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ワールドマスターズラバト・第1日女子各階級ひとこと展望

(2015年5月23日)

※ eJudoメルマガ版5月23日掲載記事より転載・編集しています。
ワールドマスターズラバト
第1日女子各階級ひとこと展望
■ 48kg級・ムンクバットと近藤亜美の両世界王者が優勝争いの軸
参加選手14名のみ、現在勢いのあるシャーリーン・ファンスニック(ベルギー)とエヴァ・チェルノビスキ(ハンガリー)のパワーファイター2人が不出場で「オールスター戦」とまでは呼び難い陣容となった。

優勝争いは第1シードのムンクバット・ウランツェツェグ(モンゴル)と第3シードの近藤亜美の世界選手権王者2人に絞られると考えて良いかと思われる。ムンクバットには初戦で山岸絵美とマッチアップするという試練が待ち受けるが不確定要素はこれくらい。近藤は初戦で今シーズン好調の新鋭ディアラ・ロクマンヘキム(トルコ)と対戦するがこの選手には世界ジュニア選手権の決勝で問題なく勝利しており、両雄が決勝で顔を合わせる可能性は非常に高いと言えるだろう。

両者の対戦はチェリャビンスク世界選手権の予選ラウンド以来。この時は近藤が得意の右払腰「有効」で勝利している。近藤の「わかっていても食ってしまう」投げの真骨頂と呼べる一番だったが、双方いかなる戦略を持って今回を戦うか。アスタナ世界選手権、リオ五輪と続くムンクバットと日本勢の戦いを占う意味でも重要な一番。

山岸絵美はアジア大会で敗れて以来のムンクバット戦。前回対戦では山岸の投げを警戒するムンクバットが徹底して組まず、かつIJF大会とは傾向の違う審判団がそれを許容し、最後は負傷箇所である肩の負担の重い横三角から抑え込みを食ってしまってと徹底的に流れが向かなかったが、今回の様相いかに。注目したい。

[プールA]
Aシード選手:ムンクバット・ウランツェツェグ(モンゴル)
Bシード選手:山岸絵美

[プールB]
Aシード選手:タチアナ・リマ(ギニアビサウ)
Bシード選手:モニカ・ウングレアヌ(ルーマニア)

[プールC]
Aシード選手:ポウラ・パレト(アルゼンチン)
Bシード選手:ヴァレンティナ・モスカット(イタリア)

[プールD]
Aシード選手:近藤亜美
Bシード選手:マリア・チェルニアク(ウクライナ)
有力選手:ディアラ・ロクマンヘキム(トルコ)

■ 52kg級・キトゥとマーが予選ラウンドで激突、日本勢は組み合わせに恵まれる
世界選手権2連覇中の王者マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)が姿を現さず。アンドレア・キトゥ(ルーマニア)と欧州シリーズ3大会を全勝しているマー・インナン(中国)、それにナタリア・クズティナ(ロシア)のパワーファイター3人が軸、これに日本勢2人を加えた5人が優勝を争うという様相。

このうち、第1シードのキトゥとマーが2回戦(準々決勝)で早くもマッチアップ。ヨーロッパオープン・オーバーヴァルトにグランプリ・デュッセルドルフと直接対決で連勝しているという実績、大会皆勤ゆえか形勢不利となると意外にあっさり試合をあきらめることも多いキトゥの性癖を考えると、ここはマーの勝ち上がりを推しておくべきかと思われる。

日本勢はBシードの橋本優貴がギリ・コーヘン(イスラエル)の山であるプールB、ノーシードの中村美里がマリーン・ケリー(ドイツ)のプールDに配置され、両者ともに組み合わせに恵まれた。橋本はマー、中村はクズティナと、それぞれ準決勝で待ち受ける強敵の前にしっかり体勢を整えておきたいところ。


[プールA]
Aシード選手:アンドレア・キトゥ(ルーマニア)
Bシード選手:マー・インナン(中国)

[プールB]
Aシード選手:ギリ・コーヘン(イスラエル)
Bシード選手:橋本優貴

[プールC]
Aシード選手:ナタリア・クズティナ(ロシア)
Bシード選手:ユリア・リゾヴァ(ロシア)
有力選手:プリシラ・ネト(フランス)

[プールD]
Aシード選手:マリーン・ケリー(ドイツ)
Bシード選手:中村美里

■ 57kg級・優勝候補筆頭はノーシードスタートの松本薫
この階級は有力選手の人数が多く、ワールドツアーは各選手が入れ替わりで継続出場、いずれの大会も常に一定数以上の強豪の参戦が担保されている。今大会もその流れの中にあり、言ってしまえば飛び抜けた特別感はない。世界選手権の前哨戦と称して差し支えない豪華陣容であることは間違いないが、日本勢2人の参戦を除けば、「いつもの57kg級」である。

参加メンバーもお互い手の内を知り尽くしている間柄が多く、Aシード選手マーティ・マロイ(アメリカ)にキャサリン・ブーシェミンピナード(カナダ)、エレン・ルスヴォ(フランス)と生きの良い実力派が詰め込まれたプールCを筆頭に、誰が勝ち上がってくるか読み難い様相。プールDに配された松本が優勝候補筆頭、あとは横一線と括ってしまっても良いのではないだろうか。

松本はノーシードからのスタートでプールDに配置。初戦はサブリナ・フィルツモザー(オーストリア)、準々決勝はコリナ・カプリオリウ(ルーマニア)という積年のライバルとの対戦が続く。

宇高はプールAに配置。初戦でレティシア・ブロ(フランス)、準々決勝は第1シードのテルマ・モンテイロ(ポルトガル)か昨年の世界選手権で驚きの3位入賞を果たしたサンネ・フェルハーヘン(オランダ)とのマッチアップが予想される。

お決まりの選手以外に敢えて1人注目選手を挙げるとすれば、ノーシード配置のネコダ・スミス・デヴィス(イギリス)。グランプリザグレブ大会で突如ブレイクしたばかりの22歳の再爆発なるか。


[プールA]
Aシード選手:テルマ・モンテイロ(ポルトガル)
Bシード選手:宇高菜絵

[プールB]
Aシード選手:ミリアム・ローパー(ドイツ)
Bシード選手:ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)

[プールC]
Aシード選手:マーティ・マロイ(アメリカ)
Bシード選手:キャサリン・ブーシェミンピナード(アメリカ)
有力選手:エレン・ルスヴォ(フランス)

[プールD]
Aシード選手:コリナ・カプリオリウ(ルーマニア)
Bシード選手:サブリナ・フィルツモザー(オーストリア)
有力選手:松本薫

■ 63kg級・優勝争いの軸はゲルビ、田代は準決勝でのマッチアップ濃厚
現役世界王者クラリス・アグベニュー(フランス)が直前で出場を回避、もっか絶好調のティナ・トレステニャク(スロベニア)とワールドツアー皆勤でしぶとくポイントを稼いで来た「門番」アニカ・ファンエムデン(オランダ)がいずれも欠場と少々拍子抜けの感がぬぐえないトーナメント。

優勝争いを牽引するのは第1シードのリオ世界選手権王者ヤーデン・ゲルビ(イスラエル)。後を追うのはチェリャンビンスク世界選手権の銅メダリスト田代未来、同5位のアンロール・ベラル(フランス)、マルティナ・トラジドス(ドイツ)、そして今季「やる気」では間違いなく世界ナンバーワンと評すべき奮闘を続けるアリス・シュレシンジャー(イギリス)というところ。

田代は1回戦でハンナ・マーティン(アメリカ)、準々決勝では世界選手権5位のエドウィッジ・グウェン(イタリア)、そして準決勝でゲルビという対戦順。田代は世界選手権でゲルビを相手に主導権を握りながら寝技の判断ミスで一本負けを喫した苦い記憶があり、ここはきちんとお返しをしておきたい。ワールドツアーにおけるゲルビの成績は決して良くはなく、手が届かない存在では全くない。ここで一度勝利の楔を入れておけるかどうかは以後の戦いに向けて非常に大きいはず。ただし、準々決勝でマッチアップするグウェンは力強いパフォーマンスでこのところ好調、まずはここをしっかり勝ち抜いておきたい。



[プールA]
Aシード選手:ヤーデン・ゲルビ(イスラエル)
Bシード選手:ヤン・ジュインシュア(中国)

[プールB]
Aシード選手:エドウィッジ・グウェン(イタリア)
Bシード選手:田代未来

[プールC]
Aシード選手:カトリン・ウンターヴルツァハー(オーストリア)
Bシード選手:ヒルデ・ドレクスラー(オーストリア)

[プールD]
Aシード選手:マルティナ・トラジドス(ドイツ)
Bシード選手:アンロール・ベラル(フランス)
有力選手:アリス・シュレシンジャー(イギリス)

※ eJudoメルマガ版5月23日掲載記事より転載・編集しています。

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