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【ブダペスト世界柔道選手権2017特集】渡名喜風南がプールBに配される最高のシナリオ、日本勢同士による決勝に期待・女子48kg級直前展望

(2017年8月28日)

※ eJudoメルマガ版8月28日掲載記事より転載・編集しています。
【ブダペスト世界柔道選手権2017特集】渡名喜風南がプールBに配される最高のシナリオ、日本勢同士による決勝に期待・女子48kg級直前展望
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エントリーは35名。概況×有力選手紹介で示したシード予想からの変更はなし。

優勝候補である近藤亜美(三井住友海上)、渡名喜風南(帝京大4年)、ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)、ガルバドラフ・オトゴンツェツェグ(カザフスタン)のうち、唯一シードから外れていた渡名喜の配置がプールBに決定。これによって4人の優勝候補全員のブロックが分かれた、非常にバランスのとれたトーナメントが完成した。日本は近藤と渡名喜が潰し合うという最悪のシナリオを回避できたばかりでなく、渡名喜を最も勝ち上がりが楽なプールBに送り込むことに成功。ドローに関しては最高の結果と言うことができるだろう。

優勝候補4人のなかで最も組み合わせに恵まれたのは近藤。自身の山に配されたノーシードの有力選手は全員逆サイドである下側に偏っており、近藤は準々決勝で勝ち上がってきた1人を倒せば良いだけ。残り3人の優勝候補たちにはもれなく3回戦に山場が設定されており、ガルバドラフには今年のヨーロッパチャンピオンであるダリア・ビロディド(ウクライナ)、渡名喜には大学のチームメイトであるステファニーアリサ・コヤマ(ブラジル)、そして、最も厄介な組み合わせを引いてしまったムンフバットには今年のアジア選手権で渡名喜を破って3位を獲得した韓国の新星、カン・ユジョン(韓国)が刺客として配されている。ムンフバットはカンに勝利しても次戦でエヴァ・チェルノヴィツキ(ハンガリー)と対戦する可能性が高く、1人だけ負担が段違いだ。

「概況×有力選手紹介」を読まれた方は既にお気づきと思うが、上記の刺客たちは3人とも「上位進出の可能性が高い若手新興勢力」としてピックアップした選手。奇しくも全員が刺客ポジションとして負ければ即トーナメント脱落の予選ラウンドという早い段階で優勝候補と対戦することになってしまった。どの試合も前半戦の山場であり、見逃すことができない注目試合ばかりだ。

【プールA】
第1シード:ガルバドラフ・オトゴンツェツェグ(カザフスタン)
第8シード:ノア・ミンスカー(イスラエル)
有力選手:ダリア・ビロディド(ウクライナ)

ガルバドラフが勝ち上がりの第1候補。実力的には大きな差があると思われるが、弱冠16歳でヨーロッパ選手権を制して勢いに乗るパワーファイタービロディド、近頃力を伸ばしてきている担ぎ技ファイターノア・ミンスカー(イスラエル)と楽しみな顔ぶれが揃った。

【プールB】
第4シード:ミリカ・ニコリッチ(セルビア)
第5シード:アリサステファニー・コヤマ(ブラジル)
有力選手:モニカ・ウングレアヌ(ルーマニア)
日本選手:渡名喜風南(帝京大4年)

勝ち上がりの第1候補は渡名喜。無風状態の上側の山からはミリカ・ニコリッチ(セルビア)が勝ち上がると思われる。日本のファンとしては世界選手権という大舞台での同門対決に期待したいところ。コヤマとモニカ・ウングレアヌ(ルーマニア)の試合は競った内容になる可能性が高いが、ここはなんとしてもコヤマに勝ち上がってもらって大舞台での同門対決を実現してもらいたいところ。

【プールC】
第2シード:ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)
第7シード:タシアナ・セザル(ギニアビサウ)
有力選手:カン・ユジョン(韓国)、メラニー・クレモン(フランス)、エヴァ・チェルノヴィツキ(ハンガリー)

階級最大の激戦区。ムンフバットとカンによる3回戦がトーナメント全体を通した前半戦最大の山場。下側の山には地元ハンガリーのチェルノビツキが配されており、この3人のいずれかが勝ち上がるものと思われる。第1候補はもちろんムンフバットだが、しぶとい韓国系担ぎ技ファイターであるカンに粘られてしまうと、次戦でチェルノビツキに足を掬われる可能性もある。

【プールD】
第3シード:近藤亜美(三井住友海上)
第6シード:マリーナ・チェルニアク(ウクライナ)
有力選手:シラ・リショニー(イスラエル)、イリーナ・ドルゴワ(ロシア)

勝ち上がりの第1候補は近藤。下側の山からはイリーナ・ドルゴワ(ロシア)が勝ち上がると予想する。パワーのチェルニアクと巧さのドルゴワの対決にも注目だ。

文責:林さとる/古田英毅


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※ eJudoメルマガ版8月28日掲載記事より転載・編集しています。

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