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二見少年柔道クラブが初優勝、「楽しむ柔道」大舞台で花開く・全国少年柔道大会

(2015年5月5日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版5月5日掲載記事より転載・編集しています。
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二見少年柔道クラブが初優勝、「楽しむ柔道」大舞台で花開く
全国少年柔道大会
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準決勝、二見少年柔道クラブはポイントゲッターの大将山本悠祥が松前柔道塾・永野元政に大外刈で一本勝ち。5-0の圧勝で決勝進出を決める。

五人制団体戦(5年、5年、6年、6年、6年)で少年柔道日本一を争う第35回全国少年柔道大会は5日、講道館で行われ、二見少年柔道クラブ(兵庫)が初優勝を果たした。

今年度から個人戦が廃止され、3チームによる予選リーグが実施されるなど大きく形式を改めた今大会。二見少年柔道クラブは昨年度全国小学生学年別大会5年生男子45kg級優勝の住谷蓮と、5年生女子40kg級3位の浮田笑子を擁する優勝候補の一角だった。予選リーグでは熊本南警察署玄武館少年柔道クラブ(熊本)を2-0、北上修練館柔道スポーツ少年団(岩手)を5-0で順当に下すと、大きな勝負どころと目された決勝トーナメント1回戦の無心塾飯島道場(茨城)戦を前半勝負との戦略通りに先鋒からの3連勝で3-2で勝ち抜くことに成功。続く準々決勝で脩柔館山内道場(福岡)に2-1で競り勝つと、準決勝では松前柔道塾(東京)に5-0という圧勝を果たし、勢いに乗って決勝に進出。

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決勝、二見柔道クラブは先鋒中村乾渡の縦四方固「一本」で先制

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副将戦、浮田笑子が素早く相手の腕を確保、横四方固に繋いで優勝を決める

決勝では混戦ブロックを勝ち上がって来た柳柔会高畑道場(北海道)と対戦。先鋒中村乾渡は開始早々に大内刈「有効」を失いながらも強気の組み手で鈴木恵介を潰すと寝技に持ち込み、あっという間に縦四方固に抑え込んで一本勝ち。次鋒戦は村瀬浩樹がしっかり引き分け、中堅戦は住谷蓮が入山陽介を袖釣込腰で崩すと、そのまま袖を離さず寝技を優位に進め僅か51秒の上四方固「一本」で勝利。続いて畳に上がった浮田笑子も左相四つの大竹莉生との小内刈の蹴り合いから抜け出し、相手の左一本背負投を潰すと縦四方固、これが解かれると間を置かずに相手の腕を括って横四方固に抑え込んで1分49秒「一本」で勝利してこの時点でチームの勝利を決めた。大将山本悠祥は背に受けた勢いをそのままに12秒右払巻込で「有効」奪取、投げた後の半端な姿勢を敢えて動かず圧を掛け続けることで状況を作り、我慢できなくなった相手の動きだしに合わせて横四方固に固め直して「一本」。なんと4-0という大差で決勝を制し、全国少年大会初優勝を決めた。

斉藤裕史監督は「決勝トーナメントに出るのが最初の目標でしたから、出来が良すぎてびっくりしています。準決勝で良い勝ち方をして波に乗れました」と感激の面持ちで圧勝劇を振り返り、「うちのモットーは楽しんでやること。もともと38年前に若いころに柔道をやっていた大人たちが、健康のために、楽しむためにと始めたクラブ。その時の精神がいまも生きているんです」とチームを紹介。「保護者の方々は勝負に厳しいようなんですが」と苦笑しながら、初優勝の喜びに浸った。「この先も中、高、大と楽しめればいい。それが一番の目標」という「楽しさ」を前面に出したチームの方針が結果的に競技力をも押し上げた、新生全国少年大会に相応しい初優勝劇だった。

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準々決勝、九度山柔道クラブの大将入来院大樹が朝飛道場・宮﨑元汰から内股巻込「有効」

連覇を狙った朝飛道場(神奈川)は準々決勝で九度山柔道クラブ(和歌山)に惜敗。2-2で迎えた大将戦で、宮﨑元汰が昨年の個人戦五年生の部王者の入来院大樹に袈裟固で敗れた。勝った九度山柔道クラブは前で粘って入来院に繋ぐという作戦を完遂しての殊勲だったが、これで緊張の糸が切れたか準決勝では柳柔会高畑道場を相手にこれまで頑張ってきた前衛が連敗を喫してしまい、惜しくも3-2で敗れた。

入賞者、斉藤監督のコメント、住谷選手と浮田選手のコメントは下記。

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優勝の二見柔道クラブ

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準優勝の柳柔会高畑道場

【入賞者】

優 勝:二見少年柔道クラブ(兵庫)
準優勝;柳柔会高畑道場(北海道)
第三位:九度山柔道クラブ(和歌山)、松前柔道塾(東京②)

優秀選手:
中村乾渡、住谷蓮、浮田笑子(二見柔道クラブ)
大竹莉生、前原豪支、入山陽介(柳柔会高畑道場)
安藤吉平、酒谷天馬(松前柔道塾)
入来院大樹、榎本帆高(九度山柔道クラブ)

斉藤裕史監督のコメント
「優勝候補というのは過大評価だと思っていました。出来が良すぎてびっくりしています。一戦一戦力を付けて、思わぬ結果が出たという感じです。うちは体が小さいので前で勝負するしかないチームなのですが、先鋒と次鋒が頑張って勝っていくうちに、後ろの子たちも乗って来ました。相性が悪いなと思っているチームが他のゾーンで上がって来なかったりという運もありましたし、準決勝で良い勝ち方をしてこれは行けるかもしれないなと。チームのモットーはまず怪我をしないこと、そして中、高、大と一貫して楽しめるようになること。二見は38年前に出来たクラブで、もともとは若いころに柔道をやっていた大人が、健康のために、自分たちが楽しむために始めたクラブ。せっかくだから子どもも教えようというのが少年柔道に足を踏み入れるきっかけだったんです。その精神が今も生きています。中学の道場を借りて稽古は週2回、あとは出稽古に行ったり、熱心なお母さん方が合同錬成や試合に連れて行ったりして、勝負の仕方を子供が覚えてくるという感じですね。(キャプテンは誰ですか?)うちは、キャプテンは置かないんです。一人に負担が掛かるのは良くないというのもありますし『みんなでやろう』という考え方。楽しむことが一番ですから」

住谷蓮選手のコメント
「個人戦で勝ったときよりも、ずっとうれしい。僕が勝って後に繋げていきたいと思っていて、今日はそれが出来たと思います。1か月前に怪我をして今日はほとんどぶっつけ本番で怖かったのですが、最後まで頑張れて良かった。今日はなによりチームが団結していたと思います。(チームのメンバーで集まって遊んだりはしますか?)かくれんぼをしたり、ドッジボールをしたり、野球をしたりしています(笑)。もう6年生で一回一回の大会が最後になるので、気合いを入れて全部優勝したいです」

浮田笑子選手のコメント
「決勝は自分が出て勝てば優勝という場面だったので、絶対に勝って大将を楽にしたいと思っていました。得意技は寝技です。(自分ではどんな性格だと思いますか?)鬼と呼ばれています。絶対にあきらめなくて、しつこいからだそうです(笑)。将来は世界で活躍する選手、そして海老沼選手のような柔道が綺麗な選手になりたい。今年の目標は全国小学生学年別大会で優勝すること。去年は不意打ちを食ってしまったので、集中力をつけて試合に臨みたいです」

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第三位の松前柔道塾

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第三位の九度山柔道クラブ

【決勝トーナメント1回戦】

朝飛道場(神奈川) 3-1 太陽塾(宮城)
九度山柔道クラブ(和歌山) ②代-2 春日柔道クラブ(東京①)
(一財)昭徳館(栃木) 3-2 柔心館道場(鹿児島)
柳柔会高畑道場(北海道) ②代-2 五所川原柔道少年団(青森)
二見少年柔道クラブ(兵庫) 3-2 無心塾飯島道場(茨城)
脩柔館山内道場(福岡) 2-1 行道館田島道場(群馬)
有朋柔道塾(広島) 3-2 雄武館山中道場(秋田)
松前柔道塾(東京②) 3-2 開星柔道クラブ(島根)

【準々決勝】

九度山柔道クラブ 3-2 朝飛道場
(先)海堀翔伍○優勢[有効・払巻込]△服部辰成
(次)岡輝樹△上四方固(0:44)○小田優雅
(中)榎本帆高○優勢[有効・背負投]△伊藤優至
(副)小林莉都△合技(1:31)○佐藤琉絢
(大)入来院大樹○袈裟固(1:32)△宮﨑元汰

柳柔会高畑道場(北海道) 3-2 (一財)昭徳館
(先)鈴木恵介△内股(1:19)△斉五澤凌生
(次)前原豪支○横四方固(1:00)△岡葉月
(中)入山陽介○合技△近藤大輝
(副)大竹莉生△優勢[有効・小内巻込]○新井俊樹
(大)川島渓太○縦四方固(2:49)△川島璃久

二見少年柔道クラブ 2-1 脩柔館山内道場
(先)中村乾渡○肩固(1:17)△宮本壮
(次)村瀬浩樹△優勢[技有・一本背負投]○吉田夢菜
(中)住谷蓮×引分×藤田健斗
(副)浮田笑子×引分×小澤陸斗
(大)山本悠祥○上四方固(0:46)△宮崎﨑結葉

松前柔道塾 ②代-2 有朋柔道塾
(先)安藤吉平○合技(2:16)△木原慧登
(次)大木羅王○払腰(1:30)△川口勇気
(中)酒谷天馬×引分×高原健伸
(副)中村俊貴△横四方固(0:30)○坂本慶
(大)永野元政△横四方固(0:31)○高原大智
(代)酒谷天馬○優勢[判定3-0]△高原健伸

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準決勝、入来院大樹が柳柔会高畑道場・川島渓太から払腰で一本勝ち。一矢を報いる。

【準決勝】

柳柔会高畑道場 3-2 九度山柔道クラブ
(先)鈴木恵介○袈裟固(0:32)△海堀翔伍
(次)前原豪支○袈裟固(0:52)△岡輝樹
(中)入山陽介△優勢[有効・大内刈]○榎本帆高
(副)大竹莉生○横四方固(0:55)△小林莉都
(大)川島渓太△払腰(0:11)○入来院大樹

二見少年柔道クラブ 5-0 松前柔道塾
(先)中村乾渡○払腰(0:28)△安藤吉平
(次)村瀬浩樹○優勢[有効・小内巻込]△大木羅王
(中)住谷蓮○縦四方固(1:48)△酒谷天馬
(副)浮田笑子○横四方固(0:35)△中村俊貴
(大)山本悠祥○大外刈(0:10)△永野元政

【決勝】

二見少年柔道クラブ 4-0 柳柔会高畑道場
(先)中村乾渡○縦四方固(0:54)△鈴木恵介
(次)村瀬浩樹×引分×前原豪支
(中)住谷蓮○上四方固(0:51)△入山陽介
(副)浮田笑子○横四方固(1:49)△大竹莉生
(大)山本悠祥○横四方固(0:54)△川島渓太

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