PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

【ROAD TO 高校選手権】第16回水田三喜男杯争奪選抜高等学校柔道大会男子マッチレポート①1回戦~準々決勝

(2017年1月3日)

※ eJudoメルマガ版1月3日掲載記事より転載・編集しています。
【ROAD TO 高校選手権】第16回水田三喜男杯争奪選抜高等学校柔道大会男子マッチレポート①1回戦~準々決勝
eJudo Photo
水田三喜男杯争奪選抜高等学校柔道大会の開会式。今大会は主催者の城西国際大学によりweb中継も行われた。

eJudo Photo
選手宣誓は弓削凛月選手(大成高)と中原爽選手(敬愛高)。

第16回水田三喜男杯争奪選抜高等学校柔道大会(主催:城西国際大学、城西国際大学スポーツ振興審議会、後援:千葉県教育委員会、東金市教育委員会、山武市教育委員会、鴨川市教育委員会、チバテレ)は26日、城西国際大学スポーツ文化センター(東金市)で男子58チーム、女子36チームが参加して行われた。

「招待試合サーキット」の中でも年々その存在感を高めているこの大会、今年度男子のみどころはなんといっても、現時点で今季間違いなく全国大会の「四つ角」を占めると評価される桐蔭学園高(神奈川)、崇徳高(広島)、そして大成高(愛知)の3チームが同時出場すること。10月の朱雀杯(桐蔭学園が優勝)、今月の黒潮旗(大成が優勝、桐蔭学園が2位)と松尾杯(桐蔭学園が優勝、崇徳が準優勝)を経て27日の若潮杯に至るまでこの有力3チームがトーナメントに同居する大会はこの水田杯1大会のみ。ファンの注目度いやが上にも高まる、例年以上にその意味の大きい大会である。

トーナメント配置は2連覇を狙う大成が第1シード、以降第2シードが桐蔭学園、第3シードが崇徳というもの。順当に行けば桐蔭学園と崇徳が準決勝を戦い、勝者が決勝で大成に挑戦するということになる。

まずはトーナメントをAからDの4ブロックに割って、各ブロックごとの勝ち上がりを簡単に紹介してみたい。


※国際柔道審判規定、僅差優勢は「指導」2差以上、試合時間3分(準決勝と決勝は4分)、点取り制、試合ごとのオーダー変更可

■ Aブロック
eJudo Photo
2回戦、大成高・小田和紀が東海大高輪台高・高石陽生から支釣込足「一本」

eJudo Photo
2回戦、大成高の副将・藤鷹裕大が東海大高輪台高・藤田昂弘から内股「一本」

シード校:大成高(愛知)
準々決勝進出校:大成高(愛知)、埼玉栄高(埼玉)

昨年度優勝チームである大成高はもちろん第1シード配置、登場は2回戦からとなった。初戦の布陣は先鋒から順に三輪魁星、山田龍之介、小田和紀、藤鷹裕大、大西陸斗というもの。黒潮旗で獅子奮迅の働きを見せて優勝に貢献した東部直希を取り置き、バックアッパーと目されていた山田龍之介を試す形で大会をスタート。この東海大高輪台高(東京)戦は先鋒三輪が内股「一本」(2:02)、次鋒山田が「指導2」を奪っての僅差優勢、中堅小田が支釣込足「一本」、副将藤鷹が無理やり押し込んだ内股「一本」(2:08)でそれぞれ勝利しこの時点で4-0。それぞれの試合はもたついたもののこのまま大過なく無失点でフィニッシュ、とまずまずの内容で試合を終えるかと思われたが1年生大将の大西が東海大高輪台・金崎森治のパワーを捌けず、あおられ、圧を掛けられて全く力を発揮できず「指導2」失陥の僅差優勢で敗退。レギュラーが失点してのスコア4-1という決して合格点とは言い難い出来の滑り出しとなった。

eJudo Photo
3回戦、大成高・東部直希が近大福山高・小西優汰から払腰「一本」

3回戦は今季なかなかの好チームを作り上げて虎視眈々と広島県予選での崇徳高打倒を狙う近大福山高(広島)とマッチアップ。大成は前戦の不首尾を取り返させるべく大西陸斗を先鋒に突っ込むが、73kg級の松山葵偉大に横三角からの上四方固「一本」で先制点を失ってしまうという苦しいスタートとなる。次鋒山田は森本拓海と引き分け、中堅小田も前杢秀明と引き分けとこのビハインドを取り返せないまま緊迫の試合が続くが、副将戦はこの試合から登場したエース東部直希があっという間の払腰「一本」(022)で小西優汰に勝利しここでスコアはようやくタイ。大将戦は藤鷹が濱重竜二に内股「一本」で逆転。最終スコア2-1で準々決勝進出決定。

eJudo Photo
2回戦、埼玉栄高・岩田歩夢が佐久長聖高・小峰勇太から体落「技有」

下側の山から勝ち上がったのは埼玉栄高(埼玉)。1回戦は湯沢翔北高(秋田)の欠場により不戦勝、2回戦は佐久長聖高(長野)を相手に先鋒から西願寺哲平、蓜島創、梅野雅崇、豊永寛太、岩田歩夢とほぼベストメンバーを組み、蓜島の引き分けを挟む4勝でスコア4-0の快勝。3回戦は関西高(岡山)を相手に接戦、先鋒西願寺が岩井涼真に横四方固「技有」、中堅梅野が畝田実成から大内刈「一本」(1:37)を得て2点をリードするが副将蓜島が松永卓也に小内刈と袈裟固の合技「一本」で敗れて1点差。大将のエース岩田はリスク少なく大田原凌と引き分けて試合をまとめ、最終スコア2-1でベスト8入り決定。

eJudo Photo
準々決勝、大成高の副将・小田和紀が埼玉栄高・蓜島創から縦四方固「一本」

eJudo Photo
東部と岩田によるエース対決

【準々決勝】

大成高 ①-1 埼玉栄高
(先)三輪魁星△優勢[僅差]○西願寺哲平
(次)藤鷹裕大×引分×豊永寛太
(中)大西陸斗×引分×梅野雅崇
(副)小田和紀○縦四方固(1:08)△蓜島創
(大)東部直希×引分×岩田歩夢

先鋒戦は昨年度の66kg級全国中学大会王者・西願寺哲平が三輪魁星から2つの「指導」を得てまず埼玉栄が先制、大成にとってはまたもや苦しい立ち上がり。大成は次鋒藤鷹裕大が豊永寛太に度々背負投に潜られならも地力で弾き返し続けて引き分け、大西陸斗も地力確かながら具体的な取り味に欠けて梅野雅崇に引き分け、終盤戦まで埼玉栄のリードが継続。

しかし試合が煮詰まりつつあった副将戦は大成・小田和紀が蓜島創を縦四方固「一本」(1:08)であっという間に破り、大成が逆転に成功。大将戦のエース対決は東部直希が岩田歩夢と引き分け、1-1の内容差で大成の勝利が決まった。

得点力は高くないが地力があって相手の強弱に関わらず失点は僅少、しかし東部直希の取り味をテコに勝利自体はしっかり確保するというのが黒潮旗以来の今代大成チームの特徴。東部の引き分けで少々シナリオは変わったが、小田が埼玉栄の前線の凹みである副将ポジションをしっかり獲って収拾したという試合。形上は逆転であるが、大将対決が有利というバックグランドを大前提に試合が推移したゆえ、大成が敗北の危機感を感じる時間帯は少なく、スコアほどの接戦ではなかった。

ただし。東部は内容差のリードをバックにしていたがゆえ敢えて無難に試合を運んだという見方も出来ようが、黒潮旗以来見せ続けていた「当代随一の抜き役」というイメージを自ら崩してしまった印象あり。優位を確保して先に大技を仕掛けはするが簡単に掛け潰れて自ら展開を切ることを繰り返し、得点の気配は僅少。というよりも数合手を合わせて得た感触をもとに「多少のリスクを冒しても絶対に獲る」というステージから自ら降りたようにも見受けられた。周囲の得点力を考えればなんのかんので全国大会の上位対戦では東部が抜きまくるしかないというチーム状況にあって、ここで上位対戦ステージにおいては決して絶対の強者というわけではない岩田を相手に早い段階で引き分けを受け入れたことは評価の分かれるところだ。保有技種はともかく、技の作りや仕掛けの構成が比較的「まともな」東部がその投げの威力を存分に発揮するためには相手が抱く恐怖感をテコにするに如くはなし。ここは今後に向けてあくまで「一本」を狙いに行く自己評価の高さ、プライドの高さ、相手を決して許さぬ厳しさを見せて周囲を威圧する姿勢が欲しかった。東部1枚を押し立てて黒潮旗を獲った大成に対する関係者の評価の高さの所以は一にも二にも東部の取り味であるはず。であれば、チームの評価自体を一段下げかねない戦術選択であった。

大成、苦戦ながらも埼玉栄を突破。無事準決勝へと駒を進めることになった。

[Aブロック1回戦]

東海大高輪台高(東京) 2-1 千葉商大付高(千葉)
青森北高(青森)○不戦△千葉工高(千葉)
近大福山高(広島) 4-0 東日本国際昌平高(福島)
埼玉栄高(埼玉)○不戦△湯沢翔北高(秋田)
佐久長聖高(長野) 4-0 成田高(千葉)
関西高(岡山) 1-0 文星芸大附高(栃木)
東京学館高(千葉)○不戦△仙台育英高(宮城)

[Aブロック2回戦]

大成高(愛知) 4-1 東海大高輪台高(東京)
近大福山高(広島) 5-0 青森北高(青森)
埼玉栄高(埼玉) 4-0 佐久長聖高(長野)
関西高(岡山) 5-0 東京学館高(千葉)

[Aブロック3回戦]

大成高2-1 近大福山高
埼玉栄高 2-1 関西高

[Aブロック準々決勝]

大成高 ①-1 埼玉栄高

■ Bブロック
eJudo Photo
2回戦、盛岡南高・伊藤隆哉が木更津総合高・浅野史恩から払腰「一本」で一矢を報いる

eJudo Photo
2回戦、木更津総合高の中堅坂東虎之輔が盛岡南高・岡堀朱樹から背負投でまず「技有」

eJudo Photo
坂東は丘堀を今度は大腰で投げつけ「一本」

シード校:木更津総合高(千葉)
準々決勝進出校:木更津総合高(千葉)、近江高(滋賀)

上側の山からは木更津総合高(千葉)が順当にベスト8入り。初戦から大淵泰志郎と坂東虎之輔のポイントゲッター2枚を入れて布陣、2回戦は次鋒浅野史恩が盛岡南高(岩手)の伊藤隆哉から「技有」をリードしながら払腰で「技有」「一本」と立て続けに投げられて1点を失ったが、他ポジションは一本勝ちを4つ並べて4-1で快勝。3回戦は前橋商高(群馬)を相手に先鋒井上泰司が廣橋響に内股「有効」で敗れてビハインドスタート、次鋒浅野史恩と中堅坂東虎之輔も引き分けてしまったが、副将伊藤大輔の背負投「技有」、大将大淵泰志郎の横四方固「一本」(2:07)で逆転し最終スコア2-1でベスト8入り決定。

混戦が予想された下側の山は既に高校選手権県代表を決めている近江高(滋賀)がベスト8入り。1回戦ではゲストチームの千葉県第2選抜を5-0、2回戦は高校選手権宮城県代表の東北高(宮城)も2-0で完封、3回戦は長崎南山高(長崎)を2-1で破り堂々の準々決勝進出。

今年4つの出場枠がある高校選手権東京代表を狙う安田学園高(東京)は1回戦で沼南高(千葉)を3-0で破ったが、長崎南山との2回戦は先鋒近藤駿介の挙げた1点以降は無得点、中堅中田航成と大将増井健一が失点して1-2で逆転負けを喫してしまった。長崎南山は強豪だが同県には今季充実の長崎日大高がおり、今年度の長崎県代表獲得は微妙なところ、かつ同校には同じ東京の国士舘高が松尾杯において3-0で快勝したばかり。登録外であった増井を起用しての成績ではあるが、今年の東京の低評価を一段加速してしまう形となった早期敗退劇だった。

eJudo Photo
準々決勝、木更津総合高の大将大淵泰志郎が近江高・牧本聡真を攻める

【準々決勝】

木更津総合高 1-0 近江高
(先)井上泰司×引分×堤優輝
(次)浅野史織×引分×中村太一
(中)坂東虎之輔○大腰(2:54)△橋本健太
(副)伊藤大輔×引分×桂田快生
(大)大淵泰志郎×引分×牧本聡真

木更津総合高が虎の子の1点を守り切って近江高に競り勝ち。「1年生は同じくらいの力の選手が多い。なるべくたくさん試したい」との近野貞治監督が語った通り、今大会はもともと登録外であった井上泰司と浅野史織の2人を前衛に起用。ここまでそれぞれ1敗ずつを喫しているこの2人が無失点で我慢し、1年生ポイントゲッターの中堅坂東がしっかり1点を挙げるという快勝であった。

[Bブロック1回戦]

盛岡南高(岩手) 4-0 沼津工高(静岡)
前橋商高(群馬) 1-0 京華学園高(東京)
山形工高(山形) 3-0 拓大紅陵高(千葉)
安田学園高(東京) 3-0 沼南高(千葉)
東北高(宮城) 5-0 新潟工高(新潟)
近江高(滋賀) 5-0 千葉県第2選抜(千葉)

[Bブロック2回戦]

木更津総合高(千葉) 4-1 盛岡南高(岩手)
前橋商高(群馬) 3-2 山形工高(山形)
長崎南山高(長崎) 2-1 安田学園高(東京)
近江高(滋賀) 2-0 東北高(宮城)

[Bブロック3回戦]

木更津総合高4-1 前橋商高
近江高 2-1 長崎南山高

[Bブロック準々決勝]

木更津総合高 1-0 近江高

■ Cブロック
eJudo Photo
2回戦、桐蔭学園高の次鋒千野根有我が古川工高・平地優記から隅落「技有」

eJudo Photo
3回戦、中堅に入った千野根は千葉経済大附高・甲斐涼吾から払腰「一本」

eJudo Photo
3回戦、村尾三四郎が千葉経済大附高・鈴木祐人から左小内刈でまず「技有」

シード校:桐蔭学園高(神奈川)
準々決勝進出校:桐蔭学園高(神奈川)、四日市中央工高(三重)

桐蔭学園が順調にベスト8入り。初戦(2回戦)は村尾三四郎と関根聖隆のエース2枚をベンチに取り置いて先鋒から湯本祥真、千野根有我、髙山康太、佐藤虎太郎、樋口響介というメンバーで布陣、まず古川工高(宮城)を全試合一本勝ちの5-0で一蹴。メンバーを入れ替え樋口、高山、千野根、村尾、関根と並べた3回戦の千葉経済大附高(千葉)戦は先鋒樋口が僅差優勢で失点したものの次鋒以降はいずれも早い時間の一本勝ち。内訳は次鋒高山が石川稔樹の大内刈をかわして隅落で投げ返しまず「有効」、さらに正面突破の内股「一本」(0:21)、中堅千野根は小型選手の甲斐涼吾を深追いせず牽制を繰り返して敢えて抱かせ、このアクションで出来上がった接近状態を利して払腰「一本」(1:24)、副将村尾三四郎は鈴木祐人を相手に内股、大外刈、さらに引き出しの小内刈と技を3つ繋げて26秒で「技有」、さらに狙いすました内股「一本」(0:50)、関根が試合が始まるなりの袖釣込腰「一本」(0:09)というもの。個々が自身の柔道の特徴を非常によく踏まえて試合を組み立てており、スコアはもちろんその内容も良し。松尾杯制覇から2日が経ち、チームのレベルが一段上がっていることが随所に感じられる勝ち上がりであった。

下側の山からは四日市中央工高(三重)がベスト8へ。こちらも1回戦は千葉黎明高(千葉)を5-0、作新学院高(栃木)を3-0、九州学院高(熊本)を3-0と無失点のまま準々決勝進出を決める充実の内容。

eJudo Photo
準々決勝、桐蔭学園高・村尾三四郎が四日市中央工高・加藤駿から内股「一本」

【準々決勝】

桐蔭学園高 3-0 四日市中央工高
(先)佐藤虎太郎×引分×井上拓茉
(次)樋口響介×引分×石川大夢
(中)村尾三四郎○内股(0:53)△加藤駿
(副)千野根有我○支釣込足(0:27)△弓矢凌輔
(大)関根聖隆○内股(2:17)△薮田優樹

桐蔭学園高校がこの試合も快勝。2戦引き分けを経た中堅戦からレギュラー3枚が登場すると3連続の一本勝ちで四日市中央工高を寄せ付けず、3-0でベスト4入りを決めた。

四日市中央工は好チームだが歴代が持っているディティールの緻密さにやや欠ける印象、全国上位校レベルとの対戦になるとこの点のほころびが急激に大きくなると感じられた。同日、九州・宮崎で行われている巨大大会「ひむか旗」では三重の覇権を争うライバル・名張高が3位入賞を果たしており、長年四日市中央工高が独り勝ち状態であった三重県予選は非常な激戦。1月21日に行われる対決に向けいよいよ双方の強化は大詰め、注目してその結果を見守りたい。

eJudo Photo
2回戦、桐蔭学園の樋口響介が兵頭慎太朗から背負投「一本」

eJudo Photo
2回戦、桐蔭学園の佐藤虎太郎が鎌田勝太から袖釣込腰「技有」

eJudo Photo
3回戦、桐蔭学園の村尾三四郎が鈴木祐人から内股「一本」

[Cブロック1回戦]

古川工高(宮城) 4-0 千葉県第3選抜(千葉)
大宮工高(埼玉) 4-0 箕島高(広島)
千葉経済大附高(千葉) 4-1 帝京長岡高(新潟)
九州学院高(熊本) 5-0 正則学園高(東京)
市立柏高(千葉) 3-2 光星・八戸西高(青森)
四日市中央工高(三重) 5-0 千葉黎明高(千葉)
作新学院高(栃木) 3-2 新庄東高(山形)

[Cブロック2回戦]

桐蔭学園高(神奈川) 5-0 古川工高(宮城)
千葉経済大附高(千葉) 1-0 大宮工高(埼玉)
九州学院高(熊本) 5-0 市立柏高(千葉)
四日市中央工高(三重) 3-0 作新学院高(栃木)

[Cブロック3回戦]

桐蔭学園高 4-1 千葉経済大附高
四日市中央工高 2-0 九州学院高

[Cブロック準々決勝]

桐蔭学園高 3-0 四日市中央工高

■ Dブロック
eJudo Photo
2回戦、崇徳高の中堅枇杷木勇樹が秋田商高・渡辺一貴から開始17秒で内股「一本」を奪う

シード校:崇徳高(広島)
準々決勝進出校:崇徳高(広島)、市立習志野高(千葉)

崇徳高(広島)が完璧な内容でベスト8入り。後衛3枚のみをレギュラーで固めた2回戦は先鋒から篠原泰斗、八木郁実、枇杷木勇樹、神垣和也、兼藤仁士というオーダーで臨み、秋田商高(秋田)を一本勝ち5つの5-0で一蹴。3回戦は前戦で修徳高(東京)を3-1で破った盛岡大附高(岩手)を枇杷木、八木、兼藤、神垣、そして大将に長岡季空というオーダーでこれも全試合一本勝ちの5-0で下す。この試合から登場の長岡は開始15秒で払腰「一本」と今回も圧倒的な取り味を発揮。

混戦となった下側の山からは市立習志野高(千葉)が勝ち上がり。水戸葵陵高(茨城)を4-0、武蔵越生高(埼玉)を4-1、そして國學院栃木高(栃木)との3回戦は次鋒關龍聖の一本勝ちをテコに1-1の内容差で競り勝ちベスト8進出決定。

eJudo Photo
準々決勝、崇徳高の副将神垣和也が市立習志野高・岩下玄太を攻める

eJudo Photo
崇徳高の大将長岡季空が飯塚結貴から背負投「一本」

【準々決勝】

崇徳高 3-0 市立習志野高
(先)兼藤仁士×引分×市川龍之介
(次)八木郁実×引分×關龍聖
(中)枇杷木勇樹○優勢[僅差]△平野龍也
(副)神垣和也○腕挫十字固(0:45)△岩下玄太
(大)長岡季空○背負投(1:34)△飯塚結貴

前戦と同メンバーで布陣した崇徳が快勝。相手方に高校選手権60kg級の覇者市川龍之介が畳に上がる先鋒戦は安定感ある兼藤仁士を当てて万が一にも事故を起こさせぬ形で引き分け。次鋒戦を挟んで再びレギュラーが登場する中堅戦からは枇杷木勇樹の僅差優勢、神垣和也の腕挫十字固、長岡季空の背負投と一気の3得点であっさり勝負を決めた。崇徳は無失点のままベスト4進出決定。

結果決まった準決勝カードは

大成高 - 木更津総合高
桐蔭学園高 - 崇徳高

の2試合となった。

eJudo Photo
2回戦、崇徳高の先鋒篠原泰斗が秋田商高・舟木日向から大腰「一本」

[Dブロック1回戦]

秋田商高(秋田) 5-0 土気高(千葉)
修徳高(東京) 5-0 幕張総合高(千葉)
盛岡大附高(岩手) 3-2 市立船橋高(千葉)
若松商高(福島) ①代-1 安房高(千葉)
市立習志野高(千葉) 4-0 水戸葵陵高(茨城)
武蔵越生高(埼玉) 5-0 大原高(千葉)

[Dブロック2回戦]

崇徳高(広島) 5-0 秋田商高(秋田)
盛岡大附高(岩手) 3-1 修徳高(東京)
國學院栃木高(栃木) 5-0 若松商高(福島)
市立習志野高(千葉) 4-1 武蔵越生高(埼玉)

[Dブロック3回戦]

崇徳高 5-0 盛岡大附高
市立習志野高 ①-1 國學院栃木高

[Dブロック準々決勝]

崇徳高 3-0 市立習志野高


文責:古田英毅
記録提供・取材協力:城西国際大学

※ eJudoメルマガ版1月3日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.