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【ROAD TO 高校選手権】水田三喜男杯争奪選抜高等学校柔道大会男子マッチレポート①1回戦~準々決勝

(2015年1月4日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版1月4日掲載記事より転載・編集しています。
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①1回戦~準々決勝
【ROAD TO 高校選手権】水田三喜男杯争奪選抜高等学校柔道大会男子マッチレポート
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白鴎大足利高・宮川拓也選手と安房高・蛭田亜紀選手による選手宣誓

第14回水田三喜男杯争奪選抜高等学校柔道大会(主催・城西国際大学、後援・千葉県教育委員会、東金市教育委員会、山武市教育委員会、鴨川市教育委員会、千葉テレビ放送)は26日、城西国際大学スポーツ文化センター(東金市)で男子50チーム、女子32チームが参加して行われた。

冬休みに合わせて全国各地から関東に乗り込んで試合、そして合同稽古と長期遠征に臨む強豪校の強化ニーズを賄うべく、そして松尾杯(23日)と若潮杯(27日)というスーパーハイレベル大会の間という恰好のタイミングに関東圏で行われるという時と地の利を得てすっかりメジャー大会として定着した今大会。今季は26年度全国大会二冠の修徳高(東京)、全国高校選手権2位の白鴎大足利高(栃木)に加え、インターハイで旋風を巻き起こして3位入賞を果たした大成高(愛知)が初参加。ほか、ハイレベル地区神奈川で2年連続の高校選手権代表権を狙う桐蔭学園高、1年生に充実の戦力を揃えて来季の台風の目と注目集まる埼玉栄高(埼玉)、25年度インターハイ王者崇徳高(広島)、アジアカデ55kg級で優勝したばかりの羽田野航ら小兵揃いながら今年も好選手を揃えて関東遠征を敢行中の四日市中央工高(三重)などがトーナメントの軸だ。

トーナメントを4ブロックに分け、簡単に序盤戦を振り返ってみたい。

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2回戦、大成高の大将横山正尭は再三攻め込むがいずれも巻込みが早過ぎ、取りきれない

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準々決勝、大成・清水裕希が川鍋真吾から大外刈「技有」で先行

■Aブロック

Aシード校:白鴎大足利高(栃木)
Bシード校:木更津総合高(千葉)
準々決勝カード:白鴎大足利高(栃木) - 大成高(愛知)

昨年度優勝の白鴎大足利高が第1シード。こちらは23日に松尾杯をこなし、さらに翌日に若潮杯を控えるというハードスケジュールの中で主力を下げたBチームで臨み、今大会を通じて戦力の底上げを図る構え。2回戦は前橋東高(群馬)を5-0、3回戦は高校選手権和歌山県代表の箕島高を1-1の内容差で凌いで準々決勝進出決定。

一方下側の山のシード校は千葉県新人戦(点取り方式)で東海大浦安高(千葉)に勝利して優勝を飾っている木更津総合高(千葉)だが、ここに大会初出場の大成高が配された。来る全国高校選手権において優勝候補の国士舘を追う一番手はおそらくこの大成という下馬評、そしてその大成が冬の招待試合シリーズに姿を現すのはこの水田杯一大会のみということで注目度の高さは随一。

大成はレギュラー確定と目される古賀颯人、並木泰雅、神鳥剛、前濱忠大らを起用せず、5人目を争う選手でチームを構成して大会をスタート。初戦となった2回戦は若松商業高(福島)を相手に渡邊神威(横四方固)、岩倉優輝(僅差)、清水裕希(払腰)、粟野諒平(僅差)、横山正尭(引き分け)で4-0というスタート。3回戦は木更津総合高を相手に先鋒の岩倉優輝が仲佐怜有に「有効」優勢で敗れたが、以降は渡邊が内股「一本」、粟野が出足払「一本」、清水が「有効」優勢で勝利、大将横山がまたも引き分けて最終スコア3-1でフィニッシュ。2戦とも点差こそついたが、連続一本勝ちの渡邊以外は内容もバタバタ、石田輝也監督の怒声度々響く落ち着かない試合運びでのベスト8進出となった。

【準々決勝】

大成高 5-0 白鴎大足利高
(先)岩倉優輝○優勢[僅差]△小宮太一
(次)清水裕希○袖釣込腰△川鍋真吾
(中)渡邊神威○優勢[技有]△釜石康太
(副)友田皓太○袈裟固△宮川拓也
(大)神鳥剛○払腰△中山創

大成はこの試合から神鳥剛と友田皓太を投入、準一軍に近い布陣で上位対戦に臨む。
戦後石田監督が「他のメンバーが安心して試合が出来るようになった」と振り返った通りここからチームは立ち直り、全国大会優勝候補にふさわしい落ち着いた試合を披露。先鋒戦の「指導」差による優勢勝ちを経た後は、清水、渡邊、友田、神鳥でBチーム編成の白鴎大足利を一蹴。5-0の大差でベスト4入りを決めた。

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2回戦、埼玉栄の長濱快飛が市立習志野高・竹下毅から内股「一本」

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3回戦、埼玉栄・蓜島剛が四日市中央工高・堤大志を足車「一本」

■Bブロック

Aシード校:四日市中央工高(栃木)
Bシード校:田村高(福島)
準々決勝カード:埼玉栄高(埼玉) - 田村高(福島)

このブロックでは最注目チーム埼玉栄高が初戦から出色の試合を披露。
初戦(2回戦)は池田直輝(片羽絞)、焼谷風太(内股)、今入晃也(内股)、蓜島剛(大外刈)、長濱快飛(内股)と5連続一本勝ちで千葉の強豪市立習志野高に圧勝。3回戦の四日市中央工高戦は先鋒焼谷が柳川昂平を内股、長濱が山口純を腕挫十字固と2連勝すると中堅戦は蓜島が相手のエース堤大志を足車「一本」に仕留めて勝ちぬけ決定。副将戦も今入が山口陸人を袈裟固「一本」に下して4-0と完璧なスコアでベスト8進出を決める。

下側の山はシードチーム田村高が作新学院高(栃木)を2-1、盛岡中央高(岩手)を2-1で下して準々決勝進出決定。

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準々決勝、埼玉栄の大将高橋拓己が田村・遠藤速門に払腰「技有」

【準々決勝】

埼玉栄高 2-0 田村高
(先)焼谷風太×引分×手塚健太郎
(次)今入晃也○合技△荒川海渡
(中)長濱快飛×引分×斉藤大輔
(副)蓜島剛×引分×谷優馬
(大)高橋拓己○優勢[技有・払腰]△遠藤速門

埼玉栄が快勝。東北きっての強豪である田村の骨の太さに副将の蓜島、中堅の長濱と得点役が止められたが、取るべき次鋒戦をしっかり取って流れを作ると大将戦は後のなくなった遠藤速門の受けが雑になったところに高橋拓己が払腰を撃ち込み「技有」で加点。2-0で準決勝進出を決めた。

田村は攻撃力が売りの埼玉栄を大枠抑えて良く鍛えられている印象だったが、肝心の勝負どころで思い切った攻めが出ず得点ゼロで敗戦。東北のチームらしい中央の強豪へのリスペクトが試合を分けた感あり、ポイントが宣告されてもおかしくない場面も数度あったが審判もこの雰囲気に引きずられた印象の一番だった。

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準々決勝、大将戦で桐蔭学園・稲山怜央が國學院大栃木・大賀興一から内股「一本」

■Cブロック

Aシード校:桐蔭学園高(神奈川)
Bシード校:國學院大栃木高(栃木)
準々決勝カード:桐蔭学園高(神奈川) - 國學院大栃木高(栃木)

桐蔭学園高、國學院大栃木高ともに23日の松尾杯に引き続いての参戦。
桐蔭学園は市立船橋高(千葉)を5-0、翌日の若潮杯にも参加を許された関西高(岡山)をこれも5-0と完璧なスコアで下してベスト8入り。

一方の國學院大栃木高(栃木)は西武台高(埼玉)を4-1、盛岡大附高(岩手)をこれも4-1の大差で下して準々決勝進出。

【準々決勝】

桐蔭学園高 4-0 國學院大栃木高
(先)渡部甲誠○縦四方固△飯島敦也
(次)佐藤城○優勢[技有・小内刈]△高橋光祐
(中)赤川広大○払腰△大中志津
(副)戸崎碧海×引分×中山太智
(大)稲山怜央○内股△大賀興一

桐蔭学園が圧勝、最後は小学生時代の東京王者稲山が、同じく茨城県王者で全国少年大会2位の大賀興一とマッチアップし、内股「一本」で試合を締めた。桐蔭学園は無失点のまま今年もベスト4入り決定、國學院大栃木高はエースの新井輝を起用しないまま終戦を迎えた。

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3回戦、修徳・佐々木和也が山形工・遠藤哲士に大外刈で一本勝ち。

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山形工・後藤昌毅が室和樹から払巻込「有効」

■Dブロック

Aシード校:修徳高(東京)
Bシード校:崇徳高(広島)
準々決勝カード:修徳高(東京) - 崇徳高(広島)

26年度全国大会二冠の修徳高と25年度インターハイ王者の崇徳高が配された激戦ブロック。
修徳は松尾杯で5番手としてローテーション起用した室和樹と今村至を一貫して同時投入。光星・八戸西高(青森)とマッチアップした2回戦は先鋒今村が引き分けた後の4戦を一本勝ちして4-0で勝利を収めたが、東北の強者山形工高(山形)との3回戦では苦戦。先鋒佐々木和也の大外刈「一本」の後、次鋒今村が庄司湧貴に「有効」優勢で敗れ、中堅戦も室が後藤昌毅に上四方固で一本負けしてしまう。しかし副将佐藤竜の上四方固「一本」と大将増山香輔の「有効」優勢で逆転し、スコア3-2で準々決勝進出決定。まさに育成期間中らしい長所も弱点も剥き出しの試合であったが、地力の高さで無理やり試合をまとめたという一番であった。得点源3枚の活躍で、テスト中の2枚を突っ込む機会をもうひと試合増やしたという体。

一方の崇徳高は前代の香川大吾のようなスーパービッグネームは不在ながら伝統のしぶとさは健在。2回戦で士気高(千葉)を2-0、3回戦は近江高(滋賀)を2-0、ともに空辰乃輔と山本康生の2得点で勝利してベスト8入り。

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準々決勝、修徳・佐藤竜が崇徳・空辰乃輔を攻める

【準々決勝】

修徳高 1-0 崇徳高
(先)室和樹×引分×森近唯
(次)今村至○背負投△山本康生
(中)佐々木和也×引分×古屋翔
(副)佐藤竜×引分×空辰乃輔
(大)増山香輔×引分×中村優斗

試合は意外な形で決着。崇徳の堅陣は修徳の佐藤竜、増山香輔、佐々木和也のポイントゲッターを良く抑えたが、修徳はレギュラー入りの当落線上にあると目される今村がここまでの崇徳の得点源山本康生から背負投「一本」で見事に勝利。この1点をテコに五試合を戦いきり、1-0で準決勝進出を決めた。

結果決まった準決勝カードは、

大成高 - 埼玉栄高
桐蔭学園高 - 修徳高

となった。いずれも全国大会の上位進出候補として注目を浴びる4チームが四つに組む強豪対決だ。

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