PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

グランプリ・フフホト2017第2日4階級レポート

(2017年7月15日)

※ eJudoメルマガ版7月15日掲載記事より転載・編集しています。
第2日男女4階級(73kg級、81kg級、63kg級、70kg級)レポート
グランプリ・フフホト2017
■ 73kg級 地元中国のサイインジリガラが優勝、吉田優平は初戦で苦杯
eJudo Photo
73kg級決勝、サイインジリガラがアーサー・マルゲリドンから小内巻込「技有」

(エントリー24名)

【入賞者】
1.SAIYINJIRIGALA, (CHN)
2.MARGELIDON, Arthur (CAN)
3.IARTCEV, Denis (RUS)
3.MOHAMMADI BARIMANLOU, Mohammad (IRI)
5.MACIAS, Tommy (SWE)
5.VAN TICHELT, Dirk (BEL)
7.SANJMYATAV, Bayartuvshin (MGL)
7.VAN T WESTENDE, Sam (NED)

地元中国のサイインジリガラ(中国)が優勝。なかなかにレベルの高いトーナメントであったが、全試合で技によるポイントを獲得する好内容で地元の大歓声に応えた。ホーム故のスポット的な活躍という可能性もあるが、体の強さをベースに捨身技や返し技でポイントを重ねた試合内容は一定の評価を与えられて然るべき。層の厚い73kg級においてこの先どこまで勝ち上がれるかは未知数だが、世界選手権での活躍が楽しみだ。

日本代表の吉田優平(東海大3年)は1回戦でサンジミヤタフ・バヤルツブシン(モンゴル)を相手に本戦で「指導2」を奪ったものの、GS延長戦に入ってからいずれも偽装攻撃で立て続けに3つの「指導」を失って敗れた。このサンジミヤタフ・バヤルツブシン(モンゴル)は2月のグランプリ・デュッセルドルフ大会で土井健史(ダイコロ)を破った選手。吉田、土井ともにサンジミヤタフの密着攻勢の前に自分の柔道ができずに敗れ去っている。第1日のレポートでも触れたが、最近国際大会において若手選手がこのパターンに嵌って敗れることが非常に多くなっている。パワーファイターに密着された場合にそれを打開する地力、もしくは具体的な手立ての保有が国際大会で勝ち上がるための必須事項と言えるだろう。

【準々決勝】
ディルク・ファンティシェル(ベルギー)○優勢[技有・大内刈]△トミー・マシアス(スウェーデン)
サイインジリガラ(中国)○GS浮技(GS1:06)△サンジミヤタフ・バヤルツブシン(モンゴル)
デニス・イアルツェフ(ロシア)○優勢[技有・支釣込足]△モハマド・モハマディバリマンロウ(イラン)
アーサー・マルゲリドン(カナダ)○浮落(3:30)△サム・ファンテヴェステンド(オランダ)

【敗者復活戦】
トミー・マシアス(スウェーデン)○横四方固(2:50)△サンジミヤタフ・バヤルツブシン(モンゴル)
モハマド・モハマディバリマンロウ(イラン)○棄権(0:25)△サム・ファンテヴェステンド(オランダ)
※投げられた際に腕を負傷

【準決勝】
アーサー・マルゲリドン(カナダ)○内股(3:18)△デニス・イアルツェフ(ロシア)
サイインジリガラ(中国)○GS技有・小内巻込(GS0:42)△ディルク・ファンティシェル(ベルギー)

【3位決定戦】
デニス・イアルツェフ(ロシア)○優勢[技有・外巻込]△トミー・マシアス(スウェーデン)
モハマド・モハマディバリマンロウ(イラン)○反則[指導3](3:29)△ディルク・ファンティシェル(ベルギー)

【決勝】
サイインジリガラ(中国)○GS技有・小内巻込(GS0:45)△アーサー・マルゲリドン(カナダ)
サイインジリガラが右、マルゲリドンが左組みのケンカ四つ。1分45秒、マルゲリドンが得意の右小内巻込に飛び込むとサイインジリガラは体をひねって体側から落下。主審はマルゲリドンの「技有」を宣告するが、確認の末にこれは取り消しとなる。2分21秒、サイインジリガラに消極的の咎で「指導1」。3分間際に再度マルゲリドンが右小内巻込で相手を大きく崩す場面があったが、ここは同体で倒れてノーポイント。本戦終了間際にサイインジリガラが脇を差しての右内股でマルゲリドンを転がし場内大いに沸くが、背中が畳に触れておらずポイントはなし。結果、マルゲリドンの「指導1」リードで本戦4分が終了、勝負はGS延長戦へと持ち越される。延長戦が始まると疲れの見え始めたサイインジリガラが攻め込まれる場面が増えるが、GS45秒、マルゲリドンが右小内巻込を仕掛けたタイミングでサイインジリガラが体を浴びせながら反対に右小内巻込のカウンター。この技が「技有」となりサイインジリガラの地元優勝が決まった。

【日本代表選手勝ち上がり】

吉田優平(東海大3年)
成績:1回戦敗退


[1回戦]
吉田優平△反則[指導3](GS1:40)〇サンジミヤタフ・バヤルツブシン(モンゴル)

■ 81kg級 アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエが久々のワールドツアー制覇、佐藤正大は初戦で敗れる
eJudo Photo
81kg級決勝、アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエがアラン・フベトソフから浮落「技有」

(エントリー22名)

【入賞者】
1.VALOIS-FORTIER, Antoine (CAN)
2.KHUBETSOV, Alan (RUS)
3.CSOKNYAI, Laszlo (HUN)
3.LAPPINAGOV, Aslan (RUS)
5.ESPOSITO, Antonio (ITA)
5.LEE, Seungsu (KOR)
7.BRIAND, Etienne (CAN)
7.MOLLAEI, Saeid (IRI)

アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)が今年のヨーロッパ選手権王者であるアラン・フベトソフ(ロシア)を破って優勝。2015年グランプリ・ウランバートル大会以来となるワールドツアーのタイトルを獲得した。柔道スタイルからベテランのイメージが強いヴァロア=フォルティエだが実はまだ27歳、十分に東京五輪の圏内にいる年齢である。今大会では長身と懐の深さを生かした柔道でフベトソフとアスラン・ラッピナゴフ(ロシア)のロシアの若手選手2人を破っており、どうやら8月の世界選手権への準備は順調なようだ。ヴァロア=フォルティエは平均点は高いが最高到達点はそこまで高くない、いわば歩留まりの良い選手である。しかし、これまでにその歩留まりの良さを生かして荒れやすい世界選手権と五輪で3度表彰台に登っている侮れない選手でもある。世界選手権ではトーナメントの荒れ具合とセットで彼の勝ち上がりにも注目したい。トーナメントが荒れ、かつ上位に彼が残っていた場合には入賞の可能性十分だ。

日本代表の佐藤正大(自衛隊体育学校)は1回戦でアントニオ・エスポージト(イタリア)を相手に「指導2」を奪った後に変形の右袖釣込腰で「技有」を奪われ敗れた。

【準々決勝】
アラン・フベトソフ(ロシア)○GS指導1(GS0:39)△アントニオ・エスポージト(イタリア)
イ・センス(韓国)○背負投(1:16)△エティエンヌ・ブリオン(カナダ)
アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)○優勢[技有・体落]△アスラン・ラッピナゴフ(ロシア)
ラズロ・チョクナイ(ハンガリー)○反則(1:28)△サイード・モラエイ(イラン)

【敗者復活戦】
アントニオ・エスポージト(イタリア)○反則[指導3](2:24)△エティエンヌ・ブリオン(カナダ)
アスラン・ラッピナゴフ(ロシア)○内股(2:01)△サイード・モラエイ(イラン)

【準決勝】
アラン・フベトソフ(ロシア)○GS技有・背負投(GS1:12)△イ・センス(韓国)
アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)○優勢[技有]△ラズロ・チョクナイ(ハンガリー)

【3位決定戦】
ラズロ・チョクナイ(ハンガリー)○優勢[技有・横四方固]△アントニオ・エスポージト(イタリア)
アスラン・ラッピナゴフ(ロシア)○優勢[技有・内股]△イ・センス(韓国)

【決勝】
アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)○GS技有・浮落(GS1:02)△アラン・フベトソフ(ロシア)
ヴァロア=フォルティエが右、フベトソフが左組みのケンカ四つ。フベトソフが一方的に攻める流れが続き、1分ちょうどにヴァロア=フォルティエに「指導1」が与えられる。これ以降はフベトソフが右一本背負いに横落と低い技を仕掛け、長身のヴァロア=フォルティエが要所で右内股を放って展開をリセットするという構図で時間が経過。本戦では決着がつかず、フベトソフの「指導1」リードで試合はGS延長戦へと突入する。GS1分2秒、フベトソフがこの試合で何度も見せている横落に潜り込むと、ヴァロア=フォルティエはこれを懐で受け止め浴びせ倒して浮落「技有」を獲得。結果、ヴァロア=フォルティエが2015年グランプリ・ウランバートル大会以来となるワールドツアー優勝を決めた。

eJudo Photo
81kg級1回戦、佐藤正大はアントニオ・エスポージトに右袖釣込腰「技有」を奪われ初戦敗退

【日本代表選手勝ち上がり】

佐藤正大(自衛隊体育学校)
成績:1回戦敗退


[1回戦]
佐藤正大△優勢[技有・袖釣込腰]○アントニオ・エスポージト(イタリア)

■ 63kg級 田代未来が復活V、世界選手権を前に存在感を示す
eJudo Photo
63kg級決勝、田代未来がカトリン・ウンターヴルツァハーから左大内刈「技有」

(エントリー18名)

【入賞者】
1.TASHIRO, Miku (JPN)
2.UNTERWURZACHER, Kathrin (AUT)
3.GWEND, Edwige (ITA)
3.KRSSAKOVA, Magdalena (AUT)
5.JI, Yunseo (KOR)
5.VALKOVA, Ekaterina (RUS)
7.UMIRALIYEVA, Dilbar (KAZ)
7.HAECKER, Katharina (AUS)

田代未来(コマツ)がリオデジャネイロ五輪以来となる国際大会で復活優勝を飾り、自身が出場しない世界選手権を前に改めて存在感を示してみせた。上位陣にパワーファイターが顔を揃えるこの階級にあって、海外のトップ選手と正面から組み合って戦うことができる選手は現在のところ田代のみ。今大会でも決勝で日本選手が苦手としているトップ選手のカトリン・ウンターヴルツァハー(オーストリア)に正面からの殴り合いを挑み、「技有」を奪い合った末に「指導3」(3:01)で勝利してみせた。生命線である足技が試合の全体に行き届いており、なによりモチベーションの高さが伝わる大会だった。ここぞで投げ切れない場面、受けの脆さを見せる場面もあり、ウンターヴルツァハー戦の戦いぶりも全盛時を考えれば率直に言って物足りない。完全復活にはまだまだだが、それでもしっかり結果を残したことはさすがの一言だ。


国内の63kg級は今年の世界選手権に代表の派遣なしという非常に厳しい状況にあるが、田代の復帰が起爆剤となって他の若手選手の奮起に繋がることに期待したい。

【準々決勝】
カトリン・ウンターヴルツァハー(オーストリア)○大内刈(1:38)△ディルバー・ウミラリエワ(カザフスタン)
エカテリーナ・ヴァルコワ(ロシア)○後袈裟固(2:13)△エドウィッジ・グウェン(イタリア)
田代未来○崩上四方固(2:45)△カタリナ・ヘッカー(オーストラリア)
ジ・ユンセオ(韓国)○優勢[技有・袖釣込腰]△マグダレーナ・クルッサコワ(オーストリア)

【敗者復活戦】
エドウィッジ・グウェン(イタリア)○反則[指導3](3:11)△ディルバー・ウミラリエワ(カザフスタン)
カタリナ・ヘッカー(オーストラリア)○優勢[技有・谷落]△マグダレーナ・クルッサコワ(オーストリア)

【準決勝】
カトリン・ウンターヴルツァハー(オーストリア)○釣腰(2:46)△エカテリーナ・ヴァルコワ(ロシア)
田代未来○縦四方固(0:44)△ジ・ユンセオ(韓国)

【3位決定戦】
エドウィッジ・グウェン(イタリア)○内股(2:57)△ジ・ユンセオ(韓国)
マグダレーナ・クルッサコワ(オーストリア)○足車(3:22)△エカテリーナ・ヴァルコワ(ロシア)

【決勝】
田代未来○反則[指導3](3:01)△カトリン・ウンターヴルツァハー(オーストリア)
左相四つ。ウンターヴルツァハーは組み際に捨身技を連発して試合の主導権を取りにかかるが、田代は落ち着いてこれを捌いて寝技で攻める。55秒、田代は奥襟を叩かれたタイミングで右袖釣込腰に飛び込むが、相手の奥襟の拘束が強く谷落で返されてしまい「技有」を失陥。序盤に大きなビハインドを背負ってしまう。しかし、直後の1分13秒、田代は猛然と組みかかり奥襟を得ると、引き手を相手の脇に差し入れながら抱き付きの左大内刈で浴びせ倒して「技有」を奪取、すぐに勝負を降り出しに戻すことに成功する。これ以降、正面から組み合っては分が悪いと判断したウンターヴルツァハーは組み際の捨身技を連発。1分44秒には肩車で掛け潰れたウンターヴルツァハーに偽装攻撃の咎で「指導1」が与えられる。さらに2分41秒には消極的の咎で「指導2」が追加され、ウンターヴルツァハーはポイント上後がない状況。2分51秒、追い詰められたウンターヴルツァハーは組み際に旧ルールで盛んに用いられた相手の腕を巻き込む形の谷落で勝負に出るが、思わず田代の足を掴むクラシカルな形で投げてしまう。主審一度はウンターヴルツァハーの「技有」を宣言するが、もちろんこれはすぐに足取りによる「指導」に訂正され、「指導3」によるウンターヴルツァハーの反則負け。意外な幕引きではあったが、田代の復活優勝が決まった。

【日本代表選手勝ち上がり】

田代未来(コマツ)
成績:優勝


[2回戦]
田代未来○内股(0:10)△リ・レーレ(中国)

[準々決勝]
田代未来○崩上四方固(2:45)△カタリナ・ヘッカー(オーストラリア)

[準決勝]
田代未来○縦四方固(0:44)△ジ・ユンセオ(韓国)

[決勝]
田代未来○反則[指導3](3:01)△カトリン・ウンターヴルツァハー(オーストリア)

■ 70kg級 前田奈恵子がワールドツアー初優勝、地力の高さを見せつける
eJudo Photo
70kg級決勝、前田奈恵子がキム・センヨンを左内股で攻める

(エントリー16名)

【入賞者】
1.MAEDA, Naeko (JPN)
2.KIM, Seongyeon (KOR)
3.AUSMA, Natascha (NED)
3.MATIC, Barbara (CRO)
5.JEONG, Hye Jin (KOR)
5.GERCSAK, Szabina (HUN)
7.TAEYMANS, Roxane (BEL)
7.PAISSONI, Carola (ITA)

日本代表の前田奈恵子(JR東日本)が優勝、自身初となるワールドツアータイトルを獲得した。この日の前田は決して好調とは言えず、4試合を戦ったうち、技でポイントを獲得したのは準々決勝のジョン・ハイジン(韓国)戦のみ。さらに1回戦と準々決勝は相手に「指導2」を奪われる苦しい展開での勝利だった。とはいえ、前田の持ち味は威力のある技はもちろん、なにより前進を続ける地力の高さ。技が決まらず満点の出来ではなかったが、その地力がこの日の前田を救ったとみておきたい。ようやく得た国際大会派遣の機会、対戦相手に超強豪はおらずもし敗れれば以後の立場が危うくなるギリギリの立場であったが、結果を残してどうやら踏みとどまることに成功した形。

前田の戦歴で今大会とよく似ているのが「指導」ポイントのみで3位を獲得した昨年のグランドスラム・東京大会。この大会でも前田は技が決まらないなかで状況を積み重ねてトーナメントを勝ち上がった。今日の試合を振り返ってみると、自身の調子を測りかねていた序盤戦こそ安定感に欠ける戦いぶりだったが、準決勝以降はある種割り切った戦い方で一方的に「指導」を積み重ねている。決勝ではトーナメント唯一のトップ選手であるキム・センヨン(韓国)を相手にほとんど何もさせないまま立て続けに「指導3」を奪って勝利。相性の良さを差し引いてもこれは一定以上の評価を与えられるべき。今後も国際大会への派遣は継続されるであろうが、超強豪相手にもこの戦い方が出来るようであれば非常に面白い。引き続き注目したい。

【準々決勝】
バルバラ・マティッチ(クロアチア)○優勢[技有・一本背負投]△ロクサーネ・タエイモンス(ベルギー)
前田奈恵子○横四方固(3:36)△ジョン・ハイジン(韓国)
キム・センヨン(韓国)○優勢[技有・小内巻込]△カロラ・パイッソーニ(イタリア)
ナターシャ・オウスマ(オランダ)○GS技有・小内刈(GS0:16)△サビナ・ゲルチャク(ハンガリー)

【敗者復活戦】
ジョン・ハイジン(韓国)○GS反則[指導3](GS1:32)△ロクサーネ・タエイモンス(ベルギー)
サビナ・ゲルチャク(ハンガリー)○優勢[技有・小外刈]△カロラ・パイッソーニ(イタリア)

【準決勝】
前田奈恵子○反則[指導3](3:42)△バルバラ・マティッチ(クロアチア)
キム・センヨン(韓国)○大外刈(3:05)△ナターシャ・オウスマ(オランダ)

【3位決定戦】
ナターシャ・オウスマ(オランダ)○不戦△ジョン・ハイジン(韓国)
バルバラ・マティッチ(クロアチア)○優勢[技有・浮落]△サビナ・ゲルチャク(ハンガリー)

【決勝】
前田奈恵子○反則[指導3](3:40)△キム・センヨン(韓国)
前田が左、キムが右組みのケンカ四つ。前田は引き手で袖口を持ち、釣り手でキムの釣り手を上から潰す万全の形で圧を掛けつつ前進。押し込まれて技の出ないキムに48秒、消極的の咎で「指導1」が与えられる。以降も前田は引き手で袖口を得てから釣り手を上から持っては潰し、あるいは下から釣り手を持って首横に抜いて密着してと相手の嫌がる形で足を飛ばしながら前進。キムは技をまったく出せず2分55秒には「指導2」が追加される。後のなくなったキムだが、しかし前田の巧みな組み手管理の前に完全に封じられてしまい何もできず、3分40秒には3つ目の「指導」が与えられて試合終了。前田が一方的な試合展開でワールドツアー初優勝を手にした。

eJudo Photo
70kg級準々決勝、前田奈恵子がジョン・ハイジンから左大外刈「技有」

【日本代表選手勝ち上がり】

前田奈恵子(JR東日本)
成績:優勝


[1回戦]
前田奈恵子○反則[指導3](3:09)△アレナ・プロコペンコ(ロシア)

[準々決勝]
前田奈恵子○横四方固(3:36)△ジョン・ハイジン(韓国)

[準決勝]
前田奈恵子○反則[指導3](3:42)△バルバラ・マティッチ(クロアチア)

[決勝]
前田奈恵子○反則[指導3](3:40)△キム・センヨン(韓国)


文責:林さとる/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版7月15日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.