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安田学園中が大成中ら強豪を連破、初の日本一に輝く・全国中学校柔道大会男子団体戦

(2015年8月18日)

※ eJudoメルマガ版8月18日掲載記事より転載・編集しています。
安田学園中が大成中ら強豪を連破、初の日本一に輝く
全国中学校柔道大会男子団体戦
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決勝トーナメント1回戦、安田学園の副将・賀持喜道が上宮中・奥村魁仁から内股「一本」

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予選リーグ、安田学園の次鋒中田航成が基山中・篠﨑唯人から内股「一本」

第46回全国中学校柔道大会は18日、函館アリーナ(函館市)で第2日の男子団体戦の競技が行われ、安田学園中学校(東京)が初優勝した。

東京都予選で昨年の覇者国士舘中学校を下して代表権を手にした安田学園中は予選リーグで基山中学校(佐賀)と鳥取南中学校(鳥取)をともに5-0、決勝トーナメント1回戦でも上宮中学校(大阪)を4-0と無失点で順調に勝ち上がり、準々決勝では今大会の本命と目される大成中学校(愛知)と対戦。

先鋒戦と次鋒戦を「指導」累積差で落とし、0-2とリードされる苦しい展開だったが、副将戦でエース賀持喜道が藤鷹裕大を「指導4」の反則で破って食い下がると、大将戦では今田光星が中村恭仁から試合終了直前に隅落「有効」を奪って勝利、2-2の内容差で劇的な逆転勝ちを果たす。

大きな山場を越えた安田学園中は準決勝で小野中学校(兵庫)と対戦、次鋒中田航成の小外刈「一本」、中堅金野晃大の大内刈「有効」をテコに2-1で勝利して決勝進出決定。

決勝では混戦ブロックを勝ち抜いてきた曽根中学校(福岡)と対戦。先鋒戦では小林翔太が「指導」2つを失って敗戦決定寸前となった残り2秒に左小外刈「有効」を奪って優勢勝ち、この劇的な逆転勝ちにより以後の主導権を握る。続く次鋒戦、中堅戦は引き分け、そして勝ちさえすれば優勝決定という状況で登場した副将の賀持がまたもや大仕事を果たす。山口賢史朗を相手に1分2秒に組みつきながらの左内股、近い位置の回旋に相手を巻き込み、滞空時間少なく畳に叩き落として決定的な「有効」を獲得。賀持はこのまま優勢勝ちを果たし、この時点で安田学園中の初優勝が決まった。

安田学園中の3年生は賀持、今田光星、金野晃大ら小学生時代に活躍した選手が集い、1年生時から非常に注目されていたチーム。そんな中「一時の勝ち負けにこだわらず、スケールの大きい柔道」(川合卓司監督)を目指す方針で育成された選手たちはなかなか頂点に立つことが出来なかったが、最後の夏に最高権威大会である全国中学校大会を制覇するという最高の結果を残してみせた。組み手や手数で勝ちを拾いに行くのではなく、「投げを狙う」中学生らしい柔道を貫いて勝ち取った価値ある初優勝だった。

入賞者と川合監督のコメント、決勝トーナメント1回戦のスコアと準々決勝以降の対戦詳細は下記。

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初優勝の安田学園中

【入賞者】
優 勝:安田学園中学校(東京)
準優勝:曽根中学校(福岡)
第三位:埼玉栄中学校(埼玉)、小野中学校(兵庫)
第五位:紀見北中学校(和歌山)、天理中学校(奈良)、鎮西中学校(熊本)、大成中学校(愛知)

安田学園中・川合卓司監督のコメント
「関東大会で負けて、一からまた仕切り直しました。持っている力が出せれば優勝出来ると信じていました。私は何もしていないのですが、子どもたちが物凄く意識の高い子ばかりで、生徒から学ぶことの方が多い3年間だったと思います。保護者、コーチ、学校の協力が非常に大きかったです。モットーは、中学生なので、一時の勝った負けたに拘らずスケールの大きい柔道をやるということ。返されるのはOK、攻めていこうとそれだけは定めていました。勝因ですか?初めてなので良くわかりません(笑)。それぞれみんなが自分の長所を生かしてしっかり頑張ってくれました。国士舘中を倒そうと皆でやってきたというのは大きかったかもしれません。本当に強いチームで、後から考えても良く勝てたなと思います。国士舘さんがいてくれたから、全国大会の優勝に手が届いたんじゃないでしょうか。高校のことはあまりまだ考えていませんが、今までやってきた通りスケールの大きい柔道をやって欲しい。中高で小さくまとまるのではなく、将来全日本選手権に出られるような選手になって欲しいです」

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決勝トーナメント1回戦、安田学園の先鋒小林翔太が上宮中・寺田陸晟から内股「一本」

【決勝トーナメント1回戦】
埼玉栄中学校(埼玉) 4-1 京都学園中学校(京都)
紀見北中学校(和歌山) 1-0 久居中学校(三重)
曽根中学校(福岡) 4-0 常盤中学校(山口)
天理中学校(奈良) 5-0 戴星学園中学校(大分)
鎮西中学校(熊本) 2-0 福井工大福井中学校(福井)
小野中学校(兵庫) 4-0 熊野東中学校(広島)
安田学園中学校(東京) 4-0 上宮中学校(大阪)
大成中学校(愛知) 5-0 出雲第一中学校(島根)

【準々決勝】

埼玉栄中学校(埼玉) 2-1 紀見北中学校(和歌山)
(先)西願寺哲平〇横四方固(2:13)△山本拓澄
(次)高橋俊毅〇優勢[僅差]△山口統也
(中)西山真心×引分×山本耕輔
(副)蓜島創×引分×野口朝陽
(大)山野井爽△袈裟固(1:17)〇松本隼作

曽根中学校(福岡) 2-1 天理中学校(奈良)
(先)下城直生×引分×椙本光真
(次)山口良太〇上四方固(2:43)△上釜増之介
(中)大村康太〇優勢[有効]△寺本靜矢
(副)山口賢史朗×引分×名村慶太
(大)平山隆博△肩固(1:25)〇中野寛太

小野中学校(兵庫) 2-1 鎮西中学校(熊本)
(先)仲田一成×引分×吉岡正晃
(次)高橋寛多△大腰(1:18)〇大槻大志
(中)内藤彪我〇反則(2:32)△水口零
(副)宮城慧也×引分×荒木尚也
(大)松岡大輝〇合技(3:10)△村山洸太

安田学園中学校(東京) ②-2 大成中学校(愛知)
(先)小林翔太△優勢[僅差]〇中橋大貴
(次)中田航成△優勢[僅差]〇三輪魁星
(中)金野晃大×引分×大西陸斗
(副)賀持喜道〇反則(2:52)△藤鷹裕大
(大)今田光星〇優勢[有効]△中村恭仁

【準決勝】

曽根中学校(福岡) 3-2 埼玉栄中学校(埼玉)
(先)下城直生△送襟絞(1:58)〇西願寺哲平
(次)山口良太〇上四方固(0:53)△高橋俊毅
(中)大村康太〇優勢[僅差]△西山真心
(副)山口賢史朗△優勢[僅差]〇蓜島創
(大)平山隆博〇優勢[有効]△山野井爽

安田学園中学校(東京) 2-1 小野中学校(兵庫)
(先)小林翔太×引分×高橋寛多
(次)中田航成〇小外刈(1:02)△内藤彪我
(中)金野晃大〇優勢[有効]△井関篤司
(副)賀持喜道×引分×宮城慧也
(大)今田光星△小外刈(1:49)〇松岡大輝

【決勝】

安田学園中学校(東京) 2-0 曽根中学校(福岡)
(先)小林翔太〇優勢[有効]△下城直生
(次)中田航成×引分×山口良太
(中)金野晃大×引分×大村康太
(副)賀持喜道〇優勢[有効]△山口賢史朗
(大)今田光星×引分×平山隆博

※ eJudoメルマガ版8月18日掲載記事より転載・編集しています。

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