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王子谷剛志が負傷のアクシデント乗り越え金メダル獲得、地元キムスンミンは無念の3位・アジア大会100kg超級レポート

(2014年9月26日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版9月26日掲載記事より転載・編集しています。
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王子谷剛志が負傷のアクシデント乗り越え金メダル獲得、地元キムスンミンは無念の3位
アジア大会100kg超級レポート
【成績上位者】エントリー11名
1.OJITANI, Takeshi(JPN)
2.ULZIIBAYAR, Duurenbayar(MGL)
3.KIM, Sung-Min(KOR)
3.TANGRIEV, Abdullo(UZB)
5.ABDURAKHMONOV, Mukhamadmurod(TJK)
5.KRAKOVETSKII, Iurii(KGZ)
7.LIU, Jian(CHN)
7.SHYNKEYEV, Yerzhan(KAZ)

優勝を争う強者はキム・スンミン(韓国)と王子谷剛志、ジョーカーは大ベテランの33歳アブドロ・タングリエフというのがトーナメントの大きな構図。

そんな中、大本命のキムが準決勝でダークホースのウルジバヤル・デューレンバヤル(モンゴル)に敗退。準々決勝でタングリエフをGS延長戦「技有」で仕留める消耗戦を経て迎えたこの試合は開始早々の32秒、ウルジバヤルの右背負投をまたいで受けてしまい、そのまま走られてあまりにも意外な「一本」失陥。キムは投げられた場外で立ち尽くしたまま茫然、主審に促されてようやく我に返るショック状態で、第1シードで迎える地元大会という状況に掛かる圧力の凄まじさが伺われた。

優勝を果たしたのは今春の全日本選手権覇者、22歳の王子谷剛志。
初戦(準々決勝)は身長193cm、体重135kgのリウ・ジエンとの組み合いに応じ、得意の右大外刈で畳に埋めて一本勝ち、準決勝では今夏の世界選手権7位のユーリ・クラコベツキ(キルギスタン)を大外刈から払腰の連絡技で紙のように吹っ飛ばして一本勝ち、順調に決勝へと進出。

決勝は3試合連続の右相四つ、前回対戦(2014年ヨーロッパオープン・オーバーヴァルト)で支釣込足「一本」を奪っているウルジバヤルと対戦。引き手で襟を握ってガップリ組み合ったまま試合を進め、3分20秒に相手がおそらくは内巻込を企図して体を反転させようとしたところを引き落とし「有効」奪取。しかし直後、思い切り放った右大外刈を透かされ、自ら畳に突っ込んでしまい左肩を負傷するアクシデント。戦後亜脱臼と診断され翌日の団体戦の欠場を余儀なくされる重症であったが、なんとか残り時間を戦い切ってタイムアップ。しっかり優勝を
決めて見せた。

歴代代表が苦戦して来たキムを大舞台で倒して世代交代を印象付けるというところまでは上り詰められなかったが、優勝という結果、そして2つの「一本」奪取という内容はおそらく強化陣にも及第点を与えられているはず。そして王子谷が今大会の優勝を持って七戸龍に続く日本の重量級二番手に座ったというところまでは衆目の一致するところ。相手に有利な組み手を与えすぎる(具体的には相四つの相手の釣り手に高い位置を許す)傾向はあるが、今大会に関してはその実力差の大きさに鑑みての鷹揚な措置、下手に切られてチャンスを逃すよりも「一本」奪取には組ませておいた方が良いという戦術的選択の結果と理解しておきたい。グランドスラム・チュメンで見せた左袖釣込腰一択という弱気を見せることなく、得意技の大外刈で相手を壊しに掛かった姿勢も買い。王子谷にとっても強化陣にとっても収穫多き一日だった。

【3位決定戦】

TANGRIEV, Abdullo(UZB)○外巻込(4:26)△KRAKOVETSKII, Iurii(KGZ)
KIM, Sung-Min(KOR)○優勢[指導1]△TANGRIEV, Abdullo(UZB)

【決勝】

王子谷剛志○優勢[有効・浮落]△ULZIIBAYAR, Duurenbayar(MGL)

■日本選手勝ち上がり

【準々決勝】

王子谷剛志○大外刈(2:56)△LIU Jian(CHN)

王子谷が小さく見える超巨漢のリウと対峙。
右相四つ、リウは釣り手で奥襟を叩くが王子谷叩き返してガップリ応じ、38秒右大外刈で叩き落として「有効」。ややお見合いが続いた1分30秒双方に「指導」が宣告されるが、左袖釣込腰とステップを切っての支釣込足で間合いを作った王子谷は3分3秒に思い切り右大外刈。斜めからアプローチし、真裏に叩き落とす豪快な一撃にリウの巨体畳に埋まり「一本」。

【準決勝】

王子谷剛志○払腰(2:13)△KRAKOVETSKII Iurii(KGZ)

シード選手のクラコベツキと対峙。
右相四つ。相手が釣り手を伏せたまま腰を切る前技の構えを見せたその戻りに合せて、思い切り右大外刈。勢いの付き過ぎた相手が大きく宙に浮くと右払腰に連絡。クラコベツキ紙のように舞い、吹っ飛んで「一本」。

【決勝】

王子谷剛志○優勢[有効・浮落]△ULZIIBAYAR, Duurenbayar(MGL)

王子谷、ウルジバヤルともに右組みの相四つ。
お互いガップリ奥襟を持ち合う。29秒、王子谷じゃ前回対戦で「一本」を奪った支釣込足を放ってウルジバヤル大きく崩れるが耐えて「待て」。
王子谷は引き手から、ウルジバヤルは応じて釣り手から襟を持つがウルジバヤルのブロックが激しくなかなか組みあいに至らず。1分23秒双方に「取り組まない」判断の「指導」。

3分20秒、王子谷がウルジバヤルが内巻込を狙って身を反らし捻ったところを止め捉え、肩を固定しながら押し込み落として隅落「有効」奪取。

以後もウルジバヤル内巻込を狙うが王子谷動ぜず潰す。
3分50秒、王子谷が右大外刈を仕掛けるがウルジバヤル透かして空振り。王子谷畳に突っ込み、左肩から落ちる。自らの勢いと体重を左肩で受け止める形になってしまっい明らかに負傷。以後は組み合うも攻めを出すには至らず、4分19秒「指導」を受ける。しかし相手を突いて距離を確保し、大過なく試合終了。

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