PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

筑波大が初優勝、東海大の8連覇を阻む・全日本学生柔道優勝大会男子

(2015年6月28日)

※ eJudoメルマガ版6月28日掲載記事より転載・編集しています。
筑波大が初優勝、東海大の8連覇を阻む
全日本学生柔道優勝大会男子
eJudo Photo
準決勝、筑波大は大将黒岩貴信が日本大・尾崎央達から大外刈で一本勝ち、逆転で決勝進出を決める

eJudo Photo
決勝、次鋒戦で筑波大・橋高海人が香川大吾から内股透「一本」

eJudo Photo
ウルフアロンとの代表戦を戦う永瀬貴規(右)

eJudo Photo
優勝決定の筑波大、チームメイトが殊勲の永瀬を迎え入れる

団体戦で大学柔道日本一を争う平成27年度全日本学生柔道優勝大会(男子64回、女子24回)は28日、日本武道館で最終日の男子団体決勝までの競技が行われ、筑波大が決勝で東海大を破って初優勝を果たした。国公立大の同大会優勝は初。東海大の連覇は「7」でストップした。

筑波大は山場の準決勝でもっか2年連続準優勝中の強豪日本大と対戦。スコア0-1、優勢負けひとつをリードされて迎えた大将戦で、黒岩貴信が尾崎央達から大外刈で「一本」を奪い、逆転勝ちで決勝進出決定。

迎えた東海大との決勝はエース永瀬貴規を先鋒に起用する前重心の陣形で布陣。まず永瀬が期待に応えて、阪本健介の奥足まで深く捕まえる小外刈「技有」で勝利して先制すると、続いて登場した橋高海人がケンカ四つの香川大吾を相手にジックリ試合を進め、2分53秒に低く構えあったところから香川が仕掛けた内股を透かし、バウンドする勢いで叩き付けて「一本」奪取。開始2試合で2点を挙げるという最高のスタートを切る。

続く五将戦は「技有」優勢で落としたが、中堅戦では黒岩貴信が東海大のポイントゲッターウルフアロンとしっかり引き分け。三将戦では東海大の長澤憲大の袈裟固「一本」でタイスコアまで迫られたが、副将戦では小林悠輔がベイカー茉秋に仕事をさせずに引き分ける殊勲を演じ、大将戦も神谷快が影浦心と引き分けて代表戦に勝負を持ち込む。

迎えた代表戦では永瀬とウルフがマッチアップ。2階級上のウルフに対して永瀬は終始冷静に戦い、37秒に横落に失敗したウルフに偽装攻撃の「指導1」、続いて1分52秒には釣り手をクロスに帯を握り続けたウルフに2つ目の「指導」が与えられる。永瀬は以後「指導」1つを失ったがペースを変えずに5分の試合時間を戦いきり、「指導2」の優勢で勝利、筑波大の初優勝を決めた。

史上に残る激戦を制して初優勝を達成した筑波大・増地克之監督は「これだけのメンバーが揃うことはなかなかない。ラストチャンスと思って、今回勝てなければもう優勝はないという覚悟だった。筑波のOBの悲願を達成出来て本当に嬉しい。」とコメント、「新しい歴史を作った選手達には胸を張って欲しい。良い選手に恵まれて幸せです」と感慨深げだった。

殊勲の永瀬は「まだ1度も優勝していない大会。4年生になって、最後のチャンスに賭けていた。代表戦は監督から『準備しておけ』と言われて覚悟を決めていました」と感激の面持ち。本戦では組み手を厳しく管理する相手に敢えて一旦持たせて「切らせずに」間合いを作り出し、背中を抱える小外刈の大勝負に出て見事得点。逆に代表戦では際の切り返しの巧いウルフに対して我慢の柔道で丁寧に状況を作り出してと、融通無碍の勝負師ぶりを発揮しての大仕事だった。

入賞者と増地監督のコメント、3回戦のスコアと準々決勝以降の対戦詳細は下記。

eJudo Photo
初優勝の筑波大

【入賞者】

優 勝:筑波大
準優勝:東海大
第三位:国士舘大、日本大
ベスト8:山梨学院大、天理大、明治大、帝京科学大

優秀選手:永瀬貴規、黒岩貴信(筑波大)、長澤憲大、倉橋功(東海大)、佐藤正大(国士舘大)、向翔一郎(日本大)、飯田健吾(山梨学院大)、白川剛章(天理大)、小川雄勢(明治大)、山田知輝(帝京科学大)

増地克之監督のコメント
「これだけのメンバーが揃うことはなかなかない。ラストチャンスと思って、今回勝てなければもう優勝はないという覚悟でした。昨年は準々決勝で消耗して準決勝に力を残せなかったので、今回は特に準々決勝から準決勝へのつなぎを意識して戦いました。組み合わせにも恵まれていましたし、前半戦でスタミナを温存出来たことがその後に生きたと思います。代表戦に永瀬を出したのは、勿論うちで一番強い選手だから。責任感が強く『一本』を取りに行ってしまうので、2階級上の相手はそう簡単ではない、コツコツ戦いなさいとアドバイスして送り出しました。筑波大OBの悲願がついに達成出来て本当にうれしい。新しい歴史を作った選手達には胸を張って欲しいです。良い選手に恵まれて幸せです」

【三回戦】

東海大 4-0 日本体育大
山梨学院大 4-1 同志社大
天理大 4-2 早稲田大
国士舘大 7-0 東洋大

日本大 6-1 慶應義塾大
明治大 3-2 國學院大
筑波大 5-0 鹿屋体育大
帝京科学大 ②代-2 近畿大

【準々決勝】

東海大 4-1 山梨学院大
(先)中野隼人×引分×前野玲音
(次)ウルフアロン〇優勢[技有・引込返]△大町隆雄
(五)近藤弘孝△内股(2:07)〇飯田健伍
(中)香川大吾〇反則(3:50)△春日良太
(三)倉橋功〇上四方固(1:37)△佐藤天信
(副)ベイカー茉秋〇縦四方固(2:58)△渡辺大樹
(大)影浦心×引分×藤井靖剛

国士舘大 3-1 天理大
(先)浅利慎之介×引分×山戸貴史
(次)佐藤正大〇上四方固(3:55)△大岩郁弥
(五)砂田勇登×引分×具志堅一弘
(中)田崎健祐△反則[指導4](4:58)〇白川剛章
(三)塚本健太郎×引分×長友幹斉
(副)江畑丈夫〇横四方固(1:52)△山本悠司
(大)遠藤翼〇反則[指導4](3:40)△石内裕貴

日本大 ②-2 明治大
(先)佐藤和哉〇優勢[技有・小外刈]△川田修平
(次)一色勇輝△払巻込(2:31)〇小川雄勢
(五)安達裕助△優勢[有効・内股]〇上田轄麻
(中)制野孝二郎×引分×安田圭吾
(三)レイズカヨル×引分×田中源大
(副)向翔一郎〇小外掛(1:21)△金山天地
(大)尾崎央達×引分×名垣浦佑太郎

筑波大 7-0 帝京科学大
(先)永瀬貴規〇内股(3:23)△山田知輝
(次)山本幸紀〇上四方固(0:54)△中山翔太
(五)小林悠輔〇内股(0:15)△渡辺純也
(中)尾原琢仁〇横四方固(2:09)△渡部匠
(三)神谷快〇内股(0:32)△船津功貴
(副)黒岩貴信〇払腰(0:45)△鷲崎勇星
(大)長倉友樹〇合技(1:31)△小野剛志

【準決勝】

東海大 5-0 国士舘大
(先)香川大吾〇優勢[有効・大内刈]△塚本健太郎
(次)阪本健介〇反則[指導4]△小川竜昂
(五)ウルフアロン〇大内刈(3:19)△砂田勇登
(中)倉橋功〇内股(0:26)△釘丸将太
(三)ベイカー茉秋〇優勢[有効・大内刈]△江畑丈夫
(副)影浦心×引分×佐藤正大
(大)長澤憲大×引分×遠藤翼

筑波大 ①-1 日本大
(先)山本幸紀△優勢[技有・支釣込足]〇向翔一郎
(次)小林悠輔×引分×本間捻永
(五)尾原琢仁×引分×佐藤和哉
(中)永瀬貴規×引分×レイズカヨル
(三)長倉友樹×引分×安達裕助
(副)神谷快×引分×制野孝二郎
(大)黒岩貴信〇大外刈(2:30)△尾崎央達

【決勝】

筑波大 ②代-2 東海大
(先)永瀬貴規〇優勢[技有・小外刈]△阪本健介
(次)橋高海人〇内股透(2:53)△香川大吾
(五)尾原琢仁△優勢[技有・支釣込足]〇倉橋功
(中)黒岩貴信×引分×ウルフアロン
(三)長倉友樹△袈裟固(5:00)〇長澤憲大
(副)小林悠輔×引分×ベイカー茉秋
(大)神谷快×引分×影浦心
(代)永瀬貴規〇優勢[指導2]△ウルフアロン

※ eJudoメルマガ版6月28日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.