PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

「世界のスポーツのシンボルになりたい」テディ・リネール選手コメント要旨

(2015年6月10日)

※ eJudoメルマガ版6月10日掲載記事より転載・編集しています。
「世界のスポーツのシンボルになりたい」テディ・リネール選手コメント要旨
6月10日の国士舘大での稽古後、報道陣の取材に応じたテディ・リネール選手のコメント要旨は下記。

eJudo Photo
国士舘大での稽古後、報道陣の取材に応えたテディ・リネール

―今回の日本合宿の狙いは?

自分の柔道を見つけること。色々な相手とやることで、新しい自分を見つけることです。

※フランスは重量級の稽古相手が少なく、日本はその点稽古環境が整っているとスタッフより事前説明あり。

―全日本選手権を獲った原沢選手との稽古はいかがでしたか?

チャンピオンだったとは知りませんでした。とても良い稽古が出来ました。七戸選手とは東海大学で稽古をしましたが、彼の稽古も良かったですよ。ただ、稽古と試合は違いますからね。

―七戸選手については、昨年の世界選手権決勝では投げることが出来ませんでしたが、先日のワールドマスターズでは投げています。

仰る通り、昨年は投げれず、今年は投げることが出来ました。でもそれはそれ。試合は一回一回違うものです。今回投げることが出来たから次も、とは限らない。また違う展開を考えます。

―夢や目標があれば聞かせてください。

今は、リオ五輪の王者になること。その過程に、今年の世界選手権の勝利があります。

―自信はありますか、またプレッシャーは?

自分の精神力次第。どこで何が起こるかわかりませんから、それが全てです。プレッシャーだとは全く思っていません。欧州選手権や世界選手権、五輪を通じて自分が成長できること、それがすごく楽しい。ライバルがおらず、自分の成長と向き合っていられる今の状況は幸運だと思っています。

―あなたにとって日本の柔道とは?

私にとって、日本の柔道は「柔らかい」というイメージがあり、その柔らかさは憧れです。野村選手、井上選手、鈴木選手などの柔道にはその柔らかさを感じました。ただ、ロシアや色々な国にもそれぞれの良いところ、それぞれの柔道がありますから。

―東京五輪には出るのか?

もちろん視野には入れていますが、まずは2016年のリオにしっかり勝つことです。

―あなたにとって「最高の柔道家」とは?

今はブラジルのシウバやハンガリーのボールが良いのではないでしょうか。

※(註)質問の意図が正確に伝わらないか、敢えて違う答えを用意したかと思われます

―日本は、井上康生体制になって変わったと思うか?

篠原さんも井上さんも尊敬しています。篠原さんのやり方に対して、井上さんは新しいコンセプトでやっているから、結果が出ているのではないでしょうか。

―あなたは誰と乱取りをやっても勝ってしまう。その立場で、何を目当てに乱取りに臨んでいるのか。例えば、投げられてもいいから自分の技を磨くタイプもいるし、徹底的に勝負にこだわるタイプもいる。あなたのポリシーは?

私は今日、一度も投げられていないでしょう?お腹をついてしまうだけで物凄く腹が立つし、少なくとも今の自分の稽古では、ライバルを倒すことだけ、勝つことだけを考えてやっています。

―乱取りとウエイトトレーニングなどのフィジカルトレーニングの比率は?

今回の合宿では半々。フィジカルを重視する合宿にしています。INSEPではもっとずっとずっと柔道の比率が高いですね。

―あなたが勝ち続けている間、周囲のレベルも変化していると思います。それぞれの時代の100kg超級のレベルをどう見ていますか?

目の前の敵、良い選手を倒すことだけを考えて来ましたので、周囲のレベルについてはあまり考えたことがありませんね。ひとりひとりのライバル、皆良い選手でした。

―世界選手権を獲ってからこれまでかなりの年月が経ちました。この間あなたはどう成長したのか、自己分析を聞かせてください。

2007年に自分が勝ったときは、まったく柔道が出来ていなかった。技術がないまま勝ってしまったから、必死で技術を身に着けようと思えた。だから今の自分があるのではないかと思います。

―モチベーションをどう維持しているのか?

私は子どもと一緒ですよ。負けず嫌い、勝ちたい、それ以外の理由はないです。

―これまで、自分を成長させた敗北はありますか?

2010年(※東京世界選手権無差別決勝、上川大樹に判定負け)ですね。あれは自分のミスで負けたわけではなく、審判で負けた。でも、それを受け入れなければならないことを学びました。以後、日本でやるときは必ず「一本」で投げるようにしました。。

―対戦相手の映像などは見ますか?

ビデオ研究は3年前にやめました。それが今の自分のスタイルで、今の自分のフィロソフィーだ。山下先生だって映像を見て研究せずに、ちゃんと勝ったでしょう?
初めて対戦する相手に不安を感じたら、コーチにどんな選手か聞きます。ただ、これは今の自分のやり方ですから、2016年を過ぎたらどうするかはわかりませんよ(笑)

―さきほど、バルナ・ボールの名前を挙げていました。少々意外な名前ですが、あなた上手彼の良いところはどこですか?

ボールはなんのかんので必ず決勝に残るし、力がすごく強い。なんのかんので誰とやってもなかなか投げられないからね。そういうところに注目しています。
―性格の自己分析をお願いします

冗談が大好きですね。これ、一番大事なことですよ(笑)

―マッサージを入念にやったり、体格がかなり違う小さいコーチと組み合ったりとウォームアップが特徴的でした。

フランク(コーチ名)とああやってリラックスして組み合ったり、冗談を言い合ったりするのが自分のリズム。そういう習慣なんです。彼らはとても大事なスタッフ。2020年までこのチーム・リネールでやっていきたい。

―あなたは現在、柔道のシンボルとなっていますが、そこに対する責任感は感じますか?

まだ私は現役選手だし、自分がシンボルだとは考えていない。それに、私は柔道のシンボルではなく世界のスポーツのシンボルになりたいと考えている。そのために今は連覇を積み重ねること。連覇に挑戦できるチャンスがある、その立場にある人は他にいませんから。

―UFCから巨額のオファーがあったという話は本当ですか?

本当ですよ(笑)。毎年来ます。何度も何度も来ます。物凄い金額のオファーです。全部断っています。柔道なら自分はナンバーワンになれるけど、他のスポーツをやったことはないですからね。

―さきほどの「世界のスポーツのシンボル」という文脈で尊敬するアスリートは?

ロナウジーニョ!(笑)
彼はどんな時もメディアに対して必ず笑顔で対応しているしね。昨日はYoutubeでロナウジーニョの映像を見ていたら、朝の4時になってしまったよ(笑)

―マリアス・ビゼール氏がスポーツアコードの会長を辞任したことについてはどう思いますか?

凄く力を持ったアクターが去ってしまったのは残念です。彼は、アマチュアではなく、プロというか、ビジネスの方向に柔道を持っていきたいのでしょうね。

―引退後のキャリアについて考えていることは?

まだわからないけど、自分のクラブを国際的なクラブに育てたいとは思っています。

―最後に、日本のファンに何かメッセージを

2016年のオリンピックで、またお会いしましょう!(笑)
今日はありがとうございました。

※ eJudoメルマガ版6月10日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.