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【リオ五輪柔道競技完全ガイド】ドロー結果に驚きなし、ケルメンディ対中村の準決勝は大会最大の山場・リオデジャネイロ五輪柔道競技52kg級直前展望

(2016年8月6日)

※ eJudoメルマガ版8月6日掲載記事より転載・編集しています。
【リオ五輪柔道競技完全ガイド】ドロー結果に驚きなし、ケルメンディ対中村の準決勝は大会最大の山場・リオデジャネイロ五輪柔道競技52kg級直前展望
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52kg級ドロー結果、簡易図。

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3度目の五輪に挑む中村美里
Photo by eJudo

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世界選手権2連覇、一時代を築いたマイリンダ・ケルメンディ
Photo by Klaus Muller

→リオ五輪柔道競技52kg級組み合わせ(ippon.orgサイト)
→リオ五輪柔道競技第2日組み合わせ(PDF)


ドローの結果は右記。有力選手の特徴と勢力図、相性に関しては既に掲載済みの概況・有力選手データを参考にされたい。

ジュッフリダとコーヘンの位置が予想と入れ替わってしまったが、ともに超強豪の直下で大勢に影響はなし。もともと有力選手の数がかなり限られている階級であり、しかも数少ないメダル争いのダークホースであるエヴェリン・チョップ(スイス)とプリシラ・ネト(フランス)がケルメンディの直下に配されたことでドローの結果がトーナメントの大勢を揺らす可能性は僅少である。フランスは柔道に面白みのあるアナベール・ウラニーではなく敢えてワールドランキングの序列を覆してパワー派のネトを選ぶという少々不可解な選択をしていたが、その罰を食ったかのごとくパワーで絶対に叶わないケルメンディの直下。同国にとっては失意の「引き」の悪さだ。

シード選手8人の勝ち上がりが揺れるのは、クラエー対ジュッフリダがあるプールAのみ。ここはむしろ順当ならノーシードのクラエー、ジュッフリダの先手掛け潰れ攻撃が嵌れば勝敗ひっくり返るという印象。

いずれシード選手8名で準々決勝、Aシード選手4人で準決勝以外のシナリオを想起するのが難しい鉄板トーナメントだ。

そしてこの階級、いや女子柔道競技最大の注目カードが準決勝で実現濃厚なケルメンディ対中村。パワーを攻防のミクロな部分のディティールにまで浸透させて来るであろうケルメンディを、中村が足技と組み手の連動で下げながら試合をすることが出来るか。実は「指導」差で凌ぐのは難しく、ハッキリしたポイントを得るか、抑えてしまうしか勝利の道がないようにも思われる。まず入りで優位を得ること、そして必ずギアを変えにくる中盤戦で相手の攻撃に蓋をして、ここで決定的なポイントを得てしまうこと。追いかけるシナリオでは希望なし、常に先手を取ることで勝負を掛けていきたい。

【プールA】

第1シード:アンドレア・キトゥ(ルーマニア)
第8シード:オデット・ジュッフリダ(イタリア)
有力選手:マレーン・クラエー(ドイツ)

【プールB】

第4シード:エリカ・ミランダ(ブラジル)
第5シード:マー・インナン(中国)
有力選手:ヨアナ・ラモス(ポルトガル)

【プールC】

第2シード:マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)
有力選手:プリシラ・ネト(フランス)、エヴェリン・チョップ(スイス)
第7シード:ギリ・コーヘン(イスラエル)

【プールD】

第3シード:中村美里
第6シード:ナタリア・クズティナ(ロシア)


文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

※ eJudoメルマガ版8月6日掲載記事より転載・編集しています。

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