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63kg級は今季躍進のトラジドスが初優勝、70kg級は新井千鶴が大野陽子との延長戦制し2年ぶりのV・グランドスラム東京第2日女子

(2015年12月5日)

※ eJudoメルマガ版12月5日掲載記事より転載・編集しています。
63kg級は今季躍進のトラジドスが初優勝、70kg級は新井千鶴が大野陽子との延長戦制し2年ぶりのV
グランドスラム東京第2日女子
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70kg級決勝、新井千鶴が大野陽子を攻める

グランドスラム東京大会(4日~6日、東京体育館)、大会第2日の5日は男女それぞれ2階級の競技が行われた。

70kg級は新井千鶴(三井住友海上)が2013年大会以来2年ぶり2度目の優勝。

決勝はここまで2回戦でサリー・コンウェイ(イギリス)、準々決勝でリンダ・ボルダー(イスラエル)と強敵2人を倒して勝ち上がった大野陽子と対戦。早い段階で「指導」3つを失う苦しい試合を、2分14秒、3分3秒、3分48秒と立て続けに「指導」を奪い返して収拾。迎えたGS延長戦も攻め合いにあくまで退かず3分29秒の激戦を戦い切り、結果大野の偽装攻撃による4つ目の「指導」宣告を以て勝利を決めた。

新井は「(「指導」3を失った後は)決勝まで来たのだから優勝するしかない、と開き直って戦った。それだけの稽古をして来たし、支えてくれた人たちに恩返しをしたかった」と勝利の弁。南條充寿・女子代表監督も「本来の良さはまだ出し切れていないが、劣勢で頑張ったこと、勝ち切れたことは良かった」とその勝利への執念に一定の評価を与えていた。

2014年チェリャビンスク世界選手権で銀メダリストを獲得したヌンイラ華蓮(了徳寺学園職)は7位に終わった。今季の全日本学生体重別王者の池絵梨菜(国士舘大1年)は第1シードのラウラ・ファルカスコッホ(ドイツ)を横四方固「一本」で下して5位に食い込んだ。

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63kg級決勝、トラジドスが「足抜き」を試みてトルステニャクを抑えに掛かる

若手4人で布陣した63kg級の日本勢は鍋倉那美(大成高3年)がアンナ・ベルンホルム(スウェーデン)に「ブリッジ一本」で敗れ、嶺井美穂(桐蔭学園高3年)もアニカ・ファンエムデン(オランダ)に大外刈を透かされて「一本」失陥とともに1回戦敗退、講道館杯王者・能智亜衣美(筑波大2年)も2回戦敗退という苦しい出だし。さらに世界選手権で2大会連続銅メダルを獲得している田代未来(コマツ)が準々決勝でエカテリーナ・ヴァルコワ(ロシア)に内股透「技有」、浮技「一本」と2度投げられる完敗で1人も準決勝に進めず。

優勝は今季の欧州選手権の覇者、マルチナ・トラジドス(ドイツ)。決勝ではアスタナ世界選手権王者のティナ・トルステニャク(スロベニア)に裏投で放られ「有効」を失ったが、ここからの寝技の展開で逆に袈裟固で抑え返し逆転の「一本」、「グランドスラム」カテゴリ初の優勝を決めた。

トラジドスは「(グランドスラムは)パリ大会で3位、アブダビでも2位でなかなか優勝出来なかったが、今年最後の大会でやっと1位になれた。とてもうれしい」と頬を上気させてコメント。「今年はなぜこんなに成績が残るようになったのか?」と問われると「みんなにそう聞かれるんですよ」と破顔し「とにかく、今年は今まで一番良い年です」と最後まで笑顔でインタビューを終えた。

敗者復活戦を勝ちあがった田代の最終成績は3位だった。

各階級の入賞者と日本代表選手の成績、準決勝以降の結果は下記。

■ 63kg級
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63kg級入賞者。左からトルステニャク、トラジドス、田代、ヴァルコワ。

【入賞者】
(エントリー29名)
1.TRAJDOS, Martyna(GER)
2.TRSTENJAK, Tina(SLO)
3.TASHIRO, Miku(JPN)
3.VALKOVA, Ekaterina(RUS)
5.TSEDEVSUREN, Munkhzaya(MGL)
5.VAN EMDEN, Anicka(NED)
7.HAECKER, Katharina(AUS)
7.SCHLESINGER, Alice(GBR)

【日本代表選手成績】

田代未来(コマツ):3位
能智亜衣美(筑波大2年):2回戦敗退
嶺井美穂(桐蔭学園高3年):1回戦敗退
鍋倉那美(大成高3年):1回戦敗退

【準決勝】

ティナ・トルステニャク(スロベニア)〇横四方固(3:35)△エカテリーナ・ヴァルコワ(ロシア)
マルチナ・トラジドス(ドイツ)〇優勢[指導2]△アニカ・ファンエムデン(オランダ)

【3位決定戦】

田代未来○崩上四方固(0:59)△アニカ・ファンエムデン(オランダ)
エカテリーナ・ヴァルコワ(ロシア)〇優勢[技有・大内刈]△ツェデフレン・ムンクザヤ(モンゴル)

【決勝】

マルチナ・トラジドス(ドイツ)〇袈裟固(2:47)△ティナ・トルステニャク(スロベニア)

■ 70kg級
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70kg級入賞者。左から大野、新井、ポーテラ、ボルダー。

【入賞者】
(エントリー23名)
1.ARAI, Chizuru(JPN)
2.ONO, Yoko(JPN)
3.BOLDER, Linda(ISR)
3.PORTELA, Maria(BRA)
5.IKE, Erina(JPN)
5.NIANG, Assmaa(MAR)
7.NUN IRA, Karen(JPN)
7.PEREZ, Maria(PUR)

【日本代表選手成績】

新井千鶴(三井住友海上):優勝
大野陽子(コマツ):2位
池絵梨菜(国士舘大1年):5位
ヌンイラ華蓮(了徳寺学園決職):7位

【準決勝】

新井千鶴〇横四方固(2:49)△池絵梨菜
大野陽子〇横四方固(4:00)△マリア・ポーテラ(ブラジル)

【3位決定戦】

マリア・ポーテラ(ブラジル)〇崩袈裟固(1:28)△アスマ・ニアン(モロッコ)
リンダ・ボルダー(イスラエル)〇優勢[指導1]△池絵梨菜

【決勝】

新井千鶴〇GS反則[指導4](GS3:29)△大野陽子

※ eJudoメルマガ版12月5日掲載記事より転載・編集しています。

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