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グランドスラムパリ最終日女子各階級ひとこと展望

(2015年10月17日)

※ eJudoメルマガ版10月17日掲載記事より転載・編集しています。
グランドスラムパリ最終日女子各階級ひとこと展望
■ 70kg級・ポリング中心にツアーの主役たちが集結、不確定要素はGSチュメン優勝の田知本遥
(エントリー24名)

Aシード選手は順にキム・ポリング(オランダ)、ラウラ・ファルカスコッホ(ドイツ)、サリー・コンウェイ(イギリス)、ファニー・エステルポスヴィト(フランス)の4人。いずれもワールドツアーの常連だがアスタナ世界選手権で表彰台に上がったのはポスヴィト(3位)のみで、いずれも失意を抱えての「出直し」大会。

この4人に同じくツアーで抜群の存在感を示しながらアスタナでは入賞なしに終わったリンダ・ボルダー(イスラエル)、7月のグランドスラム・チュメンを充実の内容で制し突如復活した田知本遥という2人のBシード選手を加えたところまでが優勝候補。不確定要素として挙げるべきはヌンイラ華蓮とアネット・ブライトンバッハ(ハンガリー)の2人と考えられる。

最激戦区はポリングと田知本に加えブライトンバッハとチェン・フェイ(中国)が配されたプールA。田知本は初戦(2回戦)でブライトンバッハとの対戦が濃厚。ブライトンバッハは改姓復帰後まだ成績を残しきれていないが地力の強さとしぶとさで強豪相手に接戦を続けている厄介な選手。新井千鶴もこれに嵌りグランプリ・ブダペストでは「指導」差でまさかの初戦敗退を食らっている。チュメンで見せたような気風の良い柔道が出来るかどうかが田知本の今後の躍進のカギだが、その第一戦の相手が誰とでも泥試合に持ち込むような粘戦志向のブライトンバッハであることは非常に興味深い。相手につきあい過ぎる悪い癖を出さず、この「テスト」に生き残ることが出来るか。序盤戦ながら見逃せない一番。

【プールA】
Aシード選手(第1シード):キム・ポリング(オランダ)
有力選手:田知本遥

【プールB】
Aシード選手(第4シード):ファニー・エステルポスヴィト(フランス)
有力選手:リンダ・ボルダー(イスラエル)

【プールC】
Aシード選手(第2シード):ラウラ・ファルカスコッホ(ドイツ)
有力選手:カタリナ・クリス(ポーランド)

【プールD】
Aシード選手(第3シード):サリー・コンウェイ(イギリス)
有力選手:アッスマ・ニアン(モロッコ)、ヌンイラ華蓮

■ 78kg級・アスタナのメダリストが軒並み参加、試される日本勢2人の力
(エントリー25名)

優勝した梅木真美を除くアスタナのメダリストが全員参加。銀メダリストのアナマリ・ヴェレンチェク(スロベニア)が第2シードに入り、銅メダル獲得のルイーズ・マルツァン(ドイツ)が第1シード、同じく銅メダルのマルヒンデ・フェルケルク(オランダ)もBシードに入った。第4シードには地元フランスのエース格オドレイ・チュメオが配されており、非常にレベルの高いトーナメントだ。

激戦区はチュメオが配されたプールB。フェルケルクと緒方亜香里が初戦を戦い、勝者がチュメオと激突するという「死の山」だ。アビゲイル・ヨー(スロベニア)とヴェレンチェクが2戦目で対戦し、マデリーン・マロンガ(フランス)と対決するプールCも非常にタフなブロック。

日本勢は前述の緒方と佐藤の世界選手権代表常連2人が参加。若手の梅木が世界を獲った直後でもあり、代表戦線に踏みとどまるには少なくとも表彰台以上の成績の獲得は必須。前述の通り緒方はフェルケルク、チュメオと連戦する厳しいブロック。一方の佐藤は2戦目で上り調子のシード選手フッシェ・ステインハウス(オランダ)、ナタリー・ポウエル(イギリス)と対戦するが周囲に比すれば戦い易い組み合わせ。しっかり準決勝まで勝ち上がっておきたい。

【プールA】
Aシード選手(第1シード):ルイーズ・マルツァーン(ドイツ)

【プールB】
Aシード選手(第4シード):オドレイ・チュメオ(フランス)
有力選手:マリヒンデ・フェルケルク(オランダ)、緒方亜香里

【プールC】
Aシード選手(第2シード):アナマリ・ヴェレンチェク(スロベニア)
有力選手:アビゲイル・ヨー(ハンガリー)、マデリーン・マロンガ(フランス)

【プールD】
Aシード選手(第3シード):フッシェ・ステインハウス(オランダ)
有力選手:ナタリー・ポウエル(イギリス)、佐藤瑠香

■ 78kg超級・ユーソン貪欲に参戦、ライバル不在のトーナメントで500ポイント上積み狙う
(エントリー16名)

ワールドマスターズとアスタナ世界選手権を制し、現在3310ポイントと他を大きく引き離してワールドランキング1位(2位は1996ポイントのオルティス)のユー・ソン(中国)が貪欲に参戦。アスタナのメダリストは他に1人も参加せず、入賞者の参加も7位のフランジスカ・コニッツ(ドイツ)のみ。1次エントリーに名を連ねていた国内の五輪代表争いのライバル・キンも参加を取りやめており、ユーが極端に突出したトーナメントとなった。

ユーの優勝はまず確実。2位争いに胸をときめかせるような魅力的な選手同士のマッチアップも少なく、ファンとしては見どころに困るトーナメント。不沈艦とも言うべき強さを見せ始めているユーの弱点はどこか、これを探るのが一つ面白い視聴ポイントになるだろう。この視点から言えば、大内刈一発に切れ味を持つエミリー・アンドル(フランス)との準決勝は面白いカードと思われる。

【プールA】
Aシード選手(第1シード):ユー・ソン(中国)

【プールB】
Aシード選手(第4シード):ヤスミン・クルブス(ドイツ)
有力選手:エミリー・アンドル(フランス)

【プールC】
Aシード選手(第2シード):スヴィトラナ・イアロムカ(ウクライナ)
有力選手:ヴァネッサ・ザンボッティ(メキシコ)、サラ・アドリントン(イギリス)

【プールD】
Aシード選手(第3シード):フランジスカ・コニッツ(ドイツ)
有力選手:ゼラ ベルキス・カヤ(トルコ)

※ eJudoメルマガ版10月17日掲載記事より転載・編集しています。

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