PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

グランプリ・アスタナ第1日5階級ひとこと展望

(2014年10月10日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版10月10日掲載記事より転載・編集しています。
ドコモ版QRコード
docomo版QRコード
KDDI版QRコード
au版QRコード
第1日5階級ひとこと展望
グランプリ・アスタナ
■ 60kg級
-スメトフとダシュダバ参加のハイレベルトーナメント、石川裕紀の相手は全戦が強豪-

強豪が揃った。第1シードが2週間前のアジア大会で世界選手権王者ガンバット・ボルドバータルと日本代表の志々目徹を破って金メダルを獲得したイェルドス・スメトフ(カザフスタン)、第2シードがリオ世界選手権銀メダリストのダシュダバ・アマーツブシン(モンゴル)、第3シードにはフランスの第一人者で世界選手権で好パフォーマンスを見せたソフィアン・ミルスが入り、第4シードはモンゴル第三の矢ガンボルド・ケーレン。

トーナメントを見守る興味の第1は、ジュニア時代からその潜在能力の高さを指摘され続けながらなかなか世界の中で序列を上げられなかったスメトフが「アジア大会王者」そして「世界王者を倒した男」としてその強さと存在感を確定させられるか。この人意外にもワールドツアーの優勝は1度だけであり(2013年グランプリ・アルマティ)、今大会に優勝出来るかどうかは再び勝ったり負けたりのBグループ選手に堕ちるか、ガンバットやムドラノフ、高藤直寿と張って最前線で戦う存在として序列が確定されるかどうかの最初の分岐点だ。

もう一つの興味は日本代表石川裕紀(了徳寺学園職)の出来。高藤直寿が一人旅を続けるこの階級で石川は全日本実業個人4連覇中、国際大会で成績を残しさえすれば追撃一番手の椅子に座ることがほぼ確実なところまで実績と内容を積み上げつつある。特にスメトフは高藤に4敗し、かつアジア大会代表の志々目を倒しているという日本選手の序列を測る上では「旬」の選手であり、石川にとっては大チャンスである。

シード順は前述の通りだが、石川はプールD。初戦はミルス、準々決勝はワールドツアー常連の地元選手アスカト・テルマノフ(カザフスタン)、準決勝がダシュダバ、決勝はスメトフという非常に厳しい組み合わせ。これまでもここぞというところでメンタルが縮こまりベストパフォーマンスを発揮していない石川だが、キャリアの大きな分岐点となり得る今大会、好試合を期待したい。

■ 66kg級
-ムカノフ中心の混戦、日本勢2人は大チャンス-

近年の成績的な最高到達点がもっとも高いのは第3シードのアザマト・ムカノフ(カザフスタン)、第2シードに大ベテランのスゴイ・ウリアルテ(スペイン)が座り、第1シードはランキング13位のシャーサン・ディミトリ(ベラルーシ)、第4シードがパウル・ザグロドニック(ポーランド)というのが階級の勢力図。

ムカノフはリオ世界選手権の銀メダルがやや出来過ぎであるという評価が以降のパフォーマンスから確定しつつあり、ウリアルテはパフォーマンスの波のサイクルが数年スパンのベテランで、残る2人は中堅と評するしかないBグループ以降の選手。トーナメントのレベルは、参加選手の名前ほど高くない。

そんな中投入される橋口祐葵(明治大2年)と宮崎廉(日本通運)の日本勢2人にとっては大チャンス。橋口はプールCに配され、準々決勝でウリアルテ、準決勝でムカノフとの対戦が濃厚。宮崎はシャーサンの山であるプールAに配され、2戦目でもと60kg級の強豪エリオ・ヴェルデ(イタリア)との対戦がある。両者ともにワールドツアーの表彰台に手が届く可能性は十分。好パフォーマンスに期待したい。

■ 48kg級
-ロッセネウとモスカット、シード選手2人の激突-

一次登録の段階ではドーピング疑惑による出場停止処分が解かれたシャーリン・ファンスニック(ベルギー)の復帰2戦目というのがこの階級最大の注目点であったが、最終エントリーリストのこの選手の名前はなし。

参加19人というこの時期の女子としてはなかなかの人数を揃えながら、この階級は第1シードのアメリー・ロッセネウ(イスラエル)と第2シードのヴァレンティナ・モスカット(イタリア)の対決という構図以外に注目点がない、とでも言うべき脆弱なラインナップとなった。ある意味オフシーズンのグランプリという大会のニッチにぴったりはまる階級とも言える。みどころ少ない階級。

■ 52kg級
-「入賞出来なかった」強豪たちによるサバイバルトーナメント-

第1シードがワールドランキング7位のギリ・コーヘン(イスラエル)、第2シードがアディヤサンプ・ツォルモン(モンゴル)、第3シードがローラ・ゴメス(スペイン)で、第4シードがムンクフバータル・ブンドマー(モンゴル)。ムンクフバータル・ブンドマーの山にはイルゼ・ヘイレン(ベルギー)と前月のザグレブ大会dえ2位入賞のヨアナ・ラモス(ポルトガル)、アディヤサンプ・ツォルモンの山にはロミー・タラングル(ドイツ)、メンバーとしてはなかなか。

そしてこの有力メンバー、全員がワールドツアー皆勤者でありながら、いずれも今夏の世界選手権では入賞(7位以上)出来ていないという共通項がある。来年の世界選手権を睨む上でどうしても欲しいシード権、そこに向けての戦いが早くも始まっていると解釈しておくべき陣容。

注目はアジア大会で個人戦代表を逃しながら、団体戦ではさすがの強さを見せたムンクフバータル・ブンドマーの出来。コーヘンは前月のザグレブ大会で3位、ヘイレンは5位、ゴメスは7位であり、現在上がり目にあるのはこの人くらいとも言える。ラモス、ヘイレンとの連戦を経て決勝ラウンド進出を狙うこの人のパフォーマンスに期待。

■ 57kg級
-フィルツモザーとカラカスが2強-

第1シードのサブリナ・フィルツモザー(オーストリア)と第2シードのヘドウィグ・カラカス(ハンガリー)が2強。というよりも第3シードがヨハナ・ロジェ(セルビア)、第4シードがティナ・ツェルトナー(オーストリア)という以降のメンバーを考えると、事前予測としてはこの2人の決勝対決以外にシナリオが抱きにくい状況。アップセット要素としてもツェルトナーの山のジュリア・クインタバレ(イタリア)がいるくらいで、まさしくオフシーズンのグランプリ大会。2強のパフォーマンス、そしてそれを倒す選手の出現に期待。

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版10月10日掲載記事より転載・編集しています。
ドコモ版QRコード
docomo版QRコード
KDDI版QRコード
au版QRコード

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.