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グランプリ・デュッセルドルフ第2日男子レポート(73kg級、81kg級)

(2015年3月10日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版3月10日掲載記事より転載・編集しています。
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第2日男子レポート(73kg級、81kg級)
グランプリ・デュッセルドルフ
■ 73kg級・強すぎる大野将平、他を全く寄せ付けず
【入賞者】 エントリー59名
1.ONO, Shohei(JPN)
2.TATALASHVILI, Nugzari(GEO)
3.AN, Changrim(KOR)
3.MUKI, Sagi(ISR)
5.CONTINI, Marcelo(BRA)
5.SCVORTOV, Victor(UAE)
7.CHAINE, Guillaume(FRA)
7.GANBAATAR, Odbayar(MGL)


13年リオ世界選手権王者大野将平(旭化成)が圧勝V。1回戦はエイドリアン・ガンディア(プエルトリコ)を片手絞(1:48)、2回戦はハムザ・バルホミ(チュニジア)を大外刈と横四方固の合技(3:30)、最大の山場と目された3回戦のサインジャルガル・ニャムオチル(モンゴル)戦も真っ向勝負の右大外刈で叩き落として「技有」奪取、そのまま抑え込んで僅か1分31秒の合技「一本」で圧勝。準々決勝は前戦でディルク・ファンティシェル(ベルギー)を指導累積差で食ったギヨーム・シェヌ(フランス)を袖釣込腰「有効」、大外刈「一本」(1:29)と立て続けに投げつけてこれも快勝、準決勝は筑波大出身の世界ジュニア王者安昌林(韓国)に粘られたが地力の高さでジリジリと追い詰め、内股「技有」を奪って危なげなく勝利。

決勝はグルジア勢実力ナンバーワンと目され、前戦でチェリャビンスク世界選手権3位のヴィクター・スクボトフに「有効」(袖釣込腰)対「技有」(大外刈)で競り勝ったパワーファイター、ヌグザリ・タタラシビリとマッチアップ。ケンカ四つの相手から開始早々に右内股で「技有」を奪い、2分11秒には後のなくなったタタラシビリが逆転一発を狙って仕掛けた左小外刈を素晴らしい体捌きで透かすと、右小外刈で真裏に叩き落として「一本」。一方的な試合で優勝を決めた。

久々、大野らしいパフォーマンスを披露した完璧な一日。13年リオ世界選手権時の「持てば誰でも投げてしまう」大野の圧倒的な強さ、最高到達点の高さをあらためて内外に示した100点満点の大会であったと言える。

ベストパフォーマンスを発揮したときの大野に敵う、どころか、まともに試合の出来る海外選手はおそらくこの階級にはもういないのではないだろうか。となれば、73kg級の世界王者争いに関しては、もはや世界選手権王者3人がひしめく日本国内の代表争いが最大の焦点。大野がここまで投げ一撃の強さを見せつけている以上、中矢力と秋本啓之はまずその光を消す戦いを仕掛けてくることは必定。誰が選ばれるか、誰を選ぶのか、選手にとっても強化首脳にとってもまことに難しい、そしてファンにとっては目の離せない情勢となってきた。

ブレイクが期待された講道館杯王者西山雄希(了徳寺学園職)は3回戦で曲者スクボトフに完敗。毎シーズン違う手立てを持ちこんでくるスクボトフ、今回のテーマは足技だった。西山に対し、左小内「払」に触って重心移動を強い、同じ足を返す刀の右出足払で斬り払うという日本人顔負けの鮮やかなコンビネーションで見事な「一本」。西山は予選ラウンド敗退に終わり、世界選手権代表の挑戦は難しくなってしまった。

日本選手以外で目立ったのは何と言っても韓国の安昌林。大野に唯一「一本」を許さなかった準決勝の粘りはもちろん、第1シードのセージ・ムキ(イスラエル)を「韓国背負い」一撃に沈めた準々決勝、あくまで引き手から持って策を封じ、担ぎまくってスクボトフを完封した(背負投「技有」で勝利)3位決定戦の働きぶりは特筆ものであった。昨年からの上昇傾向を見る限り、世界選手権でも台風の目として表彰台に絡む可能性は十分かと思われる。

大野の強さと安の躍進、この2つを強く記憶しておくべき大会であったと総括したい。

【成績上位者】

優 勝:大野将平
準優勝:ヌグザリ・タタラシビリ(グルジア)
第三位:アン・チャングリム(韓国)、セージ・ムキ(イスラエル)

【準決勝】

大野将平○優勢[技有・内股]△アン・チャングリム(韓国)
ヌグザリ・タタラシビリ(グルジア)○優勢[技有・大内刈]△マルセロ・コンティーニ(ブラジル)

【3位決定戦】

セージ・ムキ(イスラエル)○合技[袖釣込腰・袖釣込腰]△マルセロ・コンティーニ(ブラジル)
アン・チャングリム(韓国)○優勢[技有・背負投]△ヴィクター・スクボトフ(UAE)

【決勝】

大野将平○小外刈(2:11)△ヌグザリ・タタラシビリ(グルジア)


【日本選手勝ち上がり】

大野将平(旭化成)
成績:優勝

[1回戦]
大野将平○片手絞(1:43)△エイドリアン・ガンディア(プエルトリコ)

大野右、ガンディア左組みのケンカ四つ。
場外に逃げる相手を回し込みの右内股「技有」、48秒。
以後立て続けに出足払「有効」、組み際の左小外掛「有効」とポイントを積み、相手の左一本背負投を潰して所謂腰絞めで絞め上げると「参った」。この間僅か1分43秒という完勝。

[2回戦]
大野将平○合技[大外刈・袈裟固](3:30)△ハムザ・バルホミ(チュニジア)

手足の長い相手は両袖、脇下を持って掛け潰れ、ひたすら展開を先送り。
大野やや攻めあぐねるが徐々に追い詰め「指導2」奪取。3分過ぎには両襟を捕まえたところから、嫌う相手を追い込み左大外刈。懐の深さを利して逃げ切ろうとする相手の首を捕まえ、驚異的な体の捻りで投げつける。
主審は「一本」宣告から「技有」に判定変更。しかし既に抑え込みに入っていた大野は拘束を解かず、横四方固「技有」でフィニッシュ。

[3回戦]
大野将平○合技[大外刈・崩上四方固](1:31)△サインジャルガル・ニャムオチル(モンゴル

右相四つ。サインジャルガル、序盤は左構え。49秒、サインジャルガルに袖口を絞った咎で「指導1」。
サインジャルガル、右に構えを変えて前進。大野迎え撃ち、呼吸を整えると斜めから右大外刈を引っ掛けて回し「技有」。そのまま背を抱えて横四方固、崩上四方固と繋いで一本勝ち。強豪サインジャルガルを相手にせず。


[4回戦]
大野将平○大外刈(1:29)△ギヨーム・シェヌ(フランス)

右相四つ。左袖釣込腰で高々と持ち上げ、自ら回転して決め「有効」。
直後、引き寄せながらの右大外刈で叩き落とし完璧な「一本」。

[準決勝]
大野将平○優勢[技有・内股]△アン・チャングリム(韓国)

大野は右、世界ジュニア王者の安昌林は左組みのケンカ四つ。好調の安は左体落、右一本背負投と攻めるが大野は姿勢良く捌いて崩れず。
中盤からは大野が相手を引きずり出して、あるいは追いこんで右内股を連発。安の手が詰まった3分56秒には大内刈から右内股に連絡して「技有」奪取。以後意気消沈した安を相手に手堅く戦って時計の針を進め、大過なくタイムアップ。

[決勝]
大野将平○右小外刈(2:11)△ヌグザリ・タタラシビリ(グルジア)

ケンカ四つ。30秒、タタラシビリに「指導1」。
大野組み手争いの中で巧みに間合いを詰め、41秒右内股「技有」奪取。さらに右大外刈で相手を送っておいての送足払でタタラシビリを腹這いにさせるなど鋭い技を連発。
2分11秒、一発逆転を狙ったタタラシビリが間合いを詰めての左小外刈。しかし大野素晴らしい反応でこれを透かし、体を浴びせて右小外刈。タタラシビリは真裏にまっさかさま、ほとんど谷落と言って良い角度で落ち「一本」。大野の一方的な試合。


西山雄希(了徳寺学園職)
成績:3回戦敗退

[1回戦]
西山雄希○優勢[技有・大内刈]△サーヒイ・ドレボット(ウクライナ)

左相四つ。頭を下げられる場面が多いが強気に大内刈で打開、「指導」を得る。
2分17秒、左大外刈を引っ掛けて引き寄せながら落とす。打点高く、落差がある技だったが尻もちに留まり宣告された「有効」は取り消し。
「指導3」まで得た残り30秒、左大内刈を引っ掛けて真下に滑り落とし「技有」。そのまま寝技で時間を使って試合終了。

[2回戦]
西山雄希○片手絞(3:16)△ハヴィエル・ラミレス(スペイン)

ケンカ四つ。西山、先に引き手を確保し続け終始優勢。
支釣込足を押し込み「有効」、右袖釣込腰で高々と持ち上げ「技有」、相手の右腰車を左内股に切り返し"スーパー一本"と見紛う「有効」と圧倒。
深く横襟を取って支釣込足を押し込む。相手は伏せたが西山釣り手を離さず伏せさせたまま頭側から絞め上げる。「参った」表明で試合終了。

[3回戦]
西山雄希△出足払(4:04)○ヴィクター・スクボトフ(UAE)

左相四つ。スクボトフ、頭を上下させる組み手のずらし合いに混ぜ込んで足技のコンビネーション。まず左小外刈で牽制すると、左小内刈に触っておいて、返す刀でスピードアップ、同じ足に右出足払。見事な足技のコンビネーションが決まり「一本」。

■ 81kg級・チリキシビリ微妙過ぎる判定で2位、期待の永瀬は変則技で食われて予選ラウンド敗退
【入賞者】 エントリー54名
1.BOTTIEAU, Joachim(BEL)
2.TCHRIKISHVILI, Avtandili(GEO)
3.MARESCH, Sven(GER)
3.PIETRI, Loic(FRA)
5.CSOKNYAI, Laszlo(HUN)
5.VALOIS-FORTIER, Antoine(CAN)
7.STEVENS, Travis(USA)
7.STSIASHENKA, Aliaksandr(BLR)

グランドスラム東京で世界選手権王者3人を立て続けに破った永瀬貴規の出来が世界の注目を浴びたが、永瀬は初戦で変則技に嵌ってしまい、立て続けに二度投げられて屈辱の一本負け。

首級を挙げたのはアレクサンドル・スタシアシェンカ(ベラルーシ)。右相四つの対戦だが、スタシアシェンカは両袖を持ったまま左に構えを変えて永瀬の右に真横から接近、左腕で脇を抱えながら左小外掛に滑り込んでまず「技有」奪取、32秒。

しかし残り時間は十分。永瀬は落ち着いて釣り手を上げて組み手を作り直すと、まずタイミングの良い膝車で相手を転がす。冷静な判断であったが、しかし投げられ掛かったスタシアシェンカは両袖を離さず無理やり捨て身技に変換、振り回された永瀬は中途で大きくバランスを崩す。

直後、スタシアシェンカ再び左に構えを変えて永瀬の右横から接近。ぶらさがるような横落を仕掛けると永瀬は一回転「一本」。1分36秒、衝撃のアップセット劇完成となった。

敵ながらスタシアシェンカの試合ぶりは天晴であった。永瀬が慣れる前にいきなり浴びせたとっておきの一太刀、そこで殺し損なっても守勢に回ることなく、「投げずば勝利なし」とばかりにトドメの一撃を放つ度胸と勝負勘、そして懐に呑んだ飛び道具の殺傷力と、大物食いに必要な条件を全て揃えた完璧な試合だった。

勝負を分けたのは、実は「技有」直後の永瀬の膝車をめぐる攻防だ。永瀬の膝車に引っかかりながら、単に耐えるのではなくあくまで投げに変換してもろとも崩し、足技でペースを掴み直そうという永瀬の意図を挫いてパニックを継続させた。もしこの足技でポイントを失えば、あるいは露骨な回避行動を採れば永瀬はその一事を以て落着きを取り戻し、以後は時間が経つほどに地力が上の永瀬に流れが転がり込むこと必定であった。斬りつけ、あくまで急所を狙うことで場の荒れを継続させ、相手が落ち着いてしまう前に勝負を決める。刺客かくあるべしという素晴らしい一番であった。

最高到達点の高さ明らかな永瀬は、改めて「狙われる」状況に対する打開の有り様を問われることとなった。地力の高さにクレバーさを盛ったグランドスラム東京の戦いを見る限り、この扉は必ず開くと信じたい。次戦に期待。

優勝は地元の2番手選手、ノーシードからスタートしたヨアキム・ボットー(ドイツ)。2回戦でサボールチュ・クリージャン(ハンガリー)に「指導1」の辛勝、3回戦のアブデラジズ・ベンアマル(チュニジア)戦に残り4秒の小内刈「一本」でようやく勝ち抜けるあたりでは爆発の気配は全くなかったが、準々決勝では第2シード選手アントワーヌ・ヴァロワフォルティエ(カナダ)に足技を掛けまくって、反則奪取マシーンのフォルティエのお株を奪う「指導3」対「指導2」の反則累積差で勝利を挙げる殊勲。これで勢いに乗ると、準決勝は13年リオ世界選手権覇者ロイック・ピエトリをタイミングの良い小内刈「有効」で破って見事決勝進出を果たした。

決勝の相手は優勝候補筆頭、14年チェリャビンスク世界選手権王者アヴタンディル・チリキシビリ(グルジア)。
ボットーは右、左右の効くチリキシビリは右構えをベースに対峙、投げを狙って前に出るチリキシビリに対し、ボットーは横落に小内刈を入れてなんとか形上の拮抗を演出し続けるという展開。
2分13秒両者に「指導」。ボットーは相変わらず小内刈に出足払と細かく足を入れるのみで明らかな守勢だが、展開に差をつけようと焦ったか主審は3分47秒チリキシビリに「指導」を宣告。直前には前に出続けるチリキシビリが大内刈を入れており、これは少々理不尽なジャッジ。
怒気を発したチリキシビリは猛然と前に出るが、ボットーは掛け潰れにブロッキング紛いの押さえつけとあらゆる手段を講じてこれを凌ぐ。双方ポイントの積み上げないまま刻々時間は進み、もう捕まえるしかないとチリキシビリが放った強引な隅返をボットーガ回避したところでタイムアップ。ボットー、まさかの優勝を果たし地元観衆の大歓声を浴びることとなった。

終始攻勢であったチリキシビリとすればなぜ負けたのか納得できない試合であったはず。主審が試合を見極められなかったのか、それとも地元への配慮があったのか。チリキシビリはこの日、アントニオ・チャノ(イタリア)に「指導4」(1:25)、オトコンバータル・ウーガンバータル(モンゴリ)に小外刈「技有」、ラスズロ・クソクナイ(ハンガリー)に内股「技有」、ドイツの一番手スヴェン・マレシュ(ドイツ)に「指導1」と決して抜群の出来ではなかったが、安定した内容で勝ち上がっていた。チリキシビリにチャンスを与えなかったボットーの頑張りは見事であったが、どうにも理不尽感の漂う決勝であった。

もと73kg級世界選手権覇者のワン・キチュン(韓国)は2戦目(3回戦)で敗退。ネマニャ・マイドフ(スロベニア)に隅返を仕掛けたところを抑え込まれ、上四方固で一本負け。

というわけで、非常に役者が揃った階級であったが、チリキシビリ(2位)、ピエトリ(3位)、マレシュ(3位)、ヴァロアフォルティエ(5位)、トラビス・スティーブンス(アメリカ・7位)、ワン・キチュン(3回戦敗退)、永瀬(初戦敗退)、アラン・シュミット(フランス・3回戦敗退)とその主役と目された強豪たちはいずれも振るわず。荒れた階級だった。

もう1人の日本選手、長島啓太は2戦目で敗退。試合巧者のマレシュを相手にケンカ四つの引き手争いと場外「指導」狙いの駆け引きで挑んでしまう作戦ミスを犯し、小技で間を稼ぐ間に左一本背負投を連発されて展開を作られ「指導2」対「指導3」のビハインド。慌てて前に出たところを左一本背負投で二度担がれ、いずれも「有効」を失って敗戦。

持ち前の投技で勝負に行かず、仕掛けるエリアは場外際のみ。これでは相手は怖がってくれず、展開も転がってこない。海外勢を上回るには長所である投げ一撃の強さを押し出すしかないはずの長島だが、戦術性の高い相手に戦術で挑むというアジア大会と同じミスを犯し、何から何まで悪い方向に転がった形の完敗。戦術で挑むのであってもその軸は組み手の駆け引きでなく、自身の長所である投技の恐怖をまき散らすことをベースに置くべきであった。逆に、一撃で打開するだけの技の力も、展開を作るクレバーさも足りていないと評されかねない、長島本来の良さが全く出ていない試合だった。

【成績上位者】

優 勝:ヨアキム・ボットー(ベルギー)
準優勝:アヴタンディル・チリキシビリ(グルジア)
第三位:スヴェン・マレシュ(ドイツ)、ロイック・ピエトリ(フランス)

【準決勝】

アヴタンディル・チリキシビリ(グルジア)○優勢[有効・小内刈]△ロイック・ピエトリ(フランス)
ヨアキム・ボットー(ベルギー)○優勢[指導1]△スヴェン・マレシュ(ドイツ)


【3位決定戦】

ロイック・ピエトリ(フランス)○優勢[有効]・隅落]△ラスズロ・クソクナイ(ハンガリー)
スヴェン・マレシュ(ドイツ)○袖釣込腰(1:07)△アントワーヌ・ヴァロワフォルティエ(カナダ)


【決勝】

ヨアキム・ボットー(ベルギー)○優勢[指導1]△アヴタンディル・チリキシビリ(グルジア)


【日本選手勝ち上がり】

永瀬貴規(筑波大3年)
成績:2回戦敗退

[2回戦]
永瀬貴規△合技[小外掛・横落](1:36)○アレクサンドル・スタシアシェンカ(ベラルーシ)

右相四つ。スタシアシェンカは両袖で止めながら、左構えへのスイッチを多用。両袖のまま左構えで真横から距離を詰め、左腕で脇を抱えながら左小外掛で永瀬の背中に滑り込む。袖を握った右の牽引が効いて永瀬は力を逃がせず、真裏に転がって「技有」。
スタシアシェンカ、ポイントを挙げるなり構えを右に戻し、右大内刈で攻める。
永瀬、落ち着いて膝車で相手を転がすが、スタシアシェンカは両袖を離さず捨て身技に変換、振り回された永瀬は中途でバランスを取り直して耐える。
直後、スタシアシェンカ再び左に構えを変えて永瀬の右横から接近。ぶらさがるような横落を仕掛けると永瀬は一回転「一本」。

長島啓太(日本中央競馬会)
成績:3回戦敗退

[2回戦]
長島啓太○優勢[指導1]△カルロス・ルッツ(ポルトガル)

左相四つ。奥襟を持って相手を煽りながら技に入るタイミングを窺うも、流れを切られてしまう展開が続く。とはいえ大枠の優位自体は揺るがず、相手の消極的姿勢による「指導1」で勝利。

[2回戦]
長島啓太△優勢[有効・一本背負投]○スヴェン・マレシュ(ドイツ)

ケンカ四つ。試合巧者のマレシュに引き手争いと場外「指導」狙いの駆け引きで挑んでしまう作戦ミス、小技で間を稼ぐ間に左一本背負投で展開を作られ「指導2」対「指導3」でビハインド。慌てて前に出たところを二度左一本背負投で担がれていずれも「有効」を失う。そのままタイムアップ。

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