PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

挑戦3度目の高上智史がアジア初制覇、73kg級は韓国の新鋭アンが優勝・アジア柔道選手権第1日男子各階級概況×詳細

(2015年5月14日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版5月14日掲載記事より転載・編集しています。
ドコモ版QRコード
docomo版QRコード
KDDI版QRコード
au版QRコード
挑戦3度目の高上智史がアジア初制覇、73kg級は韓国の新鋭アンが優勝
アジア柔道選手権第1日男子各階級概況×詳細
アジア柔道選手権は13日、クウェートで開幕。初日の男子は60kg級、66kg級、73kg級の3階級の競技が行われ、日本勢は66kg級の高上智史(旭化成)が優勝を果たした。60kg級の木戸慎二(パーク24)はアジア大会王者のイェルドス・スメトフ(カザフスタン)を倒すなど奮闘したが惜しくも2位、73kg級の橋本壮市は3位だった。

各階級の概況と日本選手の勝ち上がりは下記。

※記録部分の海外選手名表記は全日本柔道連盟のリリースに準じています

■ 60kg級・キムウォンジン順当に優勝、木戸慎二は「指導」1差届かず2位
【入賞者】 エントリー17名
1.KIM, Won Jin (KOR)
2.KIDO, Shinji (JPN)
3.BESTAEV, Otar (KGZ)
3.LUTFILLAEV, Sharafuddin (UZB)
5.SMETOV, Yeldos (KAZ)
5.TSAI, Ming Yen (TPE)
7.MAJRASHI, Eisa (KSA)
7.ZIADE, Damien (LIB)

優勝争いの主役は第1シードに配されたリオ世界選手権銅メダリストキム・ウォンジン(韓国)と第3シード配置のアジア大会王者イェルドス・スメトフ(ウズベキスタン)。この2人を第4シードに入った最強国モンゴルの3番手ガンボルド・ケーレン、日本代表の木戸慎二、第2シードのシラズディン・ルトフィラエフ(ウズベキスタン)らが追うというのが今大会の様相。

キム・ウォンジンは2つの「一本」、1つの「技有」優勢と危なげなく3連勝を果たして順当に決勝進出。
逆側の山からは木戸が勝ち上がった。準々決勝でスメトフを大外落「有効」で下し、準決勝ではルトフィラエフを合技「一本」に仕留めてと、強豪2人を立て続けに投げてこちらも堂々たる勝ち上がり。

迎えた決勝は「指導2」対「指導1」の小差でキムが競り勝って優勝決定。過去木戸との対戦は2013年ワールドカップ・ブタペスト、2014年グランドスラム・パリと2連敗中であったがこの大事な大会でついに雪辱を果たすこととなった。大活躍の木戸はあと一歩のところでビッグタイトル奪取を逃した。

Bシードから決勝まで勝ち上がった木戸のほか、台風の目とも呼ぶべき活躍を果たしたのはメジャー大会でほとんど実績のないオタル・ビスタエフ(キルギスタン)。初戦でガンボルド、準々決勝でツァイ・ミンエン(台湾)と強豪2人に立て続けに一本勝ち。準決勝はキムに敗れたが、迎えた3位決定戦ではスメトフと「有効」「指導3」を取り合った末にGS延長戦「指導4」で勝利して、見事表彰台に上がっている。

【日本代表選手勝ち上がり】

木戸慎二(パーク24)
成績:2位

[1回戦]
木戸慎二○縦四方固(3:39)△アリ(インド)
[2回戦]
木戸慎二○優勢[有効・大外落]△スメトフ(カザフスタン)
[準決勝]
木戸慎二○合技△ルトフィラエフ(ウズベキスタン)
[決勝]
木戸慎二△優勢[指導2]○キム ウォンジン(韓国)

■ 66kg級・挑戦3度目の高上智史が初優勝、ライバルのダバドルジは準決勝で韓国の新鋭アンバウルに敗れる
【入賞者】 エントリー22名
1.TAKAJO, Tomofumi (JPN)
2.AN, Baul (KOR)
3.DAVAADORJ, Tumurkhuleg (MGL)
3.ZHUMAKANOV, Yeldos (KAZ)
5.MA, Duanbin (CHN)
5.SOBIROV, Rishod (UZB)
7.HYON, Song Chol (PRK)
7.RYSMAMBETOV, Bektur (KGZ)

第2シードの高上智史が優勝。第1シードに配された仇敵ダバドルジ・ツムレクフルグ(モンゴル)が準決勝でアン・バウル(韓国)に食われ、第4シードのもと60kg級世界王者リショド・ソビロフ(ウズベキスタン)も準々決勝で近年ほとんど実績のないイェルドス・ズーマカノフ(カザフスタン)に一本負け。ライバル達がトーナメントから零れ落ちる中で余裕を持って予選ラウンドを勝ち上がり、山場は決勝のアン戦のみ。この試合を小外刈「有効」で勝利して見事ミッション達成、アジア初優勝を果たした。高上は2012年のアジア選手権3位、昨年のアジア大会では2位に終わっており、3度目の挑戦でついに表彰台の中央に立つこととなった。

2位のアンは2011年(60kg級)、2013年(60kg級)、さらに2014年(66kg級)と世界ジュニア選手権に3度出場して2013年大会では優勝、2014年大会は初戦敗退も阿部一二三と「指導1」の激戦を繰り広げた韓国期待の新鋭。今年2月のグランプリ・デュッセルドルフでも3位入賞を果たしており、今大会に投入された他階級の陣容を見る限りでも、どうやら韓国の一番手と位置付けて良いかと思われる。以後も注視したい選手。

ダバドルジはこのところワールドツアーで振るわないモンゴル軽量級の流れを受けたか、意外な敗退。しかし3位決定戦ではソビロフに「技有」優勢で勝利してなんとか3位は確保した。敗れたソビロフは3月のグランプリ・サムスンで優勝するなどようやく66kg級に対応しつつある印象だったが、今大会は不出来。失意の5位に終わった。

【日本代表選手勝ち上がり】

高上智史(旭化成)
成績:優勝

[1回戦]
高上智史○縦四方固(3:39)△モハマド(ヨルダン)
[2回戦]
高上智史○背負投(1:27)△ヒョン ソンチョル(北朝鮮)
[準決勝]
高上智史○優勢[技有・背負投]△ズマカノフ(カザフスタン)
[決勝]
高上智史○優勢[有効・小外刈]△アン バウル(韓国)

■ 73kg級・勢い止まらぬジュニア王者アン、見事アジアも制す
【入賞者】 エントリー21名
1.AN, Changrim (KOR)
2.BOLTABOEV, Sharofiddin (UZB)
3.GANBAATAR, Odbayar (MGL)
3.HASHIMOTO, Soichi (JPN)
5.HONG, Kuk Hyon (PRK)
5.YKYBAYEV, Dastan (KAZ)
7.KUBAKAEV, Azat (KGZ)
7.SUN, Shuai (CHN)

昨春に筑波大から韓国の龍仁大に籍を移すなり11月の世界ジュニア選手権を制覇、さらにグランドスラム東京3位、今年2月のグランプリ・デュセルドルフも3位入賞と快進撃中の新鋭アン・チャングリムの勢いが止まらない。代表の栄を受けたこのアジア選手権も準々決勝で全日本選抜体重別王者の橋本壮市を釣腰「技有」で破るなど大暴れ、決勝も一本勝ちで締めて見事優勝を果たした。アンはアスタナ世界選手権の韓国代表の座がほぼ確実のはずで、十分表彰台にも手が届く位置まで力を付けている。五輪出場も現実味を帯びてきた。

橋本は決勝までの唯一にして最大の山場と呼べるアン戦を落とし、トーナメント脱落。しかし大事な3位決定戦でイキバエフに一本勝ちを果たし、表彰台は確保した。

台風の目は19歳のシャロフディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)。昨年の世界ジュニア選手権では5位、シニアの国際大会は3月のヨーロッパオープン・ワルシャワ(3位)に続いてこれがまだ2度目の出場という新鋭だが、3回戦で世界選手権銀メダリストの第1シード選手ホン・カクヒョン(北朝鮮)を「指導1」の優勢で破り、準決勝では第4シードのダスタン・イキバエフ(カザフスタン)に一本勝ちして2位入賞を果たした。ウズベキスタンの73kg級は長年活躍して来たナブルズ・ジュラコビロフが現在ランキング55位、もっとも順位の高いミラリ・シャリポフが32位で明らかな世代交代期にある。以後のワールドツアーでも気にしておきたい選手。

【日本代表選手勝ち上がり】

橋本壮市(パーク24)
成績:3位

[2回戦]
橋本壮市○一本背負投(0:23)△ルヒル(インド)
[3回戦]
橋本壮市△優勢[技有・釣腰]△アン チャンリン(韓国)
[敗者復活戦]
橋本壮市○袖釣込腰(4:33)△クバカエフ(キルギスタン)
[3位決定戦]
橋本壮市○背負投(4:33)△イキバエフ(カザフスタン)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版5月14日掲載記事より転載・編集しています。
ドコモ版QRコード
docomo版QRコード
KDDI版QRコード
au版QRコード

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.