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【ROAD TO 高校選手権】組み合わせ抽選直前!全国高等学校柔道選手権男女シード校予想

(2015年2月11日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版2月11日掲載記事より転載・編集しています。
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組み合わせ抽選直前!全国高等学校柔道選手権男女シード校予想
【ROAD TO 高校選手権】
いよいよ今週末(14日)、全国高等学校柔道選手権(3月20日~21日・日本武道館)の組み合わせ抽選会が行われる。

注目されるのは抽選に先だって行われる団体戦シード校の割り振り。高体連の目利きが詳細な戦力分析をもと決定するこのシード順はそのまま今季の高校柔道界のシビアな展望であるとともに、本番の成績に直結する最重要事項。

詳しい戦力分析は大会直前展望の際に改めて掲載させて頂くが、今年も恒例のシード校8チームの予想を試みてみたい。

■ 男子
ここ数年「混戦」という評が続いて来た男子団体戦だが、今季は久々に大本命アリ。誰もが認める通り、国士舘高(東京)の力が他を圧している。夏のインターハイ制覇という前代の実績、そしてそのインターハイ制覇のメンバーから山田伊織、竹村昂大、磯村亮太、飯田健太郎の4枚が残った布陣に対する純戦力評価、さらに主催者が毎年大きく比重を置いて評価する若潮杯武道大会において他を全く寄せ付けないまま優勝したという今代の実績からして第1シードは間違いなし。歴史的な大勝すら期待される大型チームだ。

戦力的に対抗し得るのはインターハイで3位入賞、かつ今代まだ国士舘との同時大会出場がなくその力関係がまだ正確にマップされていない大成高(愛知)。並木泰雅、神鳥剛、前濱忠大、古賀颯人ら前代で活躍した選手の他、数名が遜色ないレベルでレギュラーを競っており、例年であれば優勝候補筆頭に推されてもおかしくないレベルの好チーム。国士舘の第1シード、そして大成の第2シードまでは確定と考えておいて良いかと思われる。

選手の「名前」でいけば日体荏原高(東京)も国士舘に対抗しうる数少ないチームであるが、東京開催の大会の「四つ角」に地元チームを2つ入れられるか、さらに8シード候補として昨年度全国二冠という裏付けを持つ東京都第3代表・修徳高(東京)を挙げておかざるを得ないという高体連内の事情を考えれば、ここは8シードに両校(あるいは日体荏原1校)を入れて「四つ角」は他地域に譲るというバランス感覚の発動を想定するのが妥当だろう。

ここのところ年を越してから飛躍的に選手を伸ばす天理高(奈良)、インターハイで大活躍した石山潤平を擁して投技の育成力ではおそらく既に当代随一のレベルにある神戸国際大附高(兵庫)も四つ角シードの力があると見るが、両校は近畿大会決勝で対戦してこの時点での優先順位が確定してしまっている(天理高が優勝)。地域バランスというアドバンテージもあり、天理の四つ角を推す声が上がれば反対意見は出にくいだろう。そして逆に、いかに力があっても近畿から天理を出す以上、若潮杯に参加しておらず(負傷者続出のため欠場)地域バランスを崩すだけの力を実績として見せていない神戸国際大附が四つ角に入ることは難しいと思われる。

東海大相模高(神奈川)は若潮杯決勝で国士舘に0-4という大差で敗れており線の細さは否めない。負傷者も出ていてチーム状況は決して良いとは言えないのではないかと思われるが、朱雀杯、松前旗というハイレベル大会二つで優勝を飾っていること、さらに若潮杯準決勝で天理に大勝していることを考えると、天理を四つ角シードに推すならば東海大相模を俎上に上げないわけにはいかない。四つ角確保の可能性は非常に高いと見て良い。

よって、Aシード(四つ角)は国士舘、大成、東海大相模、天理の四校と考えておきたい。

Bシード(ベスト8シード)は、前述の通り東京都第二代表の日体荏原高はほぼ確定。面子の良さに加え松尾杯優勝という説得力のある実績もあり、ここに異論を差し挟むものは少ないだろう。

残る3枠を争うのが神戸国際大附高、修徳高、さらに1年生チームながら蓜島剛ら大型の好選手を揃えて気風の良い柔道をする埼玉栄高(埼玉)、仕事の出来る選手を揃えた新田高(愛媛)というところ。僅差で追うグループには大会最大の大駒との評判高い太田彪雅を擁する白鴎大足利高(栃木)、さらに崇徳高(広島)、作陽高(岡山)の中国勢2校が挙がってくるだろう。

このあたりの行方は混沌、主催者の「好み」が反映されるとしか言いようがない。例えば、神戸国際大附は確定を出しておきたいところだが、若潮杯に参加せず近畿大会2位というブロックの実績を主催者がどう評価するか。修徳高については昨年全国二冠、加えて「前回大会優勝校」という大看板があるが、その「前代の実績」が、東京都の第3代表という今代の現状と同地区から3チームのシード入りという偏りを乗り越えるだけのエビデンスに成り得るのかどうか。白鴎大足利については抜き勝負というレギュレーションの中で、太田彪雅を今季招待試合で全勝を続ける最大強者と位置付けるか、昨年インターハイで息切れを起こしたことのほうに力点を置いて、チーム全体の評価をシード級にまで引っ張り上げるにはスケール感が足りないと見るか。

もう一つ重要な要素がある。もはや恒例と言うべき主催者の過剰なまでの九州ブロックへの配慮だ。昨年、おそらくは大成を下げて8シードに抜擢した大牟田高(福岡)が逆側ブロックの大混戦に乗じて見事ベスト8入り、これに自信をつけてチーム力を一段上げ金鷲旗でも活躍したという九州にとっての「成功体験」があり、これをテコに今季も1枠を確保すべきとの論理が展開された場合、この意見を退けることは難しいのではないだろうか。

もちろんファン視点ではあるが、真摯な戦力評価と高体連内の議論の展開を予想して、シード校予想は下記としておきたい。議論沸騰の際に他者を説得し得る客観的な「決め手」となる実績があるかどうかを優先した。


[四つ角シード]

国士舘高(東京)、大成高(愛知)、天理高(奈良)、東海大相模高(神奈川)

[ベスト8シード]

日体荏原高(東京)、神戸国際大附高(兵庫)、修徳高(東京)、大牟田高(福岡)


ただし修徳と大牟田の枠は微妙。前述の通り、力的には新田、埼玉栄、白鴎大足利、作陽、崇徳にも8シード入りのチャンスは十分あると見る。抽選日を楽しみに待ちたい。

■ 女子
「四つ角シード」を考える場合にスンナリ名前が挙がるのは大成高(愛知)、埼玉栄高(埼玉)、桐蔭学園高(神奈川)の3チーム。

大成は先鋒枠にインターハイ王者の黒木七都美、63kg級に鍋倉那美、無差別枠に鈴木伊織と高いレベルで3枚を揃えて穴がない。昨年優勝の埼玉栄も大将に超級の大駒冨田若春を配し、総合力が高いチームだ。

桐蔭学園高は63kg級講道館杯王者嶺井美穂のワントップチームだが、その嶺井を今季は無差別枠で起用。水田杯で冨田若春を真っ向から投げつけて勝利した嶺井の圧倒的な最高到達点の高さと、昨年大会で嶺井1枚を押し立て決勝まで駆け上ったという実績を考えればAシードに挙げない理由はない。前2枚の戦力整備も整いつつあると見る。

残り1枠が非常に悩ましいが、九州の強豪・敬愛高(福岡)を挙げておいて良いのではと思われる。福岡県予選でのパフォーマンスは決して良くはなかったようだが、過去の実績に加え全日本カデ63kg級王者の小柳穂乃果と一撃の強さのある超級枠の梅津志悠という布陣は主催者にとって「食べやすい」はずだ。

8シードにはまず、インターハイ優勝チームから超級枠の斉藤芽生が残った東大阪大敬愛高(大阪)、昨年コンスタントに成績を残し阪部りり子、山本七海、松田なみきとしぶとい3枚を並べる紀央館高(和歌山)の2チームを当確としておきたい。

残り2枠が非常に難しい。

まず挙げたいのは長崎明誠高(長崎)。インターハイでは52kg級で福添みのり、78kg級で坂口今日香が3位に入賞している。混戦時にはチーム内の強化選手の人数を優先するというこれまでの主催者の傾向と、2011年ごろまでブロックまるごとで最強時代を作った九州の強さを刷り込まれている世代が選考の当事者に多いであろうことなどを考えるとこのピックアップは現実的と思われる。

浜未悠を大将枠に使う淑徳高(東京)も有力候補。

ここに食い込んでくる勢力としてはまず57kg級のスター候補・舟久保遥香を擁して大会ごとに存在感を増している富士学苑高(山梨)、63kg級の三浦裕香理を中心にして柔道の骨が太い創志学園高(岡山)、奥本華月を大将枠に据える新田高(愛媛)。

中心選手の階級の重量、その階級における戦闘力の高さなどを勘案すれば評価を受けやすいのは淑徳と考えたい。

よって今回eJudoが予想する女子シード校は下記だ。

[四つ角シード]

大成高(愛知)、埼玉栄高(埼玉)、桐蔭学園高(神奈川)、敬愛高(福岡)


[ベスト8シード]

紀央館高(和歌山)、東大阪大敬愛高(大阪)、長崎明誠高(長崎)、淑徳高(東京)


抽選は14日(土)。例年通りであれば関係者への周知は当日夕方、主催者発表は翌朝となる。楽しみに発表を待ちたい。

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