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秋本啓之が大会連覇、81kg級はチリキシビリがジョージア勢初の優勝飾る・グランドスラム東京第2日男子

(2015年12月5日)

※ eJudoメルマガ版12月5日掲載記事より転載・編集しています。
秋本啓之が大会連覇、81kg級はチリキシビリがジョージア勢初の優勝飾る
グランドスラム東京第2日男子
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73kg級決勝、秋本啓之がアン・チャンリンから左袖釣込腰「技有」

4日に開幕したグランドスラム東京大会(4日~6日、東京体育館)、大会第2日の5日は男女それぞれ2階級の競技が行われた。

男子73kg級は2010年世界選手権王者・秋本啓之(了徳寺学園職)が2年連続の優勝を達成。準々決勝で試合巧者ディルク・ファンティシェル(ベルギー)を背負投「一本」、準決勝ではこの日第2シードに配されていた難敵ヌグザリ・タタラシビリ(ジョージア)を「指導2」優勢と強豪を立て続けに下し、決勝ではアスタナ世界選手権銅メダリストのアン・チャンリン(韓国)と対戦。

今季の73kg級で最も乗っている選手であり、そして桐蔭学園高と筑波大の後輩でもある若いアンに対して秋本は逆にベテランらしからぬスピードと先手の連続攻撃でペースを掴み、1分31秒には左袖釣込腰を押し込んで「技有」奪取。以後もアンにペースを与えることなく、このポイントを以て優勝を決めた。

五輪代表レースでは今季の世界選手権を圧倒的な強さで制した大野将平(旭化成)が一歩も二歩も他を引き離している状況にある73kg級だが、この優勝で3番手の秋本が大きくその存在をアピールした形。秋本は冬季欧州国際大会への派遣が確実、一時は潰えたと思われた五輪挑戦の可能性を次に繋ぐこととなった。

今季の世界選手権の銀メダリスト・中矢力(ALSOK)は3回戦でロシアのムサ・モグシコフに敗れ、入賞に絡むことが出来なかった。

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81kg級準決勝、問題の場面。永瀬は内股を跨がれ、襟を持った手を離さずに相手を転がしたが「足取り」と判断されて反則負けを喫した。

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81kg級決勝、イを押し込むチリキシビリ。

男子81kg級はアスタナ世界選手権王者の永瀬貴規(筑波大4年)が準決勝で敗退。イ・センス(韓国)に左内股を仕掛けると、相手は股中で捌き、永瀬の腕を跨いで回避。永瀬は慌てず、襟を握った手を離さないまま掬投に近い形でイを投げ飛ばしたが、この行為が「足取り」と判断されてダイレクト反則負けが宣告されてしまった。ルール上はセーフのはずだが、滅多に観られない形の「見た目」に審判団が判断を誤った恰好。その戦いぶりから今大会間違いなく地力ナンバーワン選手と目されていた永瀬だが、意外な形で決勝進出を阻まれることとなった。

敗れた永瀬は続く3位決定戦で内股「有効」、内股「技有」、大外刈「有効」とロマン・モウストポロウス(ギリシャ)を投げまくり、最後は腕挫十字固「一本」でフィニッシュ。最終成績は3位だった。

優勝は永瀬の最大のライバルと目された2014年チェリャビンスク世界選手権王者アヴタンディル・チリキシビリ(ジョージア)。決勝はイを位押しに押しまくり危なげなく「指導2」で破って優勝を決めた。

実はジョージア勢のグランドスラム東京制覇はこれが初。チリキシビリは「アスタナで踵を怪我して2か月ほとんど練習できず、今日がその後初めての試合。正直優勝できるとは思わなかったので、とてもうれしい」と冷静な語り口でコメント、初優勝に盛り上がるコーチ達と喜びを分かち合っていた。

各階級の入賞者と日本代表選手の成績、準決勝以降の結果は下記。

■ 73kg級
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73kg級入賞者。左からアン、秋本、タタラシビリ、モグシコフ

【入賞者】
(エントリー53名)
1.AKIMOTO, Hiroyuki(JPN)
2.AN, Changrim(KOR)
3.MOGUSHKOV, Musa(RUS)
3.TATALASHVILI, Nugzari(GEO)
5.DRAKSIC, Rok(SLO)
5.SHAVDATUASHVILI, Lasha(GEO)
7.MARGELIDON, Arthur(CAN)
7.VAN TICHELT, Dirk(BEL)

【日本代表選手成績】

秋本啓之(了徳寺学園職):優勝
中矢力(ALSOK):3回戦敗退
田村和也(パーク24):3回戦敗退
橋本壮市(パーク24):3回戦敗退

【準決勝】

アン・チャンリン(韓国)〇優勢[指導2]△ムサ・モグシコフ(ロシア)
秋本啓之〇優勢[指導2]△ヌグザリ・タタラシビリ(ジョージア)

【3位決定戦】

ヌグザリ・タタラシビリ(ジョージア)〇優勢[技有・隅落]△ラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)
ムサ・モグシコフ(ロシア)〇小外掛(2:15)△ロク・ドラクシック(スロベニア)

【決勝】

秋本啓之〇優勢[技有・袖釣込腰]△アン・チャンリン(韓国)

■ 81kg級
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81kg級入賞者。左からイ、チリキシビリ、永瀬、ワン。

【入賞者】
(エントリー47名)
1.TCHRIKISHVILI, Avtandili(GEO)
2.LEE, Seungsu(KOR)
3.NAGASE, Takanori(JPN)
3.WANG, Ki-Chun(KOR)
5.MOUSTOPOULOS, Roman(GRE)
5.STEVENS, Travis(USA)
7.MARGIANI, Ushangi(GEO)
7.MISSIN, Adlet(KAZ)

【日本代表選手成績】

永瀬貴規(筑波大4年):3位
海老泰博(旭化成):3回戦敗退
丸山剛毅(パーク24):2回戦敗退
長島啓太(日本中央競馬会):2回戦敗退

【準決勝】

アヴタンディル・チリキシビリ(ジョージア)〇優勢[有効・裏投]△ワン・キチュン(韓国)
永瀬貴規△反則(2:23)〇イ・センス(韓国)

【3位決定戦】

永瀬貴規〇腕挫十字固(3:45)△ロマン・モウストポロウス(ギリシャ)
ワン・キチュン(韓国)〇優勢[指導2]△トラヴィス・スティーブンス(アメリカ)

【決勝】

アヴタンディル・チリキシビリ(ジョージア)〇優勢[指導2]△イ・センス(韓国)

※ eJudoメルマガ版12月5日掲載記事より転載・編集しています。

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