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嶺井美穂が優勝、準々決勝でライバル鍋倉那美を「技有」優勢で下す・インターハイ柔道競技63kg級レポート

(2014年10月31日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版10月31日掲載記事より転載・編集しています。
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嶺井美穂が優勝、準々決勝でライバル鍋倉那美を「技有」優勢で下す
インターハイ柔道競技63kg級レポート
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2回戦、鍋倉那美が後迫志音から内股「一本」

高校選手権王者の鍋倉那美(大成高2年)と昨年の講道館杯準優勝者嶺井美穂(桐蔭学園高2年)のライバル2人が準々決勝で激突。

ここまで鍋倉は1回戦で金成早葉(磐城高3年)を合技「一本」(0:32)、2回戦では後迫志音(日南振徳高2年)を出足払、大外刈、小外刈と全く休ませず内股で「技有」「一本」(0:52)と連取して勝利、3回戦でも伊藤佑理(佐久長聖高3年)を横四方固(0:36)に仕留め3連続一本勝ち。

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2回戦、嶺井美穂が畠中理華子を右大外刈で叩き落とす

一方の嶺井も2回戦で畠中理華子(奈良育英高3年)を大外刈(2:04)で仕留める好スタート。投げられた相手が脳震盪を起こしてしばし立ち上がれず、持ち前の投げの威力を見せつけた恰好のこの試合を経た3回戦は幸田奈々(鹿児島南高2年)を開始僅か8秒の大外刈「一本」(0:08)で退け、こちらも連続一本勝ちと文句のない勝ち上がり。

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嶺井が大内刈で押し込み「技有」

この試合は鍋倉が右、嶺井ともに右組みの相四つ。引き手から先に持ち袖を確保し続ける鍋倉が序盤ペースを掴み、開始早々の右大外刈で嶺井を崩し、46秒には十分の組み手から右内股を放つ。この技は潰れたが直後嶺井に「指導1」。

奮起した嶺井は釣り手を持つなりの右大外刈、さらに左小外刈に繋ぐ強気の組み立てで鍋倉を伏せさせ、次いで引き手で袖を確保して鍋倉を場外へと送り出す。嶺井が奥襟を掴んだ釣り手を鍋倉が首を抜いて回避し、1分24秒鍋倉に首抜きの咎で「指導1」。

1分40秒過ぎの鍋倉の右内股から攻防のスピードが加速。直後嶺井が釣り手を叩き込みながら回し込みの右内股、鍋倉が膝をついて耐えるそのまま大内刈の形で真裏に押し込んで「技有」を奪う。経過時間は1分55秒。

鍋倉は釣り手を奥襟、クロスと入れ替えながら右内股に右背負投、隅返で猛追するが嶺井は手堅く試合を進め、反撃気運の醸成を許さず。以後ポイントは動かず、この大一番は「技有」優勢を以て嶺井の勝利となった。

嶺井は準決勝で伊藤友希(比叡山高1年)を合技「一本」(1:31)に仕留め、4戦して3つの一本勝ちという抜群の内容で決勝に進出。

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抜群の戦闘力を発揮、高校選手権に続いて決勝まで進んだ佐藤史織

逆側の山から決勝に進んだのは高校選手権準優勝者の佐藤史織(新田高3年)、こちらは持前のしぶとさを発揮しての勝ち上がり。1回戦は楠本亜美(長崎明誠高2年)から「指導」4つを奪っての反則(3:10)、2回戦は高橋仁美(本荘高2年)を「指導3」優勢、3回戦は巣山栞里(富士学苑高1年)をこれも「指導3」の優勢、勝負どころの準々決勝では団体戦優勝メンバーの米澤夏帆(東大阪大敬愛高3年)を「指導1」優勢で下し、準決勝は北原優香梨(木更津総合高3年)を合技「一本」(3:40)で破っての決勝進出。

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決勝、嶺井は佐藤の動きに先んじて大外刈、「一本」

決勝は嶺井、佐藤ともに右組みの相四つ。
嶺井が釣り手で奥襟を叩くと佐藤は畳に伏せ落ち、嶺井すかさず抑え込むがこれは2秒で佐藤が逃れ「待て」。

佐藤は右に巻き込んで得意の手数勝負を志向するが嶺井許さずに止め、二本確保して右払腰。佐藤崩れて、直後の41秒佐藤に「指導1」が宣告される。

佐藤は嶺井の引き手を切り離すことに成功、片襟を掴むや高い打点で右背負投。嶺井は崩れ落ち、佐藤はここから右の巻き込みを2連発。

佐藤の得意な泥沼の粘戦に試合の流れが傾きかけたかに思われたが、嶺井はこれを許さず。佐藤が釣り手を持ちながらの巻き込みを試みようとしたところに一段スピードアップ、佐藤の狙う反時計回りの方向に先んじて回り込むと、回旋力を生かして高速の右大外刈。佐藤逆らえず、この技は豪快に決まって「一本」。

先手志向の佐藤の先を行き、しかも狙ったのはあくまで具体的な投げ一発。スピードと発想、全てでモノの違いを見せつけた一発。「指導」累積でこの日4勝を挙げている佐藤の戦闘力は抜群だったが、嶺井は位相の違うところにいた感あり。

入賞者と準々決勝以降の結果は下記。

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優勝の嶺井美穂

【入賞者】

優 勝:嶺井美穂(桐蔭学園高2年)
準優勝:佐藤史織(新田高3年)
第三位:伊藤友希(比叡山高1年)、北原優香梨(木更津総合高3年)
第五位:鍋倉那美(大成高2年)、米澤夏帆(東大阪大敬愛高3年)、飯野鈴々(北筑高3年)、佐々木ちえ(平田高1年)

嶺井美穂選手のコメント
「ずっと2位で、春の選手権も負けてしまったしこの大会に賭けていました。1週間前からしっかり気持ちを作れて『今の自分を出し切りたい』と素直に思えるようになっていました。シニアでは逆転で負けることが続いていたんですが、その半年の経験を試合中に思い出せました。悪いパターンや、下がってしまったことを思い出す冷静な自分がいました。組み際の大外刈を意識して戦いましたが、今日は密着した時に競りながら、スピードに乗りながら技を仕掛けられたのが良かったと思います。シニアで戦うために技も組み手もレベルを上げないといけませんが、まずはジュニアでしっかり結果を出したいと思います」

【準々決勝】

北原優香梨(木更津総合高3年)○優勢[指導1]△佐々木ちえ(平田高)
佐藤史織(新田高3年))○優勢[指導1]△米澤夏帆(東大阪大敬愛高3年))
伊藤友希(比叡山高1年)○優勢[指導3]△飯野鈴々(北筑高3年)
嶺井美穂(桐蔭学園高2年)○優勢[技有]△鍋倉那美(大成高2年)

【準決勝】

佐藤史織○合技(3:40)△北原優香梨
嶺井美穂○合技(1:04)△伊藤友希

【決勝】

嶺井美穂○大外刈(1:31)△佐藤史織

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