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全国高等学校柔道選手権男子個人戦ひとこと展望

(2015年3月19日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版3月19日掲載記事より転載・編集しています。
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男子個人戦ひとこと展望
全国高等学校柔道選手権
■ 60kg級
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全日本カデ決勝、山本達彦(東海大相模高)対杉本大虎(日体荏原高)。勝利した山本が今大会の第1シード評価を受けた。

トーナメントリーダーは昨年の全日本カデ決勝で対決した山本達彦(東海大相模高)と杉本大虎(日体荏原高)の2人。優勝した山本が第1シード、2位の杉本が第2シードとこの対決の結果がそのまま今大会のシード順を決定づけることとなった。ともに非常に軽量級らしいスピードのある選手だが、大技の技種が多く柔道に融通の利く山本が若干有利と見る。山本は優勝すれば中学(2012年、55kg級)、カデに続く3カテゴリ目の全国制覇。

この2人に小島隆次郎(新田高)、アジアカデ55kg級王者の羽田野航(四日市中央工高)を入れた四つ角シードピックアップ者がトーナメント進行の軸。山本には3回戦で13年全国中学大会55kg級王者の古賀玄暉(大成高)、小島には2回戦で杉本颯(比叡山高)と難敵が配され、トーナメントを揺らす要素はこのあたり。古賀は山本同様技の選択幅が広く、どこからでも投げを狙える身体能力の高さと際の強さが売り。この対戦はトーナメント全体を揺らす大きな山場。

■ 73kg級
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昨年の準優勝者古賀颯人(大成高)は第1シードに配された

昨年準優勝の古賀颯人(大成高)と、積年のライバルである立川新(新田高)の2人による優勝争いがトーナメント進行全体を貫く背骨。これを佐藤晃輔(安田学園)が追うというところまで事前展望として織り込んだ上で、試合の推移を見守るのが観戦の前提かと思われる。

古賀と立川はともに威力のある一発を持ち、ボディバランスが良く、際に強い好選手。直接対決があるとすれば決勝、勝負は予断を許さない。古賀は準々決勝でスピードファイター佐藤の挑戦を受けることが濃厚で、まずここをしっかり乗り切りたい。立川の山の強敵は3回戦でマッチアップが濃厚な飯島敦也(國學院栃木高)だが立川の地力であれば問題なく乗り越えられると思われる。この2人と山が分かれた、激戦区神奈川代表の後藤大介(慶應義塾高)にも注目しておきたい。

■ 81kg級
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81kg級の第1シードは全中2連覇者藤原崇太郎

優勝候補筆頭は全国中学大会連覇者にして1年生ながら既に二度目の東京都代表を務める藤原崇太郎(日体荏原高)。一頃のモンスター感はやや薄れてきた印象だが、技種のバリエーション増がこれを補完し、縺れても凌がれても結果勝利を手にしているという勝負強さは相変わらずだ。インターハイの意外な敗退を受けてメンタル的に一段成長したという印象。

藤原のライバルとして確定されるべき選手はなかなか見えてこないが、13年全国中学大会73kg級王者で、入学するなりインターハイ73kg級でベスト8に進出している笠原大雅(天理高)と、同僚前濱忠大に競り勝って愛知県代表の座を手にした田中大地(大成高)、技の切れ味抜群の小林礼弥(神港学園神港高)の3名の名前は挙げておいてもよさそうだ。

第1シードの藤原はライバル少なき山に配され、まずまず順当に準決勝まで進みそう。ここで小林との対決が実現すればこれが最初の山場。

第2シードの笠原は3回戦で大尾光星(新田高)、準々決勝で田中大地というなかなかに厳しい配置。

■ 90kg級
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混戦の90kg級、優勝候補に一角神鳥剛(大成高)

過去の実績と現時点での全日本強化在籍の有無が重視される「シード選手」の設定はなし。トーナメントを引っ張るのは杢康次郎(東海大相模高)、神鳥剛(大成高)、新井輝(國學院栃木)といった面々。この3名は綺麗に山が分かれたがトーナメント全体としては偏りがあり、杢の入ったAブロックには東京都代表で優勝を狙う力がある田嶋剛希(国士館高)、北山達也(小杉高)、堤大志(四日市中央工高)ら好選手が集中して配された。2回戦で田嶋-北山、3回戦でその勝者と杢が激突し、勝者を準々決勝で堤大志(四日市中央工高)が待ち受けるというなかなかに厳しい組み合わせ。そして誰が勝ち上がるにせよ、準決勝で対戦濃厚な神鳥剛に勝利するのは容易ではない。

組み合わせに鑑みたベスト4候補は杢(田嶋)、神鳥、新井、長濱快飛(埼玉・埼玉栄高)。優勝候補は杢、神鳥、田嶋と見る。

■ 無差別
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大本命は太田彪雅(白鴎大足利高)

各校のポイントゲッターがまとめて集う大激戦区。大本命の太田彪雅(白鴎大足利高)が圧倒的な存在感を放つ中、対抗馬としては太田のライバル山田伊織を東京都予選で下した竹村昂大(国士館高)、アジアカデ選手権を全試合一本勝ちで獲った13年全中王者蓜島剛(埼玉栄高)、100kg級ながら地力と技の威力は当代随一の石山潤平(神戸国際大附高)らが挙げられる。追う勢力は並里樹(天理高)、並木泰雅(大成高)、早川祐斗(東海大相模高)、全日本カデ100kg級2位の伊藤好信(新田高)。

重量級以外からの参戦者としては13年全国中学大会66kg級王者の木崎光輝(長野・松本第一高)に注目しておきたい。

【Aブロック】

太田彪雅の山。2回戦で木崎光輝と並里樹の対戦があり、勝者が3回戦で太田に挑戦する。
木崎は12月の松尾杯で太田に内股「一本」で屠られてしまっており、重量級の一線級との対決はさすがに厳しい模様。3回戦の太田-並里戦がトーナメント全体の行方を占う大一番。

【Bブロック】

竹村昂大と早川祐斗が3回戦で戦う。事前予測としては歩留まりの良い戦いも、乱戦も、一発狙いのスケールの大きな試合も出来る竹村の勝ち上がりを推したい。勝者はそのまま準決勝で太田に挑戦すると考えておいて良いはず。

【Cブロック】

蓜島剛と石山潤平が3回戦で激突する公算が高く、これは見逃せない注目カード。天才性の一方で、その型の選手が陥りやすいムラ気を見せ始めている蓜島に対し、チームの命運を背負う厳しい戦いを経験してきた2年生の石山が戦線全体で優位に立つと見る。蓜島はたとえ組み負けたとしても、意外性のある一発という自身の特徴を生かすだけの勇気を奮えるかどうかが課題。

下側の山は混戦、前評判の高い東北王者清水拓実(秋田工高)が勝ち上がって蓜島、石山への挑戦権を得ることが出来るかどうかに注目。ベスト4への勝ち上がりは蓜島か石山となる可能性が濃厚。

【Dブロック】

シード選手は伊藤好信。3回戦で並木泰雅、準々決勝では岩﨑恒紀(作陽高)か、九州新人王者の西田将樹(大牟田高)と対戦することが濃厚。並木、伊藤いずれかのベスト4入りの可能性が高いと見る。

【準決勝-決勝】

おそらくは太田と竹村が争う準決勝第1試合が最大の山場。最大限の注目を以て見守りたい。蓜島、石山、並木、伊藤のいずれが勝ち上がって来ても、第1試合の勝者が優勝への最短距離にいると評しておきたい。

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