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藤原崇太郎が優勝、カテゴリまたいで3学年連続の全国制覇決める・全国高等学校柔道選手権81kg級レポート

(2015年4月11日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版4月11日掲載記事より転載・編集しています。
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藤原崇太郎が優勝、カテゴリまたいで3学年連続の全国制覇決める
全国高等学校柔道選手権81kg級レポート
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準決勝、藤原崇太郎が齋藤悠斗に小外刈を押し込んで「一本」

決勝に進んだのは第1シードの藤原崇太郎(東京・日体荏原高)と第2シードの笠原大雅(奈良・天理高)。73kg級に続きこの階級も本命同士による対決が実現した。

全国中学大会2連覇者の藤原は2回戦で指方正太郎(長崎・長崎東高)を「指導3」の優勢、3回戦も下山和哉(大分・国東高)を「指導3」の優勢で下すと準々決勝からエンジン全開。佐藤友哉(広島・近大福山高)を小外刈「一本」(1:35)に仕留めると、準決勝では前戦で近畿新人大会王者小林礼弥(兵庫・神港学園神港高に一本勝ちしている齋藤悠斗(山形・東海大山形高)を、ダッシュしながら押し込む得意の形の小外刈で僅か41秒の「一本」に斬って落として決勝進出決定。インターハイ初戦敗退の屈辱を晴らすべく、この決勝にに勝利して、中学からカテゴリをまたいで3年度連続の全国大会制覇を狙う。

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準決勝、笠原大雅が橋本涼太から小外刈「技有」

一方の笠原はインターハイ73kg級で1年生ながらベスト8まで進んだ強者。2回戦で九州新人大会王者の竹下将樹(宮崎・宮崎日大高)を「有効」優勢で下すと、3回戦は平林直矢(長野・東海大三高)を小外刈「一本」(1:35)、準々決勝は大中志津(栃木・國學院大栃木高)を払腰「一本」(2:15)と本領発揮。迎えた準決勝は混戦ブロックを勝ち上がってきた橋本涼太(滋賀・近江高)を小外刈「技有」で下して決勝進出決定。この決勝で2010年全国小学生学年別大会50kg級、2013年全国中学大会73kg級に続く3カテゴリ目の全国優勝に挑む。

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決勝、先んじて組んだ笠原が藤原の頭を下げさせる

決勝は藤原、笠原ともに左組みの相四つ。

笠原がまず釣り手、間をおかずに二の矢で引き手を確保して組み勝つ。頭を下げられた藤原は支釣込足で脱出を試みるが笠原許さず、圧を掛けたまま優位を継続。

24秒、この圧から頭を上げて脱出することに成功した藤原が相手の釣り手を完全に落とし、、一方的に引き手で袖を確保。釣り手を肩越しに背中に入れながら一息に左大外刈に飛び込む。刈り脚は深く入ったが釣り手の拘束が効かず、脚を高く挙げた笠原は背筋を伸ばしたままケンケンで力の圏外に逃れて脱出。両者いったん離れる。経過時間は46秒。

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組み手を作り直した藤原が支釣込足、鮮やかな「一本」で試合終了

続く展開。双方が釣り手で高い位置を持ち合い、頭を下げ合って圧を掛けあう横変形ガップリの形が出来上がる。
互いの圧で体が固定されたこの形から藤原は思い切り腹を突き出して支釣込足。剛体となった笠原は一瞬両足が宙に浮き、右足のみがなんとか着地した時には既に頭の向きが畳と並行になった死に体。藤原は釣り手の拘束を緩めないまま胸を合わせて相手を叩き付け、これは文句なしの「一本」。

試合時間僅か45秒。鮮やかな「一本」で藤原が高校選手権初優勝を決めた。

藤原は前述の通りインターハイでは初戦敗退。相手は同大会を制した天野拓実(愛知・桜丘高)、藤原は1年生であったが中学カテゴリで向かうところ敵なしであった藤原にとっては大きな挫折であったはず。事後「勉強になった試合だった」と語った通り、この試合で不安定さを見せたメンタル面の強化にフォーカスした稽古を積み、見事今大会は圧勝で日本一の座を獲得した。全国中学大会2連覇の天才肌の選手らしからぬ、ストイックさとクレバーさという藤原の特性を見せつけた優勝劇であった。

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優勝の藤原崇太郎

【入賞者】

優 勝:藤原崇太郎(東京・日体荏原高)
準優勝:笠原大雅(奈良・天理高)
第三位:齋藤悠斗(山形・東海大山形高)、橋本涼太(滋賀・近江高)
敢闘賞:佐藤友哉(広島・近大福山高)、小林礼弥(兵庫・神港学園神港高)、大中志津(栃木・國學院大栃木高)、赤川広大(神奈川・桐蔭学園高)

藤原崇太郎選手のコメント
「インターハイで情けない負け方をしてしまったし、応援してくれる皆さんのためにも優勝したかった。2回戦、3回戦は組み手を厳しくし過ぎてスロースタート、自分の良くない部分が出てしまっていたのですが、準々決勝以降はしっかり技を効かせられたので良かったです。夏に負けて考えることがたくさんありました。インターハイでは緊張が物凄くて自分の力を出せなかったので、『負けたらどうしよう』ということは一切考えず、勝つことだけを考えるというように試合の入り方を変えました。技術的にも技を知られている相手や組み手を持たせてくれない選手に、それを利用してフェイントや足技、連絡技を使うことを心がけて来たのですが、これが試合で使えたのも良かったと思います。夏に向けては前技をもっとしっかり仕掛けることと、逆への技の切れ味を増すことを考えています」

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準々決勝、藤原崇太郎が佐藤友哉から大内刈「一本」

【準々決勝】

藤原崇太郎○大内刈(1:35)△佐藤友哉
齋藤悠斗○裏投(0:10)△小林礼弥
笠原大雅○払腰(2:15)△大中志津
橋本涼太○優勢[指導2]△赤川広大

【準決勝】

藤原崇太郎○小外刈(0:41)△齋藤悠斗
笠原大雅○優勢[技有]△橋本涼太

【決勝】

藤原崇太郎○支釣込足(0:55)△笠原大雅

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