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インターハイ柔道競技男子団体レポート④準々決勝

(2015年8月16日)

※ eJudoメルマガ版8月16日掲載記事より転載・編集しています。
④準々決勝
インターハイ柔道競技男子団体レポート
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中堅戦、大成高・神鳥剛が大外刈で東海大仰星高・深山将剛から「技有」獲得

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神鳥そのまま抑え込んで大成は貴重な先制点を獲得

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大将戦、東海大仰星高・海江田充輝があきらめずに並木泰雅を攻め込む

大成高 1-0 東海大仰星高
(先)前濱忠大×引分×池上大貴
(次)清水祐希×引分×秋田滴
(中)神鳥剛〇合技(2:34)△深山将剛
(副)友田皓太×引分×山内凌大
(大)並木泰雅×引分×海江田充輝

今大会絶好調の東海大仰星の勢いは止まらず。引き分けの連続で大成は苦戦を強いられるが、神鳥剛が深山将剛からまず「有効」、次いで大外刈「技有」から崩袈裟固へと繋ぎ、「一本」で貴重な先制点を得る。

後衛が強力な大成に対し、前衛での得点が必須だったはずの東海大仰星は苦しい試合。それでも山内凌大が友田皓太と、海江田充輝が並木泰雅と引き分けて最終スコアは1-0。双方にとって厳しいこの試合は小差で大成の勝利に終着した。

大成は前評判通り順当にベスト4入り決定。清水祐希の頑張りにより、古賀颯人を温存したまま勝負どころの準決勝ラウンドへの勝ち上がりを決めることとなった。高校選手権と金鷲旗で振るわなかった東海大仰星は、「夏に伸びる」追い込みの強さを発揮、堂々ベスト8入賞で大会を終えた。

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日体荏原高の先鋒松井海斗が島田陸から「技有」獲得、そのまま横四方固に抑え込む

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長井晃志が釣り手一本の右背負投、杢康次郎捌けずこれは「技有」となる

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日体荏原高の中堅藤原崇太郎が中尾旭を左内股、左大内刈で激しく攻める

日体荏原高 3-0 東海大相模高
(先)松井海斗〇合技(1:16)△島田陸
(次)長井晃志〇優勢[技有]△杢康次郎
(中)藤原崇太郎〇大内刈(2:34)△中尾旭
(副)長井達也×引分×河内優斗
(大)東部雄大×引分×辻湧斗

準々決勝でもっとも注目を集めた一番は日体荏原が東海大相模を一蹴。先鋒戦は松井海斗が島田陸から57秒片手の左内股で「技有」を獲得、そのまま横四方固に抑え込んで合技の一本勝ち。

金鷲旗大会の対戦で記録的な大敗を喫している東海大相模はこの第1試合の一本負けでやや心が折れた感あり。我慢してチームの態勢を立て直すべき杢康次郎が長井晃志の釣り手一本の背負投に捕まり1分10秒「技有」失陥、これを獲り返せずに優勢負け。

中堅戦は中尾旭が意地を見せて序盤藤原崇太郎を大内返で転がすが惜しくもノーポイント。中尾さらに圧を掛けて前に出るが藤原は釣り手を上げて体勢を整え、左内股から左大内刈に打って出る。これが見事に決まって「一本」、先鋒戦からの「3タテ」によりこの時点で日体荏原の勝利が決まった。

副将戦と大将戦は日体荏原の長井達也と東部雄大がしっかり引き分け。金鷲旗大会6回戦の不戦3人(4人残し)に引き続き、3-0という大差でこの試合は日体荏原の勝利となった。前で取り、後ろでまとめる今大会の大戦略が対戦相性、そして前回圧勝しているという来歴にも噛み合った、日体荏原としては会心の試合だった。

敗れた東海大相模はまたしても非常に厳しい内容。耐えるべきところで我慢が利かず、得点ゼロで伝統の攻撃力も発揮出来ずと攻守に渡って良いところなく、ここ数年の東海大相模が抱える課題がそのまま勝負どころで出たという体の一番だった。長年高校柔道界の主役を張って来た「相模」の名をどう復活させるのか、相模らしい育成と来期の奮闘に期待したい。

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国士舘高の先鋒磯村亮太は早い仕掛け、あっという間の横四方固で東海大四高・五十嵐大海に一本勝ち

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国士舘高の中堅飯田健太郎がケンケン内股で長く追い、東海大四・藤井峻将を「一本」に斬って落とす

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山田伊織が瀬川勇気から左大外で2つ目の「技有」を奪う

国士舘高 4-0 東海大四高
(先)磯村亮太〇横四方固(0:55)△五十嵐大海
(次)河田闘志〇袈裟固(1:59)△鎌田龍翔
(中)飯田健太郎〇内股(0:36)△藤井峻将
(副)竹村昂大×引分×岡部光紀
(大)山田伊織〇合技(2:12)△瀬川勇気

優勝候補国士舘、「三冠」達成に向けて最終日を滑り出す大事な試合。前日の3回戦で対作陽戦という山場を乗り越えた選手達、わけても先鋒磯村がどのような試合をするかに注目が集まった。

磯村は早い仕掛け。体格に大きく勝る五十嵐大海が相手ではあったが、思い切り距離を詰めての右小外刈であっという間に五十嵐大海を崩し、僅か55秒横四方固の一本勝ち。次鋒河田闘志も右内股「有効」から袈裟固に抑え込んで2分掛からず「一本」の声を聞く。

攻めの遅さが指摘され続けて来た前衛2枚の奮闘に応えた飯田健太郎はこれも僅か36秒の右内股「一本」で早々にチームの勝利を決める。必ず投げ切るという決意に満ちた長いケンケンの末の一本勝ちだった。副将戦は引き分けたものの、大将戦では山田伊織が44秒の左内股「技有」、2分12秒には斜めから左大外刈を刈り込んで2つ目の「技有」と全く隙を見せずにフィニッシュ。スコア4-0という大差であっさり準決勝への勝ち上がりを決めた。

敗れた東海大四だが、ベスト8進出は大躍進。就任間もない佐藤優作監督という若い指揮官を得る中で、レギュラーに2年生が2人、1年生が2人入っており今後非常に楽しみなチームだ。

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神戸国際大附は次鋒の倉見潤が払巻込「技有」から袈裟固、合技「一本」で貴重な先制点を得る

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白鴎大足利の副将太田彪雅は新井滉燿から隅落「有効」、そのまま横四方固に抑え込む

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一本勝ちしか生き残る道がない神戸国際大附は、大将石山潤平が大内刈「一本」獲得で見事ミッション達成

神戸国際大附高 ②-2 白鴎大足利高
(先)田上英也×引分×長島立弥
(次)倉見潤〇合技(3:41)△薄井裕太
(中)福井優駿△優勢[技有]〇釜石康太
(副)新井滉燿△横四方固(1:40)〇太田彪雅
(大)石山潤平〇大内刈(0:52)△河村貴文

混戦のDブロックを締める一番は神戸国際大附が白鴎大足利に競り勝ち。自軍の2枚看板の一である新井滉燿が太田彪雅にマッチアップ、ここでの「一本」の失点を覚悟して前衛のどこかで得点を挙げねばならないというミッションが課された試合だったが、次鋒倉見潤が合技「一本」獲得でこの条件をクリア。中堅戦では白鴎大足利の新戦力釜石康太に「技有」優勢で星を落としたが、副将戦の失点を受けて一本勝ち必須の状況で畳に上がった石山潤平がまたも大仕事。開始52秒、場内から場外の畳の縁まで追い掛ける激しい大内刈で見事「一本」奪取。結果2-2の内容差で神戸国際大附がベスト4入りを決めることとなった。

敗れた白鴎大足利だが、新戦力の2年生釜石康太の活躍という大きな収穫があった大会。盤面上は2年生先鋒の全国中学大会90kg級王者の長島立弥がたとえ僅差であっても勝利を得ていればベスト4入りが十分あり得た惜しい試合ではあるが、太田を軸に2年間全国大会上位を張った「それ以後」に向けて大いに希望の持てる内容だった。

結果決まった準決勝カードは、

大成高 - 日体荏原高
国士舘高 - 神戸国際大附高

となった。

※ eJudoメルマガ版8月16日掲載記事より転載・編集しています。

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