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グランプリ・フフホト2017第2日4階級プレビュー

(2017年7月1日)

※ eJudoメルマガ版7月1日掲載記事より転載・編集しています。
第2日4階級(男子73kg級、81kg級、女子63kg級、70kg級)プレビュー
グランプリ・フフホト大会2017
■ 73kg級 トミー・マシアスとデニス・イアルツェフがトーナメントの中心、吉田優平は初戦に第一の山場が置かれる
(エントリー24名)

昨年後半から結果を残すようになり最近では階級上位に定着しつつあるトミー・マシアス(スウェーデン)、さらに長い手足を生かした足技が強力なデニス・イアルツェフ(ロシア)とリオデジャネイロ五輪以降の73kg級で主役級の活躍を演じて来た2選手が参戦。

この2人を軸に、リオデジャネイロ五輪銅メダリストの大ベテラン、ディルク・ファンティシェル(ベルギー)に、近頃地力を上げてきている若手のアーサー・マルゲリドン(カナダ)など有力選手が複数顔を揃えた。

日本代表の吉田優平(東海大3年)はプールBに配置。Aシード位置にサイインジリガラ(中国)が座る、トーナメント中では最も陣容の薄いブロックである。とはいえ1回戦で対戦するサンジミヤタフ・バヤルツブシン(モンゴル)はほぼ無名ながら1月のグランプリ・デュッセルドルフ大会で土井健史(ダイコロ)を破っている嫌な相手。相手のパワー柔道に付き合わずに早い段階で投げてしまいたいところだ。

また、この階級にはリオデジャネイロ五輪モンゴル60kg級代表のツェンドチル・ツォグトバータル(モンゴル)が階級を一気に2つ上げてエントリーしている。2回戦でイアルツェフと当たる厳しい配置だが、どのような試合を見せてくれるのか、注目したい。

【プールA】
第1シード:トミー・マシアス(スウェーデン)
第8シード:ディルク・ファンティシェル(ベルギー)

【プールB】
第4シード:サイインジリガラ(中国)
第5シード:ジェイク・ベンステッド(オーストラリア)
日本選手:吉田優平(東海大3年)

【プールC】
第2シード:デニス・イアルツェフ(ロシア)
第7シード:ドミトロ・カニベツ(ウクライナ)
有力選手:ツェンドチル・ツォグトバータル(モンゴル)

【プールD】
第3シード:アーサー・マルゲリドン(カナダ)
第6シード:サム・ファンテヴェステンド(オランダ)
有力選手:ニコラス・デルポポロ(アメリカ)

■ 81kg級 今が旬のロシア勢2人が揃って参戦、佐藤正大は準々決勝でアラン・フベトソフに挑む
(エントリー22名)

今年のヨーロッパ選手権王者であるアラン・フベトソフ(ロシア)と同大会3位のアスラン・ラッピナゴフ(ロシア)の若手ロシア勢2人が揃って参戦。

直近のグランプリ・カンクン大会で2位になっているエティエンヌ・ブリオン(カナダ)に加え、イ・センス(韓国)、アントワーヌ・ヴァロアフォルティエ(カナダ)、ラズロ・チョクナイ(ハンガリー)らロンドン-リオ期に階級の中心に座っていた強豪選手も出場するなかなかにレベルの高いトーナメントとなった。

日本代表の佐藤正大(自衛隊体育学校)はフベトソフがAシードを張るプールAに配されており、顔ぶれを見る限り両者順当に勝ち進んで準々決勝で対戦する可能性が高い。相手はヨーロッパ選手権を制してまさに今が旬の選手であるが、日本チームの今後のためにもしっかり勝利してこの段階で一度勢いを潰してしまいたいところだ。

【プールA】
第1シード:アラン・フベトソフ(ロシア)
第8シード:ジャック・ハットン(アメリカ)
日本選手:佐藤正大(自衛隊体育学校)

【プールB】
第4シード:ニャムスレン・ダグヴァスレン(モンゴル)
第5シード:エティエンヌ・ブリオン(カナダ)
有力選手:イ・センス(韓国)

【プールC】
第2シード:アスラン・ラッピナゴフ(ロシア)
第7シード:アントワーヌ・ヴァロアフォルティエ(カナダ)

【プールD】
第3シード:サイード・モラエイ(イラン)
第6シード:ラズロ・チョクナイ(ハンガリー)

■ 63kg級 優勝候補は復帰戦の田代未来
(エントリー18名)

メダリストクラスの参戦は少ないが、中堅選手が多数揃ったなかなか骨の太いトーナメント。第1シードのカトリン・ウンターヴルツァハー(オーストリア)と日本代表の田代未来(コマツ)が明らかに頭一つ抜けている印象だ。この2人が決勝を争うところまではほぼ間違いないと思われるが、世界選手権に出場しない田代としては好内容で優勝を飾って存在感を示しておきたいところ。田代の持ち味である力強い柔道に期待したい。

【プールA】
第1シード:カトリン・ウンターヴルツァハー(オーストリア)
第8シード:ステファニー・トレンブレイ(カナダ)

【プールB】
第4シード:エカテリーナ・ヴァルコワ(ロシア)
第5シード:エドウィッジ・グウェン(イタリア)
有力選手:ツェンドアユシュ・ツェレンナドミド(モンゴル)

【プールC】
第2シード:カタリナ・ヘッカー(オーストラリア)
第7シード:田代未来(コマツ)
有力選手:ミア・ヘルマンソン(スウェーデン)

【プールD】
第3シード:ダリア・ダヴィドワ(ロシア)
第6シード:マグダレナ・クラサコワ(オーストリア)
有力選手:マリヤナ・ミスコヴィッチ=ハサンベゴヴィッチ(クロアチア)

■ 70kg級 強豪少なき低レベルトーナメント、前田奈恵子の優勝に期待
(エントリー16名)

中堅選手のバルバラ・マティッチが第1シードということからも分かるとおり、トーナメント自体のレベルは低め。日本代表の前田奈恵子(JR東日本)と第2シードに座ったキム・センヨン(韓国)の一騎打ちと考えておいて差し支えないだろう。

前田は昨年から少しづつ調子を上げてきており、純実力的には優勝の可能性十分だ。初戦の相手が5月のグランドスラム・エカテリンブルグ大会で新添左季(山梨学院大3年)を破っているアレナ・プロコペンコ(ロシア)である点が少々気がかり、まずはこれをしっかり
クリアすること。

決勝での対戦が濃厚なキムは担ぎ技を仕掛けること自体でリズムを作る韓国系背負投ファイターだが、前田は昨年のグランドスラム・東京大会で勝利を収めている。GS延長戦までもつれ込むタフな戦いになるだろうが、集中力を切らさずに戦いたい。前田は学生時代の一時期めきめき力を上げて一時は代表に手が届くのではという勢いがあったが、勝負どころで国内の強豪に僅差で阻まれ続けて出世期を逃した感あり。復活期と位置付けられる今季ついに得た国際大会単独派遣のチャンス、ぜひとも掴んでもらいたい。

【プールA】
第1シード:バルバラ・マティッチ(クロアチア)
第8シード:ロクサーネ・タエイモンス(ベルギー)

【プールB】
第4シード:アレナ・プロポペンコ(ロシア)
第5シード:イーファ・コーグラン(オーストラリア)
日本選手:前田奈恵子(JR東日本)

【プールC】
第2シード:キム・センヨン(韓国)
第7シード:ゼレ・ベクタスカイジ(カザフスタン)

【プールD】
第3シード:サビナ・ゲルチャク(ハンガリー)
第6シード:ナターシャ・オウスマ(オランダ)


文責:林さとる/古田英毅

※ eJudoメルマガ版7月1日掲載記事より転載・編集しています。

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