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強豪揃った57kg級は玉置桃が初優勝、52kg級は得意の寝技冴えた橋本優貴が2度目の戴冠・第46回全日本実業柔道個人選手権大会第1日女子3階級即日レポート

(2016年8月28日)

※ eJudoメルマガ版8月28日掲載記事より転載・編集しています。
強豪揃った57kg級は玉置桃が初優勝、52kg級は得意の寝技冴えた橋本優貴が2度目の戴冠
第46回全日本実業柔道個人選手権大会第1日女子3階級即日レポート
■ 48kg級・笠原歩美ついに優勝、新人坂上綾が2位入賞果たす
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決勝、笠原歩美が巴投で先んじて攻め込み坂上綾に主導権を渡さず

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(エントリー13名)

決勝に進んだのは笠原歩美(JR東日本)と坂上綾(三井住友海上)の2名。

昨年2位の笠原は初戦(準々決勝)で近藤香(日本生命保険)を「指導1」の優勢、準決勝で橘薗舞(VILLAGE)を巴投「一本」で下して決勝進出決定。一方、高卒新人で今大会がシニアカテゴリのデビュー戦となる坂上は初戦を「指導1」で勝利すると準々決勝で遠藤宏美(ALSOK)を「指導2」優勢、準決勝で森﨑由理江(A-LINE)を「指導3」優勢と大物2人を立て続けに食って堂々決勝への勝ち上がりを決めた。

決勝は坂上が右、笠原が左組みのケンカ四つ。長身の坂上背筋を伸ばして姿勢よく前に出るが、笠原は巴投、背負投と動き鋭く、積極的に技を繰り出して攻勢権確保。長い手足を生かして相手を固定するパワーファイトが得意の坂上だが、なかなか笠原を捕まえることが出来ず徐々に守勢となり、残り50秒でついに坂上に「指導1」が宣告される。

以降スコアの積み上げはなく、そのまま試合終了。2012年大会2位、昨年度大会2位、この間講道館杯に全日本選抜体重別とハイレベル大会で常に存在感を発揮しながらなかなかタイトルに恵まれなかった笠原が、ついに悲願の初優勝を果たすこととなった。

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48kg級優勝の笠原歩美

【入賞者】
優 勝:笠原歩美(JR東日本)
準優勝:坂上綾(三井住友海上)
第三位:森﨑由理江(A-LINE)、橘薗舞(VILLAGE)

笠原歩美選手のコメント
「初めて日本一になりました。いつも2位ばかりだったので優勝できて嬉しいです。48kg級に出場する選手は少ないですが、全員が強いし、誰が上がって来るか本当にわからない。一つ一つの戦いを大切に臨みました。初戦から強豪相手で思うように動けず苦戦しましたが、吹っ切れたので却って良かったなと思います。来月で27歳。この階級では年上の方になりました。毎年勢いのある若手が入ってきますが、自分がまだ強くなっているという感覚はあります。福見(友子)コーチは私にとって神様のような存在です。アドバイスもスッと入ってきます。講道館杯で優勝して、グランドスラムの出場権を獲得したいです。」

【準決勝】

笠原歩美○巴投(2:10)△橘薗舞
森﨑由理江○優勢[指導3]△坂上綾

【決勝】

笠原歩美○優勢[指導1]△坂上綾

■ 52kg級・橋本優貴が4年ぶり2度目の優勝、全試合を寝技で決める
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52kg級決勝、橋本優貴がケンカ四つの腰の入れ合いの縺れ際に勝ち、角田夏美から払腰「技有」

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橋本はガッチリ抑え込んで合技の一本勝ち

(エントリー27名)

決勝を争ったのは優勝候補の筆頭と目された橋本優貴(コマツ)と、角田夏美(了徳寺学園職)の2名。

橋本は初戦(2回戦)を横四方固「一本」、準々決勝では1回戦で前田千島(三井住友海上)を谷落「一本」で下している佐藤千夏(ALSOK北関東綜警)をこれも横四方固「一本」(2:48)、準決勝は昨年度の覇者薬師神桃子(ヤックス)をまたも横四方固「一本」(2:46)で下して順調に決勝進出決定。

1回戦からの登場となった角田も腕挫十字固、崩上四方固と寝技の「一本」を連発し、準々決勝では昨年3位のシード選手金田結花(VILLAGE)に袖釣込腰「一本」で勝利。最大の勝負どころとなった谷本和(ALSOK)戦は「有効」優勢で切り抜けて決勝へと勝ちあがって来た。

決勝は橋本が右、角田が左組みのケンカ四つ。橋本は前に出て攻めようとするが長身で懐の深い角田は橋本に決定的な形を作らせず、左内股に左払腰で攻めて攻勢。2分10秒、技の少なくなった橋本に「指導」が宣告されることとなる。

しかし直後、ともに払腰を狙った腰の入れ合いから縺れ、橋本が決定的な「技有」奪取。橋本この機を逃さず相手の脇を掬って崩袈裟固に抑え込み、2分43秒合技の「一本」が宣告されて試合終了。27歳となったベテラン橋本、4年ぶり2度目の実業個人制覇を成し遂げた。

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52kg級優勝の橋本優貴

【入賞者】
優 勝:橋本優貴(コマツ)
準優勝:角田夏美(了徳寺学園職)
第三位:薬師神桃子(ヤックス)、谷本和(ALSOK)

橋本優貴選手のコメント
「先週国体予選があったばかりで体重も落とせていたし、今日はしっかり動けていたと思います。選抜体重別で負けてから迷いが出たというか、攻めることが出来ず自分の柔道の形を作れない時期があったのですが、今日は優勝という形で結果が出せたことは良かったです。(-反省点、強化したいポイントなどは?)決勝で『指導』を取ってから少し相手に合わせてしまったかなと思います。最後決めたのは、とにかく来るからそれをどうにかしようと思って、結果的にああいう形になりました。まず講道館杯で優勝してグランドスラム、次に繋げていきたいです。」

【準決勝】

角田夏美○優勢[有効]△谷本和
橋本優貴○横四方固(1:14)△薬師神桃子

【決勝】

橋本優貴○合技(2:43)△角田夏美

■ 57kg級・玉置桃が初優勝、強者揃った激戦階級を制す
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57kg級決勝、玉置桃が猛攻を見せて石川慈から「指導」奪取

(エントリー27名)

高校からシニアまでどのカテゴリも非常に層の厚いこの階級、現役強化選手に加えてかつて学生カテゴリで活躍した強者たちが打ち揃い、トーナメントはどの山にもこれぞという強豪が密集。ベスト4には小野彰子(ベネシード)、玉置桃(三井住友海上)、宇高菜絵(コマツ)、石川慈(コマツ)が残り、この中から玉置と石川が決勝に進出した。

玉置は準々決勝で大友真貴子(コマツ)を「指導2」優勢、準決勝で小野を合技「一本」で下してのファイナル進出。石川は準々決勝で新人の林美七海(三井住友海上)に横四方固「一本」、準決勝で同門の宇高にGS延長戦「指導2」で勝利して勝ちあがって来た。

決勝は両者右組みの相四つ、序盤から激しい攻防が続く一進一退の激戦。しかし中盤以降玉置のあまりの攻撃の激しさに石川がややひるみ、2分35秒石川に「指導1」が宣告される。

以降スコア差はつかずタイムアップ。「指導」ひとつが決勝点となり、玉置のうれしい全日本実業個人初優勝が決まった。

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57kg級優勝の玉置桃

【入賞者】
優 勝:玉置桃(三井住友海上)
準優勝:石川慈(コマツ)
第三位:小野彰子(ベネシード)、宇高菜絵(コマツ)

玉置桃選手のコメント
「ホッとしました。リオでは中村美里さんの受けをさせてもらったので、この大会で勝って恩返しがしたいと思っていました。沢山の応援のなかで優勝することが出来て嬉しかったです。今の課題は組み手を上達させること。これからもっと強くなって、オリンピック目指して頑張ります。」

【準決勝】

石川慈○GS指導2(GS1:30)△宇高菜絵
玉置桃○合技(4:00)△小野彰子

【決勝】

玉置桃○優勢[指導1]△石川慈

※ eJudoメルマガ版8月28日掲載記事より転載・編集しています。

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