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強すぎる西田優香、キャリア最高の出来で圧勝V・講道館杯全日本柔道体重別選手権52kg級レポート

(2014年12月24日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版12月24日掲載記事より転載・編集しています。
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強すぎる西田優香、キャリア最高の出来で圧勝V
講道館杯全日本柔道体重別選手権52kg級レポート
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準決勝、西田優香が垣田恵利から開始早々に左背負投「技有」

2010年世界選手権王者の西田優香(了徳寺学園職)が素晴らしい出来で圧勝V。初戦から素早い動きと息もつかせぬ連続攻撃で相手を翻弄、次々に鋭い技を決めて見せるその姿は躍動感一杯。2回戦は毛内愛穂(仙台大2年)を開始19秒の大内刈「有効」からの崩上四方固「一本」(0:46)、準々決勝は12年大会王者黒木美晴(環太平洋大3年)に「指導」2つの優勢勝ちだったが、準決勝はここまで2つの一本勝ちをマークしている垣田恵利(兵庫県警)を相手に僅か1分24秒の間に背負投2発、ともに「一本」級の「技有」をマークして合技の一本勝ち。

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準決勝、志々目愛が五味奈津美から左内股で「有効」を奪う

決勝の相手は世界選手権で団体戦メンバーを務めた志々目愛(帝京大3年)。勝ち上がりは2回戦で薬師神桃子(仙台大4年)を「指導3」の優勢、準々決勝は内尾真子(筑波大1年)を「指導1」の優勢、準決勝は五味奈津美(JR東日本)を内股「有効」の優勢としぶとさを発揮しての決勝進出。

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決勝、西田は動き良く左小内刈「技有」。「一本」でないのが不思議なほどの切れ味だった。

決勝は西田、志々目ともに左組みの相四つ。西田は畳上を跳ねるように、滑るように移動して快調さ明らか。釣り手で相手の襟を一旦まとめて動きを封じるとまず右へ腰車の大技を見せ、次いで足技を飛ばし続けて相手をけん制。

36秒、西田は一瞬背負投のモーションを見せておいての左小内刈。鋭さ自体が武器となるようなこの技に志々目ついていけず真裏に崩れ、西田迷わず押し込んで「技有」。

「一本」にこそならなかったがここまでの様相と格の違う技一撃で既に勝負は決した感あり、西田はそのまま横四方固に抑え込んで悠々フィニッシュ。僅か54秒、合技「一本」で2009年以来の講道館杯制覇を決めた。

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優勝の西田優香

戦後の西田は「全試合一本勝ちで優勝したかった。2試合目で『一本』取れなかったので決勝は絶対に投げようと思っていた」とその試合内容にふさわしい自信溢れるコメントで大会を振り返り、「五輪に出るために(左肘を)手術した。自分もいるということをアピールしたかった」とリオ五輪に向けて意欲満々。

現在の52kg級は世界選手権の金メダリスト2人(西田、中村美里)と銅メダリスト1人(橋本優貴)がひしめく激戦区。世界選手権のバックアッパーとして抜擢を受けた志々目を始め、世界ジュニア3位の内尾、高校カテゴリで激しく覇を争う前田千島(国分中央高3年)と黒木七都美(大成高2年)、48kg級のスター候補であった岡本理帆(国士舘大2年)に高校3年時の2011年にグランドスラム東京を制した宮川拓美(鶴来坂田道場)、13年学生王者の角田夏実(東京学芸大4年)と若手に有望選手は湧き起っているが、世界選手権組の3人とは大きな溝があると西田が改めて証明してみせた大会だった

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1回戦、渡邊美樹が角田夏実から小外刈「有効」

前田千島は初戦で黒木美晴に「指導1」で敗戦。岡本理帆は1回戦で黒木七都美に払腰「一本」(1:28)で勝利して久々元気な姿を見せたが2回戦で黒木に大外刈「有効」、袈裟固「有効」、上四方固「一本」(3:23)と立て続けに失って敗退。角田は1回戦で渡邊美樹に小外刈「有効」で敗れ、コマツを退社した宮川拓美は1回戦で塚田紗矢(山梨学院大4年)に「指導1」で敗れた。

入賞者と西田のコメント、準々決勝以降の結果は下記。

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52kg級入賞者。左から志々目、黒木、内尾

【入賞者】
優 勝:西田優香(了徳寺学園職)
準優勝:志々目愛(帝京大3年)
第三位:黒木美晴(環太平洋大3年)、内尾真子(筑波大1年)

西田優香選手のコメント
「今日は全試合一本勝ちしたかった。2試合目で『一本』取れなかったので、決勝は絶対に投げようと思っていました。決勝の小内刈は、去年肘を手術して背負投を掛けれない時にしっかり練習した技です。中村(美里)選手と橋本(優貴)選手が出ない大会なので自分もいるとしっかりアピールしたかった。勝てて良かったです。一つ一つ、しっかり扉を開けてオリンピックに出たい」


【準々決勝】

西田優香(了徳寺学園職)○優勢[指導2]△黒木美晴(環太平洋大3年)
垣田恵利(兵庫県警)○大腰(0:56)△渡邊美樹(JR東日本)
志々目愛(帝京大3年)○優勢[指導1]△内尾真子(筑波大1年)
五味奈津美(JR東日本)○優勢[指導2]△塚田紗矢(山梨学院大4年)

【敗者復活戦】

黒木美晴(環太平洋大3年)○優勢[技有・小内刈]△渡邊美樹(JR東日本)
内尾真子(筑波大1年)○優勢[技有・内股]△塚田紗矢(山梨学院大4年)

【準決勝】

西田優香(了徳寺学園職)○合技[背負投・背負投](1:24)△垣田恵利(兵庫県警)
志々目愛(帝京大3年)○優勢[有効・内股]△五味奈津美(JR東日本)

【3位決定戦】

黒木美晴(環太平洋大3年)○横四方固(1:57)△五味奈津美(JR東日本)
内尾真子(筑波大1年)○大外刈(2:20)△垣田恵利(兵庫県警)

【決勝】

西田優香(了徳寺学園職)○合技[小内刈・横四方固](0:54)△志々目愛(帝京大3年)

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