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3階級全てで日本勢が優勝、100kg超級は原沢久喜が直接対決で七戸龍を下す・グランドスラム東京最終日男子

(2015年12月6日)

※ eJudoメルマガ版12月6日掲載記事より転載・編集しています。
3階級全てで日本勢が優勝、100kg超級は原沢久喜が直接対決で七戸龍を下す
グランドスラム東京最終日男子
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100kg超級決勝、原沢久喜が七戸龍を攻め込む

4日から東京体育館で行われているグランドスラム東京大会は7日、最終日の男女合わせて5階級の競技が行われ、男子は3階級全てで日本勢が優勝を飾った。

男子100kg超級は世界選手権で2大会連続銀メダルを獲得している七戸龍(九州電力)と今季の全日本選手権覇者でグランドスラム大会2連勝中の原沢久喜(日本中央競馬会)、激しくリオ五輪代表の座を争う2名が決勝で激突。七戸の圧に屈せず的確な攻めで山場を作った原沢がGS延長戦「指導4」で勝利して優勝を決めた。原沢は2月のヨーロッパオープンローマ、7月のユニバーシアードを加え、昨年12月のグランプリ青島から数えてこれで国際大会6連勝。

井上康生監督は「確実に結果を残したこと、直接対決で勝ったことは評価出来る。(七戸は)世界選手権2位という実績があるが、現時点では並んだと言える」と原沢の勝利を最大限に評価。「これからの戦いが大事」とリオ五輪代表争いが両者のマッチレースとなることを認めた。他6階級はほぼ五輪代表が確定したと見なされる状況下で、100kg超級は2月の冬季欧州国際大会、4月の全日本選抜体重別と全日本選手権と続く代表選考会から目が離せない状況。

講道館杯王者の上川大樹(京葉ガス)は準決勝で原沢に敗れて3位、昨季の全日本選手権覇者王子谷剛志(旭化成)は準々決勝で七戸に敗れた際に負傷し最終成績は7位だった

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100kg級準決勝、羽賀龍之介が第1シードのエルマー・ガシモフから鮮やかな左内股「一本」

スター選手が揃った100kg級は8月のアスタナ世界選手権を制した羽賀龍之介(旭化成)が堂々の優勝。準決勝では第1シードのエルマー・ガシモフ(アゼルバイジャン)を得意の左内股「一本」に仕留めると、決勝では階級切っての粘戦ファイターであるチョ・グハン(韓国)に付け入る隙を与えず「指導」3つを奪って危なげない勝利。世界選手権の優勝を経て、一段明らかに逞しさを増した頼もしい戦いぶりだった。ウルフアロン(東海大2年)、髙木海帆(日本中央競馬会)、下和田将平(京葉ガス)の3人はいずれも予選ラウンド敗退で入賞に絡めず、羽賀のリオ五輪代表権獲得は決定的な状況。

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90kg級準決勝、ベイカー茉秋が今季の世界王者ガク・ドンハンとの激戦を横四方固「一本」で勝ち抜く

強豪が多数参加、100kg級と並んで大会最大の激戦階級となった90kg級はアスタナ世界選手権銅メダリスト・ベイカー茉秋(東海大3年)が優勝。準決勝では同大会で金メダルを獲得したガク・ドンハン(韓国)をGS延長戦の末に横四方固「一本」で下し、決勝ではこの日圧倒的な強さを見せて勝ち上がって来た2013年世界選手権の覇者アスレイ・ゴンザレス(キューバ)を粘り強く攻め続けて「指導」2つを奪って勝利。粘りが身上のガクを延長戦で根負けさせ、ゴンザレスの爆発力ある技を塗りつぶしてと、持ち味である勝負強さを如何なく発揮しての勝利だった。

五輪代表争いのライバル候補であった西山大希(新日鐵住金)と吉田優也(旭化成)はそれぞれガク、ゴンザレスに敗れており、90kg級も五輪代表はベイカー以外に考えがたい状況となった。

各階級の入賞者と日本選手の成績、準決勝以降の結果は下記。

■ 90kg級
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90kg級入賞者。左からゴンザレス、ベイカー、西山、ガク。

【入賞者】
(エントリー41名)
1.BAKER, Mashu(JPN)
2.GONZALEZ, Asley(CUB)
3.GWAK, Dong Han(KOR)
3.NISHIYAMA, Daiki(JPN)
5.VAN T END, Noel(NED)
5.VOPROSOV, Kirill(RUS)
7.DVARBY, Joakim(SWE)
7.YOSHIDA, Yuya(JPN)

【日本代表選手成績】

ベイカー茉秋(東海大3年):優勝
西山大希(新日鐵住金):3位
吉田優也(旭化成):7位
大辻康太(日本エースサポート):2回戦敗退

【準決勝】

ベイカー茉秋〇GS横四方固(GS1:22)△ガク・ドンハン(韓国)
アスレイ・ゴンザレス〇合技[背負投・背負投](3:42)△ノエル・ファンテンド(オランダ)

【3位決定戦】

西山大希〇合技[大内刈・縦四方固](4:33)△ノエル・ファンテンド(オランダ)
ガク・ドンハン(韓国)〇背負投(2:02)△キリル・ヴォプロソフ(ロシア)

【決勝】

ベイカー茉秋〇優勢[指導2]△アスレイ・ゴンザレス(キューバ)

■ 100kg級
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100kg級入賞者。左からチョ、羽賀、マレ、ガシモフ。

【入賞者】
(エントリー37名)
1.HAGA, Ryunosuke(JPN)
2.CHO, Guham(KOR)
3.GASIMOV, Elmar(AZE)
3.MARET, Cyrille(FRA)
5.GVINIASHVILI, Beka(GEO)
5.RAKOV, Maxim(KAZ)
7.ARMENTEROS, Jose(CUB)
7.NAIDAN, Tuvshinbayar(MGL)

【日本代表選手成績】
羽賀龍之介(旭化成):優勝
髙木海帆(日本中央競馬会):3回戦敗退
ウルフアロン(東海大2年):2回戦敗退
下和田将平(京葉ガス):2回戦敗退

【準決勝】

羽賀龍之介〇内股(1:59)△エルマー・ガシモフ(アゼルバイジャン)
チョ・グハン(韓国)〇優勢[指導2]△シリル・マレ(フランス)

【3位決定戦】

シリル・マレ(フランス)〇腕挫十字固(4:58)△ヴェカ・グビニアシビリ(ジョージア)
エルマー・ガシモフ(アゼルバイジャン)〇優勢[指導1]△マキシム・ラコフ(カザフスタン)

【決勝】

羽賀龍之介〇優勢[指導3]△チョ・グハン(韓国)

■ 100kg超級
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100kg超級入賞者。左から七戸、原沢、上川、ボンダレンコ。

【入賞者】
(エントリー28名)
1.HARASAWA, Hisayoshi(JPN)
2.SHICHINOHE, Ryu(JPN)
3.BONDARENKO, Stanislav(UKR)
3.KAMIKAWA, Daiki(JPN)
5.BOSTANOV, Soslan(RUS)
5.MATIASHVILI, Levani(GEO)
7.MOURA, David(BRA)
7.OJITANI, Takeshi(JPN)

【日本代表選手成績】

原沢久喜(日本中央競馬会):優勝
七戸龍(九州電力):2位
上川大樹(京葉ガス):3位
王子谷剛志(旭化成):7位

【準決勝】

七戸龍〇反則(4:04)△スタニスラフ・ボンダレンコ(ウクライナ)
原沢久喜〇優勢[指導2]△上川大樹


【3位決定戦】

上川大樹〇優勢[指導2]△レヴァニ・マティアシビリ(ジョージア)
スタニスラフ・ボンダレンコ(ウクライナ)〇小外掛(0:33)△ソスラン・ボスタノフ(ロシア)

【決勝】

原沢久喜〇GS反則[指導4](GS0:46)△七戸龍

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