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グランプリ済州・第2日4階級ひとこと展望

(2015年11月26日)

※ eJudoメルマガ版11月26日掲載記事より転載・編集しています。
第2日4階級ひとこと展望
グランプリ済州
■ 73kg級
(エントリー39名)

【階級概況・有力選手】

地元韓国のアン・チャンリン、ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)、ムサ・モグシコフ(ロシア)が優勝争いの3強。迫力十分の陣容だが以降の表彰台候補はディルク・ファンティシェル(ベルギー)、ミクロス・ウングバリ(ハンガリー)にニコラス・デルポポロ(アメリカ)と一気にレベルが落ち、トーナメント全体として選手の粒が揃ってるわけではない。客観的にはアンとモグシコフが準決勝を争い、勝者がオルジョフと決勝を争うと見ておくべきだろう。

日本のファンにとっては福岡克仁(日本大1年)の国際大会初挑戦というまことに楽しみなトピックがある。大学1年生ながら学生体重別(優勝)、講道館杯(3位)と鮮やかな投技を決めまくって大会の華というべき活躍を見せたこの選手、今大会ではその柔道の国際大会への適性が試されることとなる。地力勝負でジワジワ序列を這いあがるのではなく「技」という別ルートで一気に登攀する日本人らしい勝負が出来るタイプではないかとファン、関係者の期待値は大。配置は最激戦区のプールD、組み合わせはまず1回戦でスペイン選手、さらに今年の世界軍人選手権で優勝しているイ・ジュンミン(韓国)と戦った後、3回戦でモグシコフというなかなかに厳しいもの。福岡らしい気風の良い柔道に期待。

【組み合わせ】

【プールA】
Aシード選手(第1シード):ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)
有力選手:キヨシ・ウエマツ(スペイン)

【プールB】
Aシード選手(第4シード):ディルク・ファンティシェル(ベルギー)
有力選手:ニコラス・デルポポロ(アメリカ)

【プールC】
Aシード選手(第2シード):アン・チャンリン(韓国)

【プールD】
Aシード選手(第3シード):ミクロス・ウングバリ(ハンガリー)
有力選手:ムサ・モグシコフ(ロシア)
日本選手:福岡克仁

■ 81kg級
(エントリー36名)

【階級概況・有力選手】

優勝争いを牽引するのは第1シードのカサン・カルモルゼフ(ロシア)、イヴァルロ・イヴァノフ(ブルガリア)、ワン・キチュン(韓国)の3名。ほぼ無名状態からグランドスラム・アブダビで一気に優勝、先週のグランプリ青島でも3位(丸山剛毅に内股「技有」で敗戦)に入って力を証明したイヴァノフの戦いぶりにはひときわ注目が集まる。
もと73kg級世界王者のワンも青島大会で81kg級転向後初のワールドツアー優勝を成し遂げたばかりで非常に波に乗っている。ワールドランキングはまだ24位、同国トップで8位のキム・ジェブンとはいまだ596ポイントの差があるがキムは昨年来不調で衰えを隠せず、一方上り調子にあるワンは五輪出場に希望が見えてきたタイミング。気合の入った試合が期待出来そうだ。

日本の佐藤正大(国士舘大3年)はワンの直下で3回戦での対決が濃厚。ともに担ぎ技がベースの選手であり、普通に考えれば一種噛み合わない様相の試合が予想される。佐藤としては担ぐチャンスを待つリアクション柔道に陥らず、先に仕掛けてペースを掴みたいところ。

【組み合わせ】

【プールA】
Aシード選手(第1シード):カサン・カルモルゼフ(ロシア)
有力選手:ホン・スクウォン(韓国)

【プールB】
Aシード選手(第4シード):ロマン・モウストポロウス(ギリシャ)
有力選手:オトゴンバータル・ウーガンバータル(モンゴル)、イ・センス(韓国)

【プールC】
Aシード選手(第2シード):イヴァルロ・イヴァノフ(ブルガリア)

【プールD】
Aシード選手(第3シード):ヨアキム・ボットー(ベルギー)
有力選手:ワン・キチュン(韓国)
日本選手:佐藤正大

■ 63kg級
(エントリー30名)

【階級概況・有力選手】

クラリス・アグベニュー(フランス)が絶対の優勝候補。追う勢力は第2シードのアニカ・ファンエムデン(オランダ)とアリス・シュレシンジャー(イギリス)のビッグネーム2人を挙げるべきだが、ファンエムデンは衰え明らかで勝てる選手と敵わない選手がもはや明確、シュレシンジャーは移籍からほぼ1シーズンが経ち上位陣の壁が突破出来ない現在の実力が明らかになりつつある。ファンエムデンは組み合わせに恵まれて決勝進出の可能性も大だが、到底アグベニューを脅かすような状態ではなく、戦術派のこの選手には面白い試合を期待することも難しい。面白さというところではむしろ我儘な担ぎ技の鉈を振るい続けるエドウィッジ・グウェン(イタリア)や、躍進著しいユール・フランセン(オランダ)の活躍に期待したい。

63kg級に階級を上げたコリナ・カプリオリウ(ルーマニア)とケトレン・クアドロス(ブラジル)の2人は毎大会苦戦中。新シーズンに向けてそろそろ上がり目の感触を掴んでおきたいところ。

日本の津金恵(筑波大2年)はそのフランセンと初戦を戦う。高校2年生にしてグランドスラム東京を獲ったあの輝きを発揮出来ないまま2年が経つが、国際大会継続起用を続ける強化陣の期待に応えることが出来るか。今季の成績からすれば講道館杯前に決まっていた今大会の派遣は一種僥倖で、来期以降の起用に向けた大チャンスでもある。

【組み合わせ】

【プールA】
Aシード選手(第1シード):クラリス・アグベニュー(フランス)
有力選手:コリナ・カプリオリウ(ルーマニア)

【プールB】
Aシード選手(第4シード):アリス・シュレシンジャー(イギリス)

【プールC】
Aシード選手(第2シード):アニカ・ファンエムデン(オランダ)
有力選手:ユール・フランセン(オランダ)
日本選手:津金恵

【プールD】
Aシード選手(第3シード):エドウィッジ・グウェン(イタリア)
有力選手:ツェンドアユシュ・ツェレンナドミド(モンゴル)

■ 70kg級
(エントリー26名)

【階級概況・有力選手】

第1シードがラウラ・ファルカスコッホ(ドイツ)、第2シードに今季の世界王者ジブリス・エマヌ(フランス)と揃ってこの2人が優勝争いの2強。これにリンダ・ボルダー(イスラエル)、キム・センヨン(韓国)と各プールに強豪が揃い、なかなか高いレベルのトーナメントとなった。前週の青島大会で優勝したバーバラ・マティッツ(クロアチア)、マティッツと決勝を争い久々表彰台に立ったイリャナ・マルツォク(ドイツ)の2人にも注目しておきたい。

もと埼玉栄高の安沙好(韓国)が63kg級から階級を上げてエントリー、2戦目でボルダーに挑戦することとなっており、これは日本のファンにとっては大きなみどころの一つ。

【組み合わせ】

【プールA】
Aシード選手(第1シード):ラウラ・ファルカスコッホ(ドイツ)
有力選手:バーバラ・マティッツ(クロアチア)

【プールB】
Aシード選手(第4シード):キム・センヨン(韓国)
有力選手:カタリナ・クリス(ポーランド)

【プールC】
Aシード選手(第2シード):ジブリス・エマヌ(フランス)
有力選手:ファン・イスル(韓国)、イリャナ・マルツォク(ドイツ)

【プールD】
Aシード選手(第3シード):サリー・コンウェイ(イギリス)
有力選手:リンダ・ボルダー(イスラエル)

※ eJudoメルマガ版11月26日掲載記事より転載・編集しています。

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