PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

灘中学校が決勝で昨年のリベンジ、大成の3連覇を阻み優勝飾る・第28回近代柔道杯全国中学生柔道大会オープンの部

(2015年3月29日)

※ eJudoメルマガ版3月29日掲載記事より転載・編集しています。
灘中学校が決勝で昨年のリベンジ、大成の3連覇を阻み優勝飾る
第28回近代柔道杯全国中学生柔道大会オープンの部
eJudo Photo
決勝、灘中の次鋒藤原直生が大成・田中翔太から内股「一本」

第28回近代柔道杯全国中学生柔道大会(主催:全日本柔道連盟、株式会社ベースボールマガジン社)は29日、大宮武道館(大宮市)で最終日の競技が行われ、63チームが参加したオープンの部は灘中(兵庫)が2012年大会以来3年ぶり2度目の優勝を飾った。

灘は優勝候補筆頭の前評判を裏切らぬ強さで勝ち上がり、準決勝では県内のライバル小野中(兵庫)とのつば競り合いから中堅坂東虎之輔、副将村尾三四郎のエース2枚の一本勝ちで抜け出し、2-1と快勝。

昨年と同じ顔合わせとなった決勝では3連覇を狙う大成中(愛知)と対戦。今大会最大のライバルに対し先鋒戦を落として先行される苦しい立ち上がりだったが、次鋒藤原直生の内股「一本」で追いつき、中堅と副将のポイントゲッター対決に勝負を賭ける。中堅の坂東虎之輔は三輪魁星と激しい攻め合いの末に引き分け、迎えた副将戦では村尾三四郎が大西陸斗を相手に左内股から小内刈に連絡する鮮やかな技で35秒まず「技有」獲得。さらに1分6秒には左大内刈から再び小内刈に連絡して値千金の「一本」奪取。大将戦は伊藤大輔が藤鷹裕大の猛攻を「指導2」までに抑え、通算スコア2-2の内容差で競り勝ち、優勝を決めた。

灘・橋本省吾監督は「全員がしっかり自分の持ち味を出してくれた。優勝候補と回りが騒ぐので選手が勘違いしたらどうしようかと思っていましたが、なんとか勝てました」とホッとした表情。三冠獲得もあり得ると評されるチームの今後について問われると「そんなこと(三冠)言ったら私立の強豪校の先生方に笑われてしまいますよとにかく、目の前の大会を一つ一つ勝ち抜くだけです。」と語り、気を引き締めて直していた。

一方3連覇を逃した大成・神谷兼正監督は「先鋒が一本勝ちしてくれて流れを作ってくれたのに、生かし切れなかった」と悔しそうな表情。続いて「今年は小さいチームなのでしぶとい柔道を目指していたが、大会通じて失点が多かった。夏に向けて全体的な底上げが要ります」と敗因を分析し、全国中学校大会での再戦に向けてやる気十分という様子だった。

入賞者と橋本監督のコメント、決勝トーナメント1、2回戦の結果と準々決勝以降の対戦詳細は下記。

eJudo Photo
優勝の灘中学校

【入賞者】
優 勝:灘中(兵庫)
準優勝:大成中(愛知)
第三位:小野中(兵庫)、田主丸中(福岡)

一本勝ち大賞:中橋大貴(大成)
優秀選手賞:藤原直生、村尾三四郎(灘中)、大西陸斗、三輪魁星(大成中)、仲田一成(小野中)、野田隆世(田主丸中)、佐藤大和(大成中B)、柳沼毅(国士舘中)、中野寛太(天理中)、岡田悠之介(埼玉栄中)

灘中・橋本省吾監督のコメント
「全員がしっかり自分の持ち味を出してくれました。前2枚で粘って坂東と村尾に繋ぐという作戦を、最後までしっかりやり切れた、先鋒と次鋒が頑張った大会でした。昨年の方がチームとしての力は上だったと思いますが、今年は先輩が出来なかったことをやろうとそれぞれが主体性を持って稽古するチームで、それが試合にも生きたと思います。大会プログラムにあんなに大きく優勝候補と書かれてしまって、選手が勘違いしたらどうしようかと『回りの声に惑わされるな、まだそんなチームじゃないよ』と言い聞かせながらの試合でした(笑)。(強さの秘密は?)特別な稽古をしているわけではなく、ただただ、常に試合を意識した稽古をしなさい、と言っているだけです。決勝の前にも言ったのですが、組み手の厳しさ、攻めの厳しさ、詰めの厳しさの3つをしっかりやれといつも言っています。それが生きた試合だったと思います」

eJudo Photo
準々決勝、田主丸中の大将野田隆世が埼玉栄中・山野井爽に払腰で一本勝ち

【決勝トーナメント一回戦】

明野中(茨城) 2-1 鹿本中(熊本)
相原中(神奈川) 2-0 曽根中B(福岡)
安田学園中A(東京) 3-1 曽根中A(福岡)
京都学園中(京都) 3-1 大蔵中C(福岡)

【決勝トーナメント二回戦】

灘中(兵庫) 2-0 明野中(茨城)
大成中B(愛知) 3-1 大蔵中A(福岡)
国士舘中(東京) 4-0 相原中(神奈川)
小野中(兵庫) 4-0 修徳中A(東京9
大成中A(愛知) 4-0 安田学園中A(東京)
天理中{奈良) 5-0 大蔵中B(福岡)
埼玉栄中(埼玉) 3-1 京都学園中(京都)
田主丸中(福岡) 3-1 東海大相模中(神奈川)

【準々決勝】

灘中 3-0 大成中B
(先)田村浩士郎×引分×佐藤大和
(次)藤原直生○大外刈(2:40)△林大智
(中)坂東虎之輔○背負投(1:12)△三浦啓瑚
(副)村尾三四郎○大内刈(2:40)△城圭壱
(大)伊藤大輔×引分×瀬戸裕太朗

小野中 3-1 国士舘中
(先)仲田一成○優勢[技有]△室山拓人
(次)高橋寛多○小外刈(1:24)△菊池昌大
(中)内藤彪我△合技(1:20)○柳沼毅
(副)宮城慧成×引分×長友優樹
(大)松田大輝○合技(1:16)△酒井陸

大成中 ②-2 天理中
(先)中橋大貴○横四方固(0:48)△椙本光真
(次)田中翔太△優勢[有効・払巻込]○上釜増之助
(中)三輪魁星○大外刈(1:22)△寺本靜矢
(副)大西陸斗×引分×尾崎泰靖
(大)藤鷹裕大△送襟絞(2:20)○中野寛太

田主丸中 2-0 埼玉栄中
(先)東野王将×引分×岡田悠之介
(次)水上世嵐×引分×西願寺哲平
(中)田中海斗○優勢[僅差]△高橋俊毅
(副)釘本陸×引分×蓜島創
(大)野田隆世○払腰(1:52)△山野井爽

eJudo Photo
準決勝、灘中・坂東虎之輔が小野中・内藤彪我から背負投でまず「技有

eJudo Photo
準決勝、大成中の先鋒中橋大貴が田主丸中・東野王将に上四方固で一本勝ち

【準決勝】

灘中 2-1 小野中
(先)田村浩士郎△優勢[僅差]○仲田一成
(次)藤原直生×引分×高橋寛多
(中)坂東虎之輔○内股(1:28)△内藤彪我
(副)村尾三四郎○大外刈(0:36)△宮城慧成
(大)伊藤大輔×引分×松田大輝

大成中 3-2 田主丸中
(先)中橋大貴○上四方固(2:11)△東野王将
(次)田中翔太△優勢[有効・背負投]○水上世嵐
(中)三輪魁星○大内刈(2:10)△田中海斗
(副)大西陸斗○優勢[僅差]△釘本陸
(大)藤鷹裕大△払腰(0:43)○野田隆世

eJudo Photo
決勝、灘中の副将村尾三四郎が小内刈「一本」で大西陸斗とのポイントゲッター対決に勝利

【決勝】

灘中 ②-2 大成中
(先)田村浩士郎△崩上四方固(1:58)○中橋大貴
(次)藤原直生○内股(0:53)△田中翔太
(中)坂東虎之輔×引分×三輪魁星
(副)村尾三四郎○小内刈(1:06)△大西陸斗
(大)伊藤大輔△優勢[僅差]○藤鷹裕大

※ eJudoメルマガ版3月29日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.