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【リオ五輪柔道競技完全ガイド・日本代表選手紹介】前進、掌握、攻撃の連続で“やりたくない相手”ナンバーワン、異次元の貪欲さで金メダル獲得に挑む・90kg級 ベイカー茉秋

(2016年8月5日)

※ eJudoメルマガ版8月5日掲載記事より転載・編集しています。
【リオ五輪柔道競技完全ガイド・日本代表選手紹介】
90kg級 ベイカー茉秋
前進、掌握、攻撃の連続で“やりたくない相手”ナンバーワン、異次元の貪欲さで金メダル獲得に挑む
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90kg級日本代表はベイカー茉秋
Photo by eJudo

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どの選手も軽量級なみの高い身体能力に重量級なみのパワー。強者がズラリと並ぶ90kg級にあって、ワールドランキング1位という金看板を引っ提げて五輪に乗り込むのが東アジアの強国・日本の代表ベイカー茉秋だ

高校時代はヨーロピアンスタイル。脇を差し、相手の背中を掴んで抱え上げては高々放り投げる異次元の柔道で業界を震撼させ、母校東海大浦安高の「三冠」獲得を牽引した。が、国際舞台で揉まれた現在の最大の特徴その異常なまでの勝負強さと、試合の中で「やり方」を見つける勝負勘の高さにある。
昨年の世界選手権では力自慢の相手に頭を下げられる一見苦しい試合が続いたが、最終的に主審の手が上がるのはベイカーの側。守勢の中で相手の穴を見つけ、キリを揉み込むように攻め、透かし、返してとその長所を如何なく発揮して見事3位まで上り詰めたのだ。
そしてベイカーはさらに上積み要素を獲得している。今年5月の「ワールドマスターズ」では見事優勝。この際ベイカーは呆れるほどのスタミナで為した前進、掌握、攻撃の連続には誰もが疲弊、「五輪で金メダルを獲ること」以外見えていない肚の括りっぷりが誰にもわかる、凄まじい執念を見せた。なぜそこで回避でなく掌握を選ぶのか、なぜ圧力ではなく一発攻撃を選ぶのか、どうしてそこで相手を下がらせたままにせず一歩詰めてしまえるのか、なぜお互いに息を入れられる間なのに突っかけて試合を始めてしまうのか。おそらく現在強豪たちが最も嫌がる対戦相手がベイカー。厳しい観測の階級であったが、これは十分「ある」かもしれない。


文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

※ eJudoメルマガ版8月5日掲載記事より転載・編集しています。

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