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国士舘高「最強」を証明、史上に残る圧勝で高校三冠獲得・インターハイ柔道競技男子団体戦

(2015年8月9日)

※ eJudoメルマガ版8月9日掲載記事より転載・編集しています。
国士舘高「最強」を証明、史上に残る圧勝で高校三冠獲得
インターハイ柔道競技男子団体戦
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準々決勝、国士舘高・山田伊織が東海大四高・瀬川勇気から大外刈「技有」

奈良・天理市で行われているインターハイ柔道競技(平成27年度全国高等学校総合体育大会柔道競技・第64回全国高等学校柔道大会)、第2日の9日は男子団体戦決勝までの競技が行われ、国士舘高(東京)が2年連続13回目の優勝を果たした。国士舘はこれで3月の全国高等学校柔道選手権、7月の金鷲旗高校柔道大会に続く「高校三冠」を達成した。

前日は作陽高(岡山)に2-0の小差勝利を演じるなど煮え切らないところがあった国士舘の選手達だが、準々決勝から開始されたこの日は打って変わって目の覚めるような試合を披露。まず東海大四高(北海道)を4-0、準決勝では昨年準決勝で大乱戦を演じた神戸国際大附高(兵庫)を5-0で下して決勝に進出。

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決勝、国士舘高・河田闘志が日体荏原高・長井晃志から払腰「一本」

決勝では、準決勝で大成高(愛知)に競り勝った日体荏原高(東京)と対戦。この試合から投入された先鋒田嶋剛希が、日体荏原の牽引車松井海斗から右背負投「技有」を奪って見事先制、「松井で取って以後を凌ぐ」(小久保純史・日体荏原高監督)相手の意図を挫く。

挑む立場の日体荏原が取り返すために攻めなければならないこの状況は、格上の国士舘がその力を正当に発揮できるフィールド。次鋒戦では河田闘志が長井晃志を「指導」で追い詰め、2分36秒右大外刈に乗り込んでまず「技有」、さらに直後の攻防では払腰「一本」を決めて2連勝。

中堅飯田健太郎は藤原崇太郎から「指導2」を奪い、試合時間残り4秒、一か八かの勝負で抱きつきに来た藤原の左大内刈を返して「有効」を追加し勝利。この時点で優勝は決まったが、国士舘は攻撃の手を緩めず、副将竹村昂大が長井達也から小内刈「有効」による優勢、大将山田伊織が東部雄大を支釣込足「一本」と2勝を追加してフィニッシュ。なんと決勝も5-0というパーフェクトゲームで優勝を決めて見せた。今大会通算21勝0敗4分け、準々決勝以降は14勝0敗1分という史上稀に見る圧勝だった。

戦後の国士舘・岩渕公一監督は、「ホッとしています」と第一声。「春から強い強いと追われているチームが金鷲旗で苦戦して、最後のインターハイはしっかりした勝ち方をさせてやりたかった。そのために今日は5-0、5-0と何度も言い続けました。簡単な勝ちはない、必死の勝ちを積み重ねて5-0に辿り着く、それを続けるんだと何度も話しました」と前日の低調から打って変わった圧勝の舞台裏を明かし、「実力を出してくれて良かった」と高いハードル設定に応えて開き直った選手たちの奮戦を称えていた

史上稀に見る巨大戦力と評されながら大苦戦した金鷲旗の勝利後に、岩渕監督は「インターハイでは内容で強さを証明する」と今大会に掛ける決意を語っていた。これを踏まえた報道陣の「強さは証明出来ましたか」との質問に「なんとか、ね。70点くらいかな」と苦笑して見せる岩渕監督の表情には、まさに会心という満足感が漂っていた。

入賞者と準々決勝以降の対戦詳細は下記。

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優勝の国士舘高

【入賞者】

優 勝:国士舘高(東京)
準優勝:日体荏原高(東京)
第三位:大成高(愛知)、神戸国際大附高(兵庫)
敢闘賞:東海大仰星高(大阪)、東海大相模高(神奈川)、東海大四高(北海道)、白鴎大足利高(栃木)

※国士舘高は2年連続13度目の優勝

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準々決勝、国士舘高・飯田健太郎が東海大四高・藤井峻将から内股「一本」

【準々決勝】

大成高 1-0 東海大仰星高
(先)前濱忠大×引分×池上大貴
(次)清水祐希×引分×秋田滴
(中)神鳥剛〇合技(2:34)△深山将剛
(副)友田皓太×引分×山内凌大
(大)並木泰雅×引分×海江田充輝

日体荏原高 3-0 東海大相模高
(先)松井海斗〇合技(1:16)△島田陸
(次)長井晃志〇優勢[技有]△杢康次郎
(中)藤原崇太郎〇大内刈(2:34)△中尾旭
(副)長井達也×引分×河内優斗
(大)東部雄大×引分×辻湧斗

国士舘高 4-0 東海大四高
(先)磯村亮太〇横四方固(0:55)△五十嵐大海
(次)河田闘志〇袈裟固(1:59)△鎌田龍翔
(中)飯田健太郎〇内股(0:36)△藤井峻将
(副)竹村昂大×引分×岡部光紀
(大)山田伊織〇合技(2:12)△瀬川勇気

神戸国際大附高 ②-2 白鴎大足利高
(先)田上英也×引分×長島立弥
(次)倉見潤〇合技(3:41)△薄井裕太
(中)福井優駿△優勢[技有]〇釜石康太
(副)新井滉燿△横四方固(1:40)〇太田彪雅
(大)石山潤平〇大内刈(0:52)△河村貴文

【準決勝】

日体荏原高 3-2 大成高
(先)松井海斗〇優勢[有効・大外刈]△前濱忠大
(次)長井晃志△一本背負投(3:27)〇古賀颯人
(中)藤原崇太郎〇優勢[有効・大内刈]△神鳥剛
(副)長井達也△袈裟固(2:21)〇友田皓太
(大)東部雄大〇優勢[僅差]〇並木泰雅

国士舘高 5-0 神戸国際大附高
(先)磯村亮太〇送襟絞(0:49)△田上英也
(次)河田闘志〇崩袈裟固(1:02)△倉見潤
(中)飯田健太郎〇合技[小外刈・横四方固]△福井優駿
(副)竹村昂大〇優勢[技有・内股]△新井滉燿
(大)山田伊織〇裏投(0:42)△石山潤平

【決勝】

国士舘高 5-0 日体荏原高
(先)田嶋剛希〇優勢[技有・背負投]△松井海斗
(次)河田闘志〇払腰(2:57)△長井晃志
(中)飯田健太郎〇優勢[有効・大内返]△藤原崇太郎
(副)竹村昂大〇優勢[有効・小内刈]△長井達也
(大)山田伊織〇支釣込足(1:27)△東部雄大

※ eJudoメルマガ版8月9日掲載記事より転載・編集しています。

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