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グランプリデッュセルドルフ・日本代表選手採点表

(2016年2月21日)

※ eJudoメルマガ版2月21日掲載記事より転載・編集しています。
日本代表選手採点表
グランプリデッュセルドルフ
※10点満点、eJudo編集部採点

髙市賢悟 4.5
評価:→

2敗して5位。海老沼匡と髙上智史を追うべく送り込まれたという立場からして、本人にも到底納得出来る成績ではないだろう。特段のミスがあったわけでなく、手堅く戦い、その上で敗れたという印象。良くも悪くも破綻がない、しかしそれまでの展開の文脈を離れた飛躍もまた少ないという髙市の実直な個性が発揮された上での敗退には逆に閉塞感が漂う。ポラックが髙市を投げた技が脇を差しての「持ち上げ数回転振り回し」という破天荒な技であったことは一種端的。

大野将平 8.0
評価:↑

圧勝V、この時点で五輪代表の座をほぼ確実にした。五輪最大の「的」であるアン・チャンリンに何もさせなかった準決勝は圧巻。アンは、例えば「秒殺一本」を食らってしまえば逆にこれをアクシデントと捉えることも出来ただろうが、5分タップリ試合を行ったことでかえって差を見せつけられることとなった印象。「技有」を失った内股の入りは浅かったが、以後の試合を見る限りでは逆に「まともに受けたら飛ぶ」との恐怖を強く植え付けられたのではないだろうか。優勝という結果、五輪最大の敵アンに打った布石の威力を買って高評価。サインジャルガル戦で見せたような「一本」をもっと見たかったという「たられば」を満点達成までの余白として考え、この点数とした。

丸山剛毅 4.0
評価:↓

上り調子のイヴァノフに敗れての3回戦敗退という結果はともかく、内容が評価しがたい。戦略としてのゲームプラン、戦術としての状況判断に首を傾げざるを得ない場面多く、悪く言えば行き当たりばったりの印象。この2つに技が決まることを妨げられ、決まらないことでさらに判断が狂う悪循環にあると見受けられた。持ち前の思い切りの良さ、試合勘の良さともに見られず、潜在能力の高さに比して納得できない内容と結果。


志々目愛 5.5
評価:↑

準決勝のミランダ戦を乗り越えての戴冠は見事。優勝以外はありえない背水の陣でしっかり結果を残したことは高く評価されるべき。ただし、ここぞというシークエンスでの不可解な待ち癖、対応ミスも頻発。率直に言って主審の判定傾向に助けられた試合も多くあった。対戦相手のうちメダルクラスの超強豪がミランダ1人であったことと、課題をクリアしきれなかった内容を考慮して、高得点には至らず。

松本薫 7.5
評価:↑

見事優勝。準決勝と決勝で見せた、主審に「待て」を差し挟む余裕をまったく与えない寝技の連続攻撃の迫力、そして結果としての「一本」奪取劇は間違いなく今大会全階級全試合を通じた最大の見せ場であった。パリ大会を制したばかりのキム・ジャンディからの完勝は松本が他と一段異なる位相にいると素直に思わせられるもの。自身がリオ五輪金メダル争いの最有力候補であることをあらためて証明した大会であった。グランドスラム東京で一本負けしたシウバとの試合(「指導1」で勝利)はかなりの拮抗、面倒な不確定要素シウバに「やれる」手ごたえを残してしまったことが惜しい。贅沢なたられば論であるが、ここを圧勝していれば満点評価であった。

新井千鶴 5.0
評価:↓

結果は2位だが、内容が評価しがたい。今為したい行動と釣り手の動きや位置の噛み合わせがチグハグで、結果攻守の切り替えが効かない。ために予選ラウンドでも技がなかなか決まらず、どころか格下相手にピンチも招いた。決勝で見せた「相手を押し離しながらの内股」「そこから体が伸びたままの大内刈への切りかえし」、そして結果食ってしまった大内返「一本」はこの釣り手の連動性のなさと、早く投げて試合を終わらせてしまいたいメンタルの弱さに起因するものと分析する。結果は2位だが、昨年来の新井の課題を全て見せてしまった大会と総括したい。

稲森奈見 4.5
評価:↓

マー・スースに「指導」差で敗れた準決勝はともかく、韓国の控え選手(世界選手権には数多く出ているが)であるキム・ジヨウンに完全に投げられ、抑え込まれた3位決定戦は余計であった。マーとの戦いは、大型選手相手に逆に接近して勝負するしかないという手詰まり感も見え、その潜在能力の高さからすれば評価できない大会。

髙藤直寿 -
評価:-

9日に膝を負傷、全治4週間とのリリースで欠場。五輪代表第一候補であり、負傷で選抜試合を欠席したという立場を十分弁えて、4月までの日を過ごしてもらいたい。選抜体重別ではベストパフォーマンスを期待したい。

髙上智史 -
評価:-

大会直前のインフルエンザ罹患で無念のエントリー取り消し。五輪へのチャレンジ、そして柔道人生最大の山場であった今大会の欠場、その心中察するに余りある。選抜体重別で為すべきことを為し、意地を見せてもらいたい。

※ eJudoメルマガ版2月21日掲載記事より転載・編集しています。

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