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女子代表が男子相手に乱取り、海外勢のパワー対策を行う・第4回全日本女子柔道強化合宿

(2017年8月3日)

※ eJudoメルマガ版8月3日掲載記事より転載・編集しています。
女子代表が男子相手に乱取り、海外勢のパワー対策を行う
第4回全日本女子柔道強化合宿
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選手を集めて指示を出す増地克之・女子監督

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男子選手を払腰で投げる芳田司

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志々目愛も大外刈で男子選手を投げ、持ち前の技の切れ味を見せつけた

味の素ナショナルトレーニングセンターで行われている全日本女子柔道強化合宿が3日、報道陣に公開された。今回の合宿は8月1日から5日までの日程で行われ、映像を用いた海外選手の対策やフィジカル面の強化、代表選手の所属との情報共有を目的としているとのこと。

練習が公開された3日は乱取り中心の追い込んだ稽古が行われ、海外選手のパワー対策として男子相手の乱取りも行われた。また、全日本女子代表では新ルールへの対応として寝技の強化が図られており、両袖やクロスグリップ、相手が引き込んできた場合など、様々な状況を想定した立技からの移行パターンの練習が行われた。

※増地克之女子監督と囲み取材を行った各選手のコメント要旨は下記。


取材・文:林さとる


増地克之女子監督のコメント
「チームビルディング講習では代表全体でテーマに沿った課題に取り組みました。目的は男女の垣根を取り払うことでしたが、非常によい機会になったと思います。来年以降も行っていきたいです。初めに自分でニックネームを決めるのですが、私はよく似ていると言われるので『白鵬』、井上監督は名前の読み方を変えて『やすお』にしていました(笑)。新ルールでは指導差による本戦決着はありませんが、ボディブローのように後半になってから効いてきます。『指導』をもらわず、先にリードを奪うことを徹底していきます。寝技の時間も長いので、立技からの移行や意識がポイントになってくると思います。近藤(亜美)は体重も安定していて順調です。大きな変化はありませんが、第一人者として階級を引っ張っていくという意識ができています。52kg級は立技の切れる志々目(愛)と寝技の得意な角田(夏実)で対照的ですが、それぞれが持ち味を試合でどう発揮するのか、楽しみです。志々目は合宿でケルメンディとよい内容の稽古ができていましたし、角田の怪我も治ってきています。新井(千鶴)は体調もよく、練習でも力がついてきたと感じています。メンタル面の脆さもなくなりましたし、万全であれば十分表彰台が狙えると思います。また、宇髙(菜絵)がキャプテンとしてチームを引っ張ってくれていることを非常に心強く感じます。年齢的に辞退という選択肢もあるなか、本人が意気に感じて日本のためにやると言ってくれました。(-目標とする金メダルの数は?)リオデジャネイロ五輪が1個だったので、そこから1個でも2個でも上積みしたいです。」

新添左季選手のコメント
「個人戦は自分だけの問題ですが、団体戦は負けるとチームに迷惑がかかるので、失点しないようにしたいです。プレッシャーはありますが、気負いすぎないようにしたいと思います。私の持ち味は得意技の内股と粘り強さ。自信を持って積極的にいきたいです。チャンスを頂いたので、自分にとってよい経験となるよう吸収して帰ってきたいと思います。(-全日本学生優勝大会での苦戦について)研究されていたこと、自分が以前と比べて変われていなかったことが原因だと思います。今は軽量級と練習をするなど、早い組み手に慣れて、よいところを持って先に技を出す練習をしています。」

宇髙菜絵選手のコメント
「個人戦ではこれまで松本(薫)選手と2人で日本を背負うというプレッシャーがありました。団体戦は自分だけの責任ではないので、日本代表としてのプレッシャーがより大きいです。最年長だということもありますが、57kg級は先鋒なのでよい流れを持ってこなければなりません。失点を絶対にせず、単に勝つだけでなく良い内容で勝ちたいです。自分の立場は重々承知しているので、これまでの経験を生かしてチームを引っ張っていきたいと思います。(-個人戦について)芳田(司)は後輩ではなく越えなければいけない存在だと思っています。それと、松本選手ともう一度戦いたい。『ママでも金』と言っていたので、戦うのが楽しみです。(膝の故障について)3年経ったのでそのままです。引退したら手術します(笑)。一瞬でも休んだら終わりという気持ちです。(-引退について)私は五輪がすべてではないと思っています。辞める区切りはたくさんあって、本当に無理だと思ったときが区切り。引退する理由ができるまでは続けます。一度世界選手権の優勝を味わっているので、もう一度表彰台の頂点に立ちたいという気持ちが強いです。」

近藤亜美選手のコメント
「3回目の世界選手権なので落ち着いています。負けてよい試合はないのでしっかり勝ちたいです。今は動画などで相手を研究して試合に臨んでいます。2015年に負けが続いたときに何かを変えようと思い、研究を始めました。リオデジャネイロ五輪のときには全選手を研究して臨みました。(-五輪後も休まず出場を継続していることについて)休みたいと思いながらも、代表を譲ったら取り戻すのは大変だとわかっていたので、選択肢はありませんでした。リオ五輪のメンバーは弱い、近藤じゃなくても良かったと思われないためにも、世界選手権では金を取りたいと思います。(-銅メダルで謝罪したことが議論を呼んだことについて)私は間違っていないと思っています。柔道は金が必須で、銅でも良いと思ってしまったら柔道ではないと考えています。48kg級は今でも『柔ちゃんの階級』と言われてしまうので、壁は高いですが変えたいです。また、最近町でよく(ポスターの)阿部一二三選手を見かけるので、負けないように優勝したいです(笑)。」

※ eJudoメルマガ版8月3日掲載記事より転載・編集しています。

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