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V候補敬愛は順当な勝ち上がり、東大阪大敬愛が第1シード埼玉栄を打倒・第38回全国高等学校柔道選手権女子団体戦レポート①1回戦~準々決勝

(2016年4月15日)

※ eJudoメルマガ版4月15日掲載記事より転載・編集しています。
V候補敬愛は順当な勝ち上がり、東大阪大敬愛が第1シード埼玉栄を打倒
第38回全国高等学校柔道選手権女子団体戦レポート①1回戦~準々決勝
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大会開会式。今年も全国から強豪が集った

高校「三冠」大会の幕開けとなる全国高等学校柔道選手権大会、女子団体戦は最終日の20日、今年も3人制点取り制で争われた。三冠大会で男女通じて唯一体重別(先鋒52kg級、中堅63kg級、大将無差別)戦で行われるこの高校選手権女子団で勝ち抜くには、まず各ポジションに適正階級の強者をしっかり揃えること、そしてスコアが接近しやすい3人制ということに鑑みて、なんといっても代表戦で相手を凌ぎ得る重量級のエース1枚を保有することが大きな条件。体格差がスコアに反映しやすい女子柔道の特性とこのレギュレーションを考えれば、「重量級の絶対的なエース1枚の保有」というカードの重要度の高さと絶対性は男子のそれとは比べものにならない。

後者の「重量級の絶対的なエース1枚の保有」の条件を満たすのが敬愛高(福岡)。前日の個人戦無差別を制した大将・児玉ひかるを止め得る選手は今代の高校柔道界には見当たらず、この一枚の保有を以て優勝候補筆頭に挙げられる資格十分。中堅枠に九州ブロック63kg級新人王の小柳穂乃果を配置するなど残りの2ポジションにおいても上位対戦でも戦い抜ける戦力をきちんと揃えてきた。

では前者の条件を満たすチームはというと、今大会にこれぞというチームは見当たらず、個人戦全国優勝クラスのカードを持つチームはどこかに「階級落ち」あるいは他ポジションに弱点を抱えるチームがほとんどという印象。例年に比べ全体に渡って小粒、かつ明らかに役者の少ない大会であり、敬愛以降は大混戦と評して間違いなし。12月の若潮杯で敬愛打倒に成功している埼玉栄高(埼玉)、3枚の到達点の平均到達点がもっとも高い大成高(愛知)が対抗馬として挙げられるが、大会進行の行方は混沌だ。

まずはトーナメントを4つのブロックに分けて、各ブロックの勝ち上がりを追ってみたい。

■ Aブロック
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2回戦、埼玉栄のエース富沢佳奈は2階級上の63kg級枠で登場

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3回戦、リードを背にした埼玉栄の大将・石塚早稀が鶯谷高の大駒・田中伶奈の猛攻を耐え切る

Aシード校:埼玉栄高(埼玉)
Bシード校:小杉高(富山)
準々決勝進出校:埼玉栄高(埼玉)、東大阪代敬愛高)

[Aブロック2回戦]
埼玉栄高(埼玉) 2-0 箕島高(和歌山)
(先)上ノ原美鈴○優勢[技有]△波戸光
(中)富沢佳奈○優勢[僅差]△江川実紗季
(大)石塚早稀×引分×太田小春

連覇を狙う埼玉栄が仕掛けて来た。会場を驚かせたその作戦は前日の個人戦52kg級で優勝した富沢佳奈を2階級上の63kg級枠である中堅にずらすというもの。富沢が若潮杯決勝で63kg級の強者である敬愛高・小柳穂乃果から「指導2」で勝利するなど大型選手を苦にしないタイプの選手であること、埼玉栄が軽量級の保有選手数が非常に多いチームであること、軽量級の対戦では実力差がスコアの差として反映されにくく十分富沢以外の持ち駒で「我慢が効く」という見立てなどの各種観測から「ありうる」とささやかれていた手段であったが、それにしても思い切った策。本松好正監督は戦前「普通に戦ってもある程度戦える。ただ、あくまで優勝を狙うことを考えれば思い切った策が必要」と語っていたが、それがこの「富沢を後ろにずらし、3ポジションの戦闘力の平均値を上げる」だ。

この試合は先鋒起用の上ノ原美鈴が「技有」優勢で勝利、富沢が「指導」累積による勝利と無難に2点を挙げて勝利確定。「良いか悪いか、大会が始まってみるまでどっちに出るかわからない」(本松監督)大将石塚早稀が引き分けに終わって完璧とは言い難い出だしではあったが、ともあれスコア2-0の圧勝で初戦突破。埼玉栄は山場のひとつと見られた3回戦の鶯谷高(岐阜)戦も同じメンバーで布陣、上ノ原の「技有」優勢で先制すると富沢が引き分け、大将戦は石塚が個人戦無差別3位の田中伶奈の猛攻をなんとか凌いでこれも引き分けて試合終了。1-0で勝利してベスト8へと駒を進めることとなった。

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2回戦、東大阪大敬愛の刈谷美咲がシード校小杉の先鋒沢辺咲紀から内股「有効」

[Aブロック2回戦]
東大阪大敬愛高(大阪) 2-1 小杉高(富山)
(先)刈谷美咲○優勢[有効]△沢辺咲紀
(中)嘉重春樺△横四方固(2:15)○番匠美沙貴
(大)東加珠○優勢[僅差]△松田美悠

東大阪大敬愛がシード校・小杉を2回戦で撃破。

小杉は70kg級の強者井澤泉紀と最重量級の松田美悠の2枚看板を誇るが、レギュレーション上この大会に起用できるのは1人だけ。今大会は松田を起用、前2枚のうち少なくとも1点獲得が必須というところだが、1点ビハインドで登場した中堅番匠美沙貴が踏ん張り値千金の「一本」を獲得、この時点で内容差リード。

しかしともに無差別で個人戦代表を張った選手同士がぶつかった大将戦は東大阪大敬愛・東が「指導」累積で松田を撃破。小杉は肝心の大駒が機能し切れず、2回戦敗退に終わった。手堅く2試合を優勢勝ちで勝利を収めた東大阪大敬愛はさすが伝統校という練度の高さを見せた一番だった。
東大阪大敬愛は続く3回戦で沖縄尚学高(沖縄)を相手に中堅嘉重春樺の「有効」優勢をテコに1-0で勝利。みごとベスト8に駒を進めた。

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準々決勝、刈谷は埼玉栄の先鋒上ノ原美鈴に一本勝ち。盤面は一気に東大阪大敬愛に傾く

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続く中堅戦、濱野未来が富沢佳奈から決定的な「有効」奪取

[Aブロック準々決勝]
東大阪大敬愛高 3-0 埼玉栄高
(先)刈谷美咲○大外刈(2:26)△上ノ原美鈴
(中)濱野未来○優勢[有効]△富沢佳奈
(大)東加珠○優勢[有効]△石塚早稀

大一番は東大阪大敬愛が圧勝。先鋒戦で刈谷美咲が大外刈「一本」を獲得、この一撃で試合の趨勢ほぼ決した感あり。埼玉栄は体格に劣る富沢、出来不出来の差が激しい石塚と以後の並びは追撃戦に向いた布陣ではなく、「一本」のビハインドは非常に厳しい。東大阪大敬愛は2、3回戦で下げていた57kg級大阪府代表の濱野未来を再び中堅に投入、この選手が「指導」ビハインドで焦る富沢から「有効」を奪って畳から退け勝利決定。大将東も「有効」優勢で勝利し、結果的にはスコア3-0という圧勝劇が完成した。

敗れた埼玉栄だが、現有戦力とレギュレーションを考えればオーダー自体は妥当、明らかに全体の力を一段押し上げた鋭い策であったが結果的には「賭け」に敗れた形となった。分岐点をしっかりモノにしていくことで最終的な到達点を実力以上に引っ張り上げるタイプの手立てであったが、この型の作戦は転がすべきシナリオの第1段目でつまづくと収拾が難しい。その陥穽に嵌ってしまった試合であった。ただし、敗因はどちらかというとオーダーではなく、軽量の富沢に抜き役も止め役も精神的支柱も全て負わせなければならないチームの地力自体にあったと見る。スター選手はいないが地力も練度も水準以上を保ち続けた東大阪大敬愛、鍛え抜かれたこの強豪チームを抜くだけの総合力に欠けたという印象だ。

[Aブロック1回戦結果]
箕島高(和歌山) 1-0 広島皆実高(広島)
鶯谷高(岐阜) 2-0 山形中央高(山形)
東大阪大敬愛高(大阪) 1-0 土浦日大高(茨城)
沖縄尚学高(沖縄) 3-0 生光学園高(徳島)

[Aブロック2回戦結果]
埼玉栄高(埼玉) 2-0 箕島高(和歌山)
鶯谷高(岐阜) ①-1 小林西高(宮崎)
東大阪大敬愛高(大阪) 2-1 小杉高(富山)
沖縄尚学高(沖縄) 3-0 倉吉農高(鳥取)

[Aブロック3回戦結果]
埼玉栄高 1-0 鶯谷高
東大阪大敬愛高 1-0 沖縄尚学高

[Aブロック準々決勝結果]
東大阪大敬愛高 3-0 埼玉栄高

■ Bブロック
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3回戦、代表戦で富士学苑高の舟久保遥香が比叡山高・伊藤友希を攻める

Aシード校:大成高(愛知)
Bシード校:比叡山高)滋賀)
準々決勝進出校:大成高(愛知)、富士学苑高(富山)

上側の山はシード校の大成が順当に準々決勝進出。先鋒武田亮子、中堅山内もも、大将松井絵名という布陣でスタートした東京学館浦安高校(千葉)との対戦は武田が「技有」優勢で天野美久を、さらに山内が僅か11秒の袖釣込腰「一本」で秋山さくらを倒して勝利決定。松井は東京学館浦安のエース・岩永ふくみに僅差の優勢で敗れて最終スコアは2-1だったがまずまずの出だしというところ。3回戦は大将を最重量級の強者粂田晴乃に入れ替えて、武田の背負投「一本」と粂田の払腰「一本」を以て2-0と快勝。

[Bブロック3回戦]
富士学苑高(富山) ①代-1 比叡山高(滋賀)
(先)宮下明日香×引分×瀧川萌
(中)舟久保遥香○横四方固(2:31)○西口楓雪
(大)巣山栞里△大外刈(1:52)○伊藤友希
(代)舟久保遥香○優勢[指導1](0:54)△伊藤友希

ここまでエース舟久保遥香の連勝をテコに平田高(島根)、東北高(宮城)をともに1-0で下してきた富士学苑がシード校比叡山に挑戦。比叡山は先鋒に瀧川萌、大将に63kg級から「階級落ち」起用の伊藤友希と2つの軸があり、一方の富士学苑は舟久保遥香が絶対のエース、大将枠は相手方と同じく63kg級でチームの副将格の巣山栞里を配している。
先鋒と大将で取りたい比叡山、両ポジションをしっかり分けて舟久保の1点で勝ち抜きたい富士学苑という構図で戦われた本戦3試合は双方のシナリオが譲らずかち合って、最終的には1-1のタイスコアで終了。
勝敗の行方は富士学苑が舟久保、比叡山は伊藤と両軍のエース同士が送り込まれた代表戦(GS)に託されることとなり、結果舟久保が先に「指導」を奪って決着。高い事前評を得ながら惜しくもシード校ピックアップから漏れた富士学苑が本番の畳でその実力を証明、見事ベスト8へと名乗りをあげた。

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大成・武田亮子と富士学苑・宮下明日香による先鋒戦

[Bブロック準々決勝]
大成高(愛知) 2-1 富士学苑高(山梨)
(先)武田亮子○優勢[僅差]△宮下明日香
(中)山室未咲△反則(2:59)○舟久保遥香
(大)粂田晴乃○横四方固(1:00)△巣山栞里

総合戦力に勝るのは大成。中堅戦における富士学苑のエース舟久保という不確定要素の存在と、大将戦の粂田110キロ、巣山63キロという圧倒的な体格差を考え合せれば後半2戦は1勝1敗の可能性がもっとも高く、揺れるとすれば中堅戦が「優勢」で終わるかどうかというディティールの問題。

となれば勝負のポイントはなんといっても先鋒戦。ここで前日の個人戦52kg準優勝者である大成・武田がしっかり得点を挙げれば以後のシナリオどうあれ大成の勝利はほぼ確定、もし富士学苑・宮下が粘り切って引き分ければ以後勝負が縺れる可能性も出てくる。

そしてこの大事な先鋒戦は武田が「指導」累積で勝利ししっかり仕事を果たす。この1点が最後まで盤面に効き、大成は内容差ビハインドで迎えた大将戦で粂田晴乃が手堅く一本勝ちを果たして勝利決定。大成が結果的には順当にベスト4入りを決めた。富士学苑は善戦も、サイズ差と中量以下に好選手が集中して育っているチームの傾向がそのままスコアに反映された一番。とはいえ一階級上の63kg枠に出場して全勝の個人戦57kg級王者舟久保の存在感は抜群であった。

[Bブロック1回戦結果]
東京学館浦安高(千葉) ①代-1 鹿児島南高(鹿児島)
新潟第一高(新潟) 3-0 五所川原農林高(青森)
松商学園高(長野) ①代-1 佐賀商高(佐賀)
富士学苑高(山梨) 1-0 平田高(島根)

[Bブロック2回戦結果]
大成高(愛知) 2-1 東京学館浦安高(千葉)
新潟第一高(新潟) ①-1 三島高(愛媛)
比叡山高(滋賀) 2-0 松商学園高(長野)
富士学苑高(山梨) 1-0 東北高(宮城)

[Bブロック3回戦結果]
大成高 2-0 新潟第一高
富士学苑高 ①代-1 比叡山高

[Bブロック準々決勝結果]
大成高2-1富士学苑高

■ Cブロック
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2回戦、敬愛の先鋒寺田宇多菜が奈良育英・喜多紀香を攻める

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2回戦、敬愛の大将児玉ひかるが奈良育英・喜多京香から大外刈「技有」

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3回戦、児玉が淑徳・西願寺里保を攻める

Aシード校:敬愛高(福岡)
Bシード校:創志学園高(岡山)
準々決勝進出校:敬愛高(福岡)、長崎明誠高(長崎)

上側の山は優勝候補筆頭と目される敬愛が淑徳高(東京)とぶつかる3回戦が唯一最大の山場。

敬愛は初戦(2回戦)の奈良育英高(奈良)戦から寺田宇多菜、小柳穂乃果、児玉ひかるとフルメンバーを突っ込み、2引き分けの後児玉ひかるが喜多京香を合技「一本」で下し1-0で勝利して迎えるこれが大会2試合目。一方の淑徳は秋田北高(秋田)を2-0、名張高(三重)を1-1の内容差で下してこの大一番に臨む。

[Cブロック3回戦]
敬愛高(福岡) 1-0 淑徳高(東京)
(先)寺田宇多菜×引分×菅谷友紀
(中)小柳穂乃果×引分×清水綾乃
(大)児玉ひかる○優勢[有効]△西願寺里保

個人戦無差別の覇者で今大会最大の大駒・児玉ひかるの存在がキーポイント。淑徳としては大将戦の前に2点先制あるいは「一本」で1点リードして最終戦をなんとか守るしか勝利の道はなく、逆に敬愛としては最悪でも1点ビハインドまで抑えて大将戦を迎えることがそれぞれ課せられたミッション。
開始された試合は先鋒戦、中堅戦が引き分けに終わり、この時点で試合の趨勢ほぼ確定、シナリオはほぼ完全に敬愛のものとなる。大将戦は西願寺里保が持ち前の懐の深さと体の柔らかさで粘りに粘ったが児玉が内股巻込「有効」による優勢でこの試合に勝利。結果1-0で敬愛がベスト8進出を決めることとなった。

[Cブロック2回戦]
長崎明誠高(長崎) ①-1 創志学園高(岡山)
(先)古瀬舞○背負投(0:04)△田中そら
(中)瀬戸口栞南△優勢[僅差]○三浦裕香理
(大)西村満利江×引分×岸本菜々美

長崎明誠がシード校創志学園を打倒。先鋒戦わずか4秒で決めた古瀬舞の背負投「一本」はまさしく値千金、これで試合の行方ほぼ決した感あり。創志学園の中堅は個人戦63kg級を制した三浦裕香理だが、個人戦5試合で「指導」勝ちが3試合という成績が示す通り三浦は決定力が圧倒的に高いという型の選手ではなく、追いかける試合は厳しい。まして相手はその個人戦で三浦と「指導1」の接戦を演じた瀬戸口栞南。結果三浦は奮闘して「指導」を複数奪ってなんとか仕事を果たし、一方の瀬戸口は最少失点である「僅差」でこの試合を乗り切ったという形で3分間が終了。こうなると試合は大将枠に九州ブロック78kg級新人王西村満利江を置く長崎明誠が俄然有利、西村は大将戦を引き分けでまとめて試合終了。結果長崎明誠が1-1の内容差で勝利を決めることとなった。長崎明誠は続く3回戦では國學院大栃木高(栃木)と対戦、中堅瀬戸口の大内刈「一本」をテコに1-0で下し見事ベスト8入り決定。

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準々決勝、リードを背にした小柳穂乃果が瀬戸口栞南を右内股で攻める

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大将児玉は重量感ある技を撃ちこみ続けて「指導」を次々得る

[Cブロック準々決勝]
敬愛高 2-0 長崎明誠高
(先)寺田宇多菜○優勢[有効]△古瀬舞
(中)小柳穂乃果×引分×瀬戸口栞南
(大)児玉ひかる○優勢[僅差]△西村満利江

迎えた準々決勝は敬愛が快勝。長崎明誠のチームカラーであるしぶとい柔道は十分発揮されたが、大駒揃いの敬愛の前にはディティールを揺らすのみで結果を侵食するところまでには至らず。敬愛は先鋒寺田宇多菜が「有効」優勢で勝利、この1点を背にした児玉は「いつ投げようか」とばかりに鷹揚に前進して内股、払腰と連発。西村の粘りの前に投技のポイントは得られなかったが危ない場面もまたなく「指導」累積による優勢で勝利し最終スコアは2-0。敬愛がしっかりベスト4進出を決めた。

[Cブロック1回戦結果]
奈良育英高(奈良) 2-1 高松商高(香川)
淑徳高(東京) 2-0 秋田北高(秋田)
長崎明誠高(長崎) 3-0 盛岡中央高(岩手)
國學院大栃木高(栃木) 2-0 福井工大福井高(福井)

[Cブロック2回戦結果]
敬愛高(福岡) 1-0 奈良育英高(奈良)
淑徳高(東京) ①-1 名張高(三重)
長崎明誠高(長崎) ①-1 創志学園高(岡山)
國學院大栃木高(栃木) ①代-1 京都文教高(京都)

[Cブロック3回戦結果]
敬愛高 1-0 淑徳高
長崎明誠高 1-0 國學院大栃木高

[Cブロック準々決勝結果]
敬愛高 2-0 長崎明誠高

■ Dブロック
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中堅戦、藤枝順心・水野瑚春が桐蔭学園・若藤唯を攻める

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伊藤七海と朝飛七海による大将対決

Aシード校:桐蔭学園高(神奈川)
Bシード校:熊本西高(熊本)
準々決勝進出校:藤枝順心高(静岡)、市立川口総合高(埼玉)

混戦が予想されたDブロックはやはり大荒れ。シード校2つがいずれも準々決勝まで勝ち抜けず。

[Dブロック2回戦]
藤枝順心高(静岡) 1-0 桐蔭学園高(神奈川)
(先)菊池涼音○優勢[有効]△仲田奈央
(中)水野瑚春×引分×若藤唯
(大)伊藤七海×引分×朝飛七海

2回戦でAシード校桐蔭学園を藤枝順心が撃破。1回戦で国東高(大分)を1-0で下して来た藤枝順心はこれがこの日初試合の桐蔭学園に対し、先鋒菊池涼音が先制の一刀「有効」優勢で勝利を収める。
各ポジションにレギュレーションに適った選手をきっちり揃えた藤枝順心に対し、桐蔭学園は好選手揃いとはいえ全員が「階級落ち」。良く鍛えられた藤枝順心の選手を、それも相手が引き分けを頭に入れながら戦うビハインドの状況から追い掛ける展開はやはり厳しく、以降2戦は引き分けに終わる。結果藤枝順心が1-0で勝利を得ることとなった。

[Dブロック2回戦]
熊本西高 ①-1 夙川学院高(兵庫)
(先)白石稚葉×引分×梅北眞衣
(中)塔本葵葉△優勢[僅差]○岡田萌
(大)坂田愛里○優勢[有効]△岡田美里

強豪対決はシード校熊本西が辛勝。夙川学院は先鋒の個人戦48kg級王者梅北眞衣で得点を挙げられず、一方熊本西は中堅枠に置くポイントゲッターの塔本葵葉が失点してと双方進むべきシナリオと異なるダメージを負った試合。しかし熊本西の大将はインターハイ70kg級準優勝者坂田愛里という大駒。坂田が実力通りに「有効」優勢で勝利し試合を収拾、結果熊本西が1-1の内容差でこの試合を制して3回戦進出決定。

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熊本西は先鋒白石稚葉の「有効」優勢で先制

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準々決勝、藤枝順心は中堅水野瑚春が値千金の「一本」を獲得

[Dブロック3回戦]
市立川口総合高(埼玉) ①-1 熊本西高(熊本)
(先)小宮鈴乃△優勢[有効]○白石稚葉
(中)澤口菜都×引分×塔本葵葉
(大)鴇田文枝○大外刈(0:12)△坂田愛里

埼玉県の第2代表である川口総合がシード校熊本西を打倒。川口総合は1点ビハインドで大将戦、しかも強豪坂田を畳に迎えるという厳しい状況だったが、前代からレギュラーを務める78kg級の鴇田文枝が大仕事。開始わずか12秒の大外刈「一本」で坂田を畳に沈める殊勲で劇的勝利決定、見事ベスト8進出を果たすこととなった。

[Dブロック準々決勝]
藤枝順心高(静岡) 1-0 市立川口総合高(埼玉)
(先)菊池涼音×引分×松本璃子
(中)水野瑚春○横四方固(1:53)△澤口菜都
(大)伊藤七海×引分×鴇田文枝

大混戦となったDブロックの最終勝者は藤枝順心。中堅水野の横四方固「一本」をテコに2戦をしっかり引き分けて勝利決定、栄光のベスト4進出を勝ち得ることとなった。

結果決まった準決勝カードは、

東大阪大敬愛高(大阪) - 大成高(愛知)
敬愛高(埼玉) - 藤枝順心高(静岡)

の2試合となった。

[Dブロック1回戦結果]
藤枝順心高(静岡) 1-0 国東高(大分)
常盤高(群馬) 3-0 岡豊高(高知)
夙川学院高(兵庫) 2-0 日大東北高(福島)
津幡高(石川) ①-1 西京高(山口)

[Dブロック2回戦結果]
藤枝順心高(静岡) 1-0 桐蔭学園高(神奈川)
常盤高(群馬) 2-0 札幌北斗高(北海道)
熊本西高(熊本) 1-1 夙川学院高(兵庫)
市立川口総合高(埼玉) 1-0 津幡高(石川)

[Dブロック3回戦結果]
藤枝順心高 2-0 常盤高
市立川口総合高 ①-1 熊本西高

[Dブロック準々決勝結果]
藤枝順心高 ①-1 熊本西高

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