。しかしこの場面以外にも芳田の左小内刈に対してドルジスレンが左背負投のカウンターを狙うシーンが散見され、どうやらこのポイント奪取は出会い頭ではない。少なくともこの「足技を担ぎで塗りつぶしてくる」パターンは警戒しておくべき。

ワールドランキングで1位と2位に位置する両者が、今大会で対戦するとすれば決勝のみ。芳田としてはこの「後」のない最後の試合であることをポジティブに捉え、焦らずじっくり戦ってまず試合をしっかり作っていきたいところだ。

力的にこの2人に並ぶ存在としてはリオデジャネイロ五輪金メダリストのラファエラ・シウバ(ブラジル)が挙げられる。しかしこの選手はその最高到達点の高さに比して極端にムラ気気質なところがあり、2年連続で好パフォーマンスを発揮する可能性は限りなく低い。平均点の出来でもベスト8程度までは勝ち進むだろうが、それ以上は何らか具体的な上昇装置が必要だ。

上記3人以外で表彰台に絡む可能性が高いのは、階級の第2グループであるエレン・ルスヴォ(フランス)、クォン・ユジョン(韓国)、モンテイロ、マロイの4人。このなかでは間違いなくクォンが最も怖い存在だ。

クォンは今年のグランドスラム・パリ大会で優勝を飾った大型新人であり、この階級では久々現れた本格的な韓国系担ぎ技ファイターだ。

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※ eJudoメルマガ版8月28日掲載記事より転載・編集しています。

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