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大成高が初優勝、黄金世代最後の挑戦で悲願の日本一達成なる・インターハイ柔道競技女子団体戦

(2015年8月11日)

※ eJudoメルマガ版8月11日掲載記事より転載・編集しています。
大成高が初優勝、黄金世代最後の挑戦で悲願の日本一達成なる
インターハイ柔道競技女子団体戦
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決勝、大成高の先鋒鍋倉那美が右内股、潰され掛かるが再突進「技有」を獲得

奈良県天理市で行われているインターハイ柔道競技(平成27年度全国高等学校総合体育大会柔道競技・第64回全国高等学校柔道大会)は、競技日程第4日の11日に女子団体戦決勝までの競技が行われ、大成高(愛知)が初優勝を決めた。

先鋒鍋倉那美、中堅鈴木伊織、大将中江美裕とすべて3年生で布陣した大成は組み合わせにも恵まれ、準決勝までを全て3-0で勝ち抜く圧勝でベスト4入り。準決勝の桐蔭学園高(神奈川)戦も、先鋒戦で鍋倉がライバル嶺井美穂と引き分けると以降中堅鈴木、大将中江が連続一本勝ちで2-0とこれも圧勝。

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中堅戦、鈴木伊織が敬愛のエース児玉ひかるに袖釣込腰を試みる

決勝では7月の金鷲旗大会を制し優勝候補筆頭とされる敬愛高(福岡)と対峙。先鋒戦では絶対に得点を挙げねばならない鍋倉が突進、強敵梅津志悠を相手に開始早々相手の左袖を釣り手でこじ上げながらの右内股に入り込む。これは釣り手側に返され掛かってほとんど潰れてしまったがチャンスとみた鍋倉は諦めず。膝を着いたところから引き手を引き絞りながら再突進、見事「技有」を得て優勢勝ち。

中堅戦は鈴木伊織が敬愛の絶対のエース・児玉ひかるを相手に必死に畳に立ち続ける。相手の圧力を「掛け潰れない」袖釣込腰に背負投で打開し続け、敗戦を喫するも失点を「指導」累積による優勢に留めて大将戦へと襷を繋ぐ。迎えた大将戦は中江美裕が新森涼の猛攻を凌ぎ切って引き分け、通算スコア1-1の内容差で優勝を決めた。

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優勝決定の瞬間、悲願達成を喜ぶ大成高の選手と大石公平監督

大成の3年生は鍋倉を中心に中学時代全国タイトルを総ナメした「黄金世代」。1年生時から全国優勝に絡むこと間違いなしと評されていたが「(高校最初の全国大会である)金鷲旗で早い段階で負けて、歯車が狂った」(大石公平監督)チームは以降高校カテゴリの壁に跳ね返され続け、最終学年となった今季も3月の全国高校選手権、7月の金鷲旗大会いずれも2位。しかしついに最後のチャンスで悲願の高校全国タイトルを獲得することとなった。

勝利のカギとなったのは先鋒鍋倉の使命感。自分が取らねば試合にならないとの強い覚悟、ほとんど潰れてしまった技をそれでも勝負どころと見極めて再突進し、あくまで投げ切った執念と日本一への渇望がもたらした初優勝だった。

大石監督は「相手が大きくても立ち向かうという部分で、大成らしさが出たと思う。1年生の頃から評価の高さに負けて自分が出せなくなってしまって硬くなることが多かったが、経験を積んで精神的に安定してきた。3年生らしさを最後の試合で出してくれたと思う」と感激の面持ちでコメント。生徒たちと抱き合って最後の夏でついに届いた日本一の喜びを噛み締めていた。

入賞者と準々決勝以降の結果は下記。

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初優勝の大成高

【入賞者】

優 勝:大成高(愛知)
準優勝:敬愛高(福岡)
第三位:埼玉栄高(埼玉)、桐蔭学園高(神奈川)
敢闘賞:淑徳高(東京)、八千代高(千葉)、鶯谷高(岐阜)、小杉高(富山)

【3回戦】

敬愛高(福岡) 3-0 新田高(愛媛)
淑徳高(東京) 3-0 北海高(北海道)
埼玉栄高(埼玉) 2-0 奈良育英高(奈良)
八千代高(千葉) 1-0 鹿児島南(鹿児島)
桐蔭学園高(神奈川) 2-1 東北高(宮城)
鶯谷高(岐阜) ①-1 水戸啓明高(茨城)
大成高(愛知) 3-0 沖縄尚学高(沖縄)
小杉高(富山) 2-1 常盤高(群馬)

【準々決勝】

敬愛高 2-1 淑徳高
(先)梅津志悠△払腰(3:59)〇西願寺里保
(中)児玉ひかる〇払腰(0:13)△浜未悠
(大)新森涼〇大内返(2:46)△井上智賀

埼玉栄高 2-0 八千代高
(先)泉雅子×引分×盛安寿紗
(中)冨田若春〇合技(0:46)△泉雅子
(大)工藤七海〇大腰(2:21)△廣谷姫奈

桐蔭学園高 2-1 鶯谷高
(先)嶺井美穂〇小外掛(0:38)△篠田明璃
(中)若藤唯△優勢[僅差]〇田中伶奈
(大)朝飛七海〇横四方固(2:06)△須田茄詠

大成高 3-0 小杉高
(先)鍋倉那美〇内股(0:15)△井澤泉紀
(中)鈴木伊織〇袖釣込腰(0:43)△松田美悠
(大)中江美裕〇大外刈(0:31)△川瀬月花

【準決勝】

敬愛高 3-0 埼玉栄高
(先)梅津志悠〇優勢[技有]△泉雅子
(中)児玉ひかる〇横四方固(3:34)△冨田若春
(大)新森涼〇優勢[僅差]△工藤七海

大成高 2-0 桐蔭学園高
(先)鍋倉那美×引分×嶺井美穂
(中)鈴木伊織〇合技(1:10)△若藤唯
(大)中江美裕〇袈裟固(1:14)△朝飛七海

【決勝】

大成高 ①-1 敬愛高
(先)鍋倉那美〇優勢[技有・内股]△梅津志悠
(中)鈴木伊織△優勢[僅差]〇児玉ひかる
(大)中江美裕×引分×新森涼

※ eJudoメルマガ版8月11日掲載記事より転載・編集しています。

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