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【リオ五輪柔道競技完全ガイド・日本代表選手紹介】”一周巡った”逞しさは代表チーム内でも出色、4度目の世界大会で初の表彰台を狙う・70kg級 田知本遥

(2016年8月6日)

※ eJudoメルマガ版8月6日掲載記事より転載・編集しています。
【リオ五輪柔道競技完全ガイド】70kg級 田知本遥
”一周巡った”逞しさは代表チーム内でも出色、4度目の世界大会で初の表彰台を狙う
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一気にメダル候補まで序列を上げた田知本遥

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2015年7月グランドスラム・チュメン優勝、10月グランドスラム・パリ優勝、2016年2月グランドスラム・パリ2位と昨年来ハイレベル大会で立て続けに成績を残して、一気に五輪のメダル候補まで上り詰めた感あり。厳しい観測であった日本の70kg級に希望の火を灯しているのが田知本遥だ。

2011年パリ世界選手権、2012年ロンドン五輪、2013年リオ世界選手権と世界大会で3大会連続代表を務めたがいずれの大会も表彰台には届かず。以後も低迷、一貫してメンタルの弱さがその因として挙げられていたが、15年春の「市販薬使用問題」を機に明らかに一皮むけた。同年10月のグランドスラムパリではポリングとの凄まじい投げ合いを大外刈「技有」で制し、ファルカスコッホを大外刈「一本」で投げて優勝、世界のパワーファイターと真っ向から投げ合う骨の太さを見せた。現状日本の中にはもちろん。名だたる強豪でもこのレベルとノーガードで殴り合える選手はなかなか見当たらない。

3度の世界大会いずれも、指摘されていたのはメンタルの問題。田知本に限らず初めての五輪で異様な雰囲気と周囲の突然のレベルアップに気圧され、自滅してしまう選手は枚挙に暇がない。本来の実力への評価が高いゆえ、反動としてその力を開放出来ない田知本への批判は激しく、そもそもの選手としての資質が問われていた時期も長かった。


しかし大舞台を経、突き落とされ、「一周巡って帰って来た」田知本は逞しさがまったく違う。ここまでの世界大会では超強豪に力負けというよりは、粘戦傾向の中堅以下に粘られて力を発揮できないままズルズル試合を終わらせてしまうことが多かった。この傾向を完全に払拭した現在、少なくとも自身の力を正当に問うだけの戦いが期待できる。メダル以上に手が届くと考えておいて良いだろう。

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※ eJudoメルマガ版8月6日掲載記事より転載・編集しています。

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