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キム・ウォンジン、そして世界王者ガンバットに志々目が挑む・アジア大会60kg級ひとこと展望

(2014年9月20日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版9月20日掲載記事より転載・編集しています。
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キム・ウォンジン、そして世界王者ガンバットに志々目が挑む
アジア大会60kg級ひとこと展望
■ 60kg級(エントリー24名)
【有力選手×階級概況】

先月ロシア・チェリャビンスクで行われた世界選手権で優勝したばかりのガンバット・ボルドバータル(モンゴル・WR1位)が強行参戦。体幹の強さとスタミナを軸に右組みから左右の担ぎ、小内巻込に肩車もあって足技も効いて、と非常に「モンゴルの軽量級」らしい好選手。もちろん今大会は優勝候補の筆頭。

ガンバットと国際柔道シーンにおける「格」で並ぶのはキム・ウォンジン(韓国・WR9位)のみ。昨年のリオ世界選手権では3位、グランドスラム東京では2位でいずれも高藤直寿と激戦を繰り広げたライバル。背負投、大外刈、小内刈、大内刈とこなす軽量級オールラウンダータイプで、奥襟を叩くパワーファイトも厭わない。今年2月のグランドスラム・パリ以降は試合出場を取りやめ、優勝候補に挙がるはずであった世界選手権の出場すらも見送って地元開催のこの大会に賭けている。

この2強に割って入らんとするのが志々目徹(了徳寺学園職・WR32位)。左内股と左大外刈の切れ味は国内屈指で、最高到達点の高さでは上記2人に引けを取らないはず。今回もマクロに見れば、その天才肌ゆえの秋の空のような不安定感、投げに拘るがゆえの攻めの遅さが何よりの不確定要素。国際柔道シーンの展開に基づいた客観的評価を為すならば3番手として位置づけざるを得ないが、畳に上がるのが「表」の目の志々目であれば金メダル奪取の可能性も十分。初戦の出来に注目。

後を追うのは日本人選手との対戦歴も多い(1勝6敗)、もと世界ジュニア55kg級王者でワールドツアー皆勤者のイェエルドス・スメトフ(カザフスタン・WR8位)、シャラフディン・ルトフィラエフ(ウズベキスタン・WR11位)、ツァイ・ミンエン(台湾・WR18位)。スメトフは志々目とこの1年間で1勝1敗という因縁もあるが、志々目が「指導3」優勢で勝利したグランプリ・デュッセルドルフの結果を考える限りでは問題はなさそう。

観戦という観点で注目すべきは柔道が面白いツァイ。2011年世界ジュニア55kg級で3位に入賞しているこの選手はワールドツアーの皆勤者。昨年までは身が軽く小内刈が上手い軽量級らしい好選手という印象に留まるレベルだったが、1年間でパワーを獲得し今非常に伸びている。王者ガンバットと早い段階で対戦してしまった世界選手権では予選ラウンド敗退に終わったが、このアジア大会には掛けるものがあるはず。

【組み合わせ】

志々目は国際大会での実績の少なさゆえ、4つ角シード漏れ。

第1シード(プールA)がガンバット、第2シード(プールC)がスメトフ、第3シード(プールD)がキム・ウォンジンで、第4シード(プールB)がルトフィラエフ。

そして志々目はキムの山に配された。対戦は2戦目、準々決勝。

攻め手が遅いが技は切れるという型の選手である志々目にとっては、ガツガツ距離を詰めに来るキムはむしろその長所を引き出してくれる可能性もある。が、昨年高藤に撒かれた餌に引っかかって奥襟を「誘われ」、距離を詰めんと叩いた瞬間に一発放られている経験のあるキムがどういう試合の組み立てをしてくるか。ここは互いに織り込んで考えているはずの攻防構成の分水嶺であり、注目して見守りたい。

志々目はキムを突破すれば準決勝のスメトフには勝利濃厚、決勝で世界選手権王者のガンバットに挑戦する機会が得られる。

世界選手権と日程が近いために役者の数が限られる今大会だが、その中にあって強者2人が参加してくれたこのトーナメントは志々目にとっての大チャンス。高藤のライバルであるキムに勝利し、世界王者ガンバットに勝てばキャリアは一気に開ける。柔道人生の転換点になるか、今日の志々目の活躍に期待

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版9月20日掲載記事より転載・編集しています。
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