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全国高等学校柔道選手権女子有力校監督直前インタビュー②埼玉栄高・本松好正監督

(2015年3月17日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版3月17日掲載記事より転載・編集しています。
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全国高等学校柔道選手権女子有力校監督直前インタビュー
②埼玉栄高・本松好正監督
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連覇に挑む埼玉栄高・本松好正監督

-いよいよ本番、連覇に挑む大会ですが、選手の仕上がりはいかがですか?

あまり良くないんじゃないですか(笑)。去年優勝していているのがなおさら良くない。優勝しなきゃいけないという力みがありますね。冨田若春もずっと調子が上がらず、皇后盃の関東予選はぶっつけ本番でその日だけは良かったという感じ、去年優勝したから硬くなっているところが、明らかにありますよ。

-ぜひもう少し詳しくお願いします

団体戦は繋がないといけない。冨田がいるからといって、そこに頼ってはいけない。前が、勝とうが負けようが分けようがどういう戦いをするか、大将の冨田の闘志が湧いてくるような試合が出来るかどうかです。

去年は誰がポイントゲッターという感じでもなく全員で戦うという姿勢があったし、かつ突然入ることになった柴田理帆が予想以上に頑張ってくれたので、繋がった。インターハイで負けたときは、大将が攻めに攻めたのに最後に取られたのですが、前の試合で他の選手がそういう、後ろに良い流れを繋ぐような試合が出来なかった。若潮杯で勝った時は、準決勝で泉雅子が取られたのですが、物凄く頑張って食らいつく試合をしてくれたので、最終的には優勝することが出来た。そういうことが団体戦には大事です。

で、こういう試合をやるために、勝つために考えなければいけない要素は一杯あるんですよ。

「勝たねばならない」と硬くなる中で、そして冨田が後ろにいる中で「自分がやるんだ」という試合が出来るかどうか。

逆に、優勝チームから先鋒と大将が残って勝った体験がある中で、自分たちの力を過信せずに良い試合が出来るかどうか。先のことを考えるのではなく、1試合1試合をしっかり戦っていかなければならないんです。どんな良いチームでも全試合3-0、などと考えていたら足元をすくわれますから。

個人戦との兼ね合いも大きい。今年は常見(海琴)と富田が「狙って取れる」位置にいる。本気で狙っているからには、勝てば当然安堵感が出るだろうし、負けたらそれはそれで落ち込んでしまう。もし2人とも揃って獲ったならそれは喜ばしいことですが、団体戦ではどこか変なところで落とし穴に嵌るのではないか、とそこもケアしなければならない。

ということでメンタル面の調整が非常に大事。歴代うちが勝てるのはそういうことが全てバッチリ嵌ったときですから。過信させないように、へこませて、励まして、とさじ加減を見ながら当日を目指しています。ムード作りは指導者の仕事ですが、それに乗るかどうかは選手の領分ですので、最後は子どもたちの頑張りに掛かるんですが。

どのチームも強いです。が、私はいつも「10cmくらいの力の差だったら、高校生ならひっくり返せるよ。そこが面白いから私はこの仕事をやっているんだよ」と話すんです。大学生になるとそれは3cm、大人になっると1cmくらいになってくるんですが、そういうことが出来るだけのまとまりが、ちょっとずつ出来て来ています。今日から(編注・インタビュー日は3/17)仕上げですから、ここからですよ。「私がやらなきゃ」という気持ちになれるかどうか。当日は、一試合目の試合っぷりがカギになるでしょうね。

一戦一戦を大切に。必ず優勝というのではではなく、子ども達が力を出してくれたら必ず上に届くと思いますので、それで十分。自分でこれだけやった、という達成感を得られるような試合をしてほしいですね。負けたら私の采配、勝ったら子供の頑張りだと思っておいてください。

一応連覇の権利を持っているのはうちだけですので。ぜひ、出来るように頑張りたいです。

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版3月17日掲載記事より転載・編集しています。
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