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100kg超級は遠藤翼が初優勝、60kg級は55kg級ジュニア王者宮川太暉が初出場で制す・全国体育系学生柔道大会最終日

(2015年2月25日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版2月25日掲載記事より転載・編集しています。
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100kg超級は遠藤翼が初優勝、60kg級は55kg級ジュニア王者宮川太暉が初出場で制す
全国体育系学生柔道大会最終日
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100kg超級決勝、遠藤翼が神谷快を攻める

22日、第27回全国体育系学生柔道体重別選手権大会の最終日4階級の競技が講道館大道場で行われた。

有望人材が多数集まった100kg超級は、遠藤翼(国士舘大3年)が優勝。準決勝は根津信太(筑波大1年)、決勝は神谷快(筑波大2年)といずれも学年が下の選手との対戦だったが「投げて勝とうとしていたが組んだらきつい。こっちは年上だから」とインサイドワーク重視の作戦に切り替え。準決勝は終盤に組み立てを変え、振り回すような右釣腰で「有効」を奪って勝利、決勝は相手の慎重さに付けこんで手堅く試合を組み立て、終盤に小内刈、払巻込と技を集中させて「指導」一つをリード。そのままタイムアップまで走りきって体育系大会初優勝を決めた。

遠藤は国士舘高時代にエースとして団体戦全国大会二冠(2011年。震災のため高校選手権は行われず)を牽引した強者。しかし大学入学後は2度の手首の手術の影響などでなかなか本領を発揮出来ずにいたが、最終学年を控えて復活の狼煙となる優勝。「手首の握力は落ちてしまったけど、どうすれば勝てるか、今出来る柔道を突き詰めて全日本学生優勝大会に出て活躍したい」と久々のタイトルに笑顔を見せていた。

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60kg級決勝、宮川太暉が野村尚輝の右払腰に素早く反応、隅落で返し「技有」

60kg級は13年全日本ジュニア55kg級の覇者・宮川太暉(筑波大1年)が初出場初優勝。準決勝は13年インターハイ60kg級2位の宮之原誠也(国士舘大1年)を隅落「技有」で退けたが、決勝は野村尚輝(東海大1年)の猛攻の前に「指導2」を先行されるピンチ。しかし残り17秒で野村が払った右払巻込に一呼吸で反応、相手が身を翻した際には既に体を捨てているという素早さでこの技を返して「技有」奪取。苦しい試合を勝ち抜いて優勝を決めた。

宮川は今年度60kg級に階級を上げて、昨年9月の全日本ジュニアは5位。「ここで負けたら、自分に上はないと思っていた。階級を上げて初めて優勝出来て自信になりました」と笑顔を見せ、決勝で見せた攻防一致の返し技について問われると「背が小さいけど、逆にずっと奥襟を叩かれてきたので反応が早くなった。スタイルが似ているザンタライア選手を尊敬しています」と応え、持ち味を発揮しての勝利に満足そうな表情だった。

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90kg級決勝、古居頌悟が大橋賢人の内股を潰して寝技に移行

90kg級は東海大甲府高出身で2度インターハイベスト8の入賞歴がある古居頌悟(東海大2年)が優勝。勝負どころと位置付けていた準々決勝で昨年(ベスト8)敗れた第1シードの鍋倉雅之(日本大3年)を内股「一本」で破って波に乗り、決勝では前戦を残り十数秒の逆転で勝ち上がって来た大橋賢人(筑波大1年)と対戦。大橋のケンケン内股を頭を着かせて止めるとめくり返して寝技に移行、両脚を纏めて縦四方固に入り込む。大橋は脚を抜いて「解けた」が宣告されたが、既に15秒が経過しており1分19秒「技有」獲得。このポイントを持ったまま試合を終えて体育系大会初優勝を決めた。

ビッグタイトル獲得の古居は「団体戦のレギュラーになりたい。東海大には体育系大会から一流になった先輩もたくさんいるので後に続きたい」と今後に向けて意欲満々の様子だった。

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100kg級決勝、開始早々に本間稔永が田崎健祐から左背負投「技有」

100kg級では本間稔永(日本大3年)が初優勝。決勝では1年生のスター選手田崎健祐(国士舘大1年)と対戦。ケンカ四つの田崎は始まるなり猛然と左大内刈に打って出るが、本間はその戻りに合わせて左背負投、頭越しにまっすぐ落として決定的な「技有」獲得。54秒には引き手争いから再び左一本背負投で「有効」を追加、後半の田崎の猛攻も左一本背負投を打ち返して凌ぎ、見事体育系大会初優勝を果たした。
山形県・羽黒高出身の本間は「インターハイに出たくらいで、高校時代に目立った実績はない」(本人談)選手。右太腿の負傷で得意の右技が仕掛けられない状況でもあったが、「団体戦のレギュラーを狙っている。相手が有名な選手であっても、日大でレギュラーを目指している選手が国士舘の1年生に負けたらチャンスはないですから」と堂々語った意地がもたらした優勝だった。

各階級の入賞者と準々決勝以降の結果は下記。

■ 60kg級
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60kg級入賞者。左から3位の松本、宮之原、2位の野村、優勝の宮川。

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60kg級準決勝、野村尚輝が松本拓から大内刈「技有」

【入賞者】
優 勝:宮川太暉(筑波大1年)
準優勝:野村尚輝(東海大1年)
第三位:宮之原誠也(国士舘大1年)、松本拓(国士舘大2年)

宮川太暉選手のコメント
「60kg級に階級を上げて、全日本ジュニアでは5位でした。ジュニアで戦った選手もたくさん出ていましたし、このあたりで負けたら今後自分に上に行く可能性はないなと必死でした。優勝出来てうれしいです。接近戦が得意です。背が小さくてずっと奥襟を叩かれながら柔道をやってきたので、反応が早くなった。決勝の技はその反応の良さが生きました。ただ、そういう柔道なので後の先になりがちで『指導』を良くもらうし、スタミナがない。そこが改善点です。尊敬する選手は秋本啓之さんと、ザンタライア選手。(なぜザンタライア?)スタイルが似ているからです(笑)」

【準々決勝】

宮川太暉(筑波大1年)○優勢[指導2]△手島連(日体大1年)
宮之原誠也(国士舘大1年)○優勢[技有・袖釣込腰]△五味佳将(日体大1年)
野村尚輝(東海大1年)○優勢[指導1]△飯田達也(日本大3年)
松本拓(国士舘大2年)○優勢[有効・背負投]△米村克麻(日体大1年)

【準決勝】

宮川太暉○優勢[技有・隅落]△宮之原誠也
野村尚輝○優勢[技有・大内刈]△松本拓

【決勝】

宮川太暉○優勢[技有・隅落]△野村尚輝

■ 90kg級
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90kg級入賞者。左から3位の関根、岡村、2位の大橋、優勝の古居

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90kg級決勝、古居は「脚三角」から大橋を抑え込む

【入賞者】
優 勝:古居頌悟(東海大2年)
準優勝:大橋賢人(筑波大1年)
第三位:岡村直哉(日本大2年)、関根太三(鹿屋体育大2年)

古居頌悟選手のコメント
「(決勝は寝技で取りましたね?)得意技は大内刈と内股で、寝技はあれしかないんです(笑)。去年負けた鍋倉選手と準々決勝で対戦することになり、ここに勝てば優勝出来ると思っていたし、勝てたことで予感はありました。90kg級の学内予選ではいまのところ勝っているので、団体戦のレギュラーになるのが目標です。東海大には体育系大会から一流になった先輩もたくさんいるので、自分も後に続きたい」

【準々決勝】

古居頌悟(東海大2年)○内股(1:24)△鍋倉雅之(日本大3年)
岡村直哉(日本大2年)小外刈(2:30)△保池泰也(国士舘大3年)
大橋賢人(筑波大1年)○優勢[技有・払巻込]△横田雄斗(国士舘大2年)
関根太三(鹿屋体育大2年)○支釣込足(0:59)△長野鷹彦(国際武道大3年)

【準決勝】

大橋賢人○優勢[技有・払巻込]△関根太三
古居頌悟○優勢[有効・内股]△岡村直哉

【決勝】

古居頌悟○優勢[技有・縦四方固]△大橋賢人

■ 100kg級
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100kg級入賞者。左から3位の寺尾、圓山、2位の田崎、優勝の本間

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100kg級準決勝、田崎健祐が圓山泰雄から左足車「一本」

【入賞者】

優 勝:本間稔永(日本大3年)
準優勝:田崎健祐(国士舘大1年)
第三位:圓山泰雄(早稲田大2年)、寺尾拓真(国士舘大1年)

本間稔永選手のコメント
「準々決勝で相手に一度『一本』が宣告されて、もう負けたと思いましたが取り消しになり、あれでその後吹っ切れた試合が出来ました。3年生なので、結果を残さないと団体戦に使ってもらえない。形に残る成果が欲しかったので優勝はうれしい。右の内股が得意なんですが、太腿を怪我して跳ねられない。だから決勝は左の背負投を中心に戦いましたが、それがうまく行きました。(相手は1年生で有名な選手だが?)日大のレギュラーを目指している選手が国士舘の1年生に負けたらチャンスはない。決勝ということより、その思いが強かったです。目標は団体戦のレギュラーになって学生優勝大会で日本一になることです」

【準々決勝】

圓山泰雄(早稲田大2年)○優勢[指導3]△瀧本庸平(大阪体育大3年)
田崎健祐(国士舘大1年)優勢[僅差3-0]△河端祥也(東海大2年)
本間稔永(日本大3年)○背負投(2:10)△宮川嘉(国士舘大2年)
寺尾拓真(国士舘大1年)○優勢[有効・内股返]△瀧田真太郎(道都大)

【準決勝】

本間稔永○優勢[有効・背負投]△寺尾拓真
田崎健祐○合技(3:10)△圓山泰雄

【決勝】

本間稔永○優勢[技有・一本背負投]△田崎健祐

■ 100kg超級
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100kg超級入賞者。左から3位の一法師、根津、2位の神谷、優勝の遠藤。

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100kg超級準決勝、遠藤翼が根津信大から右釣腰「有効」

【入賞者】
優 勝:遠藤翼(国士舘大3年)
準優勝:神谷快(筑波大2年)
第三位:根津信太(筑波大1年)、一法師潤(東海大3年)

遠藤翼選手のコメント
「準決勝と決勝は良いところが出ませんでした。組んでみたら一発で投げるのはなかなか厳しいのがわかったので、試合のやり方で勝とうと切り替えました。こっちは年上ですから(笑)。左手首の2回目の手術をしたのが去年の今頃で、そこから勝ち切れなくなりました。体力が落ちたことと、寝技に行く時に一番大事な帯を持つ手の握力がなくなってしまいました。(得意の釣込腰は?)あれも釣り手が効いているように見えて、引き手が命の技なので。ただ、手首のことはわかっていることなので、出来ることをしっかり見据えてやっていきます。まず早い寝技、抜け目のない柔道を心がけてやっていきたい。6月には団体戦のレギュラーで出て、勝ちたいです。(個人的な目標は?)自分の世代からグランドスラムに勝つような選手も出ていますし、続けるように頑張りたいです」

【準々決勝】

根津信太(筑波大1年)○棄権(2:01)△大和田巧(日体大3年)
遠藤翼(国士舘大3年)○優勢[指導2]△大岩龍介(天理大2年)
一法師潤(東海大3年)○横車(1:04)△田中颯(日本大2年)
神谷快(筑波大2年)○優勢[技有・小外刈]△影浦心(東海大1年)

【準決勝】

遠藤翼○優勢[有効・釣腰]△根津信太
神谷快○大内刈(1:42)△一法師潤

【決勝】

遠藤翼○優勢[指導1]△神谷快

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