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山本悠司が接戦を「技」で突破し73kg級連覇、激戦60kg級は永山竜樹が制す・全日本ジュニア柔道体重別選手権第1日男子4階級即日レポート

(2015年9月12日)

※ eJudoメルマガ版9月12日掲載記事より転載・編集しています。
山本悠司が接戦を「技」で突破し73kg級連覇、激戦60kg級は永山竜樹が制す
全日本ジュニア柔道体重別選手権第1日男子4階級即日レポート
平成27年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会は11日、埼玉県立武道館(上尾市)で開幕。初日の男子は55kg級、60kg級、66kg級、73kg級の軽量4階級の競技が行われた。

■ 55kg級・樋口裕大が初優勝、4戦で3つの「一本」をマーク
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2回戦、巣山太智が村山健太から左背負投で「技有」獲得

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決勝、巣山が樋口裕大から巴投「有効」を獲得して先行

【決勝】

樋口裕大(足立学園高3年)〇優勢[技有・一本背負投]△巣山太智(日体大1年)

決勝に進んだのは樋口裕大(足立学園高3年)と巣山太智(日体大1年)。

昨年の全日本カデを制している樋口は2回戦で出口嘉人(崇徳高1年)を三角絞(3:52)、準々決勝で伊藤史弥(桐蔭学園高2年)を背負投(0:56)、そして勝負どころの準決勝では2連覇を狙う世界ジュニア王者梅北亘(山梨学院大1年)を払腰(1:25)に退け、3戦連続一本勝ちと素晴らしい内容での決勝進出。

巣山は昨年度大会の準優勝者。2回戦は村山健太(相生産業高3年)を合技「一本」(1:12)、準々決勝は木村祐太(札幌山の手高2年)から背負投「技有」を奪っての優勢勝ち、準決勝は甲斐拓海(国士舘大1年)から隅返「技有」、腕挫十字固「一本」(3:03)と連取し気を良くしての決勝の畳。

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樋口は巣山の左背負投を引き落とし返して「有効」奪回

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樋口の左一本背負投が「技有」

決勝は樋口が右、巣山が左組みのケンカ四つ。手先の組み手争いから樋口の左一本背負投による先制攻撃を経て30秒過ぎから組み合いとなる。樋口が釣り手を調整して作りを行う、互いのずらし合いと思われたこの間合いに巣山が一段ギアを上げて巴投。スピードの落差に樋口は置き去り、あっという間に畳に転がりこれは「有効」、41秒。

この攻防における身のこなしを見る限り大学生の巣山の方が一段力は上という印象だったが、ベンチの徳原勉監督の「高く入れ!」との再三の激を受けた樋口が良いタイミングの左一本背負投を連発、水面下で主導権は樋口に移る。

2分17秒、この状況の打開を狙った巣山が振りかぶって放った左背負投を樋口が後に引き倒して「有効」奪取。さらに2分45秒には首に相手の腕を挟み込み、ほとんど内巻込という体で左一本背負投、巣山釣り手側に足を絡んで耐えようとするがこのリアクションが中途半端。巣山は相手の背に載ってしまい、樋口はこのチャンスを逃さず体を捨てて投げ切り「技有」獲得。

巣山は左背負投に右一本背負投、寝技に持ち込んでの腕挫十字固とビハインド後は迫力のある攻めを取り戻すが、樋口は必死に耐えきりタイムアップ。「技有」優勢を以て樋口の全日本ジュニア初制覇が決まった。

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優勝の樋口裕大

【入賞者】

優 勝:樋口裕大(足立学園高3年)
準優勝:巣山太智(日体大1年)
第三位:森田将矢(宮崎日大高3年)、梅北亘(山梨学院大1年)

※エントリー19名

樋口裕大選手のコメント
「昨年は1回戦で負けてしまい、今年は優勝を狙っていました。決勝で『技有』しか取れず、しっかり一本を獲れる技を身につけたいとあらためて思いました。(世界ジュニアに選ばれたら)海外選手は力が強いけど、組み手が甘いので、日本人よりは戦いやすいと思っています。ふだん団体戦でも大きい選手の方がやりやすいので、こういう経験も生きるのではと。講道館杯は60kg級で出ますが、とにかく攻める柔道をしたいです。」

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55kg級入賞者。左から樋口、巣山、森田、梅北。

【準々決勝】

梅北亘(山梨学院大1年)〇一本背負投(0:18)△森田将矢(宮崎日大高3年)
樋口裕大(足立学園高3年)〇背負投(0:56)△伊藤史弥(桐蔭学園高2年)
巣山太智(日体大1年)〇優勢[技有・背負投]△木村祐太(札幌山の手高2年)
甲斐拓海(国士舘大1年)〇優勢[技有・背負投]△長谷川一八(清風高3年)

【敗者復活戦】

森田将矢〇優勢[有効・小外刈]△伊藤史弥
長谷川一八〇優勢[指導2]△長谷川一八

【準決勝】

樋口裕大〇払腰(1:25)△梅北亘
巣山太智〇腕挫十字固(3:03)△甲斐拓海

【3位決定戦】

森田将矢〇不戦△甲斐拓海
梅北亘〇腕挫十字固(3:55)△長谷川一八

【決勝】

樋口裕大〇優勢[技有・一本背負投]△巣山太智

■ 60kg級・永山竜樹が優勝、「攻め」に変換する引き出しの多さ光
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同学年対決となった60kg級決勝、藤阪泰恒は先に引き手で袖を掴む好組み立て

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永山竜樹は相手の組み手の優位をことごとく担ぎ技に変換

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藤阪のクロス釣り手を裏投に切り返し、永山は隙を作らず

【決勝】

永山竜樹(東海大1年)〇優勢[指導2]△藤阪泰恒(國學院大1年)

決勝に進んだのは永山竜樹(東海大1年)と藤阪泰恒(國學院大1年)、同学年でともに高校カテゴリを制している2人。

昨年度高校選手権の覇者・永山は2回戦で村上貴洋(長崎東高3年)を左一本背負投「有効」に大車「一本」(2:08)と一蹴。準々決勝は昨年度の全日本カデ王者山本達彦(東海大相模高3年)を小外刈「技有」で退け、最大の勝負どころと目された準決勝の田中崇晃(筑波大3年)戦は得意の左一本背負投「一本」(1:29)で完勝。第1位シードの評価に違わぬ出来で決勝進出決定。

一方の藤阪は昨夏のインターハイを制し、講道館杯でも3位に食い込んで周囲を驚かせた伸び盛りの強者。2回戦で強敵小島隆二郎(新田高3年)を体落「一本」(1:52)に屠り去ると、準々決勝は米村克麻(日体大2年)を「指導2」優勢、準決勝も前戦で昨年度大会の覇者林浩平(国士舘大3年)を破った北村翔(鹿屋体育大2年)を同じく「指導2」優勢としぶとく戦い切って退け、初の全日本ジュニア決勝進出を果たすこととなった。

決勝は右相四つ。藤阪は引き手で常に先に袖を得、続いて釣り手を奥襟に叩き込むという反射神経の良さと高い身長を生かした良い組み立てを続ける。しかし永山は袖を取られると即座に反転して左右の背負投に袖釣込腰、奥を許すとこれも間を置かずに反転して担ぎ技に変換し、藤阪が良い形を続けることを許さない。

主審はこの永山の組み立てを攻勢と評価し、49秒「指導1」、1分40秒「指導2」と立て続けに藤阪に反則を宣告。1分14秒に藤阪が作り出した完璧な組み手を永山が体落に潰れてリセットするなど時間が経つにつれ偽装攻撃の匂い漂う技が増えるが、主審は一貫してこの反則裁定には動かず。

藤阪は手立てを微調整、残り2分を切ったところから圧力志向を強めるが、永山は藤阪のクロス組み手は裏投に変換、脇を差しての接近は反転して切り離し、と判断早いリスク管理で形を作らせない。担ぎ技への素早い変換も相変わらずで、藤阪はイニシアチブを握り続けるがスコアには全く反映されないという苦しい状況。残り20秒では圧力を効かせて支釣込足で永山を場外に蹴り出して潰し、残り10秒では敢えて組み手が出来る前に足を突っ込む右大外刈で永山を伏せさせるがこれも主審は動かず。このまま「指導2」の優勢で永山の勝利が決まった。

組み手、志向する柔道の伸びやかさでは藤阪が上だったが、永山の引き出しの多さがこれを封じたという一番。ジャッジの傾向が大きく勝敗を分けた僅差の試合でもあった。永山は55kg級を制した平成25年度大会以来の全日本ジュニア制覇。

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準々決勝、田中崇晃が古賀玄暉を大内刈「一本」で退ける

8月の世界カデを制して勢いに乗る古賀玄暉(大成高2年)は準々決勝で田中崇晃(筑波大3年)に両袖の左小内刈で「有効」を奪われ、奪回せんと残り3秒で放った抱きつきの出足払を大内刈で受け止められて「一本」失陥。これで本戦トーナメントからは脱落したが以降をしぶとく勝ち上がり3位に入賞した。

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60kg級優勝の永山竜樹

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60kg級入賞者。左から永山、藤阪、古賀、田中。

【入賞者】

優 勝:永山竜樹(東海大1年)
準優勝:藤阪泰恒(國學院大1年)
第三位:古賀玄暉(大成高2年)、田中崇晃(筑波大3年)

※エントリー21名

永山竜樹選手のコメント
「勝因は、勝ちに徹したこと。決勝では投げることが出来なかったので、投げる技を作っていくことが今後の課題です。大学に入ってウエイトトレーニングに力を入れて、自分でもパワーはついてきたように感じます。最終的な目標は五輪で金メダルを獲ること。東京五輪を目指します」

【準々決勝】

永山竜樹(東海大1年)〇優勢[技有・小外刈]△山本達彦(東海大相模高3年)
田中崇晃(筑波大3年)〇浮落(3:57)△古賀玄暉(大成高2年)
藤阪泰恒(國學院大1年)〇優勢[指導2]△米村克麻(日体大2年)
北村翔(鹿屋体育大2年)〇GS腰車(GS4:07)△林浩平(国士舘大3年)

【敗者復活戦】

古賀玄暉〇優勢[技有・小内刈]△山本達彦
米村克麻〇優勢[有効・小外掛]△林浩平

【準決勝】

永山竜樹〇一本背負投(1:29)△田中崇晃
藤阪泰恒〇優勢[指導2]△北村翔

【3位決定戦】

古賀玄暉〇優勢[指導2]△北村翔
田中崇晃〇優勢[技有・大外刈]△米村克麻

【決勝】

永山竜樹〇優勢[指導2]△藤阪泰恒

■ 66kg級・混戦抜け出し浅利昌哉が初優勝
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66kg級準決勝、木戸清孝が田川兼三に片羽絞、腕挫十字固に繋いで「一本」

【決勝】

浅利昌哉(東海大2年)〇優勢[技有・引込返]△木戸清孝(天理大2年)

実績十分ながらともに初の決勝進出。もと高校選手権60kg級の覇者、66kg級でも2月の全国体育系学生大会を制している浅利昌哉(東海大2年)は2回戦で後藤大地(東海大九州3年)を大外刈「一本」(1:43)、準々決勝で阿河夢斗(埼玉大2年)を「指導2」優勢、そして準決勝では第1シードの末木貴将(筑波大2年)との激戦を背負投から繋いだ左大外刈で「技有」を奪って完勝。見事決勝の畳に辿り着くこととなった。

昨年度大会3位の木戸清孝(天理大2年)は2回戦で鍛冶拓実(小杉高3年)を崩上四方固「一本」(2:55)、準々決勝は水野隆介(明治大2年)を小外刈と横四方固の合技「一本」で破り、準決勝では田川兼三(筑波大1年)を相手に袖釣込腰「有効」を失うも腕挫十字固「一本」(3:22)で逆転勝利。見事決勝へと駒を進めることとなった。

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決勝、浅利昌哉は自身の巴投からの立ち際に素早く腕を確保、引込返「技有」

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決勝は浅利が左、木戸が右組みのケンカ四つ。釣り手一本の攻防から浅利が出足払、膝裏への膝車、両足の巴投と放ってジワリと主導権を確保。43秒、浅利が巴投、さらに立ち上がり際に相手の片腕を確保して引込返と素早い判断で技を繋ぐと半ば腕を極められた形の木戸さすがに耐え切れず回転。主審は「技有」を宣告。

技の出ない木戸に対して1分11秒「指導1」。浅利は以後も両手を確保すると両足の巴投、釣り手で横から背中を絞ると「出し投げ」と倒れ込む動作を組み合わせた左内股、さらに片手の左体落と先手で技を連発。投げを企図する形自体をまったく作らせてもらえない木戸は少々手詰まりの印象。

木戸抱きつきの一発勝負に二段の小外刈と手立てを繰り出すが浅利いずれも回避。木戸は浅利の巴投を乗り越えて右足で踏み止め、浅利の左体落からの寝技への食いつきは正対しておいての後転回避と落ち着きを取り戻すが、事態の打開には至らず。最後は木戸の横落を浅利が耐え切ったところでタイムアップ。「技有」優勢を以て浅利の勝利が決まった。

浅利は全日本ジュニア初制覇。決勝は60kg級を制した大学の後輩永山竜樹同様、力以上にその引き出しの多さと練れた戦術性が際立つ内容だった。

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66kg級優勝の浅利昌哉

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66kg級入賞者。左から浅利、木戸、田川、末木。

【入賞者】

優 勝:浅利昌哉(東海大2年)
準優勝:木戸清孝(天理大2年)
第三位:末木貴将(筑波大2年)、田川兼三(筑波大1年)

※エントリー19名

浅利昌哉選手のコメント
「稽古通りに戦えば必ず勝てる、という気持ちで試合をしました。世界で勝てる選手にならないと自分の目指すところまでは行けない、まだまだこれからです。競り合いに勝てる選手になりたい」

【準々決勝】

末木貴将(筑波大2年)〇優勢[指導3]△佐藤裕介(日本大2年)
浅利昌哉(東海大2年)〇優勢[指導2]△阿河夢斗(埼玉大2年)
田川兼三(筑波大1年)〇優勢[有効・小内刈]△長倉力斗(大牟田高3年)
木戸清孝(天理大2年)〇合技(4:00)△水野隆介(明治大2年)

【敗者復活戦】

阿河夢斗〇優勢[指導2]△佐藤裕介
長倉力斗〇優勢[有効・背負投]△水野隆介

【準決勝】

浅利昌哉〇優勢[技有・大外刈]△末木貴将
木戸清孝〇腕挫十字固(3:22)△田川兼三

【3位決定戦】

田川兼三〇GS有効・背負投(GS6:41)△阿河夢斗
末木貴将〇優勢[技有・背負投]△長倉力斗

【決勝】

浅利昌哉〇優勢[技有・引込返]△木戸清孝

■ 73kg級・ピンチことごとく「技」で突破、山本悠司が2連覇飾る
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73kg級準々決勝、山本悠司が五十嵐純平から大内刈で2つ目の「有効」

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73kg級準々決勝、岡田大希が鳥羽潤を豪快な左背負投「一本」に仕留める

【決勝】

山本悠司(天理大2年)〇優勢[技有・大外刈]△岡田大希(日体大2年)

連覇を狙う山本悠司(天理大2年)と、ノーシードから勝ち上がった岡田大希(日体大2年)の同学年2人が決勝で対峙。

山本は奥大成(国士舘大1年)との「指導3」を奪い合う消耗戦となった2回戦を残り32秒で挙げた大内刈「技有」をテコに勝ち抜け。準々決勝は五十嵐純平(筑波大2年)を相手に「指導2」を失いながら大内刈で2つの「有効」を獲得して優勢勝ち、渡邉神威(大成高2年)との準決勝は小内刈「一本」(1:54)で勝利して今年も決勝の畳まで勝ち上がって来た。

一方の岡田は1回戦で渡辺大地(旭川龍谷高3年)を「指導2」優勢で下し、2回戦では松田征也(徳山大2年)を大外刈「有効」から繋いだ腕挫十字固で一本勝ち(2:01)、準々決勝は昨夏のインターハイ王者鳥羽潤(筑波大1年)を背負投「一本」(1:02)で下し、片岡辰哉(東海大3年)との準決勝はGS延長戦の末に相手が頭から畳に突っ込む技を仕掛けてダイレクト反則負け。勝利が決まった瞬間、岡田は観客席の歓声を背に笑顔。勢いに乗って初の全日本ジュニア決勝に臨む。

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73kg級決勝、「指導2」ビハインドの山本が大外刈「技有」で逆転

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山本は右大内刈で「有効」を追加する

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岡田は山本の右大内刈を体捌き良く透かして「有効」奪回

決勝は山本が右、岡田が左組みのケンカ四つ。パワーのある岡田は一貫して背中を抱いて前進、押し込んではドロップ式の体落を放つという癖のある柔道。山本これを持て余し35秒場外の「指導」、1分13秒に「極端な防御姿勢」で「指導2」と反則ポイントを連続失陥。しかし山本は1分半過ぎに岡田の左体落を胸を合わせてめくり返してあわやという場面を作ると、直後の1分40秒に右大外刈一閃。引き手を低く、釣り手を高くと上体の拘束の効いたこの技が跳ね上がる勢いで決まり「技有」。これで山本は逆転に成功。

しかし2分を過ぎたところで山本が引き手の指を袖口の中に入れるミス。岡田はすかさず目で主審にアピール、主審は2分9秒山本に袖口の「指導」を宣告する。

これで山本に重なった「指導」は3つ。あと1つの「指導」で勝利となる岡田は前進圧力をさらに強めて試合の行方は予断を許さない。山本は押し込まれて苦しいところだが、2分40秒に両襟を握ると振り向き鋭く正対、右大内刈を叩き込み「有効」追加。しかし直後、再度放った右大内刈は空振り、体捌き良くかわした岡田は叩き落とし返して「有効」を奪回する。

以後は前進して横落、ドロップ式の片手体落を放つ岡田と技で対抗する山本という構図が加速。残り12秒の組み際に山本が放った右大内刈はポイント相当かと思われたが主審はスルー、しかしこの一撃の余波が展開に効き以後岡田は形を作れないままタイムアップ。山本が「技有」優勢で勝利し全日本ジュニア2連覇を飾ることとなった。

うるさい組み手を技で跳ね除けた山本、穴井隆将監督が終盤飛ばした「やってきた量が違うんだぞ!」という激を、技一撃の威力と勝負強さで見事証明した形となった。

今季高校カテゴリ2大会を制した立川新(新田高3年)は準々決勝で片岡辰哉(東海大3年)に「指導2」対「指導1」で競り負け。しかし以降は2連勝で3位を確保した。

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73kg級優勝の山本悠司

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73kg級入賞者。左から山本、岡田、五十嵐、立川。

【入賞者】

優 勝:山本悠司(天理大2年)
準優勝:岡田大希(日体大2年)
第三位:立川新(新田高3年)、五十嵐純平(筑波大2年)

※エントリー19名

山本悠司選手のコメント
「先生から『思い通りの試合にはならないぞ』と言われていた通りでしたが、2連覇出来たのは良かったです。組み手が甘く『指導』3つまで取られたりと、課題がたくさん出た大会でもありました。泥臭くやるのが自分の柔道ですが、良いところは一発があることなので、これが出せるように組み手をしっかり考えていきたい。次は世界ジュニア(※昨年2位)を頑張ります」

【準々決勝】

山本悠司(天理大2年)〇優勢[有効・大内刈]△五十嵐純平(筑波大2年)
渡邉神威(大成高2年)〇払腰(3:26)△竹中英士(東海大2年)
片岡辰哉(東海大3年)〇優勢[指導2]△立川新(新田高3年)
岡田大希(日体大2年)〇背負投(1:02)△鳥羽潤(筑波大1年)

【敗者復活戦】

五十嵐純平〇優勢[有効・大外刈]△竹中英士
立川新〇優勢[技有・内股]△鳥羽潤

【準決勝】

山本悠司〇小内刈(1:54)△渡邉神威
岡田大希〇GS反則(GS0:29)△片岡辰哉
※ダイレクト反則負け

【3位決定戦】

五十嵐純平〇優勢[有効・背負投]△片岡辰哉
立川新〇合技(1:12)△渡邉神威

【決勝】

山本悠司〇優勢[技有・大外刈]△岡田大希

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