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78kg級の世界王者対決はチュメオに軍配、凡戦続いた78kg超級は韓国勢がワンツーフィニッシュ・グランプリ済州最終日女子レポート

(2014年12月3日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版12月3日掲載記事より転載・編集しています。
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78kg級の世界王者対決はチュメオに軍配、凡戦続いた78kg超級は韓国勢がワンツーフィニッシュ
グランプリ済州78kg超級レポート
■ 78kg級・チュメオ優勝、ハリソン戦は「有効」優勢で勝ちぬける
【入賞者】 エントリー17名
1.TCHEUMEO, Audrey(FRA)
2.MALZAHN, Luise(GER)
3.CHOI, Mi-Young(KOR)
3.HARRISON, Kayla(USA)
5.MAZOUZ, Sarah Myriam(GAB)
5.MOSKALYUK, Vera(RUS)
7.LEE, Jeongyun(KOR)
7.PORTUONDO ISASI, Ana Laura(CAN)

第1シードのオドレイ・チュメオ(フランス)が優勝。2回戦のパク・ユジン(韓国)戦は「指導3」対「指導1」、準々決勝のアナラウラ・ポルトオンドイサシ(カナダ)戦も「指導2」優勢と低調だったが、唯一最大の勝負どころと目された準決勝のケイラ・ハリソン(アメリカ)との世界王者対決は相手の左への前技を振り返し隅落「有効」で勝ち抜け。ワールドツアーきっての強豪ルイーズ・マルツァーン(ドイツ)との決勝は細かい足技で流れを作り「指導1」対「指導2」の反則累積差で優勢勝ち。順当に優勝を決めた。

この日のチュメオ、率直に言って出来は良くなかったが勝負どころでの集中力はさすがというところ。

敗れたマルツァンはここ2年でワールドツアーに4度優勝、表彰台には計15回上がっているという強者だが、これまで3度参加した世界選手権ではいずれも早期敗退。ワールドツアーでもチュメオ、マイラ・アギアール(ブラジル)、ハリソンというようなAグループの選手にはほぼ全敗しており、今回も世界大会表彰台レベルの選手との「壁」に弾き返された格好。

準決勝でチュメオに苦杯を喫したハリソンは3位決定戦でベラ・モスカリュク(ロシア)を下して表彰台はキッチリ確保。フランス期待の新人サマアワ・カマハは初戦でユン・ヒュンジ(韓国)に縦四方固「一本」で敗れた。

【3位決定戦】

チョ・ミユン(韓国)○送襟絞(2:16)△マイラム・マザウ・サラ(ガボン)
ケイラ・ハリソン(アメリカ)○優勢[技有・大内刈]△ベラ・モスカリュク(ロシア)

【決勝】

オドレイ・チュメオ(フランス)○優勢[指導2]△ルイーズ・マルツァーン(ドイツ)

■ 78kg超級・低空飛行のトーナメントは韓国勢対決で幕
【入賞者】 エントリー14名
1.KIM, Jiyoun(KOR)
2.LEE, Eun-Ju(KOR)
3.ANDEOL, Emilie(FRA)
3.KINDZERSKA, Iryna(UKR)
5.KONITZ, Franziska(GER)
5.TAKIGAWA, Mao(JPN)
7.PARK, Da-Eun(KOR)
7.SOKOLOVA, Nataly(RUS)


決勝は韓国対決。かつてグランドスラム東京に派遣される(2009年、初戦で塚田真希に敗退)など期待されながら結果を残せず近年国際大会への出場がほとんどなかった25歳のイ・ユンジュと、2011年ユニバーシアード無差別1位、2010年東京世界選手権無差別代表、2011年パリ世界選手権78kg超級代表とチャンスを貰いながらこれも勝ち切れず国際大会の出番が激減していた25歳のキム・ジヨウンの同世代2人がマッチアップすることとなった。

この決勝は一世代前の韓国女子超級の停滞を象徴するような低調な試合。手先の組み手争いに終始し、深く掴んだと思えば技を仕掛ける前に自ら離して再び組み手争いからやりなおし、仕掛ける技と言えば足の蹴飛ばしあいのみ。度胸も野心もポリシーも持ち合わせない2人がただただ畳に居続けるという酷い様相、国際映像も思わず観客席にスイッチを続けて画面から畳上の2人が消えること頻発という極めて退屈な試合となった。

ロンドン五輪で現出したこの手の「攻めずにリスク管理のみに終始する」というスタイルが「組み合う」新ルール施行という荒療治を呼び起こしたわけだが、韓国女子超級の典型的な戦闘スタイルを採るこの2人がアクティブに活躍していたのはまさしく北京-ロンドン期。IJFがテコ入れに動いたのは是であったな、との思いを新たにさせるこの試合は「指導3」対「指導1」でキムが勝利。4分試合が続いたのが不思議なほどの凡戦であった。

第1シードのエミリー・アンドル(フランス)は一貫して動きが重く、準決勝でイに「指導2」対「指導1」で敗戦。

日本の滝川真央は2回戦でイに「指導2」対「指導1」で敗れたが敗者復活戦を勝ち上がって3位決定戦まで辿り着く。しかしイリナ・キンザルスカ(ウクライナ)の「左右両刀使い」についていけず、右大外刈を数度受けたあとの左払巻込に転がり「技有」失陥。そのまま崩袈裟固に抑え込まれて一本負けを喫した。

滝川は、本格派の超級選手に組み手で我慢が利くことと得意技が担ぎ技(袖釣込腰)であることで、「対大型選手用の柔道」「大きい選手に勝てる柔道」が出来ることが売り。その滝川が技の構成としては典型的超級選手でありランキング20位台が指定席(現在は16位)のキンザルスカに為す術なく敗れたという事実は大きい。若い滝川にとっては5位という結果以上に厳しいものを突き付けられた大会であった。

【3位決定戦】

イリーナ・キンザルスカ(ウクライナ)○合技(3:22)△滝川真央(日本)
エミリー・アンドル(フランス)○優勢[指導2]△フランジスカ・コニッツ(ドイツ)


【決勝】

キム・ジヨウン(韓国)○優勢[指導3]△イ・インジュ(韓国)


【日本選手勝ち上がり】

滝川真央(日本大1年)
成績:5位

[2回戦]
滝川真央○優勢[有効・小内刈]△カロリン・ヴァイス(ドイツ)

左相四つ。左小内刈「有効」、袈裟固で抑え込み2つ目の「有効」を得て勝利。
[準々決勝]
滝川真央△優勢[指導2]○イ・インジュ(韓国)

滝川左、イは右組みのケンカ四つ。奥襟を叩いて頭を下げさせるイの圧殺戦術を捌き切れず「指導2」失陥で敗戦。

[敗者復活戦]
滝川真央○合技[内股・袈裟固](3:01)△ナタリー・ソコロワ(ロシア)

ケンカ四つ。相手の内股を透かしてからの左内股で「技有」。袈裟固で抑え込み合技「一本」。

[3位決定戦]
滝川真央△合技[払巻込・崩袈裟固](3:22)○イリーナ・キンザルスカ(ウクライナ)

左右の大外刈で積極的に攻めるキンザルスカを止められず序盤に「指導1」失陥。終盤、右大外刈を固め打った後にキンザルスカが放った左払巻込に捕まり「技有」失陥。そのまま抑え込まれて終戦。

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