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全日本学生柔道体重別選手権・男子レポート②(90kg級、100kg級、100kg超級)

(2016年12月21日)

※ eJudoメルマガ版12月21日掲載記事より転載・編集しています。
全日本学生柔道体重別選手権・男子レポート②(90kg級、100kg級、100kg超級)
■ 90kg級・持ち前の爆発力を要所で発揮、向翔一郎が初優勝飾る
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90kg級1回戦、向翔一郎が菊池竜也から内股「一本」

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準決勝を戦う大橋賢人

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1回戦、前田宗哉が白川剛章から逆転の大外刈「技有」

(エントリー51名)

【決勝まで】

人材豊富な激戦階級。その中から優勝候補の一角、昨年度全日本ジュニア王者向翔一郎(日本大3年)が激戦ブロックを勝ちあがって決勝進出。1回戦は菊池竜也(道都大)を開始早々の内股「一本」(0:15)、2回戦は岩堀睦宗(福井工業大)を小外刈「技有」に出足払「一本」(2:11)と足技2発で沈め、3回戦は今季のジュニア王者神鳥剛(明治大)を払腰「技有」で破る。準々決勝は西本幸弥(東海大)に体落「有効」を先制されたが、3分31秒に挙げた払腰返「技有」で逆転。準決勝は前戦で前田宗哉(東海大)とのライバル対決を背負落「有効」で制している前年度王者江畑丈夫(国士舘大)を、残り39秒で挙げた小外刈「有効」で破ってファイナリストの座を勝ち得た。

逆サイドからは大橋賢人(筑波大3年)が勝ち上がり。1回戦は金本拓巳(鹿屋体育大)を巴投「有効」の優勢で破ると、2回戦ではしぶとい野々内悠真(明治大)に「指導1」優勢で競り勝つ。3回戦は岡村直哉(日本大)を小外刈「一本」(1:02)で破り、準々決勝では横田雄斗(国士舘大)と大激戦。47秒横田が小外刈「技有」を挙げて先制、大橋は「指導1」を得たのちに2分42秒大内返「技有」で逆転するが、しかし今度は横田が4分10秒小外刈「有効」で再逆転。残り時間の少なさを考えれば大橋は絶体絶命だったが、この煮えた場を冷却させることなくあくまで攻め続け、残り17秒なんと払巻込「有効」を挙げて再々逆転、そのまま横四方固に抑え込み合技「一本」(5:03)でついにこのシーソーゲームを勝ち抜いた。準決勝も古居頌悟(東海大)とGS延長戦にもつれ込む大消耗戦となったが、低く潜り込む一本背負投「有効」で下して(GS0:59)決勝進出決定。

ほか、昨年度全国高校選手権の覇者、1年生の田嶋剛毅(筑波大)は2回戦で林孝樹(早稲田大)に「指導1」優勢で敗退。二見省吾(國學院大)は準々決勝で古居頌悟を相手に「指導」4つを失って反則負け、白川剛章(天理大)は1回戦で前田宗哉とマッチアップし「有効」を先行したが、大外刈「技有」を喫して敗れた。

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決勝、向は組み手の形を細かく変えながら圧を掛ける

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大橋突進も向が呼び込んで左内股に変換

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向の帯取返が決まり「一本」

【決勝】

向翔一郎(日本大3年)○帯取返(4:08)△大橋賢人(筑波大3年)

決勝は向が左、大橋が右のケンカ四つ。

ともに接近戦が得意な両者は引き手を争いながら釣り手の形を相手のリアクションに応じて変え続け、段重ねの激しい駆け引きを続ける。大橋は脇を差して背中を抱える形をベースに低く構えるが、向は横襟、脇を差して背中、あるいは肩越しに背中と常に狙いを変えながら前に出続けて相手に的を絞らせない。

30秒過ぎに向が片手の左内股で餌を撒いておいての隅返、53秒には大橋が釣り手一本の状態から前技フェイントの小外刈と双方良いタイミングでの技が出たが、以後はやや膠着。ともに背中を抱いて相手の腹を探り合う展開が続き、1分48秒双方に片手の咎で「指導」。

続く展開、向が背中と襟をつかんで圧の掛かる形を作り出すと大橋は右大腰で脱出、このあたりから展開はジワリと向の側へと傾き始める。2分30秒過ぎには向が片手の左内股、反応した大橋がその戻りに腰を抱こうと突進するが向はそのまま呼び込んで左内股で跳ね上げる。大橋これは回避したものの、続く展開でも向の前進を捌きあぐね、ひとまず剥がそうと苦しい体勢から放った右内股は向に突き飛ばされて前に転んでしまう。主審はここで試合を止め、大橋にのみ2つ目の「指導」を宣告する。経過時間は2分49秒。

ビハインドの大橋は密着志向を加速、これを向が釣り手で前襟を掴み押しとどめるという形で試合はやや膠着。3分34秒に双方に「指導」が宣告されることとなる。この時点で累積警告は向が「2」、大橋が「3」。

この的確なタイミングの「指導」により試合は加速。大橋は密着して激しく引き手を求め、向はまず左内股でこれを剥がし、次いで釣り手で奥襟をしっかり掴むことに成功する。大橋はこれを嫌わず密着、さらに向の引っ込んでいる右引き手の、二の腕の裏側部分を強引に掴む。あくまで勝負するしかない大橋が採った積極行動だが、これが裏目。向は大橋の伸びた左腕を頭から潜り抜け、自由になった右引き手で帯を掴んで、腹で相手を持ち上げる大技一発。

持ち上げの理合は「やぐら投げ」に近く、投げるは反時計周りの支釣込足方向。欧州で流行中の「変形ハバレリ」に近いこの豪快な帯取返がみごと決まって、向は振り返りつつ畳に落ちる大橋の体に被さってフィニッシュ。これは文句なしの「一本」。

持ち味である意外性と爆発力を見せつけ、かくて向が全日本学生体重別初優勝を達成することとなった。

決勝は膠着しがちな引き手争いの中で、終始強気な試合姿勢でペースを掴んだ向の完勝。テクニシャン大橋に惑わされない冷静さとチャンスを逃さぬ勝負勘は見事であった。ただし駆け引きの中の「待ち」の確かさで相手を突き放した、いわば試合構成における「後の先」が利いての勝利でもあった。完勝であり、向らしい飛び道具的な面白さを発揮した試合であったが、仕掛けることでチャンスを作り、自ら作ったチャンスで正面から得点する王道の強さをどこまで追求できるかが、今後さらに高いレベルで戦う上での課題になっていくかと思われる。

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優勝の向。インタビューでは怪しいトークで周囲を煙に巻いた。

【入賞者】

優 勝:向翔一郎(日本大)
準優勝:大橋賢人(筑波大)
第三位:江畑丈夫(国士舘大)、古居頌悟(東海大)

向翔一郎選手のコメント
「いつもサポートしてくれているパパ、ママ、先生方、彼女など本当にありがとうございます。決勝の技はたまたま入った技。(-準決勝が山場だったのでは?)お互い手の内が良くわかっている相手ですので、稽古みたいな感じで戦いました。ベイカー選手を倒して、東京五輪に出ます。」

【準々決勝】

江畑丈夫(国士舘大)○優勢[有効・背負落]△前田宗哉(東海大)
向翔一郎(日本大)○優勢[技有・払腰返]△西本幸弥(東海大)
古居頌悟(東海大)○反則[指導4](4:27)△二見省吾(國學院大)
大橋賢人(筑波大)○合技[大内返・横四方固](5:03)△横田雄斗(国士舘大)

【準決勝】

向翔一郎○優勢[有効・小外掛]△江畑丈夫
大橋賢人○GS有効・一本背負投(GS0:59)△古居頌悟

【決勝】

向翔一郎○帯取返(4:08)△大橋賢人

■ 100kg級・ウルフアロンが快勝、一段違う力見せつける
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100kg級準決勝、後藤隆太郎が安達裕助から逆転の裏投「一本」

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2回戦、ウルフアロンが石山潤平から内股「一本」

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準々決勝、ウルフアロンが川田修平から支釣込足「技有」

(エントリー48名)

【決勝まで】

決勝進出者は後藤隆太郎(慶應義塾大4年)とウルフアロン(東海大3年)。第1シード選手と第2シード選手による本命対決が実現することとなった。

両者はともに準決勝までの全試合を一本勝ち。後藤は2回戦で太田凌平(関西学院大)から出足払「技有」に背負投「一本」(4:58)と連取して快勝、3回戦は松村翼(日体大)を大外刈「一本」(2:46)、準々決勝はここまで全試合一本勝ちの石神大志(駒沢大)を背負投と内股返の合技「一本」(4:19)で退ける。準決勝は安達裕助(日本大)に出足払「技有」をリードされたが、3分5秒の裏投「一本」で逆転、みごと決勝進出決定。

ウルフは初戦(2回戦)から石山潤平(天理大)がマッチアップするなかなか厳しい組み合わせ。しかしこの試合を内股「一本」(1:23)で快勝すると3回戦は美濃大将(岡山商科大)を大外刈「一本」(2:11)、勝負どころの準々決勝は川田修平(明治大)を支釣込足「技有」から横四方固に抑え込んで一本勝ち(3:08)、準決勝は同門の渡邊大樹(東海大)から小外刈「有効」、大外刈「一本」(2:15)と連取して快勝。圧倒的な強さを見せて決勝まで勝ち上がって来た。

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決勝、序盤はウルフが優位に試合を進める

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ウルフは大内刈と支釣込足を駆使して主導権を確保

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終盤、ペースアップした後藤が袖釣込腰でウルフを1回転させるが惜しくも場外

【決勝】

ウルフアロン(東海大3年)○優勢[指導1]△後藤隆太郎(慶應義塾大4年)

決勝は後藤、ウルフともに左組みの相四つ。大枠ウルフが組み勝つ形で試合が進行、後藤の釣り手を顎で噛み殺し、釣り手を高い位置で確保しながらやや横変形にずれて圧を掛け続ける。

後藤は開始早々に放った横落を完全に止められて先行き不安なスタートだったが、以降はウルフの組み手を剥がしながら丁寧に試合を進める。50秒過ぎにウルフが先んじて引き手の袖を確保、一方的に持ったまま釣り手で奥襟を狙うが後藤は過剰反応せずに間合いを取って片手のまま我慢。ついに後藤がこれを切ったところで主審試合を止め、1分5秒「取り組まない」との咎で双方に「指導」を宣告。

ウルフは大内刈を狙いつつ、支釣込足で後藤を大きく崩す場面を作りだす。後藤はなおも丁寧に間合いを測って我慢を続けるが、ウルフの支釣込足で腹這いに畳に落ちた直後の2分10秒ついに2つ目の「指導」失陥。

2分30秒過ぎから後藤が反撃、体を入れかえるような支釣込足でウルフを大きく崩すと、さらに奥襟を確保して前進。しかしウルフは横にずれて釣り手を噛み殺し、後藤に生命線の左釣り手を与えずその反撃をいったん押しとどめて再び戦線は膠着。

3分40秒にウルフの支釣込足で後藤が大きく崩れるが、後藤は残り1分を切ったところで突如ペースアップ。ユラリと前に出て奥襟を掴むと、ウルフやや慌てて首を抜きながら大内刈に潰れていったん回避。しかし後藤はなおも前進、そしてウルフが押し返して来たところを場外に出ながら左袖釣込腰に捉える。

ウルフはゴロリと転がってこれは国際大会であれば明らかにポイント級の投げ。しかし場外の畳エリアが狭いことを考慮した主審が早く「待て」を掛けていたこと、投げられたウルフの両足が畳外の床に落ちていたことなどがあり、合議の結果これはノーポイント。

この流れに飲まれてはならじとばかりに再開後ウルフはペースアップ、大内刈に支釣込足で激しく攻め、残った時間30秒を相手に攻めさせぬままタイムアップ。結果、「指導1」対「指導2」の優勢でウルフの勝利が決まった。ウルフは全日本学生体重別初優勝。

ウルフの地力勝ち。とはいえ、ウルフの他を圧する実績と力量の高さを考えれば、試合はどちらかというと後藤ペースだった。おそらく後半勝負のプランを組んでいたであろう後藤は、間合いを取ってウルフの取り味ある大内刈と支釣込足を無力化、前半戦を我慢して凌ぎ切り、相手が出て来たところに担ぎを合わせるという作戦を大枠完遂していた。ウルフの前進行動が激しく、そのぶん肝心の勝負技が場外に出てしまって大魚を逸したが、健闘を称えられるべき試合であった。ウルフは国際大会でも並みいるパワーファイター相手に一種意外なほど執拗に密着戦闘を挑み、その狭い空間の中での体捌きの巧さで「一本」を量産してきたが、間合いが空いた時の攻撃に課題を残した一番であったと評したい。もう一段攻めの引き出しの上積みが欲しい、と今後の課題を感じさせる決勝であった。

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100kg級優勝のウルフアロン

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準決勝、安達裕助が後藤隆太郎から出足払「技有」獲得、一時リードを得る

【入賞者】

優 勝:ウルフアロン(東海大)
準優勝:後藤隆太郎(慶應義塾大)
第三位:安達裕助(日本大)、渡邊大樹(東海大)

ウルフアロン選手のコメント
「(決勝は)あまり自分の持ち味を出せなかった。試合運びを考えすぎた部分があったかなと思います。ただ去年より少しは強くなったかなと。これから講道館杯、グランドスラムとひとつひとつ勝って、次に繋げていきたいです」

【準々決勝】

後藤隆太郎(慶應義塾大)○合技[背負投・内股返](4:19)△石神大志(駒沢大)
安達裕助(日本大)○袈裟固(3:11)△春日良太(山梨学院大)
ウルフアロン(東海大)○合技[支釣込足・横四方固](3:08)△川田修平(明治大)
渡邊大樹(東海大)○優勢[指導2]△村井慎太郎(関西大)

【準決勝】

後藤隆太郎○裏投(3:05)△安達裕助
ウルフアロン○大外刈(2:15)△渡邊大樹

【決勝】

ウルフアロン○優勢[指導2]△後藤隆太郎

■ 100kg超級・安定感は国際級、小川雄勢の連覇達成なる
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2回戦、小川雄勢が鬼頭弘宣を激しく攻める

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準決勝を戦う影浦心

(エントリー46名)

【決勝まで】

第1シードに配された昨年度大会の覇者・小川雄勢(明治大2年)が順当に決勝進出。まず2回戦で鬼頭弘宣(名城大)から「指導」4つを奪って勝利(3:30)、3回戦は1回戦で神谷快(筑波大)を払巻込「有効」で破っている古川裕煕(天理大)を小外刈「一本」(2:58)に仕留め、準々決勝はしぶとい竹村昂大(国士舘大)をGS延長戦の末「指導2」で振り切って勝利(GS0:32)。準決勝は尾原琢仁(筑波大)を「指導2」優勢で下して決勝進出決定。

逆側の山からは影浦心(東海大3年)が勝ち上がり。序盤は強敵が立て続けに配されたが、2回戦で大岩龍介(天理大)を小外刈「一本」(1:54)、3回戦は田中源大(明治大)を「指導2」対「指導1」の優勢で下しこの重囲を突破。準々決勝は佐藤天信(山梨学院大)を背負投と払巻込の合技「一本」(3:25)で下し、準決勝は西尾徹(天理大)を「指導1」の優勢で破って決勝の畳まで辿り着くこととなった。

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決勝、小川は腰を切る牽制を続けて優位を確保

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序盤は小川が影浦を寄せ付けず

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影浦は担ぎ技に活路を見出し、中盤以降は互角の戦い

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小川は要所を譲らず、「指導」ひとつの差を守り切る

【決勝】

小川雄勢(明治大2年)○優勢[指導1]△影浦心(東海大3年)

決勝は小川、影浦ともに左組みの相四つ。上背に勝る小川は釣り手で奥襟を叩き、引き手を得て組み手を完成させると細かく腰を切る前技の牽制を試みながら前へ。腰を切るたび影浦は斜めに陣地を下げざるを得ない。小川が大きく3回、次いで細かく4回腰を切ったところで影浦が間合いを確保、戻り際に横向きになった小川を前に押し込んで崩し返すが、小川は迷いなく巻き込み潰れていったん展開を切り「待て」。

影浦は顔を横に向けて小川の釣り手の襲来を巧みに回避、間合いを確保する。しかし小川は続くシークエンスで奥襟確保に成功、腰を切って影浦を下げると大外刈、大内刈、さらに内股と技を継ぐ。小川が作用足を振るうたびに影浦は立ち位置を変え続けて対応、しかし内股を股中で捌いて潰したところで「待て」の声が掛かり、主審は小川の攻勢を認め影浦に「指導」を宣告する。経過時間1分27秒、小川が的確に一つ山場を作った格好。

奮起した影浦は、直後小川に奥襟を叩かせておいて左背負投。タイミング良く、そして低く懐に潜り込んだこの技に場内大いに沸くが小川は横についてこの技を止め「待て」。しかしこの一撃に感触を得た影浦は以降担ぎ技に活路を見出すこととなり互角の戦いを繰り広げる。3分過ぎには意表を突いて上から背中を叩き、思い切った隅返に打って出て再び場内を沸かすが、しかしこれは小川が乗っかる形で技が止まり、そのまま被さり寝技で攻めて「待て」。

影浦は3分51秒に拝み打ちの形で左背負投に座り込み、4分13秒にも右への背負投に座り込むなど散発ながら良い攻めを見せるが、その都度小川は直後の展開で奥襟をつかんでは細かく攻め返し、決して相手に山場を作らせない。

影浦は残り30秒を切ったところで片襟の左小内巻込。これも面白い攻めだが小川はしっかり潰すと、続く展開では奥襟を掴んで圧力、腰を出しながら上下にあおって影浦を畳に押し潰す。そのまま小川が腹固を狙って「待て」がかかるとこの時点で残り時間は僅か5秒。結局このまま「指導1」の優勢で小川の大会2連覇が決まった。

小川らしさが存分に発揮された内容。良い技を放ったのは影浦の方だが、小川はすべてを塗りつぶすがごとく細かい牽制と圧力で手堅く試合を構成、影浦にスコアを与えることを決して許さなかった。ダイナミズムには欠けたが、結果にこだわる自身のポリシーをしっかり貫いた一番と評価できる。

大学2年生にしてこの地力の高さはやはり図抜けた資質と評せざるを得ない、今後は国際大会を戦うべく具体的な取り味の獲得に期待したい。

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100kg超級2連覇の小川雄勢

【入賞者】

優 勝:小川雄勢(明治大)
準優勝:影浦心(東海大)
第三位:尾原琢仁(筑波大)、西尾徹(天理大)

小川雄勢選手のコメント
「結果については、これ以上(優勝)はないので満足です。大学に入ってから組み手も技も力もついて、組み負けることが少なくなりました。ただ、組み勝っている場面が多いのに、そこから技に行けないところが課題。ちょっと簡単に試合を組み立ててしまうところがあって、延長戦に入ってしまったりもしたので、今日は勉強になりました。講道館杯で力を出せるように、頑張ります」

【準々決勝】

小川雄勢(明治大)○GS指導1(GS0:32)△竹村昂大(国士舘大)
尾原琢仁(筑波大)○優勢[指導3]△藤井靖剛(山梨学院大)
西尾徹(天理大)○横四方固(2:57)△根津信太(筑波大)
影浦心(東海大)○合技[背負投・払巻込](3:25)△佐藤天信(山梨学院大)

【準決勝】

小川雄勢○優勢[指導2]△尾原琢仁
影浦心○優勢[指導1]△西尾徹

【決勝】

小川雄勢○優勢[指導1]△影浦心



文責:古田英毅

※ eJudoメルマガ版12月21日掲載記事より転載・編集しています。

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