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選抜王者濵田尚里が圧倒的強さ見せて78kg級連覇、78kg超級は烏帽子美久が初優勝飾る・全日本実業個人選手権最終日女子4階級即日レポート

(2015年9月2日)

※ eJudoメルマガ版9月2日掲載記事より転載・編集しています。
選抜王者濵田尚里が圧倒的強さ見せて78kg級連覇、78kg超級は烏帽子美久が初優勝飾る
全日本実業個人選手権最終日女子4階級即日レポート
■ 63kg級・貝沼麻衣子が全試合一本勝ち、4年ぶりの優勝飾
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63kg級決勝、貝沼麻衣子(右)が川岸真綾を攻める

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貝沼が縦四方固で一本勝ち

【決勝】

貝沼麻衣子(JR東日本)〇縦四方固(2:56)△川岸真綾(東急建設)

決勝に進んだのは川岸真綾(東急建設)と貝沼麻衣子(JR東日本)の2人。

シード選手の川岸は1回戦で中西笑理(セントラル警備保障)を袈裟固「一本」(3:06)、2回戦は大川愛(樽谷塾)に「指導3」対「指導1」の優勢で勝利し、準決勝は前戦で大住有加(JR東の本)との大一番を「指導1」で制した第1シード選手塩瀬絢子(三井住友海上)を「指導2」対「指導1」の優勢で凌いで決勝進出決定。

ノーシードスタートの貝沼は今大会の上位進出に講道館杯進出が掛かる。1回戦で山本小百合(つくばユナイテッド)を大外刈「一本」で下すと、2回戦はシード選手澤村成美(センコー)を袈裟固「一本」(1:06)、準決勝は優勝候補の片桐夏海(コマツ)を大内刈「一本」(1:32)。全試合一本勝ち、覚悟漂う戦いぶりを見せて決勝の畳へと乗り込む。

決勝は貝沼が右、川岸が左組みのケンカ四つ。始まるなり貝沼が奥襟、あるいは後帯を掴んで果敢に攻め込み攻勢。2分半を過ぎたところで右大内から崩して寝技に持ち込むと縦四方固に抑え込み、2分56秒「一本」で貝沼の優勝が決まった。全試合一本勝ちの貝沼は4年ぶり2度目の優勝。

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63kg級優勝の貝沼麻衣子

【入賞者】

優 勝:貝沼麻衣子(JR東日本)
準優勝:川岸真綾(東急建設)
第三位:塩瀬絢子(三井住友海上)、片桐夏海(コマツ)

※エントリー16名

貝沼麻衣子選手のコメント
「去年講道館杯出られなかったのが悔しくて。今日は優勝できて『超嬉しい』です(笑)。
器用に守る柔道が出来ないので、今日は思い切り、どんどん前に出ました。そこが勝因ではないかと思います。もう少し体力をつけて、講道館杯は入賞目指して頑張ります。」

【準決勝】

川岸真綾(東急建設)〇優勢[指導2]△塩瀬絢子(三井住友海上)
貝沼麻衣子(JR東日本)〇大内刈(1:32)△片桐夏海(コマツ)

【決勝】

貝沼麻衣子(JR東日本)〇縦四方固(2:56)△川岸真綾(東急建設)

【講道館杯全日本体重別選手権出場資格決定戦】

大住有加(JR東日本)〇横四方固△大川愛(樽谷塾)
坂井千尋(広大クラブ)〇合技(1:42)△澤村成美(クレフィール湖東)

※勝者2名が講道館杯進出

■ 70kg級・大野陽子が初優勝飾る
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決勝、大野陽子が潰れながら内股巻込を継続、軸足で蹴りあげて前田奈恵子から「有効」を奪う

大野陽子(コマツ)〇GS有効(GS1:47)△前田奈恵子(JR東日本)

決勝に進んだのは大野陽子(コマツ)と、唯一のシード選手前田奈恵子(JR東日本)。

大野は2回戦で松延祐里(JR東日本)を小外掛「一本」、準決勝は磯辺友里(創柔会柔道クラブ)を出足払「一本」(0:30)で下し余裕を持っての決勝進出。

一方の前田は地力の高さを生かし、2回戦で津田舞花(十全会回生病院)を「指導3」優勢、準決勝は野関晴菜(九州旅客鉄道)をGS延長戦「指導1」(GS1:00)で下して決勝へと勝ち上がって来た。

決勝は左相四つ。長身の大野は前田の奥襟を掴んで前に出るが、前田は大野の釣り手を巻き返しての左払腰で応戦。前田の早い動きに対して大野は技が止まり、2分48秒大野に「指導」。しかしこれに奮起した大野は猛烈な反撃、小外刈と大外刈で前田を追い込み、ついに残り8秒で前田にも「指導」。勝負の行方はGS延長戦へと持ち込まれる。

延長戦も激しい攻防が続くが1分47秒に激戦決着。大野が思い切り左内股、前田一旦逃れ掛かるが伏せた大野は回旋を続け、入れ替えた軸足でさらに一段相手を蹴り上げる。相手と正対しほとんど隅返という体で継続した技に前田は耐えられず背中が畳につき、これは「有効」。大野、執念の一撃でうれしい実業個人初優勝を飾ることとなった

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70kg級優勝の大野陽子

【入賞者】

優 勝:大野陽子(コマツ)
準優勝:前田奈恵子(JR東日本)
第三位:野関晴菜(九州旅客鉄道)、磯辺友里(創柔会柔道クラブ)

※エントリー14名

大野陽子選手のコメント
「あまり体が動かない1日でしたが、一試合一試合集中して戦うことが出来て、そこは良かったです。今回は試合前に谷本歩実さん、谷本育実さん、杉本美佳さんと練習で組んで稽古をして、たくさん指導して貰って、学ぶことが物凄くありました。講道館で杯負けてから一日一日を大切にしていこうと思いました。投げ切る、我慢するということを特に意識しました。講道館杯優勝を目標にして、毎日に試合のような気持ちで稽古を積んでいきたいです」

【準決勝】

前田奈恵子(JR東日本)〇GS指導1(GS1:00)△野関晴菜(九州旅客鉄道)
大野陽子(コマツ)〇出足払(0:30)△磯辺友里(創柔会柔道クラブ)

【決勝】

大野陽子(コマツ)〇GS有効(GS1:47)△前田奈恵子(JR東日本)

■ 78kg級・またもや抜群の強さ発揮、選抜王者濱田尚里が全試合一本勝ちで連覇達成
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トーナメントのハイライトは準決勝。濵田尚里が岡村智美から腕挫十字固「一本」

【決勝】

濱田尚里(自衛隊体育学校)〇内股(0:49)△吉村静織(三井住友海上)

決勝に進んだのは連覇を狙う濱田尚里(自衛隊体育学校)と、若手のホープ吉村静織(三井住友海上)。

選抜体重別を素晴らしい強さで制している濵田はこの日も得意の寝技が冴える。1回戦で飯島夏美(平成国際大柔道クラブ)を横四方固「一本」(1:16)で下し順調に大会を滑り出すと、準決勝では岡村智美(コマツ)との注目対決を腕挫十字固「一本」(1:05)で勝ち抜け。濵田らしさを存分に発揮しての決勝進出。

一方の吉村は2回戦で対戦予定の緒方亜香里(了徳寺学園職)が欠場し、登場は準決勝から。前戦で只野真梨枝(九州旅客鉄道)をGS横四方固「一本」(GS2:30)で下した下田美紗季(自衛隊体育学校)を「指導1」の優勢で下し決勝進出決定。

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決勝、濵田尚里が吉村静織を内股「一本」

決勝は濵田が右、吉村が左組みのケンカ四つ。組み手争いを縫って吉村が攻め込むが濵田は体捌き良くかわし続ける。吉村攻めを加速させるが濵田機を見て鋭い左内股、これが見事に決まり「一本」。僅か49秒で試合は決着、濵田が全試合一本勝ちの圧勝で実業個人2連覇を決めた。

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78kg級優勝の濵田尚里

【入賞者】

優 勝:濵田尚里(自衛隊体育学校)
準優勝:吉村静織(三井住友海上)
第三位:岡村智美(コマツ)、下田美紗季(自衛隊体育学校)

※エントリー9名

濵田尚里選手のコメント
「もともと寝技には自信があったのですが、今の課題は立ち技をレベルアップすること。今日はその立ち技が良かったです。優勝することができてホッとしました。」

【準決勝】

濵田尚里(自衛隊体育学校)〇腕挫十字固(1:05)△岡村智美(コマツ)
吉村静織(三井住友海上)〇優勢[指導1]△下田美紗季(自衛隊体育学校)

【決勝】

濵田尚里(自衛隊体育学校)〇内股(0:49)△吉村静織(三井住友海上)

■ 78kg超級・烏帽子美久が初優勝、決勝で稲森奈見を破る
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78kg超級決勝、烏帽子美久の左内股が「技有」

【決勝】

烏帽子美久(JR東日本)〇優勢[技有]△稲森奈見(三井住友海上)

二強と目された強者2人が順当に決勝進出。

稲森奈見(三井住友海上)は1回戦で宮部真有(笠松刑務所)を大外刈「一本」(0:46)で下し、2回戦はもと世界ジュニア王者の難敵井上愛美(九州旅客鉄道)を上四方固「一本」(0:28)で一蹴。準決勝はシード選手の後藤美和(日光警備)に粘られたがGS延長戦「指導2」(GS0:44)で勝ち抜け、決勝進出決定。

烏帽子美久(JR東日本)は1回戦で佐藤糸織(金沢学院クラブ)を払腰「一本」(0:22)、2回戦は檜山加奈(ALSOK北関東綜合警備保障)を小外掛「一本」(3:18)、準決勝は畑村亜希(日本エースサポート)を合技「一本」(0:50)で一蹴し、決勝の畳へと勝ち残る。

決勝は稲森が右、烏帽子が左組みのケンカ四つ。
烏帽子は稲森の大内刈を狙っての大内返、さらに左小外刈で稲森をぐらつかせるが、決めるまでには至らない。
しかしこの先手志向が終盤に結実する。場外際で引きつけあった場面で烏帽子が左内股。烏帽子が先に頭から畳に落ちたが動き出しの崩しが効き、稲森耐え切れず回転し3分45秒「技有」。残り時間ほとんどなく、烏帽子が嬉しい初優勝を決めた。

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78kg超級優勝の烏帽子美久

【入賞者】

優 勝:烏帽子美久(JR東日本)
準優勝:稲森奈見(三井住友海上)
第三位:後藤美和(日光警備)、畑村亜希(日本エースサポート)

※エントリー15名

烏帽子美久選手のコメント
「国体関東ブロック大会の後にギックリ腰になってしまい、満足な練習ができていなかったんですけど、久しぶりの優勝でとても嬉しいです。所属から3人決勝に進んでいるので絶対に勝たないといけないなと気合いが入りました。弟のサポートが大きかったです。スタミナを強化して、講道館杯で優勝できるように頑張ります」


【準決勝】

稲森奈見(三井住友海上)〇優勢[指導2]△後藤美和(日光警備)
烏帽子美久(JR東日本)〇合技(0:50)△畑村亜希(日本エースサポート)

【決勝】

烏帽子美久(JR東日本)〇優勢[技有]△稲森奈見(三井住友海上)

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