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世界カデ王者素根輝が貫禄の最重量級連覇、52㎏級は阿部詩が制す・全日本カデ体重別選手権女子8階級即日レポート

(2016年4月11日)

※ eJudoメルマガ版4月11日掲載記事より転載・編集しています。
世界カデ王者素根輝が貫禄の最重量級連覇、52㎏級は阿部詩が制す
全日本カデ体重別選手権女子8階級即日レポート
■ 44kg級・第1シード古賀若菜が快勝、一段違う力見せつける
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44kg級2回戦、古賀若菜が荒川朋花から大内刈「有効」

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決勝、古賀が久保井仁菜を絞技に捕らえる

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古賀は相手を絞め落として優勝決定

(エントリー12名)

既に全国中学大会で2度優勝(40kg級、44kg級)を果たしている古賀若菜(田主丸中3年)が順当に優勝。2回戦で荒川朋花(牛久高1年)を大内刈「有効」からの横四方固「一本」(1:01)で下し、準決勝は岩瀬茉利に粘られたが終盤に差し掛かるところで的確に山場を作り「指導1」を奪っての優勢勝ち。

決勝は昨年全国中学大会の決勝を争った久保井仁菜(京都文教高1年)とマッチアップ。久保井はここまでの2試合をいずれも早い時間の縦四方固「一本」で勝ち上がって来ておりこちらも他を圧する出来。

古賀が左、久保井が右組みのケンカ四つ。
古賀は左大内刈で先制攻撃、久保井は左の一本背負投で対抗するが22秒の組み際に古賀が左体落を押し込んで早くも「有効」を獲得。繋いだ抑え込みは久保井が脚を絡んで耐えて「待て」。

続く展開は古賀が左袖釣込腰に左体落、久保井は左一本背負投に右体落で攻め合う。久保井が右大内刈、しかしこれを返して崩した古賀は素早い動きで送襟絞に入り込む。

まともにこの技を受けた久保井は絞め落とされてしまい、主審見届けて「一本」を宣告。試合時間僅か1分30秒、「一本」で古賀の優勝が決まった。

古賀は昨年までに比べて技、試合構成とも「取り味」が大きく増した印象。小学生時代から長年最軽量級でトップを張り続けて来た古賀だが、今年度はこれまでの成長カーブの延長線に留まらない、一段上の活躍が期待出来る気配あり。

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44kg級優勝の古賀若菜

【入賞者】

優 勝:古賀若菜(田主丸中3年)
準優勝:久保井仁菜(京都文教高1年)

古賀若菜選手のコメント
「今日は立ち技から寝技への繋ぎが良かった。決勝の前には『自分を信じてやれ』と送り出して貰い、その通りに試合が出来たと思います。『指導』しか取れない試合もありましたが、一本勝ちもあったので良かったと思います。今後は立ち技で投げることを磨いていきたい。今年の全中では団体、個人の2冠を達成したいです」

【準決勝】

古賀若菜(田主丸中3年)○優勢[指導1]△喜多紀香(奈良育英高2年)
久保井仁菜(京都文教高1年)○縦四方固(0:43)△上倉舞知(野沢温泉中3年)

【決勝】

古賀若菜○送襟絞(1:30)△久保井仁菜

■ 48kg級・渋谷舞が優勝、第1シード五十嵐莉子は準決勝で敗退
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48kg級2回戦、五十嵐莉子が小幡恵里を高い打点で担ぎ上げ「一本」

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渋谷舞(右)と中馬梨歩による48kg級決勝

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渋谷が崩袈裟固、中馬逃れるが「有効」ポイントが入りこれが決勝点となる

(エントリー12名)

第1シードに配された44kg級世界ジュニア銀メダリスト・五十嵐莉子(横須賀学院高2年)が陥落。初戦は小幡恵里(日吉台中3年)を一本背負投「一本」(3:40)に下して順調だったが、準決勝の渋谷舞(東海大静岡翔洋高1年)戦で組み手のミスによる「指導」失陥直後の1分0秒、痛恨の「足取り」を犯して万事休す。ダイレクト反則負けで大会から姿を消すこととなった。

決勝に進んだのは五十嵐に勝利した昨年度全国中学大会の覇者・渋谷と、こちらも2回戦で溝口愛歌(埼玉栄高1年)を倒すアップセットを演じた中馬梨歩(吉野中3年)の2人。

渋谷は2回戦で和田君華(大成高1年)を背負投「有効」で破り、準決勝は前述の通り五十嵐のダイレクト反則負けにより勝利。一方の中馬は1回戦で太田彩華(水戸葵陵高3年)に「指導2」の優勢、勝負どころの溝口戦は肩固に抑え込まれて「有効」を失うが終盤に小外刈「技有」を奪い逆転、そのまま崩袈裟固に抑え込んで合技の一本勝ち(3:31)。準決勝は渡邉愛子(横須賀学院高1年)を背負投「一本」(3:42)に仕留めて決勝進出決定。

決勝は渋谷が右、中馬が左組みのケンカ四つ。
開始20秒に中馬に「取り組まない」咎による「指導」宣告。渋谷は右体落であわやポイントという場面を作るが中馬身を捩じって回避し「待て」。以後渋谷少々慎重になり1分30秒こちらの側にも「取り組まない」判断による「指導」が宣告される。

奮起した渋谷は右背負投、左背負投、右一本背負投に寝技と激しく攻めるが展開に差はつかず、続く中盤戦は組み手争いに消費しされてお互い技が出ず。

残り40秒を過ぎたところで渋谷が中馬の足技を崩して寝勝負を展開。相手の左を掬ってめくり返すと絡まれた脚を引き抜いて崩袈裟固。中馬必死に抗して逃れこの抑え込みのポイントは「有効」に留まるが、間を置かずに終了ブザーが鳴り響く。結果「有効」優勢で渋谷の勝利が決まった。

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48kg級優勝の渋谷舞

【入賞者】

優 勝:渋谷舞(東海大静岡翔洋高1年)
準優勝:中馬梨歩(吉野中3年)

渋谷舞選手のコメント
「出ている選手は皆勝ちたい、気持ちは同じなはず。その中でも絶対優勝するんだという、一番強い気持ちで臨もうと思っていました。自分のパターンは足技で前に出て崩すこと、その足技で相手が出て来たら担ぐこと。これをしっかりやり切ることと、『体は激しく、心は冷静に』と心がけて試合をしています。決勝は寝技で決め切れずに悔しい思いもありますが、勝ててよかったです。(派遣選手に選抜されている)ドイツカデに繋がる優勝だったと思います。東京オリンピックで金メダルを獲るのが目標です」

【準決勝】

渋谷舞(東海大静岡翔洋高1年)○反則(1:00)△五十嵐莉子(横須賀学院高2年)
中馬梨歩(吉野中3年)○背負投(3:42)△渡邉愛子(横須賀学院高1年)

【決勝】

渋谷舞○優勢[有効・袈裟固]△中馬梨歩

■ 52kg級・全中王者阿部詩がカデ初制覇、「ホッとした」と第一声
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52kg級2回戦、阿部詩が袖釣込腰、耐えた中村愛香莉を内股の形で投げ切り「一本」

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準決勝、河端風が古賀ひよりを内股で攻める

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決勝、阿部が釣込腰で河端を攻める

(エントリー12名)

決勝は第1シードの阿部詩(夙川学院高1年)と河端風(大成高1年)による同学年対決。

昨年度全国中学大会を制し、中学3年生にして全日本ジュニアでも3位に食い込んだ阿部は絶対的な優勝候補。2回戦は中村愛香莉(藤枝順心高1年)を僅か9秒の袖釣込腰「一本」に仕留めて立ち上がり順調だったが、準決勝では前戦で瀧川萌(比叡山高2年)を払巻込「有効」で破っている小林未奈(大成高1年)に大苦戦、GS延長戦の末「指導1」を奪ってなんとか勝利を決め、決勝の畳まで辿り着いた。

一方の河端は2回戦で上ノ原美鈴(埼玉栄高2年)を大内刈「有効」で破り、山場と目された準決勝の全国中学大会準優勝者・古賀ひより(創志学園高1年)との対決は開始35秒に奪った内股「有効」をテコに勝ち抜け。見事同学年のチャンピオン・阿部が待ち受ける決勝の畳への勝ち上がりを決めた。

決勝は阿部が右、河端が左組みのケンカ四つ。

阿部は試合が始まるなり組み際に右大内刈で先制攻撃、ケンケンで激しく追いこむが河端耐えてノーポイント。阿部は攻撃の手を緩めず、続いて右背負投で河端を大きく崩す。河端身を捩じってポイント失陥は免れたが、直後の45秒主審は河端に「指導」を宣告。

以後は腰の差し合い、前技の掛け合いが続く。

2分過ぎ、阿部が右体落を連発してしつこく相手を追い込む。河端足を送って堪えるが直後の2分10秒、河端に2つ目の「指導」宣告。

後半は阿部が右内股、河端が左内股に内股透と攻め合うが双方ペースを合わせあった感ありでいずれも決まらず。最終盤も内股を仕掛け合うが山場は訪れず試合終了、結果阿部の「指導2」の優勢による勝利が決まった。

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52kg級優勝の阿部詩

阿部詩選手のコメント
「ホッとしたという気持ちが大きいです。『一本取って会場を沸かせて来い』と声を掛けて貰いましたが、そこは残念。準決勝と決勝は勝たなければいけないという気持ちが強すぎてしまって足が思うように動きませんでした。ただ、1年前と違うのはそこで頭が真っ白にならなかったこと。そこが良かったという感じです。今年の目標はインターハイと全日本ジュニアで勝つこと。兄(一二三=日体大1年)と一緒に東京五輪に出て勝つのがその先の目標です」

【入賞者】
優 勝:阿部詩(夙川学院高1年)
準優勝:河端風(大成高1年)

【準決勝】

阿部詩(夙川学院高1年)○優勢[指導1]△小林未奈(大成高1年)
河端風(大成高1年)○優勢[有効・内股]△古賀ひより(創志学園高1年)

【決勝】

阿部詩○優勢[指導2]△河端風

■ 57kg級・優勝候補若藤唯が圧勝、他を寄せ付けずカデ初制覇決める
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57kg級2回戦、若藤唯が小外刈で突進、三浦舞幸星に高々宙を舞わせ「一本」

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準決勝、大幸瞳子が山室未咲から袈裟固「一本」

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決勝、若藤が大幸の左小外刈に被り返して「技有」奪取

(エントリー12名)

決勝に進んだのは若藤唯(桐蔭学園高2年)と大幸瞳子(長崎明誠高2年)の2名。

もと全国中学大会の覇者で昨年度はインターハイでも準決勝まで進んでいる若藤はもちろん第1シード、優勝候補の筆頭。2回戦は三浦舞幸星(埼玉栄高1年)と対戦、相手の両足が完全に宙に浮きあがる凄まじい小外刈「一本」(0:24)で勝利し、準決勝は浦明澄(創志学園高1年)から「指導」3つを奪った末に横四方固「一本」(4:00)という完勝。万全の構えで決勝に臨む。

一方の大幸はノーシードからのスタートだが、こちらも素晴らしい勝ち上がり。1回戦は新井美香(富士学苑高1年)を横四方固(1:45)、2回戦は中矢遥香(新田高1年)を横四方固(1:54)、準決勝は山室未咲(大成高2年)から小外刈「有効」を奪った末の袈裟固(1:59)と全て抑込技による一本勝ち。寝技の錬磨で知られる長崎明誠の選手らしいソリッドな戦いぶりで、キャリア初の全国大会決勝進出決定。

決勝は大幸の組み手の管理が厳しく、若藤に組ませまいと袖を抑えた結果互いに袖を絞り合う形となって膠着。1分10秒大幸に「取り組まない」咎による「指導」、2分6秒には双方に消極的との判断で「指導」が与えられる。

若藤が奥襟を叩くと大幸が首抜きで逃れ、3分15秒「指導」が宣告。大幸の反則ポイントはこの時点で「3」にまで積み上がる。

試合展開と力関係を考えると若藤の勝利はほぼ確定的。若藤は残り5秒、大幸の左小外刈を空振りさせて押し込み浮落「技有」も追加、このポイントを以て勝利を決めた。

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57kg級優勝の若藤唯

【入賞者】

優 勝:若藤唯(桐蔭学園高2年)
準優勝:大幸瞳子(長崎明誠高2年)

若藤唯選手のコメント
「優勝はホッとしましたが、『一本』を取って決めたかった。決勝は特に組み手をしっかりやろうと意識して臨みましたが、取り切れなかったことは反省点です。普段の練習でも実戦を想定した稽古を心がけています。得意技は一本背負投、今年の目標はインターハイで舟久保(遥香=富士学苑高3年)さんに勝って優勝することです。東京五輪では代表になって、金メダルを獲りたい。」


【準決勝】

若藤唯(桐蔭学園高2年)○横四方固(4:00)△浦明澄(創志学園高1年)
大幸瞳子(長崎明誠高2年)○袈裟固(1:59)△山室未咲(大成高2年)

【決勝】

若藤唯○優勢[技有・小外刈]△大幸瞳子

■ 63kg級・都留麻瑞が初優勝、決勝は全国中学大会の覇者結城彩乃を「一本」で下す
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63kg級準決勝、第1シードの結城彩乃が尾﨑美玲から小外刈「有効」

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決勝、都留麻瑞が結城の左大外刈を谷落で返し決定的な「技有」

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都留は右体落「有効」を追加、左に回り込んで左から袈裟固に抑え込む

(エントリー12名)

第1シードに配された昨年の全国中学大会の覇者・結城彩乃(富士学苑高1年)が同学年の強者2人を倒して決勝に進出。勝ち上がりは2回戦で西尾果連(敬愛高1年)を「指導2」優勢、準決勝は尾﨑美玲(大成高1年)から3つの「指導」と小外刈「有効」を奪っての優勢というもの。

逆側の山からは都留麻瑞(敬愛高2年)が勝ち上がる。1回戦で江島由奈(旭川大高2年)を上四方固「一本」(1:41)、山場と目された2回戦は山内もも(大成高2年)を「指導2」の優勢で下す。準決勝は石澤千咲(三浦学苑高1年)を2分37秒に奪った内股「有効」を以て退け、見事キャリア初の全国大会決勝進出決定。

決勝は結城が左、都留が右組みのケンカ四つ。試合は結城が左大外刈を連発し一貫して攻勢。しかし50秒に仕掛けた左大外刈はやや強引に過ぎ、都留が右小外刈の形で真裏に返して決定的な谷落「技有」獲得。

もはや「一本」しか勝利の道がない結城は左半身で大外刈を狙い続ける。しかしなかなか決まらず、攻勢権の確保もままならない。試合はやや膠着し2分10秒双方に「指導」。

結城は上下に煽っての左内股を試みるが、リードを背にした都留は重心低くしっかり守って決まらず。都留は中盤右内股と出足払で攻め返し、残り50秒には組み際の右体落を決めて「有効」を追加。そのまま寝技に持ち込み、左で首を巻いての袈裟固に抑え込む。3分34秒合技の「一本」が宣告されて試合終了、都留がうれしい全国大会初制覇を成し遂げることとなった。

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63kg級優勝の都留麻瑞

【入賞者】

優 勝:都留麻瑞(敬愛高2年)
準優勝:結城彩乃(富士学苑高1年)

都留麻瑞選手のコメント
「2回戦で大成の山内選手と戦う組み合わせで、まずそこを突破したいと思って臨んだ大会です。高校選手権でチームが日本一になったので今日は自分が勝つんだ、日本一になるんだ、と必死で頑張りました。初めて全国大会で優勝出来て、本当にうれしいです。将来はオリンピックに出ることが目標です」

【準決勝】

結城彩乃(富士学苑高1年)○優勢[有効・小外刈]△尾﨑美玲(大成高1年)
都留麻瑞(敬愛高2年)○優勢[有効・内股]△石澤千咲(三浦学苑高1年)

【決勝】

都留麻瑞○合技[谷落・袈裟固](3:34)△都留麻瑞

■ 70kg級・階級アップの朝飛七海が優勝、準決勝で高校無差別2位の和田梨乃子を破る
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70kg級2回戦、田中伶奈が野澤知莉から払腰「技有」

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決勝、朝飛七海が田中を大外刈「一本」に仕留める

(エントリー12名)

決勝は朝飛七海(桐蔭学園高2年)と田中伶奈(鶯谷高2年)による同学年対決。

朝飛は全国中学大会63kg級で準優勝、昨年は1年生でインターハイにも出場している強者。階級を1階級上げて臨む今大会は2回戦で西村美穂(敬愛高1年)に谷落と袈裟固の合技「一本」(1:15)で勝利すると、準決勝では優勝候補筆頭の和田梨乃子(大成高2年)と対決。

和田は同学年の全国中学大会の覇者にして、3月に行われた全国高校選手権では1年生ながら無差別で決勝まで進んだ今代の目玉選手。しかし朝飛は2分22秒、和田の内股を返して谷落「技有」を獲得。以後の失点は残り15秒に失った「指導1」のみでしっかり最後まで戦い切り、「技有」優勢で勝利し決勝進出決定。

一方の田中は1回戦で佐藤星麗七(鶴田中3年)を袈裟固「一本」(2:05)、2回戦は野澤知莉(桐蔭学園高1年)を払腰と袈裟固の合技「一本」(4:00)と順調な勝ち上がり。準決勝は多田純菜(敬愛高1年)を払腰「技有」による優勢で退け、決勝の畳に辿り着くこととなった。

決勝は朝飛が左、田中が右のケンカ四つ。田中は右で背中を掴み内股で先制攻撃、朝飛はこれを潰して抑え込みの形を作り掛かるが絡まれた脚が抜けず「待て」。

準決勝の山場を乗り越えた朝飛は動きよし、続く展開の組み際に左大外刈に飛び込むと迷いなく思い切り投げ切り「一本」。

試合時間は僅か51秒、階級を上げたばかりの朝飛が見事全日本カデタイトルの獲得を決めた。

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70kg級優勝の朝飛七海

【入賞者】

優 勝:朝飛七海(桐蔭学園高2年)
準優勝:田中伶奈(鶯谷高2年)

朝飛七海選手のコメント
「小学生のときに団体で勝ったことはあるんですが、個人での全国優勝はこれが初めて。とてもうれしいです。いつも技の仕掛けが遅いと言われるのですが、今日は先、先に前に出て仕掛けることが出来ました。稽古ではいつも『頭を下げて守るな』『技を掛け切れ』と言われています。今日大外刈が決まったのは嬉しいですが、まだまだです。今身に着けようと頑張っている技は、跳ねる内股。しっかり磨いていきたい。今年の目標はインターハイの優勝です」


【準決勝】

朝飛七海(桐蔭学園高2年)○優勢[技有・谷落]△和田梨乃子(大成高2年)
田中伶奈(鶯谷高2年)○優勢[技有・払腰]△多田純菜(敬愛高1年)

【決勝】

朝飛七海○大外刈(0:51)△田中伶奈

■ 70kg超級・世界カデ王者素根輝が2連覇
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70kg超級2回戦、永田かなが松田美悠から内股と袈裟固で合技「一本」

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決勝は素根輝が袖釣込腰に大内刈で攻め続ける

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(エントリー16名)

連覇を狙う世界カデ王者・素根輝(南筑高1年)が悠々勝ち上がる。1回戦は久野愛莉(日々輝学園高3年)に「指導3」の優勢、2回戦は佐藤果(淑徳高2年)に体落「一本」(0:44)、準決勝は下山幸菜(常盤高2年)から袖釣込腰「有効」、そのまま上四方固に抑え込んでの「一本」(1:47)で勝利し決勝進出決定。

逆側の山からは第2シード配置の永田かな(大成高2年)が勝ち上がり。1回戦で佐藤綾楓(生光学園高2年)を小外刈と後袈裟固の合技「一本」(1:51)、山場の松田美悠(小杉高2年)との2回戦も内股と袈裟固の合技「一本」(3:00)で快勝し、米川明穂(藤枝順心中3年)との準決勝はGS延長戦「指導1」(GS1:20)を以て勝利決定。1学年下のスター選手素根の打倒を期して決勝に臨む。

決勝は素根が左、永田が右のケンカ四つ。永田は気合十分、右大内刈に右内股、右払腰を仕掛けて前に出るがいずれも素根巧く捌いて崩れず。

互いに引き手が引けず膠着となるが、素根がまず右、次いで左釣り手という手順で形を作り左大内刈から左体落の連続技。永田堪えるが直後の1分17秒永田に「指導1」。素根は一段ギアを上げて右で襟、左で奥襟を握る強気の組み手を選択すると大内刈、体落と取り味のある技を連発。2分24秒永田に「指導2」、さらに残り50秒で場外の「指導3」が宣告される。

素根最後まで隙を見せず、左体落にケンケンの左大内刈と投げを打ち続けてフィニッシュ。結果「指導3」の優勢で順当に素根の優勝が決まった。

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70kg超級2連覇達成の素根輝

【入賞者】

優 勝:素根輝(南筑高1年)
準優勝:永田かな(大成高2年)

素根輝選手のコメント
「連覇は嬉しいです。ただ、今回も投げて勝てず、内容が良くない。あまり良い気分ではないですね(笑)。足技から担ぎに持っていける連絡技をしっかり身に着けたいです。目の前の課題は組み手が遅いこと。早く、厳しく、技早く、と心がけています。(-南筑高への進学について?)地元から活躍したいので、南筑を選びました。東京五輪に出るのが目標、しっかり頑張っていきます」

【準決勝】

素根輝(南筑高1年)○上四方固(1:47)△下山幸菜(常盤高2年)
永田かな(大成高2年)○GS指導1(GS1:20)△米川明穂(藤枝順心中3年)

【決勝】

素根輝○優勢[指導3]△永田かな

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