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グランプリ済州・最終日5階級ひとこと展望

(2015年11月27日)

※ eJudoメルマガ版11月27日掲載記事より転載・編集しています。
最終日5階級ひとこと展望
グランプリ済州
■ 90kg級
(エントリー35名)

【階級概況・有力選手】

大会全体を通じた最激戦階級。今季の世界王者ガク・ドンハン(韓国)に昨年90kg級3度目の世界タイトルを手にしたイリアス・イリアディス(ギリシャ)、13年リオ世界選手権覇者のアスレイ・ゴンザレス(キューバ)、さらに今年の世界選手権で他を圧する好パフォーマンスを披露したばかりのキリル・デニソフ(キューバ)、14年世界選手権銀メダリストで若手世代の代表格クリスチャン・トート(ハンガリー)とその陣容はまさしく世界選手権級。

上記選手全てが来週のグランドスラム東京にもエントリーしており、かつてオフシーズン扱いであった「東アジアシリーズ」の重要度の高まりを端的に示す豪華なトーナメントとなっている。

様相読み難い階級だが、便宜上の優勝候補は第1シードのガク。組み手のやり取りの中で相手を嵌めていくいかにも韓国選手らしい粘戦スタイルが、世界選手権時のような洗練度を保ちうるかどうかに注目したい。

日本からは学生王者江畑丈夫(国士舘大2年)が出陣。大外刈一撃の強さを前面に押し出したかつての一発スタイルからオーソドックスな攻撃型に柔道を切り替えつつあるが、総合力勝負で強豪の密度が高いこの階級を勝ち抜くことは、現段階では逆に厳しいと見る。知られていないことを幸い、ここは得意の大外刈で大物食いを演じて欲しいところ。

【組み合わせ】

【プールA】
Aシード選手(第1シード):ガク・ドンハン(韓国)
有力選手:マゴメド・マゴメドフ(ロシア)

【プールB】
Aシード選手(第4シード):アレクサンドル・イディー(フランス)
有力選手:イリアス・イリアディス(ギリシャ)

【プールC】
Aシード選手(第2シード):クリスチャン・トート(ハンガリー)
有力選手:マーカス・ナイマン(スウェーデン)
日本選手:江畑丈夫

【プールD】
Aシード選手(第3シード):キリル・デニソフ(ロシア)
有力選手:アスレイ・ゴンザレス(キューバ)

■ 100kg級
(エントリー32名)

【階級概況・有力選手】

第1シードのエルマー・ガシモフとエルハン・ママドフのアゼルバイジャン勢2人、これにグランドスラム・アブダビを制してもっか復活基調にあるロンドン五輪金メダリストの31歳タギル・カイブラエフ(ロシア)が優勝候補。ダークホースとして地元韓国のチョ・グハンとホセ・アルメンテロス(キューバ)を挙げるというところまでが事前評としては妥当だろう。このメンバーと他参加選手は少々レベル的に差がある印象だ。瞬間的な輝きは見せるものの、まだ往時の体の強さを発揮出来ないまま、それでも結果を残してしまえているカイブラエフの出来が最大のみどころ。

日本からは阪本健介(東海大4年)が派遣の栄を得た。初戦でグラム・ツシシビリ(ジョージア)、2戦目は第2シード扱いのレイズ・ボウヤコウブ(アルジェリア)と組み合わせはさほど悪くない。準々決勝で待ち受けるカイブラエフと手を合わせるところまでは勝ち抜き、入賞を狙いたい。

【組み合わせ】

【プールA】
Aシード選手(第1シード):エルマー・ガシモフ(アゼルバイジャン)
有力選手:ラファエル・ブザカリニ(ブラジル)

【プールB】
Aシード選手(第4シード):ホセ・アルメンテロス(キューバ)
有力選手:ルシアーノ・コヘア(ブラジル)

【プールC】
Aシード選手(第2シード):
有力選手:タギル・カイブラエフ(ロシア)
日本選手:阪本健介

【プールD】
Aシード選手(第3シード):チョ・グハン(韓国)
有力選手:エルハン・ママドフ(アゼルバイジャン)

■ 100kg超級
(エントリー26名)

絶対王者テディ・リネール(フランス)がまさかの2週連続エントリー。勿論配置は第1シードで東アジアシリーズ2連勝を狙う。

ライバルには第3シードのキム・スンミン(韓国)を挙げるべきだが、リネールは先週の青島大会でも安定の「指導4」でこの選手を下したばかり。準決勝の相手もパワーの高低がそのまま勝敗に出てしまうタイプのロイ・メイヤー(オランダ)となることが濃厚で、勝ち負け自体にみどころは薄い。今大会もリネールの圧倒的な強さ、どのように勝つかだけが焦点と言えよう。

日本からは1年生にして学生体重別を制し講道館杯でも3位入賞を果たした小川雄勢(明治大1年)が参加。2回戦でメイヤーに挑む。

【組み合わせ】

【プールA】
Aシード選手(第1シード):テディ・リネール(フランス)

【プールB】
Aシード選手(第4シード):ロイ・メイヤー(オランダ)
有力選手:バトトルガ・テムーレン(モンゴル)、アンドレイ・ヴォルコフ(ロシア)
日本選手:小川雄勢

【プールC】
Aシード選手(第2シード):レナト・サイドフ(ロシア)

【プールD】
Aシード選手(第3シード):キム・スンミン(韓国)
有力選手:オール・サッソン(イスラエル)、ウルジバヤル・デューレンバヤル(モンゴル)

■ 78kg級
(エントリー29名)

ケイラ・ハリソン(アメリカ)とオドレイ・チュメオ(フランス)の世界王者2人がそれぞれ第1シードと第2シードを張り、これがそのままトーナメントの2強。追う勢力は残るAシード選手であるアビゲイル・ヨー(ハンガリー)とフッシェ・ステインハウス(オランダ)の2人、ダークホースは高山莉加(三井住友海上)と非常に勢力図のハッキリしたトーナメント。

ハリソンとチュメオの決勝対決が濃厚。両者は先週の青島大会でともに日本の濵田尚里に固技「一本」で敗れたばかり、その屈辱を胸に表彰台の真ん中を狙う。順行運転で試合が進めば地力に勝り、かつ寝勝負を厭わないハリソンに分があると見る。

【組み合わせ】

【プールA】
Aシード選手(第1シード):ケイラ・ハリソン(アメリカ)

【プールB】
Aシード選手(第4シード):アビゲイル・ヨー(ハンガリー)
有力選手:ジェンマ・ギボンス(イギリス)

【プールC】
Aシード選手(第2シード):オドレイ・チュメオ(フランス)

【プールD】
Aシード選手(第3シード):フッシェ・ステインハウス(オランダ)
日本選手:高山莉加

■ 78kg超級
(エントリー20名)

第1シードにイダリス・オルティス(キューバ)というビッグネームが座ったが、周知の通りこの人は出来不出来の波がまことに激しい。スーパーと言って良いパフォーマンスを見せたアスタナ世界選手権(3位)以来の試合出場となった先週の青島大会ではあっさり2敗を喫してなんと7位に沈んでいる。

来週のグランドスラム東京にもエントリーしているオルティスに「上がり目」があるのかどうかが今大会のみどころだが、これは蓋を開けてみるまで全くわからない。第2シードのキム・ミンジョン(韓国)は勿論、第4シードのクセニア・チビソワ(ロシア)やBシード扱いのベルキスゼラ・カヤ(トルコ)、ノーシードスタートの世界ジュニア王者朝比奈沙羅(東海大1年)にも優勝のチャンスは十分と見る。序列関係なしの大混戦だ。

【組み合わせ】

【プールA】
Aシード選手(第1シード):イダリス・オルティス(キューバ)

【プールB】
Aシード選手(第4シード):クセニア・チビソワ(ロシア)
有力選手:ベルキス ゼラ・カヤ(トルコ)

【プールC】
Aシード選手(第2シード):キム・ミンジョン(韓国)
日本選手:朝比奈沙羅

【プールD】
Aシード選手(第3シード):ヤスミン・クルブス(ドイツ)
有力選手:イリナ・キンザスカ(ウクライナ)

※ eJudoメルマガ版11月27日掲載記事より転載・編集しています。

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