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ケルメンディ悲願の五輪金メダル獲得、中村美里との初対決を制す・リオデジャネイロ五輪柔道競技52kg級

(2016年8月7日)

※ eJudoメルマガ版8月7日掲載記事より転載・編集しています。
ケルメンディ悲願の五輪金メダル獲得、中村美里との初対決を制す・リオデジャネイロ五輪柔道競技52kg級
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カリオカ・アリーナ(ブラジル・リオデジャネイロ)で行われているリオデジャネイロ五輪柔道競技は日程第2日の7日、男子66kg級と女子52kg級の2階級の競技が実施され、52kg級は2013年と2014年の世界選手権金メダリストであるマイリンダ・ケルメンディ(コソボ)が優勝した。

ケルメンディは他を圧する強さで勝ちあがり、準決勝では世界選手権で3度優勝、昨年の世界チャンピオンである中村美里と初対決。ファーストセッションで奪った「指導1」を最後まで保持して優勢勝ちを果たすと、決勝はダークホースのオデット・ジュッフリダ(イタリア)を「有効」で退けて初優勝を決めた。中村はナタリア・クズティナ(ロシア)とともに3位だった。

入賞者と準々決勝のスコア、決勝ラウンド8試合と日本選手全試合の結果および寸評は下記。

(エントリー22名)
【入賞者】
1.KELMENDI, Majlinda (KOS)
2.GIUFFRIDA, Odette (ITA)
3.KUZIUTINA, Natalia (RUS)
3.NAKAMURA, Misato (JPN)
5.MA, Yingnan (CHN)
5.MIRANDA, Erika (BRA)
7.CHITU, Andreea (ROU)
7.LEGENTIL, Christianne (MRI)

【準々決勝】

オデット・ジュッフリダ(イタリア)○優勢[有効・出足払]△アンドレア・キトゥ(ルーマニア)
マー・インナン(中国)○優勢[技有・背負投]△エリカ・ミランダ(ブラジル)
マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)○優勢[指導3]△クリスティアン・ルジョンティ(モーリシャス)
中村美里○GS腕緘(GS3:40)△ナタリア・クズティナ(ロシア)

【敗者復活戦】

エリカ・ミランダ(ブラジル)○内股(3:33)△アンドレア・キトゥ(ルーマニア)
ミランダ左、キトゥ右組みのケンカ四つ。ミランダが奥襟を持ったタイミングにキトゥ横車を合わせ「技有」獲得。以後もキトゥのパワーにミランダは沈黙、苦しい試合が続く。しかしミランダ、大声援に背中を押されるように釣り手で帯を持っての豪快な左内股。「一本」で逆転勝利。会場この日一番の大歓声に包まれる。

ナタリア・クズティナ(ロシア)○横四方固(4:00)△クリスティアン・ルジョンティ(モーリシャス)
右相四つ。終始袖の絞り合い。「指導2」対「指導3」で「指導」1つをリードした状況から、伏せた相手を所謂「国士舘返し」でめくり返して横四方固「一本」。


【準決勝】

マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)○優勢[指導1]△中村美里
左相四つ、開始早々にケルメンディが釣り手で奥襟を叩くことに成功「指導1」をリード。以降は中村がケルメンディの生命線の釣り手をあらゆる手段で制し完封もあと一歩の上積みがなく、試合はそのまま終了。最後まで緊張感の切れない頂点対決はケルメンディに軍配。

オデット・ジュッフリダ(イタリア)○優勢[指導1]△マー・インナン(中国)
ジュッフリダが左、マーが右組みのケンカ四つ。ジュッフリダ序盤に「指導」でアドバンテージを得ると、担ぎ技で潰れ、左大内刈で潰れ、左内股で潰れと技を仕掛け続けることで逃げ切って勝利。偽装攻撃に甘い今大会の傾向を背に受けてついに決勝進出決定。

【3位決定戦】

中村美里○GS優勢[有効・大内刈](GS2:18)△エリカ・ミランダ(ブラジル)
左相四つ。ミランダの奥襟圧殺がまともに効いて中村に「指導」。しかし中村丁寧に試合を作り続けて追いつき、勝負はGS延長戦へ。中村まず左小内刈の弾幕を張り、全く同じ軌道からコースを変える会心の左大内刈、「有効」を得て決着。

ナタリア・クズティナ(ロシア)○縦四方固(2:37)△マー・インナン(中国)
左相四つ。クズティナ左外巻込に「巴十字」、左釣込腰と攻め続けて「指導」を先行。マーの右一本背負投を潰した展開から縦四方固に抑え込んで勝利決定。

【決勝】

マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)○優勢[有効・内股]△オデット・ジュッフリダ(イタリア)
左相四つ。開始早々に相手の右一本背負投を自身の左内股で切り返して「有効」。以降はケルメンディらしからぬ慎重な戦いぶりも、しっかりと試合を収めてタイムアップ。「有効」優勢を以て金メダル獲得。

【日本代表選手勝ち上がり】

日本代表選手:中村美里
成績:3位

[2回戦]

中村美里○横四方固(1:19)△アディヤサンブ・ツォルモン(モンゴル)
過剰な組み手争いをスキップ、早々に完璧な組み手を作り上げる。左小外刈で相手を伏せさせると寝技を展開して横四方固「一本」。荒れたトーナメントの流れを意に介さない圧勝で初戦を飾る。

[準々決勝]

中村美里○腕緘(GS3:40)△ナタリア・クズティナ(ロシア)
両者ポイントがないまま勝負はGS延長戦へともつれ込む。組み際の技を先に仕掛けることで「指導」を狙うクズティナに対して、足技を絡めつつ組み手を構成する丁寧な組立てで対抗。途中右一本背負投が効くとみるやこちらも多用し展開を掴む。最後は相手の強引な引き込みに被り、足を抜いて抑え込みつつ腕緘「一本」。試合時間8分半を超える大熱戦を制して力を見せつけたが、最大の山場であるケルメンディ戦を前に消耗してしまったことは痛い。

[準決勝]

中村美里△優勢[指導1]○マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)
左相四つ、開始早々にケルメンディが釣り手で奥襟を叩くことに成功「指導1」をリード。以降は中村がケルメンディの生命線の釣り手をあらゆる手段で制し完封もあと一歩の上積みがなく、試合はそのまま終了。最後まで緊張感の切れない頂点対決はケルメンディに軍配

[3位決定戦]

中村美里○GS優勢[有効・大内刈](GS2:18)△エリカ・ミランダ(ブラジル)
左相四つ。ミランダの奥襟圧殺がまともに効いて中村に「指導」。しかし中村丁寧に試合を作り続けて追いつき、勝負はGS延長戦へ。中村まず左小内刈の弾幕を張り、全く同じ軌道からコースを変える会心の左大内刈、「有効」を得て決着。

※ eJudoメルマガ版8月7日掲載記事より転載・編集しています。

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