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グランドスラムアブダビ・最終日各階級ひとこと展望

(2014年11月1日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版11月1日掲載記事より転載・編集しています。
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グランドスラムアブダビ
最終日各階級ひとこと展望
■ 78kg級
-ソルキョンとハリソン参加の豪華陣容、1回戦のハリソンvsマロンガ戦は必見-

11年世界選手権と12年ロンドン五輪王者のケイラ・ハリソン(アメリカ)、そして13年世界選手権王者ソル・キョン(北朝鮮)が参戦する豪華トーナメント。ソル・キョンは第4シード、今夏戦線に復帰したばかりのハリソンは四つ角シード選手から漏れたがこの2人が優勝を争うと考えて良いかと思われる。

第1シードはアナマリ・ヴェレンチェク(スロベニア)、第2シードはルイーズ・マルツァン(ドイツ)というツアー常連の強豪。第3シードにもアビゲイル・ヨー(ハンガリ)という強豪が配されてこの階級の陣容は非常に充実。

組み合わせを整理すると、プールAがヴェレンチェク、プールBがソル・キョンとナタリー・ポウエル(イギリス)、プールCがマルツァン、プールDがヨーとハリソン。

ソル・キョンvsポウエル、ヨーvsハリソンの準々決勝が予選ラウンドの山場ということになるわけだが、その前に注目しておきたいのがハリソンの初戦。昨年の世界ジュニア選手権をきっかけに以後大活躍、気風の良い柔道ではあるいは世界選手権抜擢もあるのではと噂されたマデリーン・マロンガ(フランス)がマッチアップするのだ。マロンガはパワーファイターでありこの属性だけで勝負するならハリソンには敵わないが、この人は後の先の技も利き、力関係を覆す一撃の可能性も十分。ハリソンのコンディション次第では面白い試合になるかもしれない。

■ 78kg超級
-優勝候補は第3シードのユー・スン、復帰2つ目のタイトルなるか-

第1シードにツアー常連のフランジスカ・コニッツ(ドイツ)、第2シードにはグルサ・コジャトルク(トルコ)が入ったが、優勝候補筆頭は第3シード選手のランキング13位、ユー・スン(中国)と見る。
中国勢の序列3番手以降と目されていたユーは2013年5月のワールドマスターズで優勝を果たしてブレイク、しかし以後結婚して戦線を離脱しているとの情報だったが今年復帰を果たし、2月のグランプリ・デュッセルドルフでは3位、9月のグランプリ・ザグレブでは復帰後初の優勝を飾っている。同大会ではサラ・アドリントン(イギリス)とコジャトルクを倒しており、今回は一段レベルを上げてコニッツとマッチアップ。現在の戦力がどの段階にあるのか、重量級王国中国にあって来年度以代表として世界大会に出てくる可能性はどのくらいなのか、今大会のパフォーマンスには関係者の注目が集まる。

■ 90kg級
トートとエルモント、13歳差の優勝候補対決に期待

1週間前までエントリーリストに名前のあった世界選手権覇者イリアス・イリアディスの参加はなし。

同大会で銀メダルを獲得したばかりのクリスチャン・トート(ハンガリー)が第1シードに入りこの人が最注目選手。第4シードに入った05年カイロ世界選手権王者のギョーム・エルモント(オランダ)が最大のライバルで準決勝での対戦が濃厚。トートは20歳、エルモントは33歳と対象の妙。勢いからすればトート有利と見るべきで、トートが先週フロリダで行われた世界ジュニアに出場(優勝)したばかりで疲労の蓄積が心配されること、エルモントが世界選手権で7位に入賞するなど今季好成績を上げており緩やかながら上り坂にあることが不確定要素。

エルモントの山にはグランプリ・アスタナで1位になったばかりのコムロンショフ・ウストピリヨン(タジキスタン)がいるが翌週のタシケント大会5位でその実力の最高到達点は一応確定した印象で大爆発を見込むのは難しい。

もう片側で決勝を争うのは第2シードのノエル・ファンテンド(オランダ)と第3シードのキリル・ヴォプロソフ(ロシア)の実力者2人。ファンテンドの山にはモハメド・ダーウィッシュ(エジプト)とセリオ・ディアス(ポルトガル)、ヴォプロソフの山には同じロシアのムラト・ガシエフがいる。

普通に考えれば表彰台はトート、エルモント、ファンテンド、ヴォプロソフにガシエフを交えた5人で4席を争うと考えて良いかと思われる。ほかに爆発力を期待出来るのは世界選手権でベイカー茉秋を大外刈で投げつけてイリアディスと好試合を演じたディアスだが、以後のあまりにも脆い試合ぶりを考えるとファンテンドと戦う準々決勝までの2試合を勝ちぬけるかどうかがそもそも微妙。

地元UAEの「モルドバ傭兵部隊」の一角ミハエル・マーチタンは初戦でゲイリー・ホール(イギリス)、2戦目でウストピリョン、準々決勝でエルモントという厳しい組み合わせ。なんとか決勝ラウンド進出までを狙いたいところ。

■ 100kg級
-役者揃った好トーナメント、注目はプールファイナルのレマレンコvsガシモフ-


一次登録に名前のあった世界王者ルーカス・クルパレクの出場はなくなったが、それでも面白いメンバーが揃った。

第1シードのシリル・マレ(フランス)、第2シードのエルマー・ガシモフ(アゼフバイジャン)、ダーティファイトキャラが定着しつつあるチェリヤビンスク世界選手権銅メダリストの第3シード者カールリヒャード・フレイ(ドイツ)、復帰の途上にあり今月のグランプリ・タシケントで優勝を飾ったばかりの第4シード選手ラマダン・ダーウィッシュ(エジプト)にノーシードで参加のロンドン五輪銅メダリストディミトリ・ピータース(ドイツ)とこれだけでも十分楽しめる強力陣容だが、なんといっても今大会で注目すべきは地元UAEの26歳、イワン・レマレンコ。

第1日展望の冒頭でも書かせて頂いた通り、この人は今夏のチェリャビンスク世界選手権で大ブレイク。レイズカヨル(カナダ)を右小内刈、ナイダン・ツブシンバヤルを大外刈、シリル・マレも大外刈と超強豪3人をいずれも投技「一本」に仕留める大活躍を見せて3位に入賞している。9月のアジア大会は出場直前に出場規定(国内居住3年以上)に引っかかって失格となっており、今大会が世界選手権後の初試合。果たしてあの強さは本物なのか、今大会は世界中がレマレンコの出来を注視しているはず。

選手配置はプールAがマレ、プールBにダーウィシュとピータース、プールCがガシモフとレマレンコ、プールDがフレイ。エントリー僅か16名ゆえ、ほとんど全てが見逃せない試合。まずはプールCの2回戦(準々決勝)、レマレンコ-ガシモフ戦に注目。

■ 100kg超級
-中堅選手が密集、注目は初タイトル得たばかりのバトトルガ・テムーレン-

第1シードがレナト・サイドフ(ロシア)、第2シードがロイ・メイヤー(オランダ)、第3シードがバルナ・ボル(ハンガリー)で第4シードがアンドレ・ブライドバルト(ドイツ)。

この4人以外にも2010年東京世界選手権銅メダリストでこのところ国際試合に復帰しているイスラム・エルシャハビ(エジプト)、ダニエル・ナテア(ルーマニア)らがエントリーしており面子はなかなか。世界選手権で表彰台に上がるようなAグループの選手は参加しなかったが、その分Bグループ上位の選手がギッシリ集まったという印象。通常のグランプリ大会の基準で考えれば相当に豪華なメンバーと言える。

ノーシード選手で注目すべきは2週間前のグランプリ・タシケントでキャリア初のワールドツアー優勝を飾ったもと日本大所属のバトトルガ・テムーレン(モンゴル)。日本在住時の強さから考えれば遅すぎるくらいの初タイトルだが、これを機についにブレイクなるか。プールBに配されたテムーレンは2戦目でナテア、準々決勝がブライドバルトと組み合わせは悪くない。準決勝のサイドフ戦が表彰台獲得に向けた最大の山場。

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版11月1日掲載記事より転載・編集しています。
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