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得意の担ぎ技冴えた1年生込山龍哉が73kg級制覇、81kg級は山本幸紀が初優勝・第28回全国体育系学生柔道体重別選手権

(2016年2月27日)

※ eJudoメルマガ版2月27日掲載記事より転載・編集しています。
得意の担ぎ技冴えた1年生込山龍哉が73kg級制覇、81kg級は山本幸紀が初優勝
第28回全国体育系学生柔道体重別選手権
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込山龍哉(右)と園田亮輔の決勝戦

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込山が右背負投「一本」で勝利を決める

第28回全国体育系学生柔道体重別選手権大会が27日、講道館で開幕。初日は男子3階級の競技が行われた。

73kg級はインターハイ3位の1年生・込山龍哉(東海大1年)が初出場初優勝。準決勝は川下寛斗(東洋大2年)から袖釣込腰「技有」に片手絞「一本」と立て続けに奪って快勝、迎えた決勝は園田亮輔(鹿屋体育大2年)を相手に片襟、肘抜き、逆襟、そして体落の形に作用足を落としてと多彩な形で担ぎ技を連発。「指導1」をリードした2分27秒、大内刈から右背負投と技を繋ぐとここまで良く凌いでいた園田がついに陥落、低く潜って相手を背中に張り付けたまま体を捨てて投げ切り文句なしの「一本」。見事優勝を決めた。

「ケガも病気もなく調整が上手く行き、初めてベストの状態で大きな試合に出られた。今日は思うように戦えました」と試合後の込山は会心の表情。「目標は東京五輪です」と堂々宣言してインタビューを締めてみせた。

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81kg級決勝、山本幸紀が小原弘暉から大外刈「一本」

81㎏級は山本幸紀(筑波大3年)が初優勝。同門対決となった決勝は1年生の小原弘暉(筑波大1年)を左大外刈に捉えると一瞬の判断で刈り込む方向を転換、コントロールを効かせて斜め前に捩じり落とす。止め、刈り、落とし、そして被ってと全てが揃った鮮やかな一撃に主審は即座に「一本」をコール。山本らしい鮮やかな一撃で初の大学タイトル奪取に花を添えてみせた。

小学、中学で個人戦日本一に輝いている山本は、2009年の全国中学校大会制覇以来これが実に6年ぶりの全国タイトル獲得。将来の目標を問われると「自分はまだまだあきらめていない。世界一を目指します」と宣言、「まずはインカレ優勝、そしてシニアの強化選手に入ること」と大学最終学年となる今年の目標を力強く語っていた。

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66kg級決勝、佐藤祐介が内山寛崇を左小内刈で大きく崩す

66㎏級の覇者は佐藤祐介(日本大2年)。内山寛崇(国士舘大2年)との決勝は「前に出るしかない柔道」と自信が語ったモットー通り、ケンカ四つの相手の背中を捕まえ前進に次ぐ前進。内山得意の右背負投を前進圧力と判断早い寝技への繋ぎで押し戻した形で、場外、消極、片襟と3つの「指導」を奪取。結果、「指導3」対「指導1」の優勢で優勝を決めた。

全国高校選手権66kg級3位が競技成績の最高位だった佐藤はこれがキャリア初の全国制覇。「1回戦から調子が悪かったけど、前に出続ける自分の柔道をやることでだんだん気持ちが高まった。ここで勝てないと他でも勝てないので、優勝出来て良かったです」とビッグタイトル獲得を喜んでいた。

各階級の成績上位者と準々決勝以降の結果、優勝者のコメントは下記。

■ 66kg級
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66㎏級入賞者。左から優勝の佐藤、内山、山田、日野。

【入賞者】
優 勝:佐藤祐介(日本大2年)
準優勝:内山寛崇(国士舘大2年)
第三位:山田貴大(順天堂大3年)、日野賢明(日本大1年)

佐藤祐介選手のコメント
「1回戦から調子が上がらなかったのですが、試合と試合の合間に高木先生と金野先生に都度指導して頂いたことで流れが掴めて、なんとか勝つことが出来ました。自分は技がないので、とにかく相手より前に出ようと、気持ちで押していきました。優勝を狙っていたので勝てたことは嬉しいです。ここで勝てないと他の大会でも勝てないので、ひとつ次に繋がった試合だと思います」

【準々決勝】

山田貴大(順天堂大3年)○優勢[技有・体落]△竹中悠貴(大阪体育大3年)
内山寛崇(国士舘大2年)○優勢[指導1]△高橋龍太朗(早稲田大3年)
佐藤祐介(日本大2年)○GS判定3-0△坂内哲平(筑波大1年)
日野賢明(日本大1年)○優勢[有効・背負投]△塩見永(国士舘大3年)

【準決勝】

内山寛崇(国士舘大2年)○優勢[指導2]△山田貴大(順天堂大3年)
佐藤祐介(日本大2年)○優勢[指導1]△日野賢明(日本大1年)

【決勝】

佐藤祐介○優勢[指導3]△内山寛崇

■ 73kg級
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73kg級入賞者。左から込山、園田、川下、吉田。

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66kg級準決勝、込山龍哉が川下寛斗から袖釣込腰「技有」

【入賞者】
優 勝:込山龍哉(東海大1年)
準優勝:園田亮輔(鹿屋体育大2年)
第三位:川下寛斗(東洋大2年)、吉田優平(東海大1年)

込山龍哉選手のコメント
「今日は調整がしっかり出来て、思うように試合が出来ました。高校時代からベストで試合に出られたことがほとんど全くなかったのですが今回はケガもせず、病気もせず、しっかり調整も出来て、これが非常に大きかった。自分の悪いところを上水先生やコーチの方々がしっかり指摘してくれて、良い柔道が出来た1日だったと思います。高校時代は切って切って試合をしていたのですが、大学に入ってからはこれを変えて『持って、ずらす』という柔道を少しずつ勉強しています。足技も意識して稽古していますが、それも背負投があってこそ。得意の背負投をもっともっと磨いていきたいです。今年の目標は全日本ジュニアか学生体重別を獲ること、将来は東京五輪を目指します。」

【準々決勝】

川下寛斗(東洋大2年)○優勢[指導1]△神森拓海(山梨学院大1年)
込山龍哉(東海大1年)○背負投(1:30)△渡邉剛志(順天堂大2年)
吉田優平(東海大1年)○優勢[有効・払腰]△見上心太(国士舘大1年)
園田亮輔(鹿屋体育大2年)○背負投(2:04)△須藤行義志(山梨学院大3年)

【準決勝】

込山龍哉(東海大1年)○片手絞(2:20)△川下寛斗(東洋大2年)
園田亮輔(鹿屋体育大2年)○優勢[有効・背負投]△吉田優平(東海大1年)

【決勝】

込山龍哉○背負投(2:37)△園田亮輔

■ 81kg級
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81kg級入賞者。左から山本、小原、手塚、飯島。

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81kg級決勝、山本幸紀が小原弘暉を攻める

【入賞者】
優 勝:山本幸紀(筑波大3年)
準優勝:小原弘暉(筑波大1年)
第三位:手塚海(桐蔭横浜大3年)、飯島俊祐(東海大1年)

山本幸紀選手のコメント
「優勝は出来ましたが、内容的にはまだまだ。もっと自分の良いところを出していかなければいけないと改めて感じました。まだまだ攻めが甘いです。ただ、少しずつ自分の形は出来て来ているので、次の課題は思い切りの良さ。ここを磨いていきたいです。今の得意技は、決勝で掛けた大外刈。今年は大学最後の年なので、インカレで優勝、そしてシニアの強化選手に入ることが目標です。自分はまだまだあきらめていません。目標はあくまで世界一です」

【準々決勝】

山本幸紀(筑波大3年)○優勢[指導1]△天野拓実(日体大1年)
手塚海(桐蔭横浜大3年)○優勢[指導1]△下田将大(早稲田大2年)
飯島俊祐(東海大1年)○大腰(0:30)△千島甲太(日体大2年)
小原弘暉(筑波大1年)○内股(3:50)△浅賀慎太郎(早稲田大3年)

【準決勝】

山本幸紀(筑波大3年)○GS判定3-0△手塚海(桐蔭横浜大3年)
小原弘暉(筑波大1年)○優勢[有効・内股透]△飯島俊祐(東海大1年)

【決勝】

山本幸紀○大外刈(2:10)△小原弘暉

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