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ワールドマスターズラバト・第1日男子各階級ひとこと展望

(2015年5月23日)

※ eJudoメルマガ版5月23日掲載記事より転載・編集しています。
第1日男子各階級ひとこと展望
ワールドマスターズラバト
2013年以来2年ぶりの開催となるワールドマスターズはきょう23日から2日間の日程で、モロッコ・ラバトで開催される。

優勝者への配点実に700ポイントというこの大会。来年に五輪を控える今年度大会の意味は例年以上に大きく、世界選手権のシード権獲得を目指して強豪が大量参戦。ビッグゲーム以外は姿を現さないチャンピオンクラスの選手もほとんどがエントリーを為しており、どの階級も見逃せない戦いが続く。男子はテディ・リネール(フランス)と七戸龍の再戦が見込まれる100kg超級、世界選手権に不出場の高藤直寿を中心に主役級選手がズラリと並んだ60kg級に特に注目。

■ 60kg級・チェリャビンスクのベスト4がAシード位置を占める、高藤は強豪と連戦続く厳しい配置
ガンバット・ボルドバータル(モンゴル)、アミラン・パピナシビリ(ジョージア)、高藤直寿、そしてベスラン・ムドラノフ(ロシア)と、昨年8月のチェリャビンスク世界選手権のベスト4がそのまま四つ角シードを占めた。世界選手権と五輪の表彰台を占うにあたって足りない選手はキム・ウォンジン(韓国)とイェルドス・スメトフ(カザフスタン)くらいで、ほぼ主役級が揃ったと評して差し支えないトーナメント。

その中でもっとも面倒な山に入ったのはどうやら高藤。初戦(2回戦)でイルガー・ムシュキエフ(アゼルバイジャン)、そして準々決勝でリオ世界選手権で決勝を競ったダシュダヴァー・アマーツブシン(モンゴル)と予選ラウンドから強豪との連戦が続く。ダシュダヴァーは不調だが、もし高藤戦に辿り着けずとも、上がってくる選手は2週間前のグランドスラム・バクーで2位入賞を果たし好調のヴィンセント・リマール(フランス)でありこれは決して気が抜けない。試練の組み合わせだが、アスタナ世界選手権に出場しない高藤としてはここはしっかり勝っておきたいところ。五輪出場に向けたポイント獲得、そしてなんのかんのでチェリャビンスク以降「勝てていない」自身の潜在的な存在感アップという両方の観点で、どうしても負けられない大会。

[プールA]
Aシード選手:ガンバット・ボルドバータル(モンゴル)
Bシード選手:ガンボルド・ケーレン(モンゴル)

[プールB]
Aシード選手:ベスラン・ムドラノフ(ロシア)
Bシード選手:オルカン・サファロフ(アゼルバイジャン)

[プールC]
Aシード選手:アミラン・パピナシビリ(グルジア)
Bシード選手:シャラフディン・ルトフィラエフ(ウズベキスタン)
有力選手:ホバネス・ダフチャン(アルメニア)

[プールD]
Aシード選手:高藤直寿
Bシード選手:ダシュダヴァー・アマーツブシン(モンゴル)
有力選手:イルガー・ムシュキエフ(アゼルバイジャン)

■ 66kg級・高市vsダバドルジ戦が前半戦の山場
四つ角シードは順にミハエル・プルヤエフ(ロシア)、ダバドルジ・ツムルクフレグ(モンゴル)、ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)、ディミトリ・シャーサン(ベラルーシ)。優勝に絡むのは第3シードまでの3人と、グランプリ・デュッセルドルフに優勝している日本の高市賢悟となるはずだ。

高市はダバドルジの山に配置。初戦(2回戦)のカマル・カンマゴメドフ(ロシア)戦を経て準々決勝での対決が既定路線だ。高市はグランプリ・デュッセルドルフ大会の決勝でダバドルジに勝利しているが、内容は「指導1」対「指導2」の反則累積差という辛勝だった。高市が地力をテコにダバドルジに組み手を「嫌わせて」反則ポイントを得るという、高市の巧さと実は組み手の形にナーバスなモンゴル勢という双方の特徴が存分に表れた試合であったが、ダバドルジも2度同じ手は食わないはず。高市の高い戦術性がどのような形で発揮されるか楽しみな一番。ここを突破すれば優勝の可能性は非常に高いと見る。

[プールA]
Aシード選手:ミハエル・プルヤエフ(ロシア)
Bシード選手:ロイック・コーバル(フランス)
有力選手:リショド・ソビロフ(ウズベキスタン)

[プールB]
Aシード選手:ディミトリ・シャーサン(ベラルーシ)
Bシード選手:コリン・オーツ(イギリス)
有力選手:スゴイ・ウリアルテ(スペイン)

[プールC]
Aシード選手:ダバドルジ・ツムルクフレグ(モンゴル)
Bシード選手:高市賢悟

[プールD]
Aシード選手:ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)
Bシード選手:ダビド・ラローズ(フランス)
有力選手:ニジャット・シカリサダ(アゼルバイジャン)

■ 73kg級・強豪ギッシリの過酷なトーナメント、中矢の初戦はツァガンバータル
上位16名のみ参加というレギュレーションからすれば当たり前だが、ワールドツアーとは一段も二段も違う強豪が揃った。世界選手権の表彰台を争うにあたって欠けているメンバーは大野将平とアン・チャングリム(韓国)、ホン・カクヒョン(北朝鮮)の東アジア勢3人くらいで、見逃せない試合ばかりの面白いトーナメント。

シード順はデックス・エルモント(オランダ・プールA)、ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン・プールC)、サインジャルガル・ニャムオチル(モンゴル・プールD)、セージ・ムキ(イスラエル・プールB)。サインジャルガルが入ったプールD以外はどれも非常な激戦で、四つ角シード選手が勝ち上がる可能性はむしろ低い。

中矢力はエルモントの山であるプールAに配置され、初戦からいきなりハッシュバータル・ツァガンバータル(モンゴル)とマッチアップするという面倒な組み合わせ。モンゴル勢は全体として今シーズン低調、ツァガンバータル自身も5月初旬のザグレブ大会は好調、しかし翌週のバクー大会はまったく映えずと現在の調子は「よくわからない」というしかない状態。選抜体重別に敗れた後これが初めての試合となる中矢が、アベレージ以上のパフォーマンスが出来ればツァガンバータル戦の勝利、そして優勝までが現実的。対戦相手云々よりも中矢の仕上がりに注目しておきたい大会。


[プールA]
Aシード選手:デックス・エルモント(オランダ)
Bシード選手:中矢力
有力選手:ハッシュバータル・ツァガンバータル(モンゴル)

[プールB]
Aシード選手:セージ・ムキ(イスラエル)
Bシード選手:ヴィクター・スクボトフ(UAE)
有力選手:ミコロス・ウングバリ(ハンガリー)

[プールC]
Aシード選手:ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)
Bシード選手:ロク・ドラクシック(スロベニア)
有力選手:ラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)

[プールD]
Aシード選手:サインジャルガル・ニャムオチル(モンゴル)
Bシード選手:ディルク・ファンティシェル(ベルギー)

※ eJudoメルマガ版5月23日掲載記事より転載・編集しています。

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