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第39回全国高等学校柔道選手権女子団体戦マッチレポート②準決勝~決勝

(2017年4月23日)

※ eJudoメルマガ版4月23日掲載記事より転載・編集しています。
第39回全国高等学校柔道選手権女子団体戦マッチレポート②準決勝~決勝
■ 準決勝
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準決勝、大成高の中堅山室未咲が「指導2」を奪って試合を決める

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大将戦は南筑のエース素根輝が和田梨乃子から大内刈「有効」で勝利するが時すでに遅し

大成高 2-1 南筑高
(先)和田君華○優勢[有効・大腰]△石井星
(中)山室未咲○優勢[僅差]△上津原萌芽
(大)和田梨乃子△優勢[有効・大内刈]○素根輝

第1シード校・南筑が陥落。
大成の側から見れば、大将に今大会最大の大駒・素根輝を置く南筑を倒すには2点先取以外に方法がない。一方の南筑としては前衛2枚で引き分けを1つ取れれば十分勝利が見込めるという構図だが、大成が自軍のあるべきシナリオをしっかり踏んだ形。

先鋒戦は大成・和田君華が袖釣込腰「技有」、南筑・石井星が大外返「技有」を奪うという投げ合い。しかし大腰「有効」を追加した和田が殊勲の1点を挙げることに成功。

とはいえ和田が個人戦48kg級の準優勝者であることを考えれば、石井は最低限の仕事は果たしたとも言える。南筑としては1失点までは許容範囲内、「一本」を取られなければ内容差での勝利が見込める。

というわけで最大の山場となった中堅戦は、双方この準決勝から満を持して投入された選手同士の対戦。この試合は大成・山室未咲が上津原萌芽から「指導」2つを得て手堅く勝利に辿り着く。なんとしても引き分けが欲しかった南筑はあと1つの「指導」がどうしても届かず、この時点で大成の決勝進出と南筑の敗退が決まった。満場が期待した「阿部の夙川vs素根の南筑」という今大会を象徴するべきカードの実現は、ここで潰えた。

前日の個人戦無差別決勝の再現カード、素根輝と和田梨乃子による大将戦は左相四つ。前日は素根が合技「一本」で勝利しているが、チームの敗退が決まったゆえかさすがに素根もやや減速。和田の粘りもあってこの試合は素根が勝利もその内容は大内刈「有効」による優勢に留まる。結果スコア2-1で大成の決勝進出が決まった。

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阿部詩が西尾果連を小外刈で崩す

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阿部は腕緘を極めながら抑え込みに掛かり「一本」

夙川学院高 2-0 敬愛高
(先)阿部詩○崩袈裟固(3:06)△西尾果連
(中)岡田萌○大腰(2:10)△都留麻瑞
(大)吉峰芙母絵×引分×中原爽


夙川学院が敬愛を粉砕。エース阿部詩は西尾果連を小外刈で崩すと腕を確保して引込返、腕緘に決めたまま抑え込みに辿り着き最後は崩袈裟固「一本」で勝利。これで先制すると、勝敗決定の最前線と目された中堅戦で岡田萌が同階級の九州王者・都留麻瑞から払巻込「有効」、大腰「一本」と連取して圧勝。大将戦は吉峰芙母絵が九州ブロック78kg超級準優勝者の中原爽としっかり引き分けてフィニッシュ。まったく隙を見せずに2-0の大差で勝利を決めた。

結果決まった決勝カードは、

大成高(愛知) - 夙川学院高(兵庫)

となった。

■ 決勝
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第1シード・南筑に勝利して決勝まで勝ち上がった大成

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夙川学院は圧倒的な強さで決勝まで勝ち残った

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決勝が開始される

大成は第4シードからの勝ち上がり。2回戦で小杉高(富山)を1-0、3回戦で常盤高(群馬)を3-0、準々決勝では難敵埼玉栄高(埼玉)を2-1で振り切り、そして最大の勝負どころの準決勝では中堅を山内ももから山室未咲に入れ替えて臨み、第1シード校南筑高(福岡)を2-1でみごと撃破。ついに決勝まで辿り着くこととなった。

一方の夙川学院は優勝候補の筆頭。エース阿部詩と63kg級インターハイ準優勝者岡田萌の攻撃力をテコにこの日は2回戦で明誠高(島根)を3-0、3回戦で富士学苑高(山梨)を2-0、準々決勝は帝京高(東京)を2-1、そして準決勝は敬愛高(福岡)を2-0と圧倒的な強さを見せて決勝への勝ち上がりを決めて来た。

決勝のオーダー順は下記。

大成高 - 夙川学院高
(先)小林未奈 - 阿部詩
(中)山室未咲 - 岡田萌
(大)和田梨乃子 - 吉峰芙母絵

夙川学院にオーダーの変更はなし、一方の大成はこの試合から和田君華に代えて先鋒に小林未奈を投入した。軽量の和田ではなく、ターゲットの阿部と同階級(52kg級)、かつケンカ四つの小林を入れてなんとか凌がせようという意図と考えられる。小林は昨年4月の全日本カデ準決勝で阿部を相手にGS延長戦「指導1」まで粘った来歴があり、刺客としては打ってつけ。

前衛2枚は夙川学院の戦力が勝る。一方後衛は大成が大将に個人戦無差別2位の和田梨乃子を据えており、かつマッチアップするのが1年生の吉峰芙母絵であるということでここは大成の勝利を織り込んで考えるのが妥当。順当に試合の行く末を考えれば先鋒戦は夙川学院が勝利、大将戦は大成が勝利することになり分水嶺は中堅戦。ただし代表戦ではポイントゲッターの重量に勝る大成が有利ということになる。

よって夙川学院としては前衛2枚での2点奪取が必須、阿部が「一本」を奪って大成にプレッシャーを掛け、岡田が勝利して試合を決めてしまうのが最善シナリオだ。中堅戦でマッチアップする山室はしぶとい選手だが岡田もパワーは十分、相手が勝負に来れば腰にひっかけて一発投げ、相手が凌ぎに来た場合でも突進力と圧力で「指導」を連続奪取するというシナリオは現実的に手の届くところにある。

一方の大成はなんとしても2試合を凌ぎ切り、大将和田で勝利を得るほか勝ちに至るルートがない。出来得れば0-0、最悪でも0-1のビハインドまでで2戦を終わらせて和田を畳に送り出したい。

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阿部詩が小林未奈を激しく攻める

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片時も休まず攻めた阿部は「指導」4つを得て勝利

先鋒戦は大成・小林未奈が左、夙川学院・阿部詩が右組みのケンカ四つ。阿部は「はじめ」の声が掛かるなり畳を滑るように突進、釣り手で背中を叩いて投げに掛かる。小林は両袖でいったん止め、あるいは内股に掛け潰れて時間の消費を図るが、再開後阿部は吸い込まれるように接近、圧を掛けると小林頭を下げて潰れ30秒早くも「極端な防御姿勢」の咎で小林に「指導」。

阿部は以後もまったく休まず肘抜きの右背負投に右内股と大技を連発。小林は横変形に位置をずらし、あるいは腰を切って背中を見せることで露骨に時間の消費を志向するが阿部の右袖釣込腰で崩された直後の1分12秒には「指導2」失陥。以後も試合の様相は変わらず、1分57秒には両袖から巻き込みを偽装して潰れた小林に偽装攻撃の「指導3」が与えられて試合はもはや一方的。小林はそれでも気持ちを切らず粘り続けるが、3分8秒阿部の圧にまっすぐ場外まで出てしまうミス。すかさず畳に戻って場を取り繕ったものの主審は見逃さず、場外による「指導」を宣告。これで小林の警告累積は「4」となり試合は終了、阿部がしっかり仕事を果たす形で夙川学院が先制に成功した。

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岡田萌が大腰で山室未咲を攻める

中堅戦は大成・山室未咲が右、大成・岡田萌が左組みのケンカ四つ。山室は右構え、時に右釣り手で袖、左引き手で襟と左組みの形を受け入れながら岡田の突進を凌ぐ。山室が先んじて右腰車に反時計回りの右前技と形上手数を積むが、岡田は返しを狙って封殺、前に出て左大腰で攻める。次第に岡田の地力が攻防に染み始め、岡田が奥襟を叩いて山室の頭が下がり、手を腰に当てて防御姿勢となった2分16秒山室に「指導」。

あと1つの「指導」が積まれれば夙川学院の勝利が決まる状況。後のない山室はあるいは両袖を絞って、あるいは大腰の仕掛け合いに誘って泥臭く時間を消費。大将戦に勝負を繋ぐことこそ最重要と割り切り、一種確信的に視野を狭くした柔道で見せ場少なく試合は終了。中堅戦は結局引き分けに終わった。

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大将戦、序盤に和田梨乃子が吉峰芙母絵の片腕を確保するが仕留めきれず

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吉峰は和田の圧力に怖じず先んじて大技を仕掛け続け

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残り時間僅か、和田が左大外刈で投げに掛かるが釣り手を離してしまい獲り切れず

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優勝決定の瞬間を迎える夙川学院ベンチ

この時点でスコア1-0で夙川学院がリード、しかし勝負の針は大きく大成の側に振れる。大将戦で和田が力関係通りに「一本」を獲得すれば、代表戦で待ち受けるは体格に劣る岡田か阿部、となれば和田の勝利がほぼ確実のはずだからだ。

迎えた第3試合は大成・和田梨乃子、夙川学院の1年生大将吉峰芙母絵ともに左組みの相四つ。和田は「一本」あるいは「指導4」の獲得が必須で吉峰は「一本」取られなければミッション達成、しかし実績では大きく和田が勝るというバックグラウンドのある一番。

和田が奥襟を持つと吉峰絞り落として果敢に支釣込足、しかし続けて放った払巻込が潰れたところを、和田が吉峰の腕を「後ろ手」に確保するという決定的な場面が訪れる。あるいはこれで試合終了かと思われたが和田の攻めは緻密さを欠き、腕の確保に拘り過ぎてあるべき手順を踏めず「待て」。吉峰は命拾い。

この攻防における和田の詰めの甘さと吉峰の奮闘が、そのまま試合全体を規定する。吉峰は引き手で脇を突いて間合いを確保すると先んじて攻め、和田は攻めねばならぬはずの一瞬一瞬をことごとく吉峰に奪われる形で徐々に後手に回る。1分過ぎには吉峰の大外刈を和田が返してあわやポイントという場面があったが、吉峰両襟で突き続けて前に出ることを辞めず。

しかし和田が良いタイミングの左内股から足技を繋いだ1分36秒吉峰に消極的との咎で「指導」、さらに和田が上下に激しくあおっての支釣込足を放った直後の2分0秒、続いて繰り出された和田の突進に畳を割ってしまった吉峰に場外の「指導2」が宣告される。流れが和田に渡り掛け、明らかにこのあたりが試合の分水嶺。

和田奥襟を叩いて激しく組み付くが、やはり先に技を仕掛けるのは吉峰。和田が組み手を直し、一方的に有利な形を作り出そうとして出来上がる間合いひとつの間に大外刈、払巻込と大技を仕掛けて決して展開を渡さない。和田は以後も一方的優位の形を作ってから仕掛けるという自身のルーティンから大枠抜け出すことが出来ず、以後も奥襟は叩くが先に仕掛けるのは吉峰という拮抗が続く。和田に取り立ててスクランブルの手立てはなし、リスクを冒せぬまま、決定的な技を仕掛けること自体が出来ぬままあたかも乱取りのように試合時間だけが刻々過ぎ去る。

明らかにこれが最後の攻防と思われた残り7秒、和田が左大外刈。軸足の踏み込みが浅く下がった吉峰を十分とらえきれなかったが、それでも投げずばと刈り足を引っ掛けたまま一歩進んで体を投げ出しに掛かる。満場息をのむ場面であったが、釣り手が残っては返されるとばかりに和田は落ち際に両手を離して自ら伏せてしまい、これでタイムアップ。

スコア1-1、内容差を以て試合は終了。夙川学院高が初優勝を達成することとなった。

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勝利者インタビューに臨む夙川学院の面々

夙川学院高 ①-1 大成高
(先)阿部詩○反則[指導4](3:08)△小林未奈
(中)岡田萌×引分×山室未咲
(大)吉峰芙母絵△優勢[僅差]○和田梨乃子

結果としては攻撃ポイントゼロ、すべてが「指導」で決まった低空飛行ゲーム。引き分けゼロの5勝4敗の打ち合いであった男子決勝とは対照的な内容であった。

勝敗を分けたのは戦力差ではなく、覚悟の差であったと喝破したい。

先鋒戦と大将戦、双方が得点を挙げた2試合の様相にそれは端的。先鋒戦の阿部の相手は、昨年あわや敗退というところまで追い込まれGS延長戦「指導1」で辛勝したという来歴のある、それも苦手のケンカ四つである難敵小林。しかし阿部は試合開始からそれこそ1秒の間を惜しんで突進、動作の隅々にまで攻めを染み渡らせて小林の粘りを塗り潰し4つの「指導」を獲得した。半端に投げを狙っていたらこの結果はあり得なかったはずで、阿部が「一本」(あるいは指導4)以外にありえないと腹を括っていなかったらこの戦い方自体がそもそもなかった。バックグラウンドから自分のやるべきことを弾き出し、しかも労を惜しまなかった阿部の覚悟の程がよくわかる試合ぶりであった。

しかるに大将戦における和田は、「普段のやり方」から抜け出せていなかった。前衛2枚がなりふり構わず、批判されることも厭わずひたすら粘ることで自分に襷を繋げてくれた決勝戦のそれも試合を決める最終戦。さらに「素根の南筑対阿部の夙川」という大会の目玉を押しのけて高校カテゴリの最高峰決定を担う責任。覚悟を決めるバックグラウンドは揃い過ぎるほど揃っていたはずだ。然るに、この状況で丁寧に組み手を作り、まず絶対に返されない形が出来上がってから攻めるというルーティンを踏み続けたゆえに後手を踏んだ試合ぶりは、やはり全国優勝に値するとは思えない。戦い方にも一貫性が薄く、具体的な手立てでなく大枠の力関係に頼ることで結果を残そうとしたように見受けられた。

和田の対戦相手は吉峰。招待試合シリーズ時に松本純一郎監督から語ったところによれば、吉峰は「2年生が強いから、私さえ頑張れば全国優勝に手が届く」と4月から必死の稽古を積んで強くなったとのこと。招待試合シリーズの爆発にも「私さえ頑張れば」の気合いが満ち満ちていた。つまり吉峰にとって、この和田戦(あるいは予期されていた素根戦)の4分間は1年間準備に準備を重ねて、想定と覚悟を重ね塗りして来たまさしくまとめの本番。吉峰の1年間はこの試合のためだけに費やされたものとさえ言っていいはずだ。いかに実力差あれど「順行運転」だけではこういう選手は決して抜けない。圧力で「指導」を掠め取ろうという姿勢では倒せない。しかも要求される仕事は「一本」の奪取。どんなに自分の方が強くとも、賭場に自分の持ち金を投げ出して張る、リスクを冒しても結果を取りに行く具体的な行動こそが必要だったはずだ。

歯がゆいのは、大成の選手たちにはこれが身に染みているはずであることである。おそらくこの世代は、中学カテゴリで最強を誇った鍋倉那美世代に憧れて大成の門を叩いた、小学時代それなりに成績を残して来た選手たち。その鍋倉たちスター世代が高校でどうしても優勝に手が届かず、最後の最後のインターハイを制するに至る際に何を投げ出したかを見ている世代、それまでの上から目線の柔道をかなぐり捨ててなりふり構わず泥臭く結果を残しに行った、あの姿を見ているはずの選手たちだ。しかるにもう「一本」獲らなければどのみちチームの負けが確定する大将戦の最後の攻防で、自ら手を放し畳に伏せて「いま自分が得ている指導2のリード」というもはや意味のないものを守った形の和田の行動は、まさしくあの世代が最後にもっともやってはいけないことと自らを戒めた「順行運転」そのものではなかったか。

強くて上手いが尖りがない、試合で一定の結果を残すが爆発出来ない、破綻のない優等生たち。ここ数世代の大成の選手の姿は年々ダイナミズムが薄れていく若年世代の女子柔道全体の縮図でもある。試合メソッドの蓄積を進めに進めて、「勝ち方」のノウハウを突き詰めた、そして国際大会に勝つことで社会的なプレゼンスを高めて来たある時期の日本女子柔道の在り方が若年世代とその指導者たちにいま跳ね返って来ているとも考えることが出来る。

希望が持てるのは、例えば「一本柔道」を標榜する大成・大石公平監督が発するコメントがこのあたりに実に自覚的であること。全国の指導者が、目先の結果を残さねばならぬプレッシャーと長期育成にあるべき稽古との狭間に苦しんでいることと思うが、これは業界全体が取り組まねばならない課題だ。「指導だけで決まってしまった全国大会決勝」は特定のチームの個性が生み出したものではなく若年世代の女子柔道を取り巻く文化全体が生み出した正当なアウトプットであり、これを踏まえて真摯にこの業界の行く末を考えるべき。目先で結果を求め続け、少年・中学と各世代で選手のリソースを消費させ続けるような、あるいはそこで結果が残らなければ次のステージに進めないような偏狭な価値観は改められるべきだ。少々話が飛躍したかもしれないが、保護者を含めた業界全体の理解を求めるとともに、将来伸びる選手、尖った選手を育てようと苦闘する指導者の方々に改めてエールを送る次第である。

初優勝の夙川学院は、以後も有望選手が多数その門を叩くと予想されまさに今が旬。強さはもちろん、日本一となったこれ以後はぜひそのスタイルでも女子柔道を牽引するような、一段上の柔道を期待したい。

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優勝の夙川学院高

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就任7年目、ついに全国制覇を果たした松本純一郎監督が宙を舞う

【入賞者】

優 勝:夙川学院高(兵庫)
準優勝:大成高(愛知)
第三位:敬愛高(福岡)、南筑高(福岡)
第五位:創志学園高(岡山)、埼玉栄高(埼玉)、帝京高(東京)、桐蔭学園高(神奈川)

最優秀選手:阿部詩(夙川学院高)
優秀選手:岡田萌(夙川学院高)、和田君華(大成高)、都留麻瑞(敬愛高)、素根輝(南筑高)

夙川学院高・松本純一郎監督のコメント
「本当にしんどい試合、個人戦も含めて1試合1試合本当に胸が苦しくなるような戦いばかりでしたが、どうにかゴールまで辿り着きました。嬉しいというより安心したというのが正直な気持ちです。大成高校さんに初めて勝ちました。子どもたちが一生懸命やらなければならないことをやってくれた、その結果だと思います。

夙川学院高・阿部詩選手のコメント
「団体戦はしんどかったけど、みんなで頑張って優勝出来て良かった。(-個人戦と比べて?)今までにないくらい嬉しいです」

夙川学院高・岡田萌選手のコメント
「昨日個人戦で負けてしまって、団体は絶対に勝つぞと心に決めていました。嬉しいです」

夙川学院高・吉峰芙母絵選手のコメント
「これまでの試合でずっと先鋒と中堅に助けてもらってきて何も出来なかった。決勝だけは何が何でも一本負けだけはしないぞという気持ちで臨んだ。それが出来たので良かったです」


文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

※ eJudoメルマガ版4月23日掲載記事より転載・編集しています。

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